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下部組織について22

2009-10-26 00:51:15 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)
 だいぶ前にサポティスタに下部組織についてのニュースが出ていました。日本代表のメンバーを見ると、世代が上がるにつれて、ユース出身者の割合が落ち、高校出身選手の割合が増えていく。その理由はどこにあるのか?というものです。
     
 6月下旬のU-18日本代表候補の合宿メンバーは、召集23人中15人がJクラブのユース選手が占めたそうですが、U-20世代になると、19人中7人がJクラブのユース出身という状態になります。ちなみに6月のワールドカップ予選を戦ったフル代表でのJクラブユース出身選手は26人中6人とかなり割合が減少しています。
 つまり、世代が上がっていくに伴い、Jクラブのユース出身選手の比率が減少し、高校サッカー部出身選手の割合が多くなる現象が見られるのです。

 帝京高校の元監督である古沼氏は「Jリーグユースの子はうまいけど、うまいだけ。力強さ、メンタルの強さは訓練されていない。高校の子はうまくなくてもメンタルの強さでカバーしている」とコメントされています。高校出身選手が持つメンタルの強さが「Jリーグに上がった時、本質的にプロの世界で頑張れるかを分ける要素」であると語っておられます。
 「Jリーグユースも技術だけでなく、高校と同じくそのハードな部分をやらな、手落ちやで」とJクラブのユース育成体制に疑問の声を紹介しています。ファジのジュニアユースも、そういう声に負けないよう頑張って欲しいと思います。
サポティスタ:http://supportista.jp/

 この土日の関東出張は大変重いものとなりました。その関東シリーズは明日より。
コメント
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