J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jリーグの話題196

2021-02-01 00:01:46 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 新シーズンを考える時にどうしてもこの問題が出てきます。突然出てきた「みなし開催」というキーワード。最初に耳にしたのは12月でした。何それ?という感じでした。昨季はどうにかしてリーグ戦そのものを成立させよう、感染するのは事故。クラブのせいじゃないという考え方だと思っていました。ところがそれが今季はガラッと変わります。感染する方が悪い、ペナルティを課すべきという考え方です。個人的には100%理解できません。社会的には感染者差別は良くないという風潮。感染者を差別するのはハラスメントと言われているので。まずは12月頃の報道。
   
【Jリーグ、来季の試合開催可否基準は「13名」に決定、“みなし開催”の導入も】
「Jリーグは15日、2020年の最後となる理事会を実施。2021シーズンについての決議を行った。その中で、試合開催可否基準についても議論がなされ、従来の「14名」から「13名」に変更されることが決定した。記者会見に出席した黒田卓志フットボール本部長は「今シーズンは大会成立基準があり、コロナ禍でどれぐらい試合ができるか分からない中で6月に再開した」とコメント。「困難や不公平を乗り越えて1試合でも多く試合をしようということで、全体の75%、全クラブが50%以上の消化をすることとと降格なしということに決まった」と今シーズンのルールをおさらいした。
 ただ、新シーズンも新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況や台風などの荒天も考えられるが「コロナや荒天も含めて試合が開催できないときは代替日程で試合をするということになる」と、日程を変更して試合をすることとなり、「代替日程や会場もなくて試合ができない場合は、その試合は実施できていないが、みなし開催にせざるを得ないという考え方です」とし、試合をしていなくとも、したことになるとのこと。「みなし開催は責があるチームが0-3で敗戦という考え方となる」とし、不戦勝、不戦敗で決着をつけるとした。
 FIFA(国際サッカー連盟)やAFC(アジアサッカー連盟)などでは、規定違反などの不備があった場合は、そのチームが0-3で不戦敗というルールがあるが、それに則ることになる。
 「13名」にした理由については「今シーズンは14名を下回っても1試合でも多く試合をするということで、可能な限りリーグとクラブが協議するという形を取っていたが、来シーズンは13人という線引きをして、代替開催、みなし開催とするという議論がなされた」と説明した。」
引用:超WORLDサッカー!

 この時は代替試合を用意できない場合はみなし開催とするという考え方でした。この時は、結局昨季は全部代替試合ができたし、まず代替試合を用意できない事は無いだろう、すなわち0-3で敗戦になるチームは実際はゼロだろと思っていました。ところが、最近再び耳にした「みなし開催」はちょっと内容が違っていました。どこでどう変わっていったのかよくわかりませんが、いつの間にかチームに厳しい内容に変わっていました。そういう判断を貫くと、不可抗力などで後で問題化するのではないかと思ってしまいました。

【Jクラブ「不戦敗ルール」導入に“戦々恐々” コロナ感染者出たら大ダメージ】
「2月26日に開幕するJリーグで、新型コロナウイルス禍での日程消化のため、特別ルールが導入されることになっている。GK1人を含め13選手をエントリーできない場合、「0-3のスコアで敗退」になる。
 昨季はエントリー選手(昨季は14人)がそろわない場合、開催を延期する形で全日程を消化した。今季はさらに日程は過酷。特別措置でJ1全クラブが1部残留となったため、2増で20クラブで行われる。東京五輪開催中の休止期間もあり、延期による日程再編は難しいため、“不戦敗ルール”が導入されることになった。
 昨季は、J1鳥栖、柏の2クラブがクラスター認定を受けた。鳥栖では昨年8月12日に集団感染が起き、同日に開催予定だったカップ戦1試合が中止。8月中に行われるはずだったリーグ戦4試合も延期された。今季のルールを適用したとすれば、4試合は不戦敗で得失点もマイナス12となり、致命的なダメージとなっただろう。ウイルス感染が勝ち点に直結する新シーズンだ。」
引用:ZAKZAK

 先週流れたこの報道をよく読むと、12月の時のルールよりも厳しくなっている事に気づきます。12月の時は「代替日程や会場もなくて試合ができない場合は、その試合は実施できていないが、みなし開催にせざるを得ない」なのに、先週流れた報道では、いつの間にか「(昨季延期された)4試合は今季のルールを適用したとすれば、4試合は不戦敗で得失点もマイナス12になる」となります。Jリーグの正式なリリースを確認していませんが、これは厳し過ぎるのではないかと思います。感染は確かに不注意もありますが、不可抗力もあるはず。この考え方を貫き通せば、世の中で言われている「コロナ感染者に対する偏見・差別」撤廃の考え方に背を向ける事になりませんか?
 確かに今季は昨季にも増して過密日程になる可能性がありますが、Jリーグは「感染」というミステイクに対して責め通すのではなく、寄り添って共に乗り越えていく立場なのではないでしょうか。

 あと、最近思ってしまった事ですが、なぜ政府は大規模イベントで50%、5千人というルールを崩そうとしないのか。それは東京五輪が関係するのではと。東京五輪の本番で50%動員で運営したい、だから大規模イベントで今のうちに実績を作っておきたいのではないかと。だから緊急事態宣言が発令されても緩いままなのかと。
 誇大妄想かもしれませんが、あながち大外れでもないかもと個人的に頷いてしまいました。もし、この夏の東京五輪が1年以上先になったら、ぜひこの50%、1席空けという規制をもっと絞って欲しいですね。もう東京五輪を気にする事は無い、市中感染を少しでも食い止めるためには一度徹底的に抑え込んだ方がいいと思います。また言いますが、ネガティブな予想です(外れて欲しい)。一度2月から3月にかけて感染者が減っても、それは一時的なもので、今度は変異ウィルスとともに第4波が押し寄せるというもの。それは年度替わりの時期かもしれない。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 湘南ベルマーレの事例80 | トップ | 岡山リベッツ31 »

コメントを投稿