事例紹介コラムです。
さすが、Jリーグ百年構想の優等生クラブと思える事例です。やはり、地方クラブ(と言っていいのか?)でも、根本的に価値観が違いますね。あくまでファン・サポーター目線に立った立派な活動だと思います。2つありますが、それぞれ抜粋して紹介。
【Do-sa 美人】
J1湘南は大磯プリンスホテルとコラボ企画の「プロから本物のキレイを教わるハイブリッドプログラム『Do-sa 美人』」を開催。
趣旨:
「エクササイズで体の外からキレイ。食事で体の中からキレイ。効率のよい体の使い方を知り、動きがスムーズでキレイになる血行不良、機能不良の改善で生活が楽になる」といったことを体験してもらう体験型プログラム。
・開催日:
4月23日(火) 11:00~14:00
◇エクササイズ(講師:湘南ベルマーレ スポーツクラブ Fitness & conditioning GM 竹江 司)
11:00~12:30
◇ランチ(大磯プリンスホテル 洋食調理 上野 浩二)
12:30~14:00
会場:
大磯プリンスホテル(エクササイズ:宴会場パティオ、ランチ:メインダイニングルーム)
募集人数:
先着40名
料金:
2,800円(税込)
こちらのホテルには21面のテニスコートがある他に、フットサルコートも2面あるようですね。スポンサーデーも含めて、スポンサー等とこういうコラボ企画をされているところもあれば、すっかり萎みつつあるところもあるようですが、こちらの企画はファン・サポーター(特に女性)目線に立った、いい企画だと思います。サッカーのサの字も無いながら、講師はNPO法人の方の指導者でしっかりクラブの事業になっています。Jリーグ百年構想の中にしっかりはまった活動だと思います。トップチームは今、J1リーグで苦戦していますが、順位だけではありません。地域に根を張り、ファン・サポーターを大事にできるところが100年続くと思います。
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/77939
【ドリームパスポート】
平塚市総合公園では、スポーツ文化の底辺拡大や平塚市総合公園の利用促進につなげることを目的に、プロスポーツ(湘南ベルマーレ、横浜DeNAベイスターズ、横浜ビー・コルセアーズ)の試合が見られる「ドリームパスポート」を発行。平塚市内の小学生を無料招待。
<実施内容>
4月上旬から平塚市内小学校を通して市内小学生全員(約14,000人)にドリームパスポートを配布。なお、市外学校通学の小学生は総合公園管理事務所で対応。
・湘南ベルマーレ (Shonan BMWスタジアム平塚)
2013リーグ第7節から第34節及び2014シーズン3月開催試合のホームゲーム
※対象試合:リーグ戦、ヤマザキナビスコカップ、各試合最少で先着300人。
・横浜DeNAベイスターズ (平塚球場)
2013イースタンリーグ公式戦の4月開催より(セントラルリーグ公式戦除く)。各試合最少で先着300人。
・横浜ビー・コルセアーズ (平塚総合体育館)
平成26年3月までに開催されるホームゲーム(各試合最少で先着100人)。
J2岡山には「夢パス」という小学生以下の児童が入場無料になるチケット制度がありますが、それはカンスタでのファジの試合だけで、カンスタで開催される湯郷ベルの試合、桃アリで開催されるシーガルズの試合にも無料入場できるところまではいきません。同じ運動公園内で開催されるプロスポーツの試合を、小学生が無料になるという面では、湘南さんの事例が一歩も二歩も先進的だと思います。じゃあ、同じ制度を作れるのかと言えば、そんなに甘くないと思います。そういう困難なところで実現させた湘南さん他2チームは本当に素晴らしいと思います。
ここで重要な役割を演じたのが、横浜熱闘俱楽部ではないかと推測します。J1横浜の名前が無いし、ベイスターズは2軍の試合が対象ですが、あくまで同じ運動公園内というのが条件ですね。うらやましいですね。ちなみによく言う事ですが、こういう活動が未実施である岡山県の東西南北の隣県で大小の違いはありますが、何かしらの異競技交流・連携が実施されています。
横浜熱闘俱楽部公式HP:http://www.hamaspo.com/nettouclub/
J1湘南関連:37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①