台風で栗駒山に登れないので平泉を観光した。
雨の神社仏閣は風情がある。
観光客も台風の影響で多くもなく、でも世界遺産なので少なくもなく。
鐘を突けない鐘楼を眺めて先へ進む。
金色堂と宝物殿?の共通チケットを購入する。
今の金色堂を覆うのはコンクリートの建物だが古い木造の建物が近くに移築されている。
とっても風情があるのだ。
奥州藤原家の栄華を平泉に見ながら私は奈良の偉大さを想わずにはいられなかった。
昨年、寒い季節の平日に法隆寺を訪れて宝物殿?を学生の遠足も修学旅行もない一般観光客も少ない季節にじっくりと宝物殿であまたの仏像を眺めた。 すべて重文に国宝の仏像である。
私は仏像マニアでもないし、まったくもって興味もないけど、すべての仏像の表情が違うのだ、その時に仏像に癒されるという人たちの気持ちが少しわかったような気がした。
でも平泉で眺めた仏像は残念ながら、すべて同じお顔に思えた。
やはり日本の仏教・仏像は京都ではなく奈良が聖徳太子がルーツなのだ。
少し、田舎くさい奈良が誇らしげに思えた東北だった。
秋駒は3度目のリベンジを考えてます。
結構、ブヨも多かったんで秋がエエかも知れませんね。