前回、中学生がフルートを聴きにとお伝えしましたが、私は中学2年の時、素敵なバリトンの声に魅せられたって、前、ここに書いたかしら?
中学校で、その鑑賞会がどうしてあったのか、今でも不思議。
曲は、歌劇「リゴレット」から”悪魔め、鬼め”と四重唱”美しい愛らしい娘よ”。多分当時の中学生は、ほとんどオペラは聴いたこと無かったと思います。
確かに超有名曲ですが・・・、今思うとこの選曲も不思議な気がします。
でも、この時からバリトンに恋して・・・、以後良く通いました。
丁度その少し前からNHKがイタリアオペラ招聘、そしてやがて外国オペラ劇場の引っ越し公演へと繋がっていく、良い時代でした。
音楽の先生が「デル・モナコ」「デル・モナコ」と夢でうなされるように授業をしていらしたことを覚えています。
私も外国のテナーを生で聴いてしまって・・・ちょっ日本人では探せなかった。
バリトンは、真っ先の出会いでしたから、素直に御贔屓に。(もっとも、ディスカウは、何度も聴いたけれど、別次元と思っていた。)
ファンになった日本のバリトン歌手への想いは続きましたよ。
時は何十年か経って、旅回りの外国歌劇団も伊那へ来る様になり、テレビ、DVD 等でもオペラを気軽に鑑賞できる時代になります。
そして8年位前でしたか、暫くぶりの上野文化会館で宮里さんに出合いました。
皆様にも、ああライブお届けしたいなーって。
特に地方では滅多にお聴きできないから。
7年ぶり、宮里直樹さん、水野彰子さんをお招きし、再び開催の素晴らしいコンサートです。
日時 11月9日(土)15:00開演です。