多くの人には珍しい昭和初期の歌.
わたしはとっても懐かしい歌. 歌手が藤圭子だが 枯れた声?
で情緒あっていい ・・・・・
一番 の「愛して頂戴」 昭和10年頃までは まだ この種の
大正ロマンのを引きずった歌がけっこう沢山はやった。
二番 の「流砂の護り」 は ソ満国境 ソビエットと 満州国の
国境。 当時黒龍江と呼んだが、 アムール河 の事。
内蒙古あたりの 関東軍、国境守備隊 を歌ったもの、
正式軍歌ではない、 これは流行歌で、 軍隊内で
は歌わない(軍歌集にない) でも
― 私はこの歌が大好き!!―
三番 これも 勿論軍歌ではないが 軍隊内ではこの歌を知
らない兵隊はいない、 こっそり うたわれたもので、
最初のラッパは 「消灯ラッパ」で新兵さんは可哀想
だなー また寝て泣くのかよー ・・・・ と聞こえる
(新兵。初年兵 ・・ あと が入って来るか、一等兵 星
二つ ☆☆ になるまでは初年兵)
又、 人の嫌がる軍隊に 志願で来るよな馬鹿もいる
軍隊で出世 (士官学校を出なくても 懸命に努力すれば下士官には
なれた)したい、 農家の 二~ 三男坊 など など ・・
また、 スーチャン と言うのは、 兵隊達の 慣用語で
恋人 好きな人 or 年頃の娘 一般 を スーチャン
と言った。
四番 五番 はよく覚えていない?
藤圭子♥昭和を唄う(愛して頂戴・流沙の護り・可愛いスーちゃん・かえりの港・別れの磯千鳥)