goo blog サービス終了のお知らせ 

定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

教育について(写真なし)

2015年11月05日 18時49分09秒 | 日記
我が国には、700以上の大学があり、4割が入学定員を割っている。もはや、学校経営が、存続のための、あの手この手に腐心せざるを得ない。

僕の勤める大学も含め、理工系のカレッジは、厳密に欧州スタンダードに照らせば、学士を与えない専門学校レベルであろう。その意味では、我が国は学位を安売りしている感も免れない。

一方、教育方針を理念まで高めている、優れた学校もたくさんあることは確かだ。僕のSNSの友達の大多数は、中高一貫の僕の出身校の仲間だ。つまり濃いつながりの人々だが、ともすると自分たちが受けた教育が一番、という意識が現れて、そこが鼻につく。

肝心なのは、他者の長所を認め合うということ。僕の子ども2名も、僕と同じ学校を出たが、母校に対し、どんな意識を持っていても、構わないな。
どの学校を出ようとも、社会に役立つ何を身につけたかが重要だから。
もっとも経験上、本当に実力がある人は、自分の出身校や学歴に頓着しないし、意外に高等教育を受けていなかったりするものだ。