J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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湯郷ベルについて49

2018-10-14 00:01:17 | 岡山湯郷ベル

 生観戦レポです。
 先日、倉敷運動公園陸上競技場で開催された、なでしこリーグ2部の湯郷ベル対静岡産業大学磐田ボニータ戦の観戦に行ってきました。ベルの倉敷開催はたぶん初めてなのでは。1部であれば規制の関係で難しかったと思うので、2部ならではの開催。ただ、現在ベルは2部の最下位で、来季はひょっとしたらシャルムと3部でご対面かもしれない、厳しい状況なのです。
   
 シャルムと同じ位置の本部ブースでした。ただ、スタンドへの入り口が手前、つまりアウェー側のみで、不思議な感じがしました。一カ所だけなので、ホーム客もアウェー客も同じ入場ゲート。準備作業の時にも前を通りましたが、やはりシャルムと比べてスタッフ数が少ないようで、本部ブース横にそのまま入場ゲートを置けば少ない人数で運営できますから。試合開始前にトマト銀行による応援支援金の贈呈式が行われていました。
   
 ベルのユニフォームは久しくデザイン変更がなく、黄金時代のまま。ふっと、あのユニフォームを着て走っていた宮間主将や福元選手を思い出してします。2人ともどうしているんだろ。宮間選手は先日九州でトークショーに出ていたようですが。
 今回は用事の関係で、前半のみの観戦となりましたが、面白かったです。スタンドはほどほどの入り。しかし、知った顔は無いなぁと思っていたら、スタンドの端で中旗の準備をしている観た顔発見。ファジボラの松氏。そうだった、コアなベルサポでした。が、確か一線を引いたと聞いていましたが、あれっ復帰? 本人曰く「こんな状況だから来ないといけないでしょう」と。ベル愛、岡山愛を感じました。日頃は辛口、距離を置いても危機の時は後支えする。まさにサポーターですね。
   
 ベルの選手を見ると、知っているのはビジュアル系の木龍選手くらい。見事に馴染みが無い先発陣です。途中で浜本選手が出てきて得点したそうですが、前半で観たかったなと。
 試合では、選手層の薄さなのか、ボールのキープ、ポゼッションがもう一つ。昔の黄金時代と比べるのは酷かもしれませんが、もう一つコンビネーションが良くない。そんな状況を象徴する前半でした。木龍選手もボールタッチはさすが上手かったですが、他の選手との連携が今一つで、消えていた時間が長かった印象。
   
 8日の山陽新聞朝刊の「ベル執念の分け」というタイトルの記事の戦評です。
「湯郷ベルは守備の対応が甘く、前半24分にFKを合わされて先制を許し、後半19分は中央突破から追加点を献上。しかし、同32分に秦がネットを揺らし、2分後は途中出場の浜本がゴール前の混戦を押し込んで追いついた。」
   
 浜本選手はこの試合がなでしこリーグ通算100戦目のメモリアルゴール。個人的には昔ファジボラで一緒になり、ちょっと声をかけた事がある馴染み感。磐田さんには1巡目で0-3と大敗しているようなので、進歩したのではないでしょうか。3部に自動降格する10位から、入れ替え戦に回る9位の京都さんが負けており、勝ち点差は3点。1ゲームで順位を上げられる状況まで回復。これで3戦負けなし。岡山ダービーは3部ではなく、2部以上で観たいです。
  
 あと、この時にもらったMDPに選手名と勤務先名が載っていました。そうでした、ベルの選手はほとんどがアマチュア選手なので、県北の企業等で働いているのです。久しぶりに観ました。まさに地域密着これからも頑張って欲しいです。以下、一覧です。
・(医)さとう記念病院:  №1・上野選手、№5・林選手、№15・濱本選手、№21・三木選手
・㈱山田養蜂場:     №7・巴月選手、№16・杉山選手、№31・左喜眞選手
・ゆのごう美春閣:    №2・長澤選手、№6・秦選手
・(一財)津山中央病院: №8・福丸選手、№9・尾田選手
・㈱マルイ:         №13・岸野選手、№20・守屋選手
・(公財)岡山県体育協会:№3・斎藤選手
・山陽新聞社津山支社: №4・鶴見選手
・菅田㈱:          №18・吉村選手、
・㈱美作グループ本社: №19・島村選手
・JA勝英:         №14・北野選手
・㈱脇木工:        №24・田島選手
・(一社)岡山湯郷Belle:  №10・フェルナンダ選手(国際担当)、№11・木龍選手(営業部長)
・なし:            №17・池尻選手、№22・杉田選手、№30・平塚選手

コメント
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