新宿武蔵野館のエレベーター3基は、すべてこんなラッピングだった。
前半、パリでのストーリーはリアリティがあり、オダギリジョーは、写真で見る藤田嗣治の若き日とウリふたつだ。
太平洋戦争時、戦争画家として帰国してからのストーリーはいただけない。特に、りりィと加瀬亮の母子が登場してからは、次第に観念的になり、能面メイクの中谷美紀が、つまらなさに拍車をかけた。
ベルトコンベヤー式に映画を見せる、シネコンとは異なり、独立館はロビーに様々な企画がある。
これから、観たいと思う人は、是非観てください。あくまで僕個人の好みで書きました。