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選手・現場の声54

2020-12-26 00:01:48 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 他にもいろいろと記事にしたいものはあったのですが、最近一番ショッキングだったニュースでした。当ブログでも新潟さんの早川選手など何人か、選手復帰を目標に闘病を頑張っている方を今まで紹介してきました。湘南さんの久光選手もその一人でした。最近近況がマスコミで出なかったので、てっきり元気にされているのかと思っていた中での訃報でした。残念です。
   
【訃報のお知らせ フットサルクラブ 久光重貴選手】
「かねてより闘病を続けながら私たちと共に戦ってまいりました、湘南ベルマーレフットサルクラブ所属の久光重貴選手が12月19日に逝去いたしました。共に戦っていただいた皆さまへの御礼と合わせてここに謹んでご報告させていただきます。」
引用:J1湘南公式HPFリーグ湘南公式HP

【フットサル湘南の久光重貴さんが死去 肺がん闘病「負けられない…」と最後のツイート】
「久光さんは小学校1年でサッカーを始め、中学からはV川崎(現東京V)のジュニアユースに入団。帝京高を経て、フットサルのカスカヴェウ(現ペスカドーラ町田)入り。08年に湘南ベルマーレフットサルクラブに移籍した。09年にフットサル日本代表に選出された。
 11年に骨髄炎を発病。復帰を果たしたが、13年には右上葉肺腺がんが見つかった。抗がん剤治療を続けながら現役選手としてプレーし続けてきた。
 久光さんは17日に自身のツイッターを更新。「ベルマーレを通じて応援してもらえることは、本当に嬉しいです。皆さんからのたくさんの温かい言葉が、自分の生きる力や頑張る勇気に変わります。気持ちが辛くて折れそうになる時もあるけれど、支えてくれる仲間やサポーターがいるから負けられない。想いを力に変えて頑張ります!」とつづった。これが最後の投稿となった。」
引用:デイリースポーツ久光重貴公式ツイッター

 何か悔しいですね。コロナイヤーもあり、個人的には今年亡くなった志村けんさんや、岡江久美子さんの時の衝撃に感覚的に近いです。久光さんは肺がん。骨髄炎を発病された2011年から数えて9年間病気と闘ってこられたわけですね。2013年にがんが見つかっても、抗がん剤治療を受けながら試合に出ていたとか。
 サッカーキングによれば、久光選手は2014年に当時同じく現役選手でありながら上咽頭がんで闘病を続けていたFリーグ神戸の鈴村拓也氏(現・デウソン神戸監督)と共に、フットサルファンへのがん検診啓発や小児がん患者への支援を行う団体「フットサルリボン」を立ち上げられ、小児病棟への慰問や自身の経験を伝える講演、試合会場での募金などの活動も精力的に行ってきたそうです。

 久光選手の最後の公式戦出場は2020年1月11日(F1仙台戦)で、短い出場時間ながら存在感を示し、チームも勝利を収め、リーグ戦出場は135試合。今シーズンも選手登録は済んでいたが、出場は叶わなかったとか。フットボールZONEに詳しい情報が載っています。
 そう考えたら、見事に完治されて試合に復帰された新潟さんの早川選手はよく頑張られたと思います。サッカー以外では何と言っても池江選手。東京五輪には間に合わないかもしれませんが、その次のパリ五輪にはぜひ出場して欲しいです。今後二度とスポーツ選手のこういう悲劇を見せて欲しくないです。改めて久光選手の訃報に接し、心より哀悼の辞を申し上げます。
Fリーグ久光選手関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130807
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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