ビールは瓶!然も麒麟でなくっちゃ。
三菱系の社員は麒麟以外は呑まなかった。バーや 飲み屋に行っても胸の
バッジを見ればバーテンは黙って麒麟を出した。それは麒麟ビールが
三菱系列だから ・・・ でもそれは昔の話しで、今はどうかなー??
当時の麒麟は宣伝は一切しなかったが、シエアーは75%を切ったことがな
かった。 でも今やその神話は完全に崩れ、ビールの戦国時代になった。
そのきっかけを作ったのは「アサヒ」が “ ドライ ” を発売してからだったと思う。
それと、ビールは瓶でなくっちゃ!のこだわりも完全に無くなって、今はスーパー
やコンビニには瓶ビールは置いてなくて、「アルミ缶」が主流で然も銘柄・種類
がメチャクチャに多い。
リタイヤして、こだわりを捨て慣れると、缶ビールが一番軽便で飲みやすく
便利が良く銘柄は何でもいい・・・・アルコールも4%から7%アップした。
ビール缶を潰して、あれこれ並べ変えて、構図を作って「油絵」に画いて、
それを素材にして「木版画」にしたもの(手間が掛る!)
初期の頃昭和60年代・・・「太平洋美術会」に入選した頃の作品。
「木版画」・・「失われた日々」・・60 ㎝ × 70 ㎝
平成5年始めての受賞作「太平洋美術会奨励賞」東京都立美術館ホール
で受賞式・・二階の大食堂でレセプションがあった時、本部版画部部長から
「大学生が来るかと思った」と言われた!・・思い出の作品。
「太平洋美術会」は平成8年にグランプリを取り、正会員にまでなったが、
体力の限界を感じ今は退会して、専ら体力を使わず頭を使う「パソコン」に
凝っている。
パソコン画 ・・・ ビール缶の持つ味わいは今も同じ・・・
― 日野葦平の ビールの歌 ―
ビールこそよろしきものか白き泡 かみつつあれば世界はいらず
エジプトのナイルのほとりピラミッド 築ける昔にビールは生まれぬ
コボコボと鳴れるビールのこの音に 我一生をあやまると知る
以下・・長いから省略する・・・
注)日野葦平は若松の人で、若松駅前に「日野葦平記念館」がある
「糞尿譚」で芥川賞を取った・・「麦と兵隊」「花と兵隊」・・兵隊物シリーズ
で有名!主に戦中に活躍した人。