J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本サッカー協会の話題39

2022-09-10 00:01:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 少し前になりますが、日本サッカー協会が世界一を目指すためのナショナル・フットボール・ビジョンを記したデジタル冊子『Japan's Way』を公開しています。昔と違って、現在の「田嶋ジャパン」は当ブログにとって、どちらかといえばネガティブな存在。今でこそAFCでそういう流れが来ているものの、Jリーグが強硬に反対しているのに、かなり昔から秋春制を強く推していた存在。女子W杯招致に失敗し、肝入りでスタートさせたWEリーグも頭打ち状態・・・ ただ、どのように語るにおいても、そのものを知らないと何も語れないので、まずはゲキサカのコラムから、このデジタル冊子をリスペクトさせていただきます。

日本サッカー協会が55ページの力作『Japan

日本サッカー協会が55ページの力作『Japan

 日本サッカー協会(JFA)は15日、世界一を目指すためのナショナル・フットボール・ビジョンを記したデジタル冊子『Japan

ゲキサカ

 

【日本サッカー協会が55ページの力作『Japan's Way』を公開!! 制作丸1年で“バイブル”完成、「賛同も批判も」議論の活性化期待】
「日本サッカー協会(JFA)は15日、世界一を目指すためのナショナル・フットボール・ビジョンを記したデジタル冊子『Japan's Way』を公開した。日本代表やなでしこジャパンの強化、育成年代の普及・強化、指導者養成の拡充、サッカーファミリーの拡大など、さまざまな施策の根幹となる日本サッカーの“バイブル”。海外での研修・指導が豊富な影山雅永JFAユースダイレクターを中心としたプロジェクトチームが、イラストや映像リンクも交えた全55ページの力作を完成させた。」
「①プロローグ~なぜJapan`s Wayなのか~
 ②フットボールカルチャーの創造
 ③望まれる選手像とは
 ④プレービジョン
 ⑤将来に向けた日本のユース育成
  1.成長のキーステージ    2.エリートユースのあるべき姿
 ⑥フィジカルフィットネスの未来
 ⑦将来のサッカーコーチとは?
 ⑧フットボール・ファミリーの拡大」

     
 
  
②フットボールカルチャーの創造
「この章では『誰もがサッカーで幸せになれる』という普及面にも配慮したピラミッド図が示された。ピラミッドは単純な三角形ではなく、“強化”と“普及”が同居するグラスルーツやユースサッカーを土台としながらも、その後は生涯スポーツを追求するアマチュア方面と、勝利を追求しながら選ばれた場所でプレーするプロフェッショナル方面の2方向に分化する“ダブルピラミッド”構造。少年団から大学まで日本特有のパスウェイが存在することを踏まえ、この『日本型ダブルピラミッドを高めていくこと、一方が高まればその影響でもう一方も高まる』というシナジーを通じて『世界一サッカーで幸せな国を目指していく」としている。」
④プレービジョン
「JFAにおけるプレービジョンとは『現代日本サッカーの特徴、国際サッカーにおけるトレンド、そして未来を予測し、それぞれを融合させたプレー概念』のこと。『我々の「日本サッカー」そのものは近年益々多様性に満ちており、可変的なものであることを踏まえた上で我々のやり方を構築していくことが大切』だとし、『みんなが同じようなサッカーに傾倒するのではなく、あくまでも基準とされるべきものが“プレービジョン”であり、そこからそれぞれが多様性を持って発展していくべき』だと指摘する。
 プレービジョンに関しては『成功へと導いてくれるだけではなく魅力的で感動を伴うプレーの方向性』『日本サッカーが陥りやすいガラパゴス化へのチャレンジ』『「世界基準」から「世界トップクラス」への目標の転換』という3つのテーマを提示。攻撃、守備それぞれにおいてエリア別に求められる動きが具体的に記されている。その上で『世界に負けない個の強さを、ハードワークをベースにした組織力と重ね合わせ、世界のトップを目指すこと』と定義している。」
⑧フットボール・ファミリーの拡大
「最終章は『多様性をいだきこむ』がテーマ。サッカーは『多様なグループが真に楽しめるものであること』『多様な価値観、楽しみ方を、寛容に受け入れること』『能力に応じて楽しめるものであること』『安心・安全であること』『皆から応援されるものであること』と提示し、『「W杯を掲げる」そのためには「サッカーで世界一幸せな国」になり、サッカーが「日常」になっていることが不可欠です』と強調された。
 そこでは『「いままでしてきた人」「真剣にやる人」のためのものになりがちだったことはなかったか、それが知らず知らず排他的な雰囲気を生み出していなかったか、あらためて振り返る必要があります』という問題提起も明記。『夢の実現に向けては、私達自身から積極的によりオープンになっていき、多様性を受け入れ、これまでサッカーに触れてこなかった人も含め「する」「観る」「関わる」全ての人たちが気軽に入って来ることができるインクルーシブなサッカーファミリーになっていくことが望まれます」とした上で「あの人たちがやっているサッカー」から「みんなのサッカー」になったとき、W杯を掲げるという夢も大きく近づいて来るはずです』と結論づけている。」

 まぁ協会のビジョンのようなものですか。Jリーグでも同様のものを観ましたね。海外での研修・指導が豊富な影山雅永JFAユースダイレクターを中心としたプロジェクトチームが作ったとありますが、ダイレクターは元J2岡山監督の影山さんではないですか。昔、偶然日立台で偶然お会いしたのを思い出す。ご活躍の様子。あれからJリーグではなく、ずっとアンダーカテゴリなど協会でお仕事を続けられているのですね。
 ちなみにJリーグと日本協会の関係といえば、こんなコラムもありますね。「
全国各地にサテライトオフィスを展開する計画も進行中だ」という部分がものすごく気になります。

 個人的に目に留まった部分をピックアップしてみました。「②フットボールカルチャーの創造」では、ダブルピラミッドがいいですね。「日本型ダブルピラミッド」で、「世界一サッカーで幸せな国を目指していく」という部分もいいですね。④は「日本サッカーが陥りやすいガラパゴス化へのチャレンジ」という部分が気になる。ガラパゴス化って・・・意味合的には世界を知らずに我が道を進んでしまう事でしょうが、それは自覚している事なのか、このチームが勇気を持ってて指摘している事なのか。世界のトップを目指すというが、そもそも今の立ち位置はわかっておられるのかと。個人的にはまだまだ世界ランクどおりの実力。多くの海外組経験者が口にするように、日本代表は進化しているが、世界はそれ以上に進化していて、決して距離は近づいていないと。それが協会の方々はわかっておられるのだろかと。まさにガラパゴス化か。
 ⑧はフットボールファミリーは拡大して欲しいですね。昔はサッカーファミリーという表現でしたが、昔と比べてパラスポーツも含めて競技の種類が増えましたからね。W杯を掲げるためにはサッカーが日常になっている事とありますが、肝心のJクラブが日常化(インフラ化)ではなく、相変わらず商業主義には走って、地域に目
を向けようとしない印象を持ってしまうところがあるのはどうなんだと個人的には思います。サッカーがインフラ化すれば、いつかW杯を掲げられるという考え方はあっていると思います。そういうのを実証したのがJ1川崎ですから。

 田嶋ジャパンになってから、当ブログではすっかり関心が低くなっており、個人的には早く新体制に移行して欲しいと思っています。今回のデジタル冊子に影山さんが関わっているというのは趣深いです。頑張って欲しいと思います。デジタル冊子を全部読まずに、こんな勝手な事を書いていて申し訳ないですが、ゲキサカのコラムを読んだだけでも、ある程度はわかったつもりです。という事でまた時間があったら、デジタル冊子を読んでみたいと思います。
日本サッカー協会公式HP該当ページ(デジタル冊子):https://www.jfa.jp/youth_development/outline/Japans_Way_2022.pdf
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スポーツフリーク集まれ2 | トップ | 頑張れ!オリンピック47 »

コメントを投稿