リスペクトコラムです。
平成30年7月豪雨災害が発生してから、J2岡山もいろいろと復興支援の活動をされましたが、最近はちょっと見かけなくなりましたね。先日もファン・サポーターの方から、「ファジを通して義援金募金をしたいけどどうしたらいいの? 振込口座とかないのかな?」と言われて返答できなかった事がありました。まぁ、地元で被災するという経験は初めてでしょうから、不慣れという事にしておきましょう。まさか、これで終了でもないでしょうから。
J1にふさわしいクラブは、こういう面でも継続事業としてしっかり実施されています。J1にふさわしいクラブになって欲しいので、災害復興でのよその事例を整理してみました。一度に川崎さんのようにはなれないでしょうけど、被災地クラブとして、被災約2か月で何ができるのか参考にしてほしいです。今後のJ2岡山の行動を注視させていただきます。
【当ブログの過去記事に見られる支援事例(「災害復興支援(東日本震災等)」カテゴリより)】
〔①義援金振込専用口座開設〕
〔②スタジアム等での支援物資(生活必需品)収集及び運搬〕 → これはもうタイミングが遅いか
J2大宮、J1仙台、J1横浜、J2福岡、J2山形、J2千葉、J1清水
〔③チャリティーオークション〕
〔④被災地地域産品の販売支援】
J1磐田、J1川崎、J1鹿島、J1鳥栖、J2愛媛、J1湘南、J2水戸、J2東京V、J2岐阜
〔⑤公式HPトップページへの専用ページもしくはバナー表示〕
〔⑥Jクラブによる単独キャンペーン(継続事業)(2013年当時)〕
浦和: 「東日本大震災等支援プロジェクト」(単独ページ)
仙台: 「宮城・東北DreamProject」(単独ページ)
清水: 「東日本大震災復興支援」(単独ページ)
磐田: 「東日本大震災復興支援活動~みんな仲間だ。~」(単独ページ)
川崎: 「Mind-1ニッポンプロジェクト」(単独ページ)
鹿島: (バナーのみリンクなし)
神戸:「東日本大震災支援活動について」(単独ページ)
【J2】
大宮: 「復興支援活動」(単独ページ)
新潟: 「がんばろう東北 SMILE PROJECT」(単独ページ)
松本:「One Soul プロジェクト」(単独ページ)
横浜FC:「震災復興支援活動」(単独ページ)
水戸:「WITH HOPE」(ホームタウンブログでの活動報告)
〔⑦Jクラブによる合同チャリティーマッチ〕
〔⑧スタジアムグルメ被災地派遣(J1湘南)〕
〔⑨選手による災害ボランティア参加〕
J1仙台、J2熊本、J2愛媛、
〔⑩チーム単位での被災地訪問〕
J1川崎
とまあ、こんな感じでした。ちなみに愛媛さんでは、選手会で、東日本復興支援活動の一環として、宮城県名取市閖上側溝捜索ボランティア活動に参加されています。愛媛というクラブはどこまで付加価値が高いのかと感心してしまいました。記事を読み直すと、「地方クラブが単発で他クラブの活動(サッカー教室等)と同じ事をしてもただの自己満足ではないか」というセリフが出てきます。これくらい素晴らしい価値観をお持ちなら、今回の災害でも2回選手で災害ボランティアに行くのは当たり前だよなぁと思いました。
J2岡山は、今回の災害で14年のクラブの歴史で初めてチャリティーグッズを企画販売しました。今まで決してチャリティーに関して気持ちの強いクラブとは言えなかったですが、今度は地元の災害。心を入れ直して継続事業として取り組んで欲しいと思います。被災地ではまだまだ復旧は終わっていません。それは災害ボランティアに行っているからこそ口にできます(行ってて良かった)。
上の事例は上にある方が取り組みやすく、下にいくほど困難だと思っています。発生してから日も経過したので、正直それほどできるとは思っていませんが、地元の被災された方々のために、岡山お得意の単発事業で終わらず、継続事業としていつまでも何かの事業を続けて欲しいと個人的に思っています。
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