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カリスマの存在103 【J特】

2012-02-10 00:48:21 | カリスマの存在

 1月31日(火)に「2012年柏レイソル新体制発表会」が開催され、公式HPに公開された第一部の議事録を読みましたが、いろいろと中身の深いものがあったため、当ブログで紹介させてもらおうと思います。特に、SCJの部分、抜粋して紹介します。

■日時: 1月31日(火) 18:45~19:25
■会場: 柏市市民文化会館 大ホール
■来場者数:約1,500人

   
 今年は「勝利の追及」の他にも新しい取り組みをしていきたい。柏レイソルはサポーター、ホームタウン、スポンサー各社に支えてもらっているが、広く社会の中で生かされている存在。その「社会」に対してサッカーを通して貢献していきたいということで、微力であるが新しい取り組みをしていきたい。
 この度、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」への支援を決定。支援内容は金銭的支援の他、ユニフォーム(パンツ左裾部分)に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のロゴの掲出をはじめ、広報PR活動などの支援も含まれる。これら一連の支援活動はクラブ初。

 『「強く、愛されるクラブ」づくりに邁進する』という事で「家族」という言葉をキーワードにして喜怒哀楽を共にする事や勝利に向かって進んでいく事をクラブの決め事として策定。コンセプトの最後に「常に正義を全うし、社会貢献を果たします」とこの時点で既に宣言。活動方針の「開かれたクラブを目指します」という項に「プロスポーツクラブとしての社会的責任」というように宣言している。活動方針項目を大きく3項目掲げていたが、「青少年の健全育成、国際交流」にも取り組んでいき、「世界に羽ばたくクラブ」とある。

 今年もACLに出場するという事で、これからクラブがどういう方向に進んでいくのか考えた時に、サッカークラブとしての社会的責任をどういった形で表していくのかといった時に、何らかの形の社会貢献活動をしていこうという思いが芽生えた。これまで、ホームタウンエリアでは選手による学校訪問等で地域貢献を実施してきたが、ACLへの出場とFCWCに出場した経緯を踏まえて、更に柏レイソルがサッカークラブとしての社会的責任が益々重くなったのではないかと感じた。そこでどんな形の社会貢献があるのかクラブの中で模索し、その結果「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の活動を発見。調べた結果、非常に歴史のある団体であり、国際NGOとして活動の内容が非常に透明性が高いという事を知り、クラブとして参加・支援を決定。

 「スポンサー」という話があったが、当然我々はその活動の教宣という意味を含めてユニフォームのパンツの裾にロゴを掲出する事を決定。スポンサー料を受け取るのではなく、金銭的・物的な支援としては我々の身の丈にあった寄付を行う事を理解してほしい。活動としては、ユニフォームへのロゴ掲出ににより、世の中に広めていくというような形を取る。
 ユニフォームへのロゴ掲出の他に、ベトナムでの教育事業の支援を実施。ベトナムは山間部には非常に多くの少数民族が存在し、共通語であるベトナム語を離せない子供たちが多い。その子供達にベトナム語も学んでもらうバイリンガル教育を実施。これに加えてクラブ関係者に、子どもの権利・保護、子どもへの接し方といった研修を実施。 一体感を持って社会貢献活動を行っていこうという画期的で包括的な取り組み内容になるが、この研修については、一般的にNGOが企業・法人から支援を受だけの一方通行になりがちになる中で、非常に双方向的な取り組みになる。

 セーブ・ザ・チルドレンは、1919年にイギリスで活動を開始。現在世界120ヶ国以上で子供たちの為の支援活動を行っている世界最古且つ世界最大級の国際NGO。日本では1986年から「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」として活動を開始し、アジアを中心に現在8ヶ国に日本人駐在員を配置して支援活動を実施。
 また、東日本大震災では、発生から5日後に宮城県内に「こども広場」を設置し、現在岩手・宮城・福島、3県の子供たちの支援活動を継続中。

 他に新体制発表会について、ネット等による生中継について提案されたようです。J1川崎、J1・G大阪、J1・F東京では、携帯型のパソコンで裏配信みたいな形でニコニコ動画やUSTREAM等で生中継しており、J1柏でも録画配信等検討中だそうです。
 生中継はともかく、SCJについては、詳細説明を聞き、ますます素晴らしい事業に取り組む事を再認識しました。こういう社会貢献活動の逆スポンサーって、バルサくらいしか知りません。柏サポの皆さん、誇りに思って下さい。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013223.html

        

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