J's GOALを観ていたら、おやと思える記事が目に留まりました。そして「やるなぁ」と感嘆。同じJ2クラブでこんなに違うものかと改めて感心しました。湘南さんは、当ブログで先進事例の常連さん、栃木さんも「栃木型」など最近紹介する事が増えてきました。今度の日曜19日に開催されるJ2湘南の社会貢献活動「KIDS GUARD SHONAN inいわき」にJ2栃木SCも参加し、協力することが決まったそうです。以下、抜粋して紹介。
<概要>
・日 程: 2月19日(日)
・場 所: いわきグリーンフィールド&多目的広場
・内 容:
湘南ベルマーレは東日本大震災の被災地の子どもたちに対する支援活動を「KIDS GUARD SHONAN」と題して行っており、今回はトレーニングマッチ実施を機会に、栃木SCもこの活動に賛同し、協力するものです。
①トレーニングマッチ(湘南ベルマーレvs栃木SCのトップチーム)
福島県内にJクラブはなく、Jリーグの試合を直接観る機会も少ないということで公開で開催し、トレーニングマッチではあるが、地元の方にJクラブの試合を楽しんで頂く。
②少年少女サッカー教室
J2湘南の選手・スタッフ、J2栃木SCの選手・スタッフが参加し、いわきサッカー協会に所属する少年少女150名(予定)と一緒にサッカー教室を開催。いわきグリーンフィールドと多目的広場のある「21世紀の森公園」は東日本大震災震災に伴い陸上自衛隊災害普及活動に伴う宿営地として利用されていた所だそうです。
ちなみに、J2湘南の「KIDS GUARD SHONAN」は、「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを」「被災地の子どもたちに夏休みを」として、被災地の子ども達を湘南地域に招待して、Jリーグ観戦やサッカープログラムなどを提供され、チャリティーTシャツを作ったり、宿泊や食事で支援団体に支援してもらったそうです。夏休みの時は、福島ユナイテッドにも来てもらったとか。今回は逆に向こうに行く訳ですね。
5回も実施されている湘南もすごいが、暖かい南国でキャンプを行っている他のクラブに背を向けて被災地に赴く栃木さんも素晴らしいと思います。今シーズンも同級生クラブでもある栃木さんに注目です。やっぱ、経済団体出身の役員構成だからそういう社会意識が高いのでしょうか。
J2栃木公式HP該当ページ:http://www.tochigisc.jp/news/article/00003210.html
J2湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/48252
そして、Jリーグからもグッドなニュースが届きました。今日、都内でJ1、J2合同の実行委員会が開催され、J1開幕戦とJ2第2節に当たる3月10、11日の試合前に、全チームが東日本大震災の犠牲者へ黙とうをささげることなどを決めたそうです。この実行委員会では、宮城県出身の日本サッカー協会の加藤久特任コーチも招いて、被災地の現状などを話し合ったとか。継続的な支援の必要性を確認し、今後Jリーグに被災地支援専任の担当者、各クラブにも担当者を置くことを決めたそうです。
という事はJ2岡山にも被災地支援担当者が置かれる事になりますが、どなたが就くのか、どういう活動をされるのか楽しみですね。J2岡山も昨シーズンは義援金募金箱を試合会場に置いていましたね。今シーズンは更にいい活動をされると思うので、当ブログでもタイムリーにどんどん紹介していきたいと思っています。しばらく経って、よそのクラブの活発な活動報告が流れる中、溜息をつかなくていいよう期待しております。