J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

チャリティー活動の実施について

2021-06-03 00:01:45 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 昨日に続いて、久しぶりにリスペクトするJ3クラブです。熊本さんといえば、その昔に岡山がJリーグ入りを目指している時に、岐阜さんとともにお手本としていたクラブで、その付加価値の高さは全く色あせていないと思います。Jクラブにふさわしくない印象のところ、ふさわしい印象のところ、個人的にはいろいろ思うところがありますが、熊本さんは昔も今も当ブログにとってはお手本とすべきクラブです。
 J's LINKを観ていたら、熊本さんのいい事例を発見しました。クラファンとか応援募金とか、通常は「うちを助けてくれ~」のパターンが多いのですが、熊本さんは医療従事者支援、しかも県内2つのトップチームと合同のプロジェクトです。素晴らしいですね。
   
【「スポーツのチカラで熊本を元気に!『くまもと医療従事者支援プロジェクト』」クラウドファンディング終了のお知らせおよびご支援の御礼】
「5月31日23時00分をもちまして、熊本県のプロスポーツチーム3チームを中心に取り組んでおります「スポーツのチカラで熊本をもっと元気に!『くまもと医療従事者支援プロジェクト』」のクラウドファンディングによるご支援の受付が終了となりました。
 お陰様でクラウドファンディングによる支援金は606,000円お預かりする結果となりました。また本日までクラウドファンディングによるご支援のみならず、ロアッソ熊本ホームゲーム会場や、他チームの関係者の皆様によるご支援もお預かりしております。」
「皆様よりいただきました支援金につきましては、ピンバッチ製作費等実費をのぞきまして、熊本県内の医療機関を通じまして、新型コロナウイルス感染症患者の治療にあたる医療従事者の労働環境改善などに役立てていただくよう寄付させていただきます。なおロアッソ熊本ホームゲーム会場に於いては、今後しばらくは直接受付をさせていただく予定です。受付終了後あわせて寄附させていただきます。」
引用:J3熊本公式HP
該当クラファンHP:https://readyfor.jp/projects/kumamoto_sports
B2熊本公式HP該当ページ:https://www.volters.jp/news/detail/id=13717

【J3熊本:5/16(長野戦)『くまもと医療従事者支援プロジェクト』の受付について】
「現在、熊本県のプロスポーツチーム、ロアッソ熊本・熊本ヴォルターズ・火の国サラマンダーズの3チームにて取り組んでおります『くまもと医療従事者支援プロジェクト』の支援金受付を5/16ホームゲーム(長野戦)の総合案内所にて行います。
【支援金の受付】
 受付場所:えがお健康スタジアム場内総合案内所
 受付時間:11時30分~試合終了まで
 1口2,000円(現金のみ)でご支援いただいた方に、『We Respect』ピンバッジを1個進呈いたします。
 お預かりいたしました支援金は、新型コロナウイルス感染症の治療や予防の最前線で働く医療従事者の方々の労働環境改善などに役立てていただくよう県内の医療機関を通じて諸経費を除いた全額を寄付させていただきます。
【主催】
くまもと医療従事者支援プロジェクト実行委員会
・㈱アスリートクラブ熊本 ロアッソ熊本
・熊本バスケットボール㈱ 熊本ヴォルターズ
・KPB Project㈱ 火の国サラマンダーズ
引用:J3熊本公式HP
   
 このプロジェクトは、3クラブによる実行委員会で運営されており、お問い合わせ先はJ3熊本になっています。つまり、熊本さんが主導でこのプロジェクトをやっているという事。クラファン以外に支援金の受付を熊本さんのホーム試合会場の総合案内所でやっているとか。まさに率先してプロジェクトを実践しているわけですね。
 熊本さんの公式HPを観ていたら、バイオマスプラスチック製タンブラーの普及活動もされていますね。この活動は熊本市と、ロアッソ熊本、熊本ヴォルターズ、フォレストリーブス熊本、フェアトレード熊本の4団体でされています。本当に熊本県は、行政とともにトップチーム同士も仲がいいようです。上のクラファンも普段、しょっちゅう顔を合わせて意見交換をしていないとここまでは実現していないと思います。
   
 比較して地元岡山。ここまでの事は難しいでしょう。過去にJ2岡山が主導で実施したチャリティー活動がありました。それは東日本大震災の募金活動。あとは西日本豪雨災害くらいか。そこまでの事が起こらないと岡山では熊本さんのような活動はできないのでしょうか。それでもB3岡山ではそういう面での意識は一番高い印象はあります。行政やSPOC機構主導でそういう組織づくりは見られましたが、それはあくまでお膳立てに乗っかるというもので、熊本さんのようにトップチーム自ら動く事例とはちょっと違うと思います。
 先日のJ2岡山とB3岡山のコラボがありましたが、バスケからは盛り上げ役で駆けつけるが、逆にサッカーからは盛り上げ役で駆けつけませんという事でした。何となく立ち位置の違いがある印象を持ち、ちょっと残念に思いました。先日のアウェー松本戦でも、キックオフセレモニーで、地元のバスケとバレーの選手がアルウィンに駆けつけていました。ここら辺りの違いだなと個人的に思いました。
 地元岡山でも早く、熊本や長野のようにみんなでフェアに集って、県内全体のスポーツを盛り上げようという取り組みが観られる事を祈念しております。
J3熊本関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181207
   〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170920
   〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160529
   〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140928
   〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130725
   〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120209
   〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090420
   〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071107

   〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060608
   〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051003

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