
ユナイテッドシネマ南古谷の企画です。
1996年製作 香港・日本合作映画のデジタルリマスターだ。
「革命は愛であり、愛もまた革命である」、エンドロール直前のことばが、胸を打つ。
19世紀最後半に生まれた3姉妹。長女は中国初の銀行家に、次女は父の親友・孫文に、三女は孫文を支えた蒋介石に嫁ぐ。
イデオロギーは、変容していく事を常とし、後の次女と三女の考えの相違は、国の行方を左右することになる。
もちろん、based on a true storyである。生死を分ける重要な局面で、長女の持つ富が、妹を救うなど、終盤は家族愛の物語。
休日とはいえ、午前十時? 早えーよ、と思ったが、今月は外国人夫婦と3人で、朝9時始まりの映画鑑賞をしたのだった。