J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本代表のこと・・・151

2012-02-08 00:53:07 | サッカー(日本代表、W杯等)

 日曜の五輪日本代表の敗戦はショックでしたね。マスコミの論調はやや厳しいですね。フル代表でもワールドカップ予選で、アウェーバーレーン戦で負けた事がありますが、同じくらいにショックですね。この空気は思い出しました、岡田ジャパンです。あの時も重苦しい空気が覆っていて、日本全国が「監督変わって」「変わってもいいかも」と口にされていました。結果的には本戦16強に入って、「岡田監督ごめんなさい」と謝る人がいましたが、当ブログでは「たまたま賭け采配で成功しただけ」で、評価は低いままです。当人は中国に行っちゃいましたね。週刊誌でいろいろと言われていますが。らしいと言えばらしいかなと。岡田ジャパンの回想はこれくらいにしておきましょう。

 ライブドアを観ていたら、なかなか手厳しいコラムがありました。小林氏というジャーナリストのコラムですが、読みやすくわかりやすい。「負けるべくして負けた」というタイトルにまず惹かれました。気持ちのいい論調だったので、抜粋して内容を紹介してみましょう。
   
 権田は2点とも防げた失点だったとは思うが、それ以前に日本の武器であるボールポゼッションを完全に放棄したゲームプランで臨んでしまったのが一番の問題ではないか。日本人監督は往々にして戦術か対策かのどちらしかなく、事前に書いた絵がひとつ躓いてしまったらそこでおしまいノープランではないか。日本の良さを軸に据えた上で、相手や環境によって臨機応変に調整をするという事が本当に下手なんだなと思う。
 ピッチが悪いと言ってもウズベキスタンほどではなく、もっと落ち着いてプレイ出来ていたはずである。しかし、DFはとにかく闇雲にクリア、2列目は中途半端なショートパスでことごとく相手の守備にボールをカットされ、これではあまりにも情けない。
 マレーシア戦に宇佐美の招集という話が出ているが、日本が本当にロンドン五輪に対して本気であるならば、欧州組のなりふり構わぬ招集と同時に、関塚監督を更迭してザックが五輪監督を兼任するぐらいの意気込みを見せて欲しい。
ライブドア該当コラム:http://news.livedoor.com/article/detail/6253465/

 この五輪代表の選手たちは、U-20ワールドカップに出場していない世代です。1995年大会から続いていた連続出場記録を更新できなかった世代で、いつだったか、権田が涙を流して悔しがっていた映像を観た事があります。ただ、悔しさだけでなく、実績が必要でした。
 他の2チームに対して、日本とシリアの実績を観てみましょう。
 シリアはバーレーンにホームで3-1、マレーシアにアウェーで2-0のスコアです。一方の日本はマレーシアにホームで2-0、バーレーンにアウェーで2-0というスコアです。得失点差など、ほぼ互角。という事は互角のままで終われば五輪出場を最終予選で決められないという事です。更にこの状況を超える荒療治が必要です。海外組を強引に召集するか、監督を替えるくらいしか思いつきません。

 考えたくないですが、一応資料として・・・ 各組1位のチームが本大会出場権を得る。各組2位のチームはアジア地区プレーオフに進出。アジア地区プレーオフは、最終予選の各組2位チーム(3チーム)で1順の総当たり戦(セントラル方式)を実施。1位のチームが大陸間プレーオフに進出。その後の大陸間プレーオフですが、アジア地区プレーオフ1位のチームは、アフリカ予選4位チームと対戦し、勝利したチームが本大会出場決定です。

 よそのグループの状況を観てみましょう。グループAは現在、韓国首位、オマーンが2位。グループBは現在、ウズベキスタンが首位、UAEが2位です。何とあのオーストラリアは0勝で最下位4位です。万が一、プレーオフに回った時の相手は、オマーンとUAEか。またしても中東勢が相手かと。そういう事を考えるのはもうよしましょう。後の2試合を大勝して、きっちり決めましょう。アトランタ五輪に初出場してから5大会連続で出場を決めていますが、今回の予選が一番気持ちに余裕がないかもしれません。頑張れ!ニッポン!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする