練習施設・クラブハウス等について６ 【J特】

　一昨日の山陽新聞に、「ファジ練習場へ寄付金呼び掛け　岡山県経済６団体　来年３月末まで」というタイトルで、現在整備中の岡東サッカー場（仮称）への市民からの寄付金呼び掛けがスタートしたニュースが流れました。一昨年に署名運動が県下各地で広く行われましたが、今度は募金活動です。こういう活動はどんどんやるべきですね。以下、抜粋して紹介。
 　　　　　　
　岡山県商工会議所連合会など県内経済６団体は、岡山市が進めるＪ２岡山の練習場整備に充てる寄付金を県民や企業から募ると発表。期間は来年３月末まで。目標額は特に定めず。　練習場は、岡山市が岡東浄化センター内に整備するため、現在造成工事中。
　高谷市長はかねてから、厳しい財政状況を理由に、住民や経済界の資金協力を要望。６団体は市側の意向を踏まえ、広く一般に寄付を呼び掛ける予定。
　寄付は、区役所などにある専用申込書で同市に直接納付。練習場整備費に組み込まれ、その分、同市の負担が軽減。個人は１口千円、企業・団体は１口１万円から。税の優遇措置が受けられるとか。一定額以上寄付すれば、クラブハウス内の銘板へ名前を掲示。
　経済６団体は今後、岡山市やクラブとともに協力を呼び掛けるそうで、寄付の申し込みや問い合わせは岡山市スポーツ振興課まで。

　また、岡山市の公式ＨＰにも「サッカー場整備寄付金の受付について」として掲載されました。
　寄附をする人は、寄附金申込書に必要事項を記入し、岡山市スポーツ振興課まで郵送、ＦＡＸ、Ｅメールまたは持参により提出する事になり、申込書を提出した人には、４月２日以降に納付書が送られるそうです。
岡山市公式ＨＰ該当ページ：http://www.city.okayama.jp/shimin/sportsshinkouka/sportsshinkouka_00036.html

やっと岡山も具体的に動き出した印象です。前にも触れましたが、こういうスタジアム等の建設に向けた募金活動は、近辺のＪクラブではＪ１・Ｇ大阪やＪ２京都が有名です。
　
　あと、当ブログとしては、前の記事でも言いましたが、単にお願いするだけでなく、せっかく県下全域にネットワークを広げるのですから、後援会組織づくりの足掛かりにしたらと思います。以前の記事で紹介しましたが、県の「スポーツ振興条例」等で、県下に「トップチームを応援する事による県民の一体化熟成、スポーツを通じた地域活性化」などの応援運動を広げる計画とありましたが、今回の活動はまさにうってつけ。
　どうやっていいかわからないという声も出ると思います。個人的に思うのは、県主導でまずは県下市町村や経済団体等に受け皿組織・グループを立ち上げるよう指導。最初は行政等の職員ばかりの顔ぶれになりますが、そこから地域に広げていけばいいのです。
　県内では「浅口」の事例もあるし、Ｊ２大分も素晴らしい活動をされていると、耳にしています。もっとも（ないでしょうが）、クラブ側が横から物を言われる存在を作りたくないのであれば、それはそれで・・・　大昔から触れていますが、地域の後援会は、Ｊ１新潟やＪ１札幌が先進事例です。
専用練習場関連④：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120125
　　〃 　　　　　　　③：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110811
　　〃 　　　　　　　②：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110609
　　〃 　　　　　　　①：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110525