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日本代表のこと・・・329

2016-03-21 00:01:37 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 なでしこジャパン低迷の検証シリーズ第2弾です。集めた情報ですが、大体落ち着いたようです。佐々木監督は昨日正式に退任会見を行い、新しいなでしこジャパンへ向けて進み始めました。でも今回の惨敗はやはりリスペクトすべきですね。手元にいくつかある情報を順番に抜粋して紹介していきます。ちょっと長いですが、当ブログ的にはまとめられたと思っています。まずは、宮間選手の名前があったショッキングなタイトルの日刊スポーツの記事です。
   
【日刊スポーツ:凋落なでしこ】
なでしこ澤引退で分裂敗退 宮間と若手に溝
 昨年末の澤選手引退ニュースの時期に今回の敗退の予兆。佐々木監督は「誤算。リオに連れていくつもりだった」とコメントし、「ポスト澤」として昨年のW杯カナダ大会でブレークした宇津木選手は体調不良で選外。川村選手も中国戦で敗戦につながる痛恨のバックパスミス。プレー以上に大きかったのは、精神的支柱が抜けた穴。澤は、主将の宮間と若手選手の間を埋められる無二の存在。宮間選手は気が強く、自分にも他人にも妥協しないタイプで、「厳しすぎ。みんな萎縮しちゃって、何も宮間さんには言えない」と若手選手のコメント。宮間からは「甘すぎる」という見方になり、溝は深かったと。
 両者の潤滑油として働いていたのが澤選手を失ってから初めての大会で、大儀見選手などとも選手間のバランスは崩壊し、頂点からの、必然の瓦解。露呈した深刻な「澤ロス」という極めて難しい宿題が浮上。
無謀ぶっつけ策に新戦力の良さ消す常連組
 初戦オーストラリア戦で、日本は面食らう。予想に反して、オーストラリアが蹴ってこない。「高さと屈強な体を生かし、ロングボールとクロスを放り込んでくる」と佐々木監督は分析し、直前合宿で対策に時間を割いて練習。しかし、オーストラリアは前線からの激しいプレスと細かいパスワークを展開。ボランチの宮間選手は「映像で見たものと全く別のサッカー」と戸惑い、ボールの奪いどころとして狙われる。合宿での練習と違う、無謀なロングボールの攻撃で競り負け、戦術のブレに選手達は混乱。昨年のW杯カナダ大会の頃から、今までと違う戦術を試すようになり、「何をしたいのか分からない」と選手は理解に苦しむ状態。
 佐々木監督が愛着を示してきた4-4-2システムは研究し尽くされ、今予選で破たん。韓国戦で、ぶっつけ本番で宮間選手をトップ下に上げる4-2-3-1に変えたが、5バックへの変更を進めていた最中に失点。中国戦もロングボールに固執して自滅。「つないだ方がいい」とパスを回し始める選手も出るなど、中途半端な準備が現場で混乱。
 '11年W杯の優勝組には、自分たちのサッカーに強い自負があり、足元の技術が高い若手が来ても、常連組は、あえて特長を消すように長いパスを出し、走らせ続けたことがあり、その若手は「ボールがもらえない」と悲観し、確立されたスタイルは硬直化。
協会が招いた“冬”監督に甘え続けた8年
 ロンドン五輪後の佐々木監督は、日本協会との契約が満了したが、長期政権を懸念した協会が体制刷新を図ったものの、後任も決められない事態。後任を調整したがいずれも破談し、続投の意思がなかった佐々木に、慌てて続投を要請。再契約したが、一時期の求心力はない。選手だけでなく、なでしこリーグとの溝も徐々に拡大。なでしこリーグのクラブとのコミュニケーション力は明らかに低下。
 それでも佐々木と心中するしかない協会は、違った形のサポートとして最終予選の自国開催を実現したが、裏目に作用。逆に大きなプレッシャーと化し、初戦から極度の緊張感が支配。
 土壌の問題。佐々木監督の就任から予選前までの計120試合のうち101戦が海外で、国内は19戦だった事がその象徴。「行けて当たり前の空気と極度のホームの重圧と期待につぶされた格好であり、注目度が段違いの東京五輪への課題。過去の功績は色あせないが、世代交代で後れを取っており、冬の時代が到来すると一般的に予想され、再スタートのベースの維持と再建の保証はないと締めくくっています。
   
 これらの記事を読むと、まるで宮間選手が戦犯のようにも思えますが、実際は一人で重圧を背負いこんだ立場です。代表引退を表明せず、「代表というのはそういう事を口にできる存在ではない」と口にしていますが、主将かどうかは別に新しいなでしこに選ばれるのではないでしょうか。
 こういう記事もありました。「メディアが書かない本当の戦犯」という日刊サイゾーの記事です。岡山県民としては面白くない内容の記事ですが、一つのマスコミの論調として抜粋して紹介。

【メディアが書かない本当の戦犯とは】
 ポイントは2つ。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。その状況を宮間主将が打開しようとして狙うが、ミスが増えてリズムを作れないまま敗戦。2つ目が韓国戦。上尾野辺選手が中盤の底でリズムを作り、横山選手の動きが良かったが、どこか宮間主将の調子が上がらず。セットプレーが機能しないまま、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れして勝ちきれず。
 メディアは名前を挙げないが、宮間主将のパフォーマンスが悪かったのは間違いなく、中盤のオフェンシブのポジションで使った佐々木監督にも問題。あのポジションでは、キレが必要になり、宮間選手をボランチの位置に下げるか、途中で交代する手もあった。宮間選手を固定する一方で、連携が必要になるボランチやサイドバックを固定できなかったために、2戦目で良かった川村選手が3戦目ではまったく機能せず。ベテラン選手のコンディションが上がってこなかった事は、短期決戦での命取り。
 実際に、4戦目のベトナム戦では宮間を外し、フレッシュな選手が躍動して大勝。相手がベトナムはオーストラリア以外にはいいスコアで健闘しているチーム。
日本のメディアは、アンタッチャブルを作ってしまいがち。今回の結果が教えてくれたのは、たとえ功労者であろうと、批判する時は批判するべきという事。メディアやファンがしっかりと批評しなければ、日本代表は強くならない。予選敗退が決定してしまった今、厳しい批評を行うこともひとつの愛ではないか。チームのマンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったのでは。
日刊サイゾー該当記事:http://www.cyzo.com/2016/03/post_26950_entry.html

 悔しい内容ですが、確かに宮間主将が輝いていないなという印象があったのも事実。過去にも宮間選手のコンディションが今イチと言われた大会があった覚えがあります。そこでふと脳裏をよぎるのが、所属している湯郷ベルの最近の不調。今回のなでしこの不調とイメージがかぶる時があります。簡単には言えませんが深い部分だと思います。日経新聞ではまた別の側面からの分析が載っています。「決定力不足解消できず」という記事と、「盛者必衰のサイクル」と書かれた記事。以下、抜粋して続けて紹介。

【決定力不足解消できず】
 なでしこは細かな約束事が多い。相手を2人、3人がかりで追い込む守備の動き方やポジショニング。ベテラン組なら自動的に機能できるが、若手に交代するとフィットするまで時間と手間がかかる。「攻守にアクション」を標榜する佐々木監督の戦術はハードワークをこなすスタミナが必須。その点でも組織に活力を注入する若手が欲しかったが、若手の抜擢は余りなくチームの老いが進行。
 守備からリズムを作る「全員守備」のチームで「全員攻撃」は未完のプロジェクト。1人で攻め破れるスペシャリストを女子サッカー界がこの4年間で育成できなかった事が根深いかだい。パワーとスピードで劣る条件で得点を得るという課題は、佐々木監督の言う「深さ」ではないかと締めくくっています。
【盛者必衰は偉大なチームの宿命】
 世界大会の決勝に3回連続で出るような代表チームが高齢化していくのは、勝てば勝つほど栄光の戦士は温存されるのだから、ある意味で自然なこと。ベテランを温存しても勝てず、無理に若返らせても勝てないという盛者必衰のサイクルになでしこも入っていたのではないか。偉大なチャンピオンチームは偉大な選手とともに語られ、なでしこジャパンは澤がそれに相当。そんな存在が去れば、穴は簡単に埋まるものではなく、むしろ大きな反動に襲われて立て直しに何倍も苦労するのが普通。栄光を極めたメンバーにトウがたち、チームの耐用年数が尽きたことは分かっていても大きな敗北を喫するまで、監督を変え、選手を変え、チームを変えることはできない。それは偉大な代表チームの宿命。
 日本の女子選手の身体能力を考えると、守備ラインを低く構えたカウンターサッカーで「守る人」「攻める人」をくっきり色分けするような戦いを志向しても限界があるのでは。1人より2人、2人よりグループ、グループよりチームで。共同作業が得意な持ち味を生かす、11人全員が攻守に参画するスタイルをさらに発展させていくしかないと思うと締めくくっています。

 ここでは、どの選手がどうのという論調ではなく、チームそのものについて論じられています。「盛者必衰」とは歴史マニア的には平家物語に出てくる言葉で、その平家は滅んじゃいました。なでしこは滅んではいけません。フェニックスとなって、また頂に到達しなければいけません。
 そして、追ってきた存在が追い越したら、今度は追われるのは当たり前という読売新聞の論調と、意外な舞台裏があり、本当の戦犯論について語っている東スポWEB。本当にいろいろと情報が出てくるものです、以下抜粋して順番に紹介。

【読売新聞】
 アジアのレベルは向上し、今や世界のトップクラスと言われるように他国の強さが向上。昨年までと打って変わって、ベトナム以外すべての国がプレスをかけられてもDFからポゼッションを維持できるチームに変貌。ボールを奪取しても相手ゴールまでは遠く、フィジカルの強い相手に中盤でボールロスト。今までの日本を逆にやられている感覚。フィジカルで勝るチームが技術と戦術で追いついてきたらという恐れが今回現実化。
【東スポWEB:選手選考に外圧】
〔なでしこ崩壊の舞台裏〕
 '11年ドイツ女子W杯の優勝で、1試合100万円に設定されていたテレビ放映権料が一気に数十倍に高騰し、なでしこバブルが発生。高額の放映権料を支払うテレビ局は金額に見合った視聴率を稼ぐため、チーム側に少しでも話題になることを要求。更には代理店などとともに、選手選考についても要望。'12年のヤングなでしこでブレイクした田中陽子選手を、翌年のアルガルベ杯で抜てきしたのも、代理店等の要請があったと言われており、'14年アジア大会の選手選考でも同じような外圧があり、佐々木監督は親しい関係者に「自分の思う通りにできない」とコメントしたとか。
 女子サッカー人気が高まる中で、日本協会の収入も急増し、過去の赤字の削減や、育成世代代表の強化費増の恩恵もあった一方で、噴出した様々な弊害。これらが絡まり合い、なでしこジャパンを崩壊へと向かわせたも言えると締めくくっています。
東スポWEB該当ページ:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/516401/

 選手選考に外圧というのは穏やかな話ではありませんね。実は日本代表チームでも時々耳にする話です。過去の話でどこまで本当なのか不明ですが、本田選手がどうのと言っていました。ここではカリスマ性のある外国人と、日本協会に近い日本人監督の差異かもしれません。まあ、結果が出ていない時は大体そういう選手構成なのかもしれません。スポンサーは金は出しても口は出さないという文言を契約に加えるべきかも。
 佐々木監督お疲れ様でした。当ブログで時々口にする、某黄色いチームのネル監督の第二次政権構想(あくまで個人的妄想です)のように、佐々木監督もいつか第二次政権もあるかもしれません。まだまだ全然お若いし、その可能性はあります。ただ、進化しなければならないという前提では、絶えず新しい指揮官の元、チームは成長すべきであり、もう一度佐々木監督が登場する事は望ましい事ではないかもしれませんが、結果を考えたら今後もどうしても名前が出てくる事でしょう。これでなでしこジャパンの総括ネタは終了しますが、新しいチームとして蘇生する事を期待しています。

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日本代表のこと・・・328

2016-03-16 00:37:39 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 お待たせしました。今回のなでしこジャパンの検証について、いろいろと情報を集めていましたが、そろそろ出していこうと思います。たくさん情報があるので1回で終わりません。ネット情報を見たら、複数回シリーズのコラムになっているパターンが多いので、情報の違いに注目しながら、順番に出していき、最後に当ブログとしての見解を出したいと思います。まずは地元の山陽新聞の「折れたなでしこ 五輪逃す」というタイトルのコラム記事。以下、抜粋して紹介。
       
【合宿で対外試合組まず(判断ミス)】
 アジア最終予選の敗因と今後の課題。「準備段階で試合が必要だったかな」という佐々木監督のコメント。予選前の合宿のみで対外試合を組まなかった判断ミスが転落へ。なでしこリーグはオフであり、多くの選手は試合勘が不足。それでも「試合をするよりも昨年の反省と修正をしたい」という佐々木監督の周囲に的確な助言をする存在は無し。初戦オーストラリア戦では試合内容と「3点も取られるような手ごたえじゃない」という選手の認識のずれこそ、準備不足の影響。混乱したなでしこジャパンは、次の韓国戦でシステムを実践でほとんど試していない4-5-1に変更し引き分け。中国戦では長いボールを放り込む戦術を選択したが、ポゼッションに向かう選手もいて意思疎通が欠如。苦境をはねつける一体感もなく、全員が勝利に飢えていた時代から変貌。
【ベテラン頼み 薄い選手層(世代交代停滞)】
 ベテラン頼みの陣容は疲弊し、世代交代の停滞が敗退の一因。'08年北京五輪からほぼメンバーを固定して更なる強化を実施。'11年ドイツW杯も'12年のロンドン五輪、昨年のカナダW杯も常連選手を集めて結果を掴んだ。
 '12年以降は国際試合で多くの若手を招集したが、アピールに乏しく、「自分の手元に何か月か預けてくれれば」を歯痒そうに吐露したことも。問題はなでしこリーグのレベルが世界と距離がある事。「守備が甘く、ボールを奪う、奪わせないという厳しさが90分通してどれくらいあるのかという指摘も。国内では世界基準のスピードを味わえないため、代表で定期的に外国の強豪と肌を合わせるベテラン代表選手と、そこに加われない若手代表選手との差が縮まらず。メンバーの硬直化は長期政権の弊害であるが、監督を替えてもすぐに解決できず。昨年に澤選手の引退が惜しまれたほど、選手層が薄いのが現状。
【欠かせない若手の底上げ(新たなチームづくり)】
 世代交代を推し進めながら新たなチームを作り上げる事が必要。まずは若手選手の底上げが必要で、下からの突き上げによるチームの活性化。次に戦術面でポゼッションサッカーは徹底的に研究尽くされているため、相手の出方に対応できるだけの柔軟性や幅を観につける事。世界を驚かせた連係をベースに、戦力の上積みを今後進めなければならないとしています。
 
 ここで出たキーワードは「練習のみで強化試合が無い調整の失敗」と、「ベテラン選手の固定化による弊害」ですね。次に「なでしこ 黄金時代の終焉」というタイトルのスポーツ報知。敗因を検証するという事ですが、以下、抜粋して紹介。

【世代交代失敗の真相】
 「代表に行かなくてもいいですか?」と言う複数の若手代表選手や、「ボールが来ない」と嘆く選手も。ロンドン五輪後、代表チームはいつしか一部にとって「行きたくない」場所に。
 世代交代の失敗が、ボディーブローのように作用。平均年齢で他国の平均が24歳前後に対し、日本は27.1歳という出場6チームの中で最年長チーム。過密日程の中、初戦からフル稼働を強いられたベテランの運動量は低下。佐々木監督が「経験値を生かしてもらう」という選考理由が裏目に作用。
 20人中14人が’11年W杯組で、新たに入ったのは6人。'12年のヤングなでしこのメンバーもいたが4年半育たなかった背景にはドイツ組の強すぎる結束が挙げられ、その中で若手は戦術の他に疎外感を感じ、持ち味を出せないまま評価されず、代表活動後に精神的なスランプに陥る選手もいたとか。同じ顔ぶれのまま相手に研究され、年齢と勤続疲労を重ねた結果、予選敗退。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160308-OHT1T50001.html
【実戦不足「練習で何やってたのか」】
 オーストラリア、中国は連戦、連戦で試合をやってきた中、佐々木監督は初めて調整段階での誤算とコメント。昨年のカナダW杯後に、「もう少し一緒に過ごす時間だったり、試合をこなせていれば」とコメント。だが、若手主体で臨んだ東アジア杯を除き、主力が唯一経験した対外試合は11月のオランダ遠征の1試合のみ。五輪予選の壮行試合も実現せず。
 日本協会が実現させた五輪予選招致で得た地の利が「勝って当然」という重圧の空気が支配。それに加えて想定と異なる戦術で来る他国の日本対策に対応しきれず。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160309-OHT1T50001.html
【東京五輪へ新世代で新スタイルを】
 復権には、世界における日本の立ち位置を再認識することが必要。'11年ドイツW杯後、各国は日本を「女子版バルサ」と絶賛し、こぞって日本のスタイルを導入したが、世界のトレンドが変わると同時に戦術的な優位性は消え、フィジカルの差が顕著に表面化。それでも日本は進化ではなく、精度を高めることに固執した結果、4年半の間に模倣され、研究され尽くした戦術はアジアでも通用せず。
 日本協会は昨秋刷新した強化、普及指針「なでしこビジョン」で'20年東京五輪、招致を目指す'23年W杯での優勝が目標。今回の厳しい現実だったが、一方で希望もあり、世代交代の遅れが悲観される中で下の世代は国際舞台で好成績という結果。'12年U-20W杯でヤングなでしこがは3位。'14年U-17W杯でリトルなでしこ優勝。五輪予選と同時期にはU-23代表がスペインの国際大会に参戦し、ドイツなど欧州の強豪に3連続完封勝利。
 東京五輪は開催国のため予選は免除。苦い教訓から学び、立ち上がる時間は十分にあり、3年後の'19年フランスW杯や東京五輪に向け、若い世代とともに新たな、なでしこスタイルを確立できれば、世界一に返り咲くことは不可能ではないと締めくくってます。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160309-OHT1T50231.html

 まずはこういう内容でした。このスポーツ報知から出てくるキーワードは、「ベテラン偏向による弊害」「ホームの重圧と他国の日本研究」ですか。大会後、なでしこOBによるチームの抜本的刷新、ベテラン選手をごっそり入れ替え論が報道で流れました。最初はそんな極端な・・・と思いましたが、これらの論調を観ると、今の状況を打ち破るためにはそれくらいやらなければならないのかなと思いました。佐々木監督が就任時に教え子達を引っ張ってきたように、高倉新監督が'14年のU-17W杯優勝メンバーから新しいなでしこ戦士を養成していってもらえたらと思います。その時に宮間選手がどういう位置にいるのかは知りませんが、未来の女子サッカーのために頑張ってもらいたいと思います。この特集はこれで終わりません。また、紹介させていただきます。

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日本代表のこと・・・327

2016-03-10 00:01:47 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 今日も生書き込みです。雨模様ですが、いろんな意味での涙雨なのか。リオ五輪アジア最終予選の最終戦、北朝鮮戦です。佐々木則夫監督が大会終了後に退任する報道が流れ、この試合が最後のようです。前回のベトナム戦から先発を8人替え、今日は宮間主将です。ベトナム戦が終わってから今日まで、多くの報道が流れました。地元の山陽新聞も含めて、今回の惨敗の検証が行われています。当ブログとしては1つ1つキープして、また後日じっくり紹介していきたいと思っています。宮間主将も「代表引退か」というのもあったし、ベテラン選手を大幅に切るというのもありました。なので、W杯優勝メンバーが多くいる今の顔ぶれも多くが見納めになるかもしれません。でも、下を向いてはいけません。前へ進んでいきましょう。
   
 キックオフ。何と試合前のウォーミングアップでGKはできたが、フィールドプレーヤーはできなかったとか。北朝鮮の方が平均身長が高い気がします。芝生でボールは走らないし、蹴ると水しぶきが立ちます。横山、大儀見両選手の2トップ。前の大会では全然サブだった元岡山の横山選手ですが、この大会ではすっかりレギュラーFWになりましたね。
 今日はスライディングでボール奪取するシーンがあ比較的多いですね。ピッチの状況もあるのか、今日も中盤を省略して放り込んでいますね。まあ、今の日本はつなぐのがいいのか、カウンターがいいのか。

 かくいう北朝鮮もロンドン五輪に出たアジア代表であり、今回ともに屈辱を味わいました。韓国は日本よりも順位が下にいます。それだけ、アジアの競争は激しくなったという事でしょうか。ベンチからはサイドチェンジの指示が出ています。北朝鮮とは最近5試合で1勝2分2敗で、直近2試合は負けています。しかし、前半30分を過ぎようとしていますが、0-0のまま。最後まで決定力は発揮できず。横山選手は結局全試合出場で、大きな期待の表れです。
 中島選手はスタミナが強いタイプのようです。チームで走り込みをしても、いつも先頭グループにいるとか。ここで前半終了。
   
 なでしこは来年は何もなく、再来年の2018年にアジアカップとアジア大会があります。それまで高倉なでしこジャパンをじっくり熟成していただきたいです。岩淵真菜ちゃんが鮫島選手に替わって投入。後半スタート。なでしこウィークも今日までですが、去年のカナダW杯で準優勝した同じチームがこんな事になるなんて、だれが予想していたでしょうか。監督とベテラン選手の関係は何となく報道で聞こえてはいましたが、結果が出ないとここまではっきり出てくるのかと思いました。
 何となく、ラグビーのエディジャパンと少し似た部分もありますが、なでしこは結果に伴う人事ですから。勝負の世界は厳しいですね。そういえば、高倉次期監督のご主人の名前が出てきて、どこかで見た名前だなと思っていたら、J1柏の元GMで現在はヴェルディさんのGMを務めている竹本さんなのです。つまり、ネルシーニョ監督を招へいし、黄金時代を作った立役者の方です。懐かしい名前でした。

 シドニー五輪で予選敗退後は本当に厳しい時代だったそうです。企業チームの廃部、スポンサーの撤退が続いた時代。今年もいくらかはそういう事態が起こりそうです。実は、個人的に地元の湯郷ベルも心配しております。宮間、福元両選手につづくなでしこ選手は無く、この2人もこれで代表に選ばれなくなったら、益々チームは停滞します。昨今の悪い成績もあるし、このままだと、なでしこ2部でシャルムと岡山ダービーになったりしてと思う事があります。そういう時の五輪予選敗退ですから。これを底として、復活を遂げましょう。
 大野選手がウォーミングアップをしていますが、見納めですかね。今回のベテランうんぬんの象徴的な選手だと思います。ゴール前の混戦からヘッドでつないで崩して、最後は岩淵真奈ちゃんが決めました。日本ゴォール!!! 岩淵ゴール!★ 1-0。今大会では得点後の失点があります。危ないシーンがありました。今日の北朝鮮は何かおとなしいですね。すごみが感じられません。ここで横山選手に替わって高瀬選手、中島選手に替わって川村選手の2枚替えです。このまま終えれば、最終戦にして初めての零封になります。ここでホイッスル。
   
 結局今大会は3位でフィニッシュです。でも、出場権のある2位とはかけ離れた勝ち点数です。なでしこジャパンも今年は特に何もなさそうですね。確かU-20だったか、後半に大会があって、高倉監督がどうするのかと報道がありました。本当に一つの時代が終わりました。日本女子の黄金時代でした。でも、これで終わりではありません。次の黄金時代の到来を信じて頑張っていきましょう。

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日本代表のこと・・・326

2016-03-08 00:01:30 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 大いなる消化試合になりました。ベトナム戦です。まだ得点が無いチームだそうです。前にあった試合で韓国相手に中国が勝ち、試合開始前に予選敗退が決まっています。五輪出場可能性はオーストラリア、中国、北朝鮮の3チームに絞られたようです。本来ならば、オーストラリアの位置が日本のはずなのに。宮間選手から岩清水選手にゲームキャプテンこんが替わっています。岩清水選手の表情がやけに明るいです。「これからの時代は私よ!」と思っているのか。今日の佐々木監督は表情スッキリしています。試合後に退任会見なのかな。今日は前回と8人替えてきました。そういえば、ベテランは川澄ちゃんくらいで、若返った顔ぶれになっています。高瀬選手大野選手2トップで初先発。大野選手は監督といろいろあったようですね。見納めかも。GKも福ちゃんから最年少の山下選手になっています。日テレの20歳の選手。キックオフ。
   
 大阪に来た日本サポには頭が下がります。こんなにぶざまな結果に陥っているのに、変わらず声援を送っている。サポーターとして当たり前といえばそうですが。とにかく大阪の皆さんに申し訳ないですね。今日は圧倒的に攻めて、大勝しなければいけない相手です。4-0くらいで勝って欲しい。
 完全にフリーのシーンでも入らない。やはり決定力不足は変わらず。佐々木監督は最初はスッキリ顔でしたが、今はどうした、今日もダメかと言いたげ。いわゆる引いてしまった相手。日本が昔からアジアで苦しめれてきた典型的なタイプ。ベトナムはオーストラリアには大敗していますが、日本が次に当たる北朝鮮とは1点差の惜敗です。甘くないかも。 
 次期監督と報道されている高倉さんもこの試合は観ているのでしょう。今日の報道で、澤さんも高倉ジャパンに入閣する可能性があると報じられていました。未来のためにそうありたいです。ポスト高倉(ってちょっと早過ぎ)は澤さんで。

 何と、もう前半の時間が少なくなってきました。予想以上に重症のようですね。しかし、去年のユニじゃなくて良かったですね。去年は胸にチャンピオンエンブレムがありましたから。それを付けてこの惨敗は世界の笑いものになっていました。よその強豪国も驚いているでしょう。日本はどうしたんだと。そして、自分たちはああなってはいけないと。今回の弱体化は男子のオーストラリアとイメージが重なって見えますが、W杯の優勝国ですからもっと深刻ですか。
 そして、前半39分に崩して岩淵真奈ちゃんがナイスゴールを決めました。日本ゴォール!!! 岩淵ゴール!★ 1-0。と、前半42分にここで岩清水選手がPK献上。映像ではボールに行っているので、厳しい判定。でも決められました。日本痛恨の失点・・・ 1-1。やはり守備が甘いという事ですか。もう1回仕切り直しですね。「バルサのようなパスサッカー」と称されたなでしこのサッカーはどこに行ってしまったのか。
 前半45分にゴール前で揺さぶり、大野がミドルシュートを決めました。代表通算40点目。日本ゴォール!!! 大野ゴール!★ 2-1。今大会初めて複数得点。ここで前半終了。

 
 選手変わらず、後半スタート。決定的に崩して、岩淵真奈ちゃんのヘディングでしたが、浮いちゃいました。中島のミドルもクロスバーに嫌われる。あとは決めるだけと解説していましたが、それがなかなかできない。ここで、岩淵真菜ちゃん、高瀬選手に替わって、今回全試合出場の元岡山の横山選手、大儀見選手投入。今大会はなかなかいいボールが入ってこないと言っていた大儀見選手の挨拶代わりのヘッド。
 今回、リオ五輪の出場を逃し、大幅なチーム改革がこれから行われていきますが、2020年の東京五輪に向けて考えたら、いい潮時なのかもしれません。過去の栄光を引きずらない、いいチームにして欲しいですね。
   
 日本の平均年齢は27.2歳。決して若くないです。今まで佐々木監督でできなかった世代交代を早急に、高倉監督にお願いしたいと思います。ベテラン勢で誰が残って、誰が去るのか気になります。当ブログでも地元の星でもあり、ずっと宮間選手を応援してきましたが、新チームでは宮間主将にこだわっていません。競争の中で決まっていって欲しいです。横山選手は長野に所属し、なでしこ2部で2年連続の得点王です。岡山から出て、本田監督の元へ行って覚醒したのですかね。後半35分にここで、サイドから大儀見選手からのクロス、川澄ちゃんが余裕を持ってヘッドで決める。日本ゴォール!!! 川澄ゴール!★ 3-1。横山選手は倒れません。体幹が強いようです。そして後半38分に、中島選手が放ったシュートが相手選手に少し当たって、得点になる。日本ゴォール!!! 中島ゴール!★ 4-1。まあ、相手が相手ですから、これくらいのスコアは当たり前でしょう。
 おっと、ここで御大登場。中島選手に替わって、宮間選手登場。キャプテンマークは岩清水選手のまま。次の相手の北朝鮮は、アジアの中で日本に次ぐFIFAランク6位です。勝って今大会を終えたいですね。後半45分に宮間選手のシュートを相手GKがファンブル。そこを横山選手が詰める。日本ゴォール!!! 横山ゴール!★ 5-1。続いて後半47分、川澄ちゃんのセンタリングを大儀見選手が見事なシュートを決める。日本ゴォール!!! 大儀見ゴール!★ 6-1。ここでホイッスル。

 もう一つの試合ではオーストラリアが北朝鮮に勝って、五輪出場を決めました。出場2枠は中国とオーストラリアになりました。これで次の最終第5戦は、FIFAランク1位・2位対決です。でも、どちらも五輪には出れませんでした。これもサッカーか。うーむ、佐々木監督の退任会見は、次の試合後かもしれませんね。泣いても笑ってもあと1試合です。佐々木監督には8年間、素晴らしい夢を見せてくれました。お疲れ様でした。もう1試合ありました。

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日本代表のこと・・・325

2016-03-05 00:01:41 | サッカー(日本代表、W杯等)

2 TV生観戦レポです。
 さあ、奇跡を目指す中国戦です。選手入場に福ちゃんの姿がありました。先発ですね。ファンブルはしたが、スーパーセーブが光っていたか。元岡山の横山選手の名前もあります。第1戦と第2戦の複合型という顔ぶれですね。今日は差をつけて勝てそうです。他力本願になりますが、まずは今日勝つこと。今日の試合、ランクで格下の中国に勝てないようでは、五輪で戦う力は無いと思います。正直、今日引き分け以下で、五輪出場の可能性が消えた時点で、佐々木監督の辞任会見が続くのではないかと。そうならないように、絶対に勝たないといけません。とにかくホームなので、ネガティブな要素はありません。2試合でまだ2ゴールです。キックオフ。
   
 日本は韓国戦から3人替えてきました。前半14分にエアポケットのようにバックパスが通ってしまい、相手選手が取ってシュートを決めてしまう。コミュニケーション不足が原因です。まさかの失点。これはまずい。このパターンはまずい。日本痛恨の失点・・・ 0-1。ただ、まだ時間はあるし、相手を考えても心配はしなくていいが、失点のしかたが気になる。なでしこの中で何かあったのか。 
 どうして今の日本はこんなに弱いのか。とにかく今回のチームは失点が多い。とにかく失点癖があるって、どこかのチームみたいだな。これでガチガチに守られたらどうするんだろ。相手の監督はフランス人で、ロンドン五輪でフランス代表を率いていたようで、中国はその間監督が替わっています。そんなチームに勝てなくていいのか。

 印象としては、まるでアルガルペカップの時のような感じ。若い選手を試して、コンディションをきつくして臨んだ試合だったですが、顔ぶれもコンディションもいいはずなのに、どうした? とにかくポゼッションが悪いですね。元々のなでしこの特徴だったパスワークが全然ダメですね。前半のこの時間、ずっと中国にボールを持たれています。おっと、前半25分で日本はシュート0のようです。
 もう少しで前半45分が終わってしまいます。中国戦は余裕持って勝てると思っていたのに今日も意外な展開。ふと、裏番組の世界卓球を観たくなってしまう。昨日のドイツ戦は感動しました。ベンチの佐々木監督はボーっとしています。ありゃ、前半終了でした。まずい・・・
   
 澤さんは「できていない事が多い。意思統一ができていない」と言っています。川村選手に替えて岩淵真奈ちゃん投入。後半スタート。フォーメーションは変えずに、宮間主将がボランチに下がっています。後半の日本は積極的に前へ前へと攻めています。横山選手の前半からの運動量は相当なものがあります。あちゃー 後半13分に中央遠目からロングシュートを打たれ、選手に少し当たって入ってしまう。日本痛恨の失点・・・ 0-2。こんななでしこを誰が予想したでしょうか。日本女子サッカーがボロボロと崩れていくような気持ちになりました。
 やべっちFCでここで負けたら、日本の女子サッカーは終わってしまうから、日本女子サッカーを背負って戦うと言ってましたが、今日の試合っぷりは何なのだ。何か内部であったのか。佐々木監督はもうすでに限界なのかと。過去に一度2点差をひっくり返して勝った試合があったと思いますが、今日もそうなってほしい。

 流れるようなカットインからの横山選手が決めました。日本ゴォール!!! 横山ゴール!★ 1-2。日本は押せ押せになってきました。ここで中島に替わって川澄ちゃん投入。この勢いのまま前へ行くしかないです。今がチャンス。日本はサイドから崩していこうとしています。佐々木監督の後任は澤さんがベストですが、たぶんすぐにはなれないから、まずは代表スタッフ入りしてコーチから始めて欲しいですね。そして、いつかは監督に。そういうイメージです。
 さあ時間が無くなってきました。まだ負けています。今の日本であと15分で2点取れるのか。日本はカウンター攻撃によるパワープレーになっています。時間がありません。まずい・・・ なでしこジャパンは余り世代交代ができなかったのが遠因かもしれません。思うに、ドイツW杯の栄光をずっと引きずってしまい、監督も同じ佐々木監督でやってきたために、チームが適度の脱皮ができなかったのでしょう。栄光もありましたが、この試合で、佐々木監督就任前の状態に戻ってしまいました。果たして、佐々木監督のような人材が今後出てくるのでしょうか。
   
 この結果の後に、日本の女子サッカーの中に逆風が吹き始めます。前の逆風の時も廃部が相次ぎました。ここで鮫島選手に替わって高瀬選手投入。あと5分になってきました。これで終わってしまうのか、日本女子サッカーは冬の時代を迎えるのか。ランキングもかなり下だしと、甘く見て臨んでいたのではないでしょうか。今大会のオーストラリアがかつての日本の姿でした。ずっと女子の普及を進めていた日本協会もがっくりしている事でしょう。
 これは「大阪の悲劇」ではないでしょうか。かつてのドーハの悲劇に匹敵するサッカーの歴史に残る出来事ではないでしょうか。ちょっと勇み足の発言で終始してしまいましたが、事実上の終戦だと思います。フランスW杯から、こういう体験は長い間こういう体験は無かったです。古い話ですが、ドーハの悲劇だった1994年のアジア予選を思い出しました。こんな空気でしたよ。本当に久しぶりです、こういう感情。

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日本代表のこと・・・324

2016-03-03 00:01:47 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さて、第2戦の韓国戦です。FIFAランクは韓国18位(日本は4位)です。日本は6人先発を替えてきました。GKに福ちゃん登場。安定感抜群です。悪いけど、前の山根選手は若さと危うさがありました。前の試合で最初から笑顔が目立っていて、正直緩さを感じていましたが、今日はリラックスの中にも集中している表情です。こういうのがいいですね。個人的に、一番の補強は澤さんがコーチとしてベンチに入る事だと思います。実は澤ロスを感じています。アルガルペ杯だったか、澤さんが外れた時も惨敗でした。やはりそばにいた方がいいのかもしれません。何しろホームですから、元々有利な中での前回の完敗。これを挽回するには今日の試合で相当頑張らないといけません。強いプレス、正確なパス回しと最強だった時代のプレーを取り戻してほしいです。宮間守主将は左サイドですね。ボランチは新顔で揃えてきました。キックオフ。
   
 横山選手がどんどんシュートを打っていきます。韓国は、北朝鮮との初戦を1-1で引き分けで、FIFAランキングは18位(日本は4位)だが、直近2試合(東アジア杯)の直接対決で日本は負けています。ちなみに韓国はまだ五輪に出場した事が無い(W杯は2回)そうです。そんなチームにこの本番で負けてはいけません。予選突破の方法ですが、5パターンくらいあって、最後は抽選とか言っていました。マジですか。今日はよく連動できていて、今のところいい動きではないかと思います。選手間の距離感もいいと思います。福ちゃんのコーチングの声がよく通っていて安定感を醸し出しています。ベテラン近賀選手ですが、久しぶりの顔です。元岡山の横山選手には期待です。カナダW杯以来の出場とか。元INAC(現イングランド)のチ・ソヨン選手に要注意です。
   
 川村選手はシュート力があり、ロングシュートを打ってきます。田中明日菜選手は、以前のヤングなでしこ時代を思い出しますね。あの時はもう1人田中選手がいましたね。14番のイ・ミナ選手は韓国美人っぽいですね。そんな事はどうでもいい。今日の日本は守備が集中しており、サイドを積極的に使っていて、日本ペースで進んでいます。今日は距離感がいいからか、ボール奪取がよくできています。
 惜しいシュートが続きます。大儀見選手が引きつけて、川村選手のヘディング。あと少しです。川村選手はこれからのなでしこを引っ張ってくれそうです。球際に強く、守備が効いています。前半終了。後半にはしっかり点を取っていきましょう。
 
 選手交代は無し。後半スタート。フォーメーションは宮間主将と大儀見選手の2トップぽいです。前半のシュート数は日本が8本で韓国(うち6本が新しく出場した選手)が2本。横山選手はテクニシャン。狭いスペースでもどんどん切り裂いていきます。韓国は前のオーストラリアと比べて、それほど勢いは感じられませんね。ここで、上尾野辺選手に替わって、岩淵真菜ちゃん投入。宮間主将はボランチの位置に移動。
 と、おいおい・・・ 有吉選手のハンドでPK献上。福ちゃん! 読み切って守りました。スーパーセーブです。日本を救ったPK止めです。あれが入っていたら日本の女子サッカーは終わっていたかもしれません。っとちょっとオーバーか。止めた後にすぐに立ってボールを蹴り出すところがビッグプレーです。PK止めて満足してはいけません。1点取らないと。
   
 横山選手が疲れてきたようです。中島選手と交代しました。さあ、時間が無くなってきました。ここからどう挽回するのか。韓国は男子同様に後半から疲れてくるようです。しかも初戦と同じメンバーです。2試合で勝ち点1に終わると、ほぼ終戦で他力本願というなでしこらしくない結果になります。
 後半39分に川澄ちゃんのクロスから岩淵真奈ちゃんのヘッドが決まりました。均衡が破れました。。日本ゴォール!!! 岩淵ゴール!★ 1-0。と、ここで、相手シュートを福ちゃんがキャッチしたが、熊谷選手と交錯してファンブル。それを決められてしまう。日本痛恨の失点・・・ 1-1。劇的なシーンは出るのか。ここでホイッスル。試合が終わりました。ふと、一時代が終わったのかとも一瞬思ったりしました。痛すぎる引き分け。五輪に何度も出ている日本が、出た事の無い韓国に負けに等しいドローで終わられました。中国よ北朝鮮がドローに終わったので、いくらか可能性は残りましたが、負けてはいけない試合に負けたため、限りなく他力本願の状況に陥り、今までの栄光のなでしこでは考えられない光景です。どうしたんだ、なでしこジャパン! 

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日本代表のこと・・・323

2016-03-01 00:01:29 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、なでしこウィークの始まりです。リオ五輪最終予選大阪大会です。6チーム(他はオーストラリア、韓国、中国、北朝鮮、ベトナム)のうち2チームが出場決定の総当たり戦第1戦、FIFAランク9位のオーストラリア戦です。今日も生書き込み。会場はキンスタ。近くて行きたくても行く機会がなかったスタジアム。何回行っても長居だったもので。いつか行きたい。つーか、今回大阪なので行きたかったのですが、見事に平日開催のみで、年度末なので休めず。現地の気温は7度。会場は寒そうですね。帰り道も寒かった。今日のなでしこはなぜか笑顔が多いです。明るいです。今日の宮間主将はボランチです。キックオフ。
   
 オーストラリアは去年のW杯準々決勝の相手で、1-0で日本が勝った相手です。なでしこジャパンといえば、先週のFOOT×BRAINを思い出します。この大会でも万が一出場できなかったら、日本の女子サッカーは終わるそうです。それくらいなでしこジャパンにかかった重圧は重いです。キンスタのゴル裏はあんな感じなのですね。まあ一度行ってみたい。改築する前に。解説で、オーストラリアは日本をリスペクトしている話をしていましたが、リスペクト=尊敬という意味もあるんですね。
 しかし、オーストラリアの体格のいい選手を観ていたら、失礼かもしれませんが、ついラグビーをイメージしてしまいます。大儀見選手が10番を背負っていますが、背も高いし似合っていますね。今回の6チームのうち、4チームがW杯の決勝トーナメントに出ているので、油断できません。今回の20人の選手のうち、16人がW杯経験者で、中島選手だけがW杯や五輪の経験がないそうです。

 今日は昔女の子走りの鮫島選手が目立っています。前半19分、ゴールまでヘッドで回されて、遠目からヘッドを決められる。日本痛恨の失点・・・ 0-1。まさかの失点です。ここで大野選手に替わって、元岡山の横山選手投入。佐々木監督、勝負をかけたか。パスは審判に当たり、相手にわたってしまい、抜けられて、山根が前に出てきて、決められてしまう。日本痛恨の失点・・・ 0-2。これは痛い。ただ、こういう展開でも追いついた事があります。アジア杯で同じくオーストラリアに2点取られるが、追いついた試合があります。オーストラリアとはそういう相性なのかもしれません。まだわかりません。
 ロスタイム2分でゴール前の混戦、左右に振って有吉選手が抜けて、大儀見選手が決めてくれました。日本ゴォール!!! 大儀見ゴール!★ 1-2。ここで前半終了。この1点は大きい。
   
 ハーフタイムで澤さんが、選手の距離感が悪いと言っていましたね。後半スタート。今度は向かい風になりました。CKの時はいわゆる「なでしこトレイン」でいきますね。本当に密集しています。ベンチから福ちゃんの声がよく響いています。なかなか一進一退が続いています。オーストラリアはふたをするようなディフェンスをしてきます。しかし、初戦の負けは痛いので、せめてドローに持ち込んで欲しいです。
 横山選手は当たりに強いようです。なかなか倒れません。オーストラリアは山根選手を狙っているようです。まだ、山根選手が安定しているようには見えないですね。ここで崩されてセンタリングからヘッドで決められる。日本痛恨の失点・・・ 1-3。さすがに佐々木監督の表情も「やべえぞ」という顔に一変しました。ちょっと厳しい展開になってきました。

 今日のなでしこはいつものポゼッションやプレスが弱い気がします。さっき、一度岩淵選手を入れようとして引っ込めましたが、采配ミスだったのかもしれません。ここで岩淵真奈ちゃん投入。川澄ちゃんに替わって川村投入の2枚替えです。ちょっと遅かったかも。横山選手はキープ力ありますね。日本はパワープレーになりました。3大会ぶりの五輪出場を狙っているオーストラリアは最後まで集中力あります。オーストラリアにはここ5試合負けていなかったようですが、実は今がマジな本番です。今日勝たないと。ここでホイッスル。負けました。完敗です。かなり修正が必要ですが、すぐに次の試合は来ます。あさってです。頑張ってもらいましょう。次のGKは福ちゃんがいいな。  

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日本代表のこと・・・322

2016-01-31 01:35:25 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 まずは、イラク代表チームのリオ五輪出場おめでとうございます。フットボールチャンネルに「仲間の死、スタジアム爆破。イラク、度重なるテロを乗り越えて掴んだ涙の五輪出場」という記事があり、今回の五輪予選がどれほどイラクという国にとって重い存在だったのかがよくわかりました。こういう情報を知ると、いかに日本が平和な国で恵まれているかを思いさらせます。五輪出場できなかった多くの国のためにも、アジア代表として本番では頑張らないといけませんね。
 U-23選手権決勝、韓国戦です。先発が発表されました。イラク戦から4人を入れ替えています。岡山の矢島選手先発です。山中選手も先発。久保・オナイウ両選手の2トップですね。南野選手は所属クラブの関係で帰国しています。韓国とは、'12年ロンドン五輪3位決定戦で負けてメダルを逃し、手倉森監督での直近対戦である'14年アジア大会準々決勝で、後半終了間際にPKを与えて0-1で敗退しており、確か手倉森ジャパンでは韓国に勝った事がないのでは。というか、イラクもイランもそうでしたが、勝ってますが。日本サポの応援コールがよく聞こえます。キックオフ。
   
 松木さんによると、韓国は立ち上がり堅い感じがしますが、今までの試合は最初からガンガンします。日本はDFラインをかなり高く保っています。あ”-、やられたかと思ったら、オフサイド。山中選手のサイドの上りがいいですね。そしてプレースキックも山中。韓国はゾーンディフェンス。
 セカンドボールへの対応が両チームとも早いので、引き締まった試合になっています。ピッチが荒れたままの状態でやりにくそうです。日本はここで試合をやっていますが、韓国は初めて。このGK櫛引選手は清水さんのレギュラー選手なので、今シーズンCスタでお会いできますね。

 前半20分にゴール前の混戦。サイドを変えられて、マークを付けていない選手にボレーシュートを打たれ、岩波選手にちょっと当たって決められてしまう。日本痛恨の失点・・・0-1。今日は日本のプレスも強く、決して韓国に当たり負けていないと思います。ただ、ボールを保持すると2人がかりで当たってきます。
 今日は岡山の矢島選手がよく映るし、よく名前が出ます。徐々に日本が中盤でボールをつなげるようになってきました。今日は韓国のラフプレーは多くない気がします。韓国は後半になると足が止まる傾向にあると解説で言っていますが、この大会ではその通りになったのを余り見た事がないです。今回はどうか。松木さんがサイドを使えと言い続けていますが、その通りの展開になっています。それでもなかなかセカンドボールを拾えません。ここで前半終了。
   
 数字上は日本はボール支配率は52%と上回っていますが、シュート数は少ない。オナイウ選手に替わって原川選手投入。後半スタート。日本は4-3-3にフォーメーションを変更しています。後半2分にゴール前の早いボール回しで、フリーになった選手に決められてしまう。日本痛恨の失点・・・0-2。
 ここで、大島選手に替わって浅野選手投入。日本は浅野選手に合わせたのか、再び2トップ気味のフォーメーションに変更。守りですが、人数は足りているが、人を見ていないと松木さんは解説しています。

 後半22分に矢島選手が素晴らしいパス、浅野選手が抜けて、難しいシュートを決める。日本ゴォール!!! 浅野ゴール!★ 1-2。続いて後半23分、山中選手がサイドを抜けてセンタリング。岡山の矢島選手が見事なヘッドを決める。日本ゴォール!!! 矢島ゴール!★ 2-2。手倉森監督の言うしびれる展開になってきました。韓国のスタミナが落ちてくれば十分チャンスあります。
         
 矢島選手が自分で×を出して退出。岡山の豊川選手交代投入。いきなりFK蹴ります。韓国の選手が足をけいれんさせています。松木さんの言ったとおりです。韓国は2人FWを一気に替えてパワープレーに出てきました。後半41分にゴール前でカウンター攻撃。浅野選手が抜けてGKと1対1で、決めました。日本ゴォール!!! 浅野ゴール!★ 3-2。ジャガーポーズが出ましたと言っていますが、あのしぐさなのかな。
 疲れた韓国のDFを破る浅野選手の速さ。浅野選手は最後の大一番で魅せてくれました。お互いの選手が感情的になっています。岩波選手、手はいけません。韓国はボールのコントロールができなくなってきました。全くしびれる展開です。ここでホイッスル、勝ちました。日本優勝! 
手倉森監督の胴上げです。日本代表おめでとう。矢島、豊川選手お疲れ様。今度はCスタで暴れてください。

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日本代表のこと・・・321

2016-01-27 00:48:33 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、いよいよ負けたら終わり、リオ五輪アジア最終予選・U-23選手権の準決勝、勝負のイラク戦です。相手のイラクは、'12年のU-19選手権(準優勝)、'14年のU-22選手権(4位)、アジア大会(優勝)と3回負けている因縁の相手。でも、前回のイランもそう言われながら勝ちました。勝ち負けはやってみなければわかりません。今日も生書き込みです。
 先発が発表になりました。イラン戦から4人変わっています。岡山の2人はベンチでした。山中選手、そして鈴木選手復帰です。何かが起こりそうです。岡山の2人も途中交代から、試合を決めて欲しいですね。キックオフ。
   
 手倉森監督いわく「このチームではベストメンバーを作らない」戦略とか。今日もしびれる試合になるのか。今日は風が強いようです。日本は前半風下です。イラクの特徴はロングボールを多用して放り込んでくる事。ただ、セットプレー時はボールウォッチャーになるそうで、そこを突きたいですね。イラクは11人中8人がA代表の選手とか。日本側のピッチが荒れているそうです。試合開始前に相当水を撒いていたそうで、スリッピーのようです。イラクの監督はずっと怒っているようです。DFラインを高く保って、今のところ、日本はやりたいサッカーができているようです。
   
 前半26分にニアサイド、久保選手が上手くあわせました。日本ゴォール!!! 久保ゴール!★ 1-0。11番の久保選手には誰もマークが付いていないようなので、チャンスです。
 今日の日本の攻撃は落ち着きがあります。この4試合の中で一番安定しているのでは。イラクは足元を中心にボールを回してきます。前半43分にゴール前の混戦で何度もヘディングで攻められ、櫛引選手が2回止めましたが、3回目に決められました。日本痛恨の失点・・・1-1。日本はちょっと浮き足立っていますね。落ち着いていきましょう。ここで前半終了。
   
 後半スタート。解説では後半にイラクの体力が落ちる時間帯があると言っていますが、「結局、最後まで落ちなかったじゃないか!」と言いながら負け試合を何度も観ました。半分信じましょう。豊川選手は昨日まではウォーミングアップも別メニューだったそうですが、今日は他の控え組と一緒にアップしてるようです。イラクは戦い方を変えてきて、どんどん攻め込んできます。前半とは別のチームのようです。
 鈴木選手の足がけいれんしているようです。けが明けの影響で限界か。ここで鈴木選手に替わってオナイウ選手投入。今日は日本サポーターの声がよく聞こえています。イラクサポはいないのかな。
   
 ここで、久保選手に替わって浅野選手投入。どうもまた、延長からPK戦の匂いを感じます。ずっと一進一退です。やっぱりイラクの運動量は落ちません。イラクは3枚すべての交代カードを切りました。ロスタイム後半48分に! ここで遠目から原川が蹴りこむ。見事に決めてくれました。日本ゴォール!!! 原川ゴール!★ 2-1。最後に中島選手に替わって岡山の豊川選手投入。ここでホイッスル。勝ちました。リオ五輪出場決定です。おめでとう日本。いろいろ言われた世代でしたが、結局は5連勝1失点で五輪出場を決めて、歴史をつなげました。ドーハでイラクを破って本大会出場を決めるという、かつてのドーハの悲劇の雪辱を果たしたような結果ですね。次はアジア№1を賭けて、韓国のカタールの勝者と決勝戦です。

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日本代表のこと・・・320

2016-01-23 01:03:46 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、イラン戦。リオ五輪アジア予選ノックアウトシリーズ準々決勝に入りました。負けたら終わりです。この世代は'12年のU-19アジア選手権、'14年のU-22のアジア選手権とアジア大会でいずれも準々決勝で敗退し、「準々決勝の壁」にぶつかっている。また、手倉森監督の就任以来、先制された試合で勝ったことがないため、「先に点を取らせない」ことが重要になります。先発が発表になりました。久保、オナイウの2トップ。岡山の10番矢島選手も先発です。イランはA代表経験者5人を擁します。キックオフ。
   
 過去の日本戦でゴールを決めたトラビが激しいプレーをしてきます。イランは半数以上が180cm以上で、平均身長でイランは188.7cmに対して、日本は183.5cm。イランの選手はそれほどヘディングが上手くない様子。1次リーグではイランは6得点4失点と打ち合いが多かったようで、点は取れても失点に注意です。イランはどんどんDFラインを上げてくるので、スペースは空いてきます。同じ中東国なのか、イランサポーターの声援がすごいです。まるで北朝鮮サポーターのようだ。日本サポーターの声も聞こえます。松木さんによると、W杯予選にも出場したという相手GKはジャンプのタイミングが合っていないようです。日本も高いDFラインを保っています。

 イランはロングボールが多いです。イランのやり方がわかってきて、日本は落ち着きが出てきました。イランは40年出場していないそうで、国民的悲願だそうですが、そうはいきません。相手GKの判断が甘いようで狙いどころです。植田選手はA代表にも選ばれたようです。今度はA代表で見たいですね。スピードも強さもあるイランの前線。イランはだいぶ飛ばしてきているので、後半チャンスです。
 イランの4失点は、いずれもDFの間を取られたものだそうです。この試合は最後のPK戦になると、競り負ける気がします。何としても90分以内で決着を付けて欲しいです。延長戦になったらそのまま30分過ぎるような気がするので。相手が疲れた後半が勝負だと思います。ゴール前のFKで危ないシーンがありましたが、何とかしのぎました。前半終了。
   
 交代は無し。後半スタート。勝負の後半です。こういう時に疲れたイランのDFをかき回すスピードスターの浅野選手が生きるのではないでしょうか。後半はやや日本の方が劣勢です。イランの方がよくセカンドボールを拾って、ボールを回します。ゴール前のヘッドでしたが、クロスバーが救ってくれました。今日は運があります。日本は落ち着いていきたいですね。
 イランは陣形を寄せろとずっと指示を出しており、コンパクトな攻撃を仕掛けてきます。オナイウ選手は高さがあります。ヘディングで頭一つ競り勝ちます。ずっとイランはプレスが強いです。日本は盛り返したい。

 イランのカウンターは早いです。手倉森監督はどこでカードを切るか勝負どころです。90分で勝負をかけるのか、PK戦まで見据えるのかでしょうが、今日はPK戦では負ける気がします。ここで日本が勝負に出るようです。その方がいいと思います。このタイミングで失点しては遅いですから。ここで久保選手に替わって、浅野選手投入。彼ならやってくれるでしょう。 矢島のスルーパスが何度も出ます。いい感じです。
 ここで日本は2人目です。矢島選手に替わって岡山の豊川選手投入。うーむ、後半終わってしまいます。豊川が入ってからいいアクセントになってきていると解説。ここで、後半終了。運命の延長戦へ。
    
 延長前半スタート。延長前半6分、センタリングから岡山の豊川選手が決めました。日本ゴォール!!! 豊川ゴール!★ 1-0。延長30分は長いです。このまま守りきらなければいけません。イランは3バックにして前に選手を集めてきているので、カウンターのチャンスです。ここで浅野選手が活きます。豊川選手のDFが光っています。櫛引ナイスセーブが続きます。延長前半終了。
 続いて延長後半スタート。しかし、余計な事ですが、矢島選手も今日の豊川選手も、活躍してくれるのはうれしいですが、活躍すればするほど来年は岡山にいない可能性を感じます。開幕前で考え過ぎでしょうが。延長後半4分ここで、サイドから絶妙のロングシュートが決まる。日本ゴォール!!! 中島ゴール!★ 2-0。続いて延長後半5分、キャプテン中島が同じ角度からやや近めから決める。日本ゴォール!!! 中島ゴール!★ 3-0。ずっと練習していたようですが、ここ一番で決めてくれました。ここで不用意な失点をせずに、きれいに試合を終わらせて欲しいですね。ここで、遠藤選手に替わって、大島選手投入。イランのシュートをまたもやクロスバーが救ってくれました。ここでホイッスル。勝ちました。

 監督のインタビューの中で「豊川選手は先発予定だった」と言っていました。結果オーライです。オリンピック王手です。次の26日に勝てば五輪出場決定です。次の試合は五輪出場決定試合です。次のイラクとUAEの勝者です。

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