ツバメ日記

登山と日々の出来事

みんなの生活。

2010-03-12 23:04:02 | インポート

2年前から、とある30数社からなる団体の幹事役の末席の会計の役を仰せつかっている。  会計報告の細かい数字の羅列に去年は目がかすんだが眼鏡を買い替えなかったので、今年は勘で数字を読み上げようかと思っている。

2年前に私が仰せつかった会計の前任の方は私が、この業界に入った29年前から某会社の創業者社長で研修旅行に飲み会と良く顔を合わせた。   結構、豪快な方で若いコンパニオンのあしらい方も上手な人だった。      

幹事会は事前に役員だけで昨年の会計報告、今年の事業予定の打合せを酒席の前に行う。

その席上で会計報告の打合せをしていると会員会社が1社脱会しているに目が留まった。     なんと会計前任者のその方の会社が倒産して破産宣告を2月にされたとの事だった。

たしか社長さんは70才近くで娘婿と少数の社員で経営をされていたと思う、社員とその家族、年老いた元経営者の今後を考えると何ともいえない気持ちになる。

不渡りを掴まされた問屋、ユーザー先と波紋は広がるし私自身にも心に波が押し寄せる。   何かの時には小さいながらも家くらいは嫁に残してあげたい。     

とにかく65才まで、社員みんなと会社を盛り上げて次にバトンを託したい。         

その時は何十年振りと思えるような、ゆったりした気分でお酒を飲めそう気がする。


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2 コメント

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引き際って、難しいんですよ。 (風花老師)
2010-03-13 06:11:43
撤退するときも、バトンタッチをするときも。
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風花さん。 ()
2010-03-13 19:16:48
撤退の時って、当人は何がなんだか正当な判断が出来なくなっているんでしょうね。

良き片腕がいれば、また違った方向に向かえたんだと思います。
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