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日本代表のこと・・・308

2015-08-13 00:09:44 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
先日の東アジア杯の惨敗に関して、その後ハリルジャパン及びハリル監督の評価がネット上で、いろいろと取りざたされています。いろいろ読み込んでいくと、その奥にもっと深い課題がある事がわかってきました。これはどんな優秀な監督を持ってきても難しい構造的な課題です。まずはスポニチの「J日程変えろ!ハリル監督 来季からの“土曜固定開催”を要求」という記事を抜粋して紹介。
   
 ハリルホジッチ監督が来季以降の代表合宿直前のJリーグの開催日を土曜日に固定することを要求。日曜日開催から前倒して1日早い選手の招集を可能にすることで、代表の活動日程に余裕を持たすことが狙い。東アジア杯で最下位に終わったチームはこの日、帰国。昨日11日に国内組を淘汰するスタッフ会議を開催。
 日程に対する不満を募らせているハリル監督が、来季以降のスケジュール改革を目指して水面下で活動。既に霜田技術委員長がJリーグ側と複数回にわたり話し合いを持って調整。
 ハリル監督就任後の日本代表は3、6、8月に試合を実施したが、代表合宿直前のJリーグの試合は全て日曜日開催。国際Aマッチまでの準備期間は3月と6月が4日、8月は移動日を含めて3日という過密日程。ハリル監督は2分け1敗の最下位に終わった東アジア杯後に「もう2、3日前に現地入りできていたら全ての試合に勝てた」と豪語。Jリーグ開催日を土曜日に前倒しすれば準備期間を1日増やすことが可能になるため日曜日開催の阻止を希望。

 ただ、Jリーグは平日開催も多く、同じ週の水、土曜日に試合を詰めれば、中2日での試合日程になる模様。故障リスクやプレーの質の低下を防ぐために可能な限り中3日以上の間隔を確保している事情があるとか。代表活動を重視するあまり、Jリーグの扱いがおろそかになれば本末転倒。17年以降は天皇杯の開幕が現在の8月から4月に前倒しされることも決まっているため、平日開催の試合は増える事になり、調整が難航する可能性も少なくない。そもそも中2日でJリーグをこなせば指揮官が今大会で嘆いた「コンディション不良」の選手が続出する危険性も上昇。
 霜田技術委員長は「どの監督も今のスケジュールなら厳しいと言うと思う。監督が日程の不満をあえて発信しているのはよりよいカレンダーをつくらないといけないという警告。代表とJリーグが共存できる日程がどうしたらできるのか話し合っている最中」と説明。
 記事では日程調整の重要性は理解できるが、一方で限られた活動期間の中で結果を求められるのが代表監督の宿命であり、日程を嘆く前に、やるべきことは山ほどあるはずと締めくくっています。 
スポニチWEB該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/11/kiji/K20150811010914190.html
   
 Jクラブでは中3日なら試合翌日にリカバリー、次の日に戦術確認、3日目に試合に向けた軽めの調整とメニューを組めるが中2日だと基本的にコンディションを整えるだけしかできない。あるJ1の主力選手は「中3日あれば疲労は抜けるが中2日では無理」とコメントするくらいに、試合間隔というのは重要である事がわかります。世界で経験してきたハリル監督だからこそ口にできた指摘部分であり、これが岡田監督のように日本人監督だったら、気を使って口にできなかったはず。
 そして、いろいろと読んでいたら、別の側面も浮上してきました。当ブログでも日本代表の強化策として以前に、「アウェー戦の増加」「強豪クラブとの対戦」と述べていましたが、なぜかブラジルW杯以降も一向に改善の兆しが見られません。ザック監督も確か退任する時に、アウェー戦を増やさなければならない、もっと強い相手とマッチメイクすべきとコメントしていたと思います。なぜ、一向に改善されず、今回のように改悪されたのでしょうか。ネットを観ていたら驚くべきコラムがありました。
「日本国内で開催されるキリンカップなど国際親善試合で得られるテレビ放映権料、入場料収入が日本サッカー協会の財源の柱となっているため、協会はアウェーでのマッチメークに消極的」というもの。
 これは恐ろしい話です。当ブログではJリーグで今の理事体制になってから、ファン・サポーター不在の商業主義に舵を切っている。その象徴が無謀な2ステージ制の強行導入と言ってきました。驚くべき事に日本協会も、売上利益至上主義で、アウェー戦による代表チームの強化よりも売上利益が見込める国内ホーム戦を組みたがっているという現状。これは悲しい話です。
 弱い相手に勝つ国内試合を見せられて、入場料に金を払わさせられて、下部世代の育成を名目に財を蓄える事に協力させられたあげく、一向に強くならない日本代表で我慢を強いられる。ひょっとしたらそういう状態をかれこれ20年以上続けさせられてきたのではないでしょうか。プロリーグだけでなく、公益法人である日本協会も同じ穴のムジナ状態になっている事に、強い危惧を感じます。まさに負のデフレスパイラル。これでは永久に日本代表も強くならないのではないかと。
 ではどうすべきなのか。当ブログでは以下のように考えます。

①過密日程の解消
 まずは天下の悪法2ステージ制を1年で廃止し、元の1ステージ制に戻す。これで本当に強いチームが決まります。その上で試合数を減らします。いっそのことJ1のチーム数を16に減らしたらどうでしょうか。これで2週間余裕ができますから。
②アウェー戦の増加
 ゆったりした試合日程のもとに、欧米へのアウェー戦をどんどん増やします。しかも相手は強豪国を優先して組みます。過去に断ったという南米選手権にも出場すべきです。アウェーで勝つか負けるかが本当の実力だと思います。
③ベテラン選手の効果的活用
 今回の東アジア杯は、善因国内組の若手で、チームを締めるベテラン選手が不在でした。これは男女ともの話です。カナダW杯で準優勝できたのも、澤さんという存在が大きかったのではないでしょうか。W杯で決勝トーナメントに進んだ時には、必ずベンチで支えるベテラン選手の存在がありました。

 という事でハリルジャパン頑張ってもらいましょう。当ブログではハリル監督への期待は大きいです。ザック監督の時のように、最初はいい事だらけだったのに本番では惨敗よりは、今は課題が多くても徐々に修正し、本番でいい結果を残すというパターンになって欲しいです。

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日本代表のこと・・・307

2015-08-10 00:02:44 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。うち、なでしこは留守録生観戦です。
 代表ウィークもいよいよこの週末で終わりです。TV欄観た時に無かったので、ついに放送無しかと思ったら、よく観たら少し遅い21時キックオフでした。ファジ観戦の後に、家で遅い時間に留守録を観ました。深夜になろうが、生観戦はいいですね。中国女子代表の戦績はFIFAランク14位、東アジア杯準優勝(2010)、W杯準優勝、五輪準優勝。先発は、杉田、有町、高瀬、田中美、京川、川村主将、GKは山下。今日の解説も本田さん。キックオフ
   
 この2試合はDFが合っていない印象。本田さんは有町の3試合連続スタメンはいい意味での想定外だとか。田中美南選手、タイ出身っていうテロップが出ましたが、タイ出身?  平均身長は日本が161.9cmに対して中国は167.4cmと5cm以上高いです。まあ、高さは余り関係ないですね。カナダW杯で背の高い欧米チームを破っていますから。日本はこの試合はポゼッションいいですね。よくつながっています。
 応援席ですが、この試合では変なブブゼラは聞こえず、男性の声の中国サポーターの声援がよく聞こえます。あの変なブブゼラは何だったのだろ。高瀬はケガでW杯を欠場しているそうです。雪辱を果たしたいところでしょう。
 中国がだいぶ押し返してきましたが、最後のフィニッシュまではまとまらず。ここで強い風が吹き始めたようです。風下なのか風上なのか。中国は以前はアジアを代表するチームでしたが、日本が逆転して、最近また顔を出しつつあるとか。映像を観ていると、以前のヤングなでしこの試合を観ているようですね。中島がいいですね。右サイドを何度も崩しています。なかなか両チーム、相手ゴールには迫れるが、そこからいいシュートを打てない。

 後半スタート。高瀬に替わって菅澤投入。攻撃の組み立てができていなかった中盤の並びも変更して、中島を真ん中に持ってきたようです。目の前に最下位(この試合で引き分け以下)というのが見えてしまっているので勝つしかないです。でも今日は前の2試合に比べて、いい流れのように見えますがね。中国は人数を少なくかけてロングフィードでという戦い方です。
 外からのクロスから川村がヘッドで合わせるがポストに嫌われる。中国はかなり疲れてきた様子で、プレスも甘くなってきています。ここで有町に替わって増矢投入。そして、田中美に替わって横山投入。

 どの選手が最後にヒロインになるのか、選手はみんな狙っているとの事。ゴール前での横山のシュート。惜しい。体の使い方がとても上手いです。来年2月にあるリオ五輪の最終予選が大阪での開催が決まったとか。上位2チームが出場を決めます。大阪か、行こうかな。中国の1発の怖さには気を付けなければなりません。後半43分、中島からゴールへ向けて走った横山へスルーパス。最後は横山が決めたー ゴール前の技術は高いです。日本ゴォール!!! 横山ゴール!★ 1-0。横山さん、ベルに戻ってこないかな。
 ロスタイム。続いて菅澤がゴールに迫り、一度下げたボールを杉田が決めた。日本ゴォール!!! 杉田ゴール!★ 2-0。杉田さん、シャルムとは言わないので、ベルに来ませんか。高梁と似たような美作町ですが。ここでホイッスル。

 そして、ハリルジャパンは生書き込みです。泣いても笑っても代表ウィーク、東アジア杯は今日で終わり。そういう順位になろうが頑張って欲しいです。中国男子代表の戦績はFIFAランク79位、東アジア杯優勝(2005、2010
)、W杯GS敗退、五輪GS敗退という内容。日本の先発は北九州戦に近いですが、初代表の米倉(G大阪)、武藤、初代表の丹羽(G大阪)の名前があり、GKは初代表の東口です。今日は小雨で27℃と最も涼しいコンディション。韓国には敗れましたが、北朝鮮に勝っている中国は勝てば5年ぶりの優勝、日本が勝てば2位という条件。キックオフ。
   
 中国サポの歓声でピッチ上の声が届かない様子。どアウェー状態です。でも、ジーコジャパンの重慶の時の方がひどかった記憶あります。今日は宇佐美がどんどんシュート打っています。中3日という事でコンディションもよく、ハリル監督も「今日は期待して欲しい」とコメント。日本はFW登録の選手にゴールがないとか。それはいけない。前半10分、ゴール前の混戦から後ろにこぼれたところを中国にミドルを打たれる。日本痛恨の失点・・・0-1。序盤の早い時間の失点です。 

 ここからガッチリ引かれたらヤバイですが、まだ前に攻めてきています。中国のプレスはさほど強くないです。中国は先制して、自陣に引いて守ってカウンター狙いの戦術に替えたようです。こういう展開はずっと続いてきた日本の課題です。

 前回東アジア杯での対戦は3-3のドローだったようです。ハリル監督になって全試合出場しておるのは宇佐美だけ。それだけ信頼が厚いようです。平均身長は178.6cmの日本に対して、中国は181.0cmと少し高いようです。前半41分、米倉からつないで第1戦に続いて武藤が決める。。日本ゴォール!!! 武藤ゴール!★ 1-1。いい時間に追いつけました。ここで前半終了。
   
 後半スタート。交代は無し。後半は日本がセカンドボールをよく拾っています。ポゼッションもいいです。雨足も強くなってきている様子。川又トラップイマイチですね。玉際も今一つ。あれでは代表定着はしんどいと思わせるプレーでした。ここで川又に替わって興梠投入。ターンして斜めに走ってボールをもらえという監督支持を受けて入ったようです。
 だいぶ日本のパスが回りやすくなってきたようです。中国は縦には強いですが、横のゆさぶりには弱いようです。特に守備では。少しお互いのラインが広がってきました。ここで疲れが目立ってきた武藤に替わって柴崎投入。

 おいおい、審判ではなくスタンドから笛が鳴って、選手が反応したようです。何じゃそりゃって感じです。笛を吹いた時点で閉め出して欲しいところですが。ここで永井に替わって浅野投入。天候はどしゃぶりです。中国の中盤は足が止まってきました。出ました、中国のラフプレー。ひじ打ちをしたようです。ここでホイッスル。日本は今大会を2分け1敗の未勝利、まさかの大会史上初の最下位で終えました。ただ、本番はこの大会ではありません。以前の代表のようにこの大会で優勝し、W杯で惨敗するよりは、この大会で最下位で終え、修正した後にW杯で好成績の方がいいですね。

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日本代表のこと・・・306

2015-08-06 00:03:58 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、どんどん代表ウィークは突き進んでいきます。でも結果は全然伴わず。今日の放送局(フジテレビ、OHK)では「日本は絶対に強くなる」というキャッチフレーズから始まりました。これって、今は弱いという意味なのかと。今日の相手は韓国。2年ぶりの日韓戦です。ハリル監督はリベンジ相手として気合いが入っているようです。ブラジルW杯の時に、アルジェリア監督として韓国を下しているのです。
 4-3-3の日本は藤田(鳥栖)、倉田(G大阪)が初代表で初先発。前試合から5人替えてきました。10番興梠もです。前試合から8人替えてきたという韓国はキム・ミヌ(鳥栖)が、イ・ヨンジェ(長崎)要注意です。現在、元合わせて韓国には6人いるそうです。そういえば、黄色いキム・チャンスがいないけど。韓国はFIFAランク52位、東アジア杯優勝(2003、2008)、W杯4位、五輪3位という成績。日本はこの4年は負けが無く、相性が良かったです。キックオフ。
   
 日本はカウンター攻撃をしています。ボールをつながず、中盤を省略するというのはスタミナ対策なのか。韓国はドイツ人のシュティーリケ監督です。選手としてW杯準優勝を経験しているとか。ずっと自国人監督だったのに意外ですね。韓国がボールを保持するシーンが続き、サイドを広く攻めてきます。
 しばらくはお互い仕掛けず、様子見のようなプレーです。韓国は典型的なポゼッションサッカーです。平均身長では日本より韓国の方が約5cm以上高いそうです。ここで、FKから森重が手に当ててしまいPK献上。これはしょうがないかも。日本痛恨の失点・・・0-1。まあ、まだわかりません。

 日本は相手の前線ではプレスをかけません。スタミナ温存策か。ペナルティエリアの手前の離れたところでの混戦から、柳口がロングシュートを決めました。代表19試合目で初ゴールです。日本ゴォール!!! 山口ゴール!★ 1-1。J2代表やりました。試合はいまのところラフプレーは見られず、日韓戦とは思えないスムーズな試合運びです。これはつなげるサッカーをしているからなのか、韓国にJリーグ絡みの選手が多いからなのか。ここで前半終了。丁寧な試合運びのためか、日本は良かったのではないでしょうか。汗ダラ状態の選手もいないようだし。
   
 ハリル監督は中盤の選手の距離感を気にしていたとか。選手交代無し。後半スタート。後半に入って、日本はプレスを強くしてきました。ハリル監督に審判からビブスを付けて欲しいと注意を受けたそうですが、韓国の監督は付けていないし、おかしな光景でした。少しずつ日本の流れに変わってきています。今はつなげるサッカーですが、北朝鮮のように長いボールを放り込んでくるとやりにくくなります。
 韓国に対して13勝22分38敗ですが、ザックジャパン時代は一度も負けなし。3連勝すれば史上初になります。ゴール前の混戦。バーに救ってもらいました。危なかったです。運もあるようです。

 ここで、永井に替わって、若干20歳でU-22代表の浅野(広島)を投入。若きスピードスターだそうです。浅野は50mを5秒9で走るそうです。日本の距離感はいいようです。日本はややラインが下がってきました。ここで興梠に替わって宇佐美投入。そして倉田に替わって川又投入。初めての代表プレーにしては倉田は良かったようです。
 韓国の運動量はかなり下がっています。昔散々見せられた驚異のスタミナは今日は見られません。汚いラフプレーも今日は無いですね。違うチームのようです。FKでブレ球を打ってきましたが、西川がよくパンティングしました。ここでホイッスル。何人かの韓国選手がピッチに倒れ込みました。日本はこれで2連覇の可能性が消えました。まあでも、北朝鮮戦よりはましだったのではないでしょうか。  

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日本代表のこと・・・305

2015-08-05 00:52:59 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さて、チャレンジなでしこ、東アジア大会女子第2戦韓国戦です。入場前の整列を見て、かなり若返った印象がありますが、9人と前試合と比べて大きく入れ替えてきました。今日も生書き込み。解説は元ベル監督の本田さんです。
 韓国はFIFAランク17位、東アジア杯優勝2005年、W杯ベスト16という成績。今日の試合で韓国は、カナダW杯の戦力を今日の試合であえてぶつけてきたとか。W杯と同じ先発としては、日本は田中明のみで1人に対して韓国は10人。前節で韓国は中国に1-0で勝っています。有町は今日も先発ですが、田中美、上辻、柴田(代表デビュー)、猶本、薊(あざみ)、村松(初召集)、中島、田中明、そして何とGKは山下(最年少19歳、GK代表デビュー)という新顔ばかり。キックオフ。
   
 フォーメーションは4-4-2でスタート。FWだが守備も献身的な選手と、本田さんの有町評です。代表3戦目ですが、2戦連続先発という事で、解説陣には注目されています。韓国は男子と比べて、実力的にやや見劣りするので、強化という面では少し物足りないかも。今回の相手とは来年行われる五輪アジア予選で当たります。
 平均身長では韓国の方がやや高いようです。前半30分。ゴール前での混戦からこぼれたボールを追加召集の中島のシュートが選手に当たって入りました。日本ゴォール!!! 中島ゴール!★ 1-0。有町さんは前節フル出場で、今回も先発という事で解説でも、「体を張る泥臭いFW」とよく名前が出ます。ぜひ岡山時代にこうなって欲しかったですね。ここで前半終了。
   
 後半スタート。メンバー交代無し。前回よりも間合いがよくなっている印象です。特に京川が前節から一歩成長したのかな。何度もボールを奪われていたので、嫌な予感がしていました。後半9分、インターセプトされて、そこからシュートを打たれる。日本痛恨の失点・・・1-1。なかなか舵取りを取れる選手が見つかっていません。
 ボールをさばききれなかったという上辻に替わってボランチの
川村主将登場。気のせいかユニフォームパンツがやや短い印象。どうでもいい事ですが。ここで薊に替わって菅澤投入し、前線を増やす意図なのか。リオ五輪では登録選手が23人から18人に減るので、ずっと競争です。
   
 ここで有町に替わって元岡山の横山投入。ペナルティエリアで左斜めでしたが、「横山ゾーン」と解説が呼んでしました。何か遠目に見ると某黄色いチームに見えます。ロスタイム、遠目から直接FKが決まってしまう。日本痛恨の失点・・・1-2。うーむ、嫌な予感です。明日の男子も同じ韓国が相手。同じような結果になったりしてと思う。グランドコンディションの悪さと韓国に狙われて、ボールを奪われる展開が続く。ここでホイッスル。1-2の連敗です。そういえば、2年前のこの大会でも第3戦で韓国に負けて、優勝を逃しましたね。これで東アジア杯連覇が無くなりました。次の中国戦頑張りましょう。
 
 話は変わり、今日の報道で
ハリル監督が練習場で日本協会の大仁会長に陳情したというニュースが流れました。大仁会長に両手を広げる身ぶりをつけて約10分間訴えた内容が、「日本サッカー界の危機。練習の質を上げないといけない。日程のことも言われた。これからJリーグと話し合うし、今も話し合っている」と大仁会長のコメント。
 過密日程という事でしょうが、これは今シーズンから益々過密化にさせている2ステージ制が原因です。商業主義に走って、結局日本サッカーを退化させている事にやっと今気づいているのではないでしょうか。もう遅いのでは。1年でも早く1ステージ制に戻して下さい。

 後半に失速といえば、最近のJ2岡山も近いのかもしれません。先日の磐田戦しかり、その前の対戦相手もまるで前半は省エネ運転して、後半勝負のように映りました。あくまで個人的な印象ではありますが。
 もしそうであれば、J2に降格した時のガンバさんを思い出します。当時の呂比須監督だったか、春のキャンプで走り込みを怠ったためにシーズン中ではスタミナ面が落ち、J2降格の遠因となってしまったのでは。
 J2岡山は開幕前の無人島脱出キャンプというのをやっていました。確かにクラブの露出度には大きく貢献して良かったと思いますが、脚力やスタミナを鍛えられたのでしょうか。影山監督時代は雪山登山や、小豆島での自転車という事で、話題性にプラスして足腰も体力できたと思いますが、今シーズンの無人島脱出は、どこまで体力が強化できたのかとふと思ってしまいます。それが今シーズンの戦いっぷりの遠因でない、単なる思い違いである事を祈ります。

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日本代表のこと・・・304

2015-08-04 00:26:31 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 代表ウィークの狭間の日、何を書こうか(いつもこんな感じで適当)と考えていましたが、どうも昨日のハリルジャパンの負け方が気に食わない。3勝という公約を果たした就任3連勝の時とまるで空気が違うからです。FIFAランク129位というアジアの格下チームに敗れてしまった昨日の試合は何だったのか、1晩明けてもしっくりいっていません。そんな中、やはりネット上ではいろいろとコラムが出てきました。読めばなるほどという内容で、その奥に深い闇がある事を認識したので、今回代表ネタでいく事にしました。まずは「THE PAGE」。以下抜粋して紹介。
   
【ハリルJが北朝鮮戦で見せた問題点】
 これまでもアジアのチームに敗れたことはあり、共通するのは、日本が圧倒的にボールを支配し、主導権を握りながらもゴールを奪えず、PK戦にもつれ込んだり、カウンターから失点したりして敗れたこと。負けたわけではないが、この6月のW杯予選・シンガポール戦も似たような展開だったが、昨日の北朝鮮戦は違った。
 一方的にパスを回しながら攻めあぐねたわけでも、引いて守る相手を崩し切れなかったわけでもなく、自らすすんで縦へ、縦へと速攻を繰り返して体力を消耗し、後半は相手に主導権を握られ、パワープレーに屈してしまう。もっと落ち着いてボールを回せば、なんの問題も無かったのでは。終始慌ただしく、落ち着きのないゲーム内容。これこそ、まさに自滅。

 前半の出来は良かった。後半に入ると相手が押し込んでくるだろうと想定していたので、できるだけ前半の早い時間帯に追加点点が必要であり、それができなければ厳しくなると思っていたと山口選手のコメント。
 7月29日にJ1リーグ戦があり、中国入りしたのは翌30日で、万全からは程遠いフィジカルコンディションを考慮してのこと。後半に入っても日本の攻撃は速攻の一本槍で、15分を過ぎた頃から日本の選手たちの足は止まり始めた。同時にときを途中登場してきたのが長身FWであり、徹底してそこをターゲットにロングボールを蹴り込んでくる。
 終盤2失点の場面で致命的だったのは、競り合いがあまりに拙く、正直すぎること。ただし、失点の原因は他にも存在。北朝鮮がパワープレーに出てから日本のDFラインが下がってしまい、ゴール前での攻防に持ち込まれてしまったこと。DFラインを上げられなかったのは、日本の攻撃が速攻ばかりでボールをすぐに失い、ラインを押し上げるための時間を作れなかったから。また、速攻ばかりだったから体力を消耗し、ロングボールの起点となる相手選手に効果的なプレッシャーを掛けることもできなかった。数少ない収穫と言えるのは新戦力。U-22代表主将の遠藤や武藤はこれまでの代表チームにはいないタイプで合格点を得たのではないか。 
THE PAGE該当ページ:http://thepage.jp/detail/20150803-00000001-wordleafs

 サッカーダイジェストには、「強行日程を組んだ強化サイドにも敗戦の責任はある」という記事が出ていました。新顔が多い今回のチームなのに、3日前の30日に中国に着いて、翌31日はリカバリーのみ、本格的に身体を動かしたのは、8月1日のトレーニング1回のみで、戦術を確認する紅白戦は、たったの20分という準備不足。新戦力の多さからくるコンビネーション不足。Jリーグの戦いを含む連戦による疲労の蓄積という負の要因ばかりが挙がってきます。ハリル監督も「少し準備期間が欲しかった。日本のフットボールが疑問を抱かなければいけないと思う」と漏らしたように、北朝鮮戦の敗因の一旦は、協会強化部にあると言っていいだろうという論調。

 ここでいろいろな事が浮かび上がってきました。過去惨敗したW杯で必ずと言っていいほど出てきたのが、調整の失敗。昨日の試合を観た感じでは、おいおいハリルジャパンってこんなに弱かったの?と思ってしまいましたが、これらのコラムを読むと、本当の戦犯は日本協会ではないかと。
 過密日程での代表チームの弱体化という事ですが、過密日程といえば今シーズンからの2ステージ制で特に秋口が超過密日程です。代表戦が組まれても、たぶんどの選手もへとへとで試合に臨み、昨日と同じ結果になるのではないでしょうか。

 

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日本代表のこと・・・303

2015-08-03 00:01:12 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦(なでしこは留守録)レポです。
 EAFF東アジアカップ、まずは1日(土)なでしこジャパンです。中国武漢ですが、会場ではかつての南アフリカW杯でのブブゼラを思い出す変なホーンが鳴っています。第1戦は前回覇者の北朝鮮戦です。たぶん、1番の強敵ではないでしょうか。FIFAランク8位、2013年東アジア杯優勝、W杯8強(2013)、五輪GS敗退という戦績。今回の主将は宮間選手ではなく、川村選手(人生初とか)です。来年のリオ五輪の新戦力発掘を目指したこのチームを、佐々木監督は「チャレンジなでしこ」と名付けたそうです。
   
 GKは山根(千葉)、京川(INAC)、10番は上尾野辺(新潟)、最年少19歳の増矢(INAC)、22番の杉田(元シャルムで伊賀)、に注目。背番号8番の猶元さんはベンチですね。杉田はU-23代表で主将を務めています。今回のメンバーでのW杯組は、山根、田中明、北原、上尾野辺、川村、菅澤の6人。
 見覚えのある顔がいるなと思ったら有町選手。2年ぶりの代表という事ですが、ベルではなく現在は仙台所属です。どうして岡山にいないの? ベルでの代表姿を観たかったなと。北朝鮮は高さがあります。二貧はポゼッションで攻めており、保持率も高いです。これまでの北朝鮮との対戦成績は5勝5分10敗と大きく負け越していますが、佐々木監督になってからは3勝3分1敗です。
 北朝鮮はサイド攻撃が得意です。抜けた相手のドリブルで京川がPKを献上。山根が止めました! 素晴らしい反応。W杯から11人替えてきた今回のメンバーで、五輪本番では23人から18人の登録に減ります。前半35分、FKから押し込められました。マークのずれを突いてきた形です。日本痛恨の失点・・・0-1。北朝鮮は縦に早くボールを入れてきます。ここで前半終了。
    
 すぐに後半スタート。前半はちょっとパスミスが多く、失点を引き出してしまいました。後半3分にFKからゴール前の混戦から増矢の同点弾! まだ19歳。8試合目でなでしこジャパン3点目だそうです。日本ゴォール!!! 増矢ゴール!★ 1-1。増矢はドリブルといい、前向きのいいプレーです。そういえば、今回のチームでは、CKでなでしこトレインはやりませんね。後半13分に北朝鮮の選手が足をつらせました。北朝鮮は運動量が豊富な分、スタミナ面で有利なのかもしれません。
 ここで京川に替わって横山投入。所属する2部長野では、17試合で22ゴールとか。昔同じ北朝鮮戦で伝説の5人抜きをやっています。これで元岡山の選手が現在3人出ています。後半19分にカウンターから左右に振られてやられてしまう。山根も前へ出過ぎたか。日本痛恨の失点・・・1-2。
 後半24分にクロスからセンタリングで、跳ね返されたところを遠目から杉田が弾丸シュートを打ち込む。日本ゴォール!!! 杉田ゴール!★ 2-2。約25mの弾丸ライナーだったようです。日本はまだマークがずれているようです。後半33分にクロスボールから、高いテクニックで上手く決められる。日本痛恨の失点・・・2-3。ゴール前の人数はいたが、同じような崩され方で、後半40分に同じ選手に決められてしまう。日本痛恨の失点・・・2-4。
 ここで高畑に替わって高瀬投入。3月にケガをしてW杯には出場できなかった選手です。日本はパスミスが目立ちます。横山のドリブルは北朝鮮を翻弄します。ここで、有町に替わって猶元投入。ここでホイッスル。新生なでしこ、2-4という辛い出発となりました。

  
 そして今日のサムライブルーです。生書き込みいってみます。先発もガラっと変えてきました。今日の相手はなでしこに続いて、FIFAランク129位の北朝鮮です。キックオフ。川又、永井、ではない方の武藤、宇佐美、J2代表の山口など、GKは西川。国内組のみとはいえ元岡山の川又(何かモヒカンっぽいです)の1トップです。川又もこの大会で結果を残せばいいですが、残せなかったら今後しんどいかもと書いていたら、前半2分に早くもやりました。
日本ゴォール!!! 武藤ゴール!★ 1-0。
 今日も変なブブゼラが聞こえます。これは北朝鮮を応援する中国サポーターの鳴り物だそうです。北朝鮮との通算対戦成績は7勝4分6敗です。2010年W杯に出場した選手が1人か2人しか残っていないという世代交代が進んだチーム。今回の初選出が米倉、遠藤、藤田、武藤、倉田の5人。
前回ブラジルW杯3次予選で日本は一度北朝鮮に敗れています。
   
 しかし、見る限り北朝鮮のプレスは弱いですね。これでは、強化に役立ちません。前のシンガポール戦と同じく守りを固めてきています。ここをどう崩すかが今後の日本の方向性です。暑い様子でハリル監督が審判に確認に行きましたが、今日はウォーターブレイクは無いそうです。頑張ってください。
 ハリル監督は今後の代表チームは海外組50%、国内組50%を考えているそうで、そうなれば今回の招集メンバーの半分が残る事になります。先ほど、西川と1対1になるという危ないシーンがありました。2年前のこの大会でMVPになり、山口にとってはこの東アジアカップから代表キャリアが始まったようです。日本はセカンドボールを拾えなくなりました。何度かチャンスがありましたが、決めきれず。特に永井はしんどい印象。ここで前半終了。

 交代無し。後半スタート。悪い時間帯です。ゴールに迫られました。日本はボールキープができなくなった印象があります。ここで、宇佐美に替わって柴崎投入。システムを4-3-3にチェンジ。北朝鮮はフィジカルの強いチームを目指しているそうです。北朝鮮は後半になって、なおさら山なりで放り込んでくるカウンターサッカーに徹しています。本当に何度も繰り返してきます。ここで川又に替わって、背番号10の興梠投入。J決定率№1FWと紹介されました。4年ぶりの代表プレーです。途中で下げられた宇佐美と川又はどういう評価だったのでしょうか。興梠は1トップの位置ですが、10番でCWというのも珍しいですね。
   
 浦和の武藤頑張っています。でも頑張るだけでは代表に残れません。ロングのカウンターでゴール前で競り合い、こじ開けられました。日本痛恨の失点・・・1-1。ハリル監督の就任3連勝は何だったのでしょうか。また、人差し指のVポーズ見たいです。前回の東アジア杯では、柿谷・山口がブレイクしました。今回はシンデレラボーイは出るのか。ここで永井に替わって、最年少20歳の浅野投入。永井も速いが、浅野も速いそうです。
 危ないシーンが続きます。入れられたのかと思いましたと書いていたら・・・ あきません。山なりの放り込みで、高いヘッドでやられました。日本痛恨の失点・・・1-2。どうしたハリルジャパン。このままだと、この後報道でボロカスに言われますよ。もう時間が無い。このまま、FIFAランク129位に負けてしまうのか。もう北朝鮮はつなげてボールキープに入っています。ここでホイッスル。まさかの男女揃っての敗戦です。
 何が悪かったのか、コンディションの問題もあったようですが、かなりの修正が必要ですね。大幅な入れ替えも必要でしょう。ザックのが良かった、アギーレの方が強かったと言われそうです。そんな声に負けないように踏ん張って欲しいです。

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日本代表のこと・・・302

2015-07-29 00:03:33 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 早いもので、この週末から男女揃っての東アジアカップが開幕し、代表ウィークに突入します。先頃、代表選手も発表になっていますね。来週からは毎日のように代表戦が開催され、当ブログも大忙しです。生観戦レポもそれほどできず、またしても留守録レポになるかもしれません。まずは日程を紹介。
     
EAFF東アジアカップ2015/EAFF女子東アジアカップ2015
〔日程〕
・8月1日(土):【なでしこジャパン】 北朝鮮戦/18:20開始
・8月2日(日):【 男子日本代表 】 北朝鮮戦/18:20開始
・8月4日(火):【なでしこジャパン】 韓国戦  /18:20開始
・8月5日(水):【 男子日本代表 】 韓国戦  /18:20開始
・8月8日(土):【なでしこジャパン】 中国戦  /20:10開始
・8月9日(日):【 男子日本代表 】 中国戦  /20:10開始
〔開催地〕
中国/武漢
〔過去2大会の戦績〕
男子日本代表
       開催地/優勝国/日本成績
・2010年 日本 /中国  /3位
・2013年 韓国 /日本  /優勝
なでしこジャパン
       開催地/優勝国/日本成績
・2010年 日本 /日本  /優勝
・2013年 韓国 /北朝鮮 /準優勝

 この大会の前身は、'90年から'98年まで開かれたダイナスティカップ。'12年のEAFF理事会で、現在の大会名に変更。'03年に第1回大会を日本で開催し、以後2年ごとに日本、韓国、中国の3か国持ち回りで開催。
 大会方式としては、男子はシード国の日本、韓国、中国の3か国を除いた7チームによりセントラル方式の予選大会を実施し、上位1チームが決勝大会進出。決勝大会は、予選大会を勝ちあがった1チーム(今回は北朝鮮)とシード国3チーム、合計4チームによる総当たり戦で実施。
 女子は、'08年大会から予選を実施。'08年大会のシード国は中国、北朝鮮、日本で、残り1チーム(今回は韓国)をセントラル方式の予選で決定。本大会の形式は男子と同様。
 参加国は、日本、韓国、中国、北朝鮮、香港、チャイニーズタイペイ、グアム、モンゴル(男子のみ)、マカオ(男子のみ)、北マリアナ諸島、オーストラリア(大会のみのゲスト参加)。

 今回の注目の選手ですが、男子では元岡山の川又選手(名古屋)くらいですか、なでしこジャパンでは、シャルム出身の杉田選手(伊賀)、元ベルの横山選手(長野)、 京川選手(INAC)、猶本選手(浦和)ですね。男子は国内組で組まれており、女子も若手を中心に組まれ、W杯組のベテランは今回はお休みの様子。それにしても気になるのが、湯郷ベルから1人も選出されていない事。宮間主将や福元選手の後に続く人材が今の所いないのがとても心配です。
 ちょうど2年前の7月30日の記事を観ると、男女の決勝戦の様子が出ていました。この時はザックジャパンが脚光を浴び、なでしこは連覇を阻まれ、宮間主将の涙と明暗が分かれました。果たして、今回はどんなドラマが出るのか。

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日本代表のこと・・・301

2015-07-07 00:03:40 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録生観戦レポです。
 ついにやってきましたファイナル。カナダ女子W杯決勝戦です。何とか情報遮断を貫いて、何とか結果が何もわからない状態で、映像再生です。先発が発表されています。決勝トーナメントの不動のメンバーです。大会前のオッズで優勝する可能性が9%と酷評された日本がここまでやってきました。イギリスのブックメーカーざまあみろと。と言いながら、当ブログでも以前の記事で高齢化したチームに対して、ネガティブな書き方をしましたが、そういうものをすべて超越してしまいましたね。今日も留守録ですが、一緒に戦いたいと思います。
   
 今日の相手は強いです。胸のエンブレムもこの地に立ってこそです。今日の9割はアメリカのファンでどアウェー状態ですが、大丈夫でしょう。4年前もドイツW杯でドイツを破っていますから。アメリカはFIFAランク2位。W杯優勝2回('91、'99)、五輪優勝4回('96、'04、'08、'12)という成績。昨日夜に観た宮間主将のインタビューが良かったです。W杯優勝してこそ、女子サッカーの普及というスタートラインに立てるというもの。日本女子サッカー界を背負った偉大なるキャプテンです。安藤さんもベンチに入ったそうです。キックオフです。

 立ち上がり。長いボールの日本に対して、アメリカはつないできています。早いアメリカのパス回しですが、日本は2人がかりで守ります。前半3分、最初のセットプレーCKから、グラウンダーでロイドにやられました。日本痛恨の失点・・・0-1。なかなかアメリカのスピードについていけていません。と書いていたら、前半5分にまたしてもFKで、グラウンダーでロイドにやられました。日本痛恨の失点・・・0-2。でも、4年前も2度リードされ、2度追いついて、PK戦で勝っています。ロンドン五輪でも2点リードされて1点返しています。また、アメリカはあとで疲れてくるかもしれませんので、まだわかりません。
 ただ、アメリカは守りも堅固です。今までで1失点しかしていません。前半14分、岩清水の弱いクリアから、決められる。日本痛恨の失点・・・0-3。そう書いていたら、前半16分に前に出てきた海堀の頭上にロングシュートを決められてまた失点。まさかの展開。日本痛恨の失点・・・0-4。
      
 人数は足りているが、アメリカに一歩先にやられています。しかし、アメリカはやはり今までのチームとは全然違いますね。体格に加えて、早い動き、そして足元の上手さ、プレスの強さです。日本は少しフォーメーションを変えてきました。鮫島を少し上げて、宮間主将はボランチとして下がりました。
 何か男子A代表の日本対ブラジル戦のようなイメージです。まあ、思ったよりはまだ時間はありますよ。ちょっとアメリカは、プレスが弱くなってきました。前半27分、右に振って、真ん中に来たボールを大儀見がキープして叩き込みました。日本ゴォール!!! 大儀見ゴール!★ 1-4。これでアメリカの無失点記録が吹き飛びました。日本の勢いが出てきました。ここで、岩清水に替わって、澤さん登場。ついに大御所登場です。戦況は予想と違いましたが、やはり澤さんが出てきました。岩清水泣いています。泣くことはないです。よくやりましたよ。この形は今まで観た事の無い形で、佐々木監督はギャンブルを仕掛けてきました。
 日本は互角に戦えるようになってきました。早くも前半2枚目のカードを切ってきます。川澄ちゃんに替わって菅澤投入。今までにない動きです。3回目のフォーメーション変更です。ロイド侮れません。日本が時々パスミス。ちょっとアメリカが疲れてきたか、反撃チャンスを狙っているのか。ここで前半終了。
   
 さあ、まだあきらめてはいけません。次の1点です。後半スタート。日本はロイドの位置をどうしても見失っています。一歩下がった位置から出てきたりといろいろやってきます。後半7分、宮間主将からの長いプレースキックから。アメリカのオウンゴールです。日本ゴォール!!! 相手オウンゴール!★ 2-4。面白くなってきました。もう1点返したら本当にわかりません。今までの試合でたった1失点だったアメリカが2失点目と、してやったりです。
 とここまでは良かったが、後半9分にCKからまたやられました。日本痛恨の失点・・・0-5。どうしてもフリーにさせてしまう選手が出てきます。決勝戦でありながら大味であり、大荒れの試合になってしまいました。ここで最後のカード、大野に替わって岩淵真菜ちゃん投入。
 やはり、ゴール前でロイドがフリーになります。今日はずっとこうです。岩淵のドリブルも大きくなると、相手に奪取されてしまいます。それほど多くないですが、日本のシュートはしっかり枠を捉えています。
    この時間になって、いい攻撃ができるようになってきました。ここで3バックに変更ですが、監督の声が選手に届かずに、4バックのまま。選手が直接聞きに行きました。ここでも見せました、なでしこトレイン。今のフォーメーションはいわばギャンブルといったシステムです。やはり澤さん効いていますね。おっと、ここで澤さんの盟友、ワンバック登場。澤対ワンバック。ここで4年前の演出になってしまいました。宮間主将のCK、やはり澤を狙う。
 ここにきて日本選手にイエローが続きます。それだけアグレッシブに当たっていっているのか。アメリカは何と40歳の選手が交替してきました。レジェンドの記念出場かい。5回目のW杯って・・・ アメリカは5バックになりました。
 鮫島の足がつっています。まさに死闘です。アメリカはワンバックに点を取らせようとしています。なめられてはいけません。ここでホイッスル。お疲れ様でした。栄えある準優勝です。胸を張って日本に帰りましょう。
   
 表彰式。まずは選手表彰。今回、宮間主将と有吉がMVP8人の中にノミネートされ、優勝したらゴールドシューズを受賞できたはずなのに、準優勝という事で、宮間主将がブロンズシューズ?を受賞です。MVP(ゴールドシューズ)はロイド選手。日本が壇上に上がり、シルバーメダルを首にかけてもらいました。優勝したアメリカの表彰シーンを日本の面々が観て拍手を送っています。試合後インタビューですが、やりきった笑顔の佐々木監督に比べて、選手はみんな泣き顔です。澤さんはこれで代表見納めになるのかな。いつか、なでしこの監督として、アメリカをやっつけて欲しいです。

 宮間主将が「日本の女子サッカーはブームではなく文化になって欲しい」という名言を口にしていました
。他の選手も女子サッカーを心配する声がありましたが、3大会連続ファイナル、今大会準優勝、世界で2位というのは立派な成績だと思います。アメリカは日本の戦い方を完璧に分析していましたね。当ブログでは、なでしこの高年齢化を指摘していましたが、実はアメリカは平均29.5歳という最年長チームでした。結局のところ、ファイナルに出るレベルになると、そこまでは影響がないのかもしれません。
   
 先ほど報ステのスポーツコーナーでW杯の結果とともに「宮間のキャプテンシー」として、宮間主将が、控え組とレギュラー組のパイプ役になって、キャプテンシーを発揮していたと紹介されていました。控え組の水ボトルに1人1人マジックでメッセージを書き込んで、一体感を持たしていたとか。いい話ですね。たぶん、ベルでも似たような事があるんじゃないかな。
 すぐに次の大会は来ます。男子と違って、女子はW杯の翌年がオリンピックです。今度はリオ五輪、宮間主将で金メダルを目指しましょう。と、ここで個人的に危惧しているのが、湯郷の2戦士。何と、チームに帰ったら種田監督がいません。何とも言えない展開でいきなり正念場ですね。宮間主将も福ちゃんも今度は岡山の女子サッカーのためにも頑張って欲しいと思います。夢をありがとう。

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日本代表のこと・・・300

2015-07-03 00:05:35 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録生観戦レポです。
 さぁ、運命のイングランド戦です。なでしこジャパンのカナダW杯準決勝です。今日も留守録生観戦といきたいのですが、昼間にネット上でチラッと2-1で勝利という情報が目に入ってしまいました。しっかり情報遮断したつもりが、フェイスブックの方からでした。W杯準決勝ともなると、やはり情報が流れてくるのですね。まあ、負けているよりはいいです。スコアだけでそれ以外はわかりません。見る気しませんから。でも、生が良かったなぁ・・・
 解説の本田さんは日焼けしていました。お化粧の下が赤いです。長野レディースさんで頑張っておられるのですね。イングランドはFIFAランク6位、W杯ベスト4は史上初。W杯ベスト8('95、'07、'11)、五輪は不出場。対戦成績は0勝2分2敗と相性は×。オランダ戦、オーストラリア戦と同じスタメンです。先発はGK海堀の他、決勝トーナメントはずっと同じベストメンバーですね。川澄ちゃんも先発。
   
 キックオフ。暑ければ暑いほどやりやすいと日本選手が言っているようです。頼もしい。イングランドは平均身長はそれほど差はない印象ですが、実際は163.5cmに対してイングランドは170.4cmとやっぱ高いですね。イングランドはこれまでシステムを毎試合変更してきており、やりにくいようです。4年前に敗れた時は実はグループリーグ突破が決まっていたそうです。そうだったかな、それは安心材料ですね。今日はCKの時に「なでしこトレイン」やりませんね。
 イングランドはサイドに寄り気味になります。そういう時は一気にサイドチェンジしたら、崩せそうです。強さの秘密はベンチメンバーのコーチングだそうです。特に大きな声はやはり福ちゃんこと福元選手です。佐々木監督が「回せ回せ」と叫んでいます。そして、やはり反対側のサイドが空きます。
     
 イギリス誌で世界№1選手の1人として、宮間主将が紹介されたそうです。イングランドは決定力が高いようです。枠内のシュート率はイングランドは約40%に対して日本は20数%。日本は今まで7人で7点を取っています。今日の先発がうち6人と、幅広い攻撃力です。
 前半33分、抜けた有吉が倒されてここでPK獲得。PKには絶対の自信を持つ宮間主将が、上手いゴールを決めました。まるでかつての遠藤のコロコロPKのように狙い澄ましたシュート。日本ゴォール!!! 宮間ゴール!★ 1-0。6試合連続先制です。カナダサポーターからも大きな拍手が起きました。
 イングランドは前半なり後半の終了間際に失点が多いという特徴があるようです。後半40分におっと、ここで逆にPKを与えてしまいました。ややきびしい判定にも見えましたが。PKが得意という海堀でしたが、決められました。日本痛恨の失点・・・1-1。今大会初めて同点に追いつかれました。CKで今度はなでしこトレインが出ました。ここで前半終了。
     
 後半スタート。ボール支配率は日本55%に対してイングランド45%。交代は無し。同じ中3日ですが、会場移動があったイングランドに対して、日本は同じ会場なのでやや有利でした。イングランドは今まですべて2-1で勝ってきました。今日も鮫ちゃんこと昔女の子走りの鮫島がよく目立ちます。
 後半は五分という戦いっぷりです。イングランドは何度も何度もパワープレーを仕掛けてきます。今日はカナダの独立記念日だそうです。その日に自国代表がいないのは残念ですね。イングランドのミドルシュート。バーに救われ、その後のCKもはずしてくれました。今日は運もあります。イングランドが前係にきている苦しい時間帯です。
   
 ベンチメンバー全員とハイタッチして出てきた岩淵真菜ちゃんが、大野に替わって登場。驚異のドリブルで相手ゴールに迫ります。岩淵のプレーに来場者が湧いています。苦しい時間帯をしのぎ、雰囲気的に日本のペースになりつつあります。ボール支配率が日本が60%に上がってきましたが、紙一重の攻防になってきました。
 4年前に得点したホワイトですが、まだ運動量があります。細かい所でパスミスがあり、勝てばいいですが、負ければパスミスの多さを指摘されます。岩淵にはしっかりマークが付きます。ロスタイム、ゴール前の混戦でオウンゴールという意外な形で得点が入りました。。日本ゴォール!!! オウンゴール!★ 2-1。勝てばいいのです。ここでホイッスル。勝ちました。
 これでメダル確定。宮間主将の「(アメリカには)ワールドカップは渡さない」というセリフが利きました。安藤の背番号ユニを来たテディベアが、勝利の熊としてベンチを守っていたようです。さて、4日は最後の決戦です。今度は絶対に情報遮断です。スマホも観ないし、調べ物もしないし、FBは自分のページしか観ないぞ。決勝戦は生で観ないと意味が無い。 


 胸には前回W杯チャンピオンの証のエンブレムがあります。ここ数年は重たく観えていましたが、W杯本番になってから試合を重ねるごとに似合ってくるように感じました。また、澤選手の選出も最初はどうかと思いましたが、ベンチでアップをしている姿を観て、実は澤さんも影の殊勲者ではないかと思っています。つまり、ベンチにいる事、アップをする事によって一緒に戦っている一体感に厚みを与えているのではないかと。五輪の時には無かった安定感が今回はあるのかもしれません。また、大会前はほとんど若返りができなかった事についても、そういう心配を上回るパワーをp醸し出す事ができたのかもしれません。今回の戦いっぷりを観ていたら、本当に連覇いけるぞと思います。組み合わせに恵まれた面もあるのかもしれませんが、運も実力のうちです。佐々木監督のハードな練習が、90分間全く落ちない運動量を生み出したのかもしれません。ブラジルW杯でコンディション調整に失敗した男子A代表スタッフも少し教わったらいかがでしょうか。

 あと、スポナビを観ていたら、なでしこ戦士達のブログ情報を発見しました。今日の試合の生の声、チームの雰囲気がかなり詳しくわかります。以下のブログで左ほど、更新頻度が高いようです。
なでしこ選手ブログ:大儀見 / 岩清水 / 岩淵 / 鮫島 / 永里 / 熊谷 /

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日本代表のこと・・・299

2015-07-02 00:55:03 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録生観戦レポです。
 およそ2時間遅れで試合が始まります。今日は打って変わって、U-22代表でリオ五輪世代の戦いです。リオ五輪最終予選に向けた年内最後の強化試合。個人的には、岡山の矢島君を気にして観たいと思います。相手はコスタリカで、トップチームはFIFAランク14位で、ブラジルW杯、'04アテネ五輪ともに8強という強い相手です。会場は手倉森監督の地元・仙台です。先発を観ましたが、湘南さんの遠藤選手くらいしか馴染みがないですね。不思議に思うのが、あの鈴木武蔵選手の名前が無い事。岡山の矢島選手はベンチスタート。
   
 キックオフ。東京Vさんから山雅さんに移ってプレーしている前田選手が注目のようです。コスタリカはポゼッションが強く、ボール回しが早しです。それにつられて日本も早く回しています。サブ組に鈴木選手の名前ありました。以前は普通に先発組だったのに、この停滞具合が気になります。調子が悪いのか。コスタリカの動きがいかにも南米という感じで、かなり危険です。
 一回抜かれて、1対1になりましたが、清水さんの正GKの櫛引選手がスーパーセーブ。前半36分、一進一退でに眠くなるような試合展開の中、野津田が決めました。日本ゴォール!!! 野津田ゴール!★ 1-0。短いロスタイムで前半終了。
   
 続いて後半スタート。井手口に替えて、マリノスの喜田選手投入。後半8分に岩波選手が決めたと思ったらオフサイド。ここで、オナイウ阿道選手投入。そして、後半16分に矢島選手登場。伊東選手から川口選手、野津田選手から金森選手、中島選手から小屋松選手に交代。矢島選手が入って、少しボール回しが良くなった気がします。後半32分に金森が決める。日本ゴォール!!! 金森ゴール!★ 2-0。亀川選手に替わって高橋選手投入。そして終了間際に遠藤選手に替わって奈良選手投入。この試合は8人まで交代枠があるので、とにかく交代が多い。まあ、選手を試すだけ試すのがいいのではないでしょうか。そのままホイッスル。

 今回も遠藤選手が中盤の底で守備に攻撃に存在感を発揮し、。チームの5試合連続完封勝利に大きく貢献。後半は相手のシステム変更に臨機応変に対応し、矢島選手を投入したのは、相手が3バックになったことに対して、中盤で数的優位を作りたいという意図。遠藤はそこからアンカーの位置にポジションチェンジ。後半開始からコスタリカがシステムを5-3-2に変更し、スペースを埋める。対する日本もそれに対応してシステムを4-4-2に変更。2トップにして前線から圧力をかけました。その後、親善試合らしく両チームとも多くの選手を入れ替わった試合になりました。
   
 ちなみにオナイウ阿道選手は、ナイジェリア人のハーフで、昨年にJ2千葉に入団し、JリーグU-22に登録。今回初召集の選手でジャンプ力が高いとか。U-22日本代表の年内の試合予定は発表されてなく、早くもこれが最後の試合。来年1月のリオ五輪最終予選前まで活動は無し。次に目指したい試合は東アジア杯になります。
 さて、明日は運命のイングランド戦ですね。またしても留守録生観戦です。

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