娘。が俺以外のヲタ共とハワイに行ってしまう・・・・
居ても立ってもいられず、会社終わってから成田空港へ様子を見に行く。
「モーニング娘。ツアー」という恥ずかしい貼り紙の前のヲタ行列を見物。
勝ち誇った表情(に見える)で出発ゲートに向かう場違いなヲタTの
一団を見送る敗北感。
そして2chハワイスレでの_| ̄|○ 祭。
いいもん、ごっちんと握手するもん。
とばかりに近くのよみうりランドで開かれた「抱いてよ!PLEASE GO ON」
発売記念の握手会に参加。非常に疲れた表情のごっちんと握手。
ああ、でも、娘。を見たい!
そんなわけで・・・
モーニング娘。CONCERT2003 ~15人でNON STOP!~
9/13(土) 島根 松江市営野球場
今回は、初めての長距離遠征。
あまり東京からヲタが行かない公演申し込んで良席を狙う。
今まで行った事のない県に行く。
というのが目的。
9/12、会社のパーティーの後スーツ姿のまま東京駅に向かう。
今日はMステに初めてさくら組、おとめ組の2つのモーニング娘。が出演する。
放送の感想を見ようと、東京駅から狼にアクセス。
なんだか、ヒバスレが騒然としている。嘆き哀しむ者、ヤケになる者、
そして多くの荒らしカキコ。いったい何があったのだろうか?
もっとも今心配すべきは接近しつつある大型台風なわけだが・・・
22:00発の寝台特急「サンライズ出雲」に乗りこむ。最新の電車寝台特急だ。
もちろん乗るのは初めてだし、寝台特急自体が1999年に北斗星に乗って以来。
早速車内を見学。唯一の座席車(カーペット敷で横になれる)には娘。バッチを
鞄につけたヲタの姿も見られた。
それ以外は全て個室寝台である。俺の部屋はB寝台のシングルだ。
カプセルホテルのような極小個室だが、設備はかなり行き届いていて快適そのもの。
通勤客が居並ぶ都内の駅を通過していくときなど、素晴らしく優雅な気分になる。
寝たり起きたりしながら一夜を明かし、明け方にシャワー室へ行く。
シャワー室は一つしかないので混んでいる時は行列が出来る。
しかしさすがにこの時間、行列はなかった。シャワー室の前で順番待ち。
夜は明けて、列車はあややの地元である姫路を通過する。
ところが、先客がなかなか出てこない。何をしているのだろうか?
ようやく先客が出てきた。長いので女性かと思ってたらヲタっぽい奴だ。
列車内で風呂を浴びるなんてのも初めての体験。
中はビジネスホテルのバスルームくらいの広さで、半分が脱衣場、半分がシャワー室。
意外と広いと思った。ドライヤーも備え付けられている。
お湯は6分間出るが、途中一時停止は自由。これで、結構洗えるものだ。
さっぱりした頃、岡山到着。ここで四国へ向かう「サンライズ瀬戸」を切り離し。
「サンライズ出雲」はここから伯備線に入り山陰へと向かう。到着まで数時間かかるが、
「自分の部屋」でゴロゴロしていればいいのだから本当に楽。こんな旅なら大歓迎。
今日のコンサ会場である松江に着くが、このまま終着駅の出雲市まで行ってしまう。
最初の目的地は出雲大社だ。観光もしないとね。幸い台風は逸れたようだ。
初めて出雲大社。もちろんまこと結ばれるように願をかける。
おみくじを引く。
通信 便りなし
病気 長引く
移転 よろし
失物 出ず
売買 利なし
旅行 見合わせ 出雲大社
なんじゃこりゃ_| ̄|○
不吉な予感。
団体客を案内していたバスガイドさんが、「今日は松江でモーニング娘。のコンサートが
あるんですよ」などと紹介しているのを聞いた。なんかすごいイベントが来たかのようだ。
また、大社のバス停にある古びた待合小屋にも場違いな娘。のポスターが貼ってあった。
2両連結のディーゼルカーにのって松江に戻る。大きな駅で、コインロッカーはヲタが占拠。
ハンドマイクを持った係員がシャトルバスや帰りのきっぷの案内をしていて、ビックイベント
の雰囲気が伝わってくる。
時間はまだあるので松江城まで歩く。城下町らしい風情のある街並みで、街中も観光客
で賑わっていた。
お城見物を終えて駅に戻り、シャトルバスに乗り込む。会場は駅から数キロはなれた
スポーツ公園だ。それぞれの入場ブロック毎に整理券順の列が作られる。今回は良席を
狙ったわけだが、なんとか若い番号がきた。それでも10列目前後になりそうだ。
会場からはリハの音が聞えてくる。富士急も同じく、野外コンはリハ音声がタレ流しだ。
道重が「好きな先輩」を個人練習させられている。本人は必死に歌っているのだろうが、
聞いているヲタたちは「マジかよ・・・・」という表情だ。
開場すると、先頭のブロックから係員に監視されながら会場入り。横入り防止なのだろうが、
それでも監視の目を盗んで割り込んでくるヲタがいる。会場に入ってからの方がもっと酷く、
前の方を確保したヲタが仲間を呼び込むためにどんどん窮屈になっていく。この頃のヲタの
マナーは最悪だったと思う。割り込み厨はスケッチブックなどを持っていて、メンバーへの
メッセージを準備している。応援メッセージではなく、メンバーを冷やかしたり、「ジャンケンしよう」
などという「カンペ」形式のものが多い。そのようなボードに一部メンバーがやたらと反応し
たことで、翌年以降ボード厨が大繁殖することになる。
会場スクリーンではJR西日本のCMが延々と流れている。今回の松江コンサートについては、
JR西日本が協賛してくれている。東海道新幹線の品川駅誕生により、新幹線はのぞみ号
が大増発するダイヤ改正を行う。これにあわせて山陰地区も新型車両を投入し新しい特急
列車を走らせるなどのダイヤ改正を予定しており、JR西日本としては、山陰への利用者を
増やすキャンペーンに力を入れているのだ。
また地元松江の商工会議所なども、松江で大きなイベントをやりたいと願っていたようだ。
そうした地元の熱意と、JRという大企業のキャンペーンと、地元のテレビ局の協力により、
「国民的アイドル」が松江で大規模なコンサートを行う事となった。
モーニング娘。が「国民的アイドル」として広く一般向けの大規模イベントを行ったのは
この時が最後だったかもしれない。
時間が来て、コンサートが始まった。
まこの姿をみて愕然とした。
富士急で見たときは下半身が太くなったな、という印象だったのだが、今回は見事に
上半身にもキチンとお肉がついている。とくにお腹まわりが酷く、ウエストのくびれが無い。
二の腕も太い。しかも髪型は頭の上におだんご2つという、俺の一番嫌いなスタイル。
おいおい、それじゃあ今くるよさんだよ!
そりゃあMステでスレが荒れるのは分る。
こんなまこを見に松江までやって来たのか?
しかも悪いことに雨が降り出した。長岡の時はコンサ終了後だが、今日はコンサの前から
ときどき雨が落ち、コンサの途中では時折激しく降りつける。
メンバーはマイクを持って「雨降ってるけど大丈夫!」とか「雨に負けないように行くぜ!」
とか叫ぶのだが、コントコーナーなどはネタを次々と省略。おそらく俺が見た中で最も短い
70分くらいでコンサートを切り上げると、逃げるように立ち去った。
雨の中取り残される数千人の観客。観客は規制退場で逃げ場はない。
今回も、ヲタの集まる最前ブロックは最後の退場だ。
例によって地元のアナウンサーがマイクを持って退場の案内をする。
このアナウンサーはヲタに対して「どっから来たんですか?」とか「衣装(法被など)が
皆さんすごいですねぇ」と話し掛け、雨の中待ちぼうけのヲタとも良好な関係を築く。
最後に最前ブロックの退場を案内する時「皆さん、お名残惜しいのですが」などと言って
ヲタから拍手を貰っていた。
会場を出た後も、今度は駅行きのバスが長蛇の列である。大規模イベントのノウハウが
ないため、シャトルバスの運行が滞るのだ。乗り場にバスを1台しか停めないし、
前の扉しか開けないから乗車に時間がかかる。先のバスが発車してから次のバスに
乗り場に来るように指示を出すなど、手際の悪いことこの上ない。
長岡コンのときは、数台のバスを縦に並べて同時に乗車させる。
前後のドアを開けて乗車させる。(専用直行バスなのだからそれが当たり前)
バスが出発する際には次のバスがすぐ後ろで待っている。
などという運用をしてこれくらいの客はあっという間に捌いたのだが・・・・・
多くの客が雨の中並ばされた。小さな子供を連れた親御さんは憔悴しきった様子。
天候のせいではあるが、この人たちが二度とモーニング娘。のコンサートには来て
くれないのは想像に難くない。今日のコンサートが雨や行列といった様々な苦労を
乗り越えてでも見る価値があるものとも思えなかった。
また、今日のために懸命に準備をしてこられた商工会議所やボランティアの方たち
にとっても苦労した割には報いの少ないイベントとなったのではないか?
後日、「あのコンサート良かったよ、また松江でああいうのやろう!」という声を
かけて貰えることは無いと思う。
夜も更けた松江駅からディーゼルカーに乗って鳥取県の米子市へ向かう。
米子の全日空ホテルが今夜の宿である。全日空ホテルにした理由は、
以前モーチャンに載ってたまこの浴衣写真の浴衣が全日空ホテルのものだった
という、それだけの理由だ。コンサの遠征でホテル泊まりは初めて。
疲れてたので駅から徒歩10分程度の距離をタクシーで移動。
結構いいホテルなのだが、くつろぐ間もなく眠りに落ちていた。
翌朝、気がついたら朝10時過ぎ。チェックアウト時間を過ぎている。
慌てて出発。米子市内を散歩して時間を潰した後、岡山行き「やくも」に乗車。
岡山に着くとまたもや時間つぶしの市内観光。路面電車に乗ってみたりした。
岡山空港からJALのB737型に乗って帰京。
羽田空港に着くと既に日が暮れている。
金曜日の夜から長い長い旅が終わった。
旅の長さに対して、肝心のコンサートの時間があまりにも短い。贅沢だ。
こんな贅沢な遠征を、またいつかやってみたいと思う。
居ても立ってもいられず、会社終わってから成田空港へ様子を見に行く。
「モーニング娘。ツアー」という恥ずかしい貼り紙の前のヲタ行列を見物。
勝ち誇った表情(に見える)で出発ゲートに向かう場違いなヲタTの
一団を見送る敗北感。
そして2chハワイスレでの_| ̄|○ 祭。
いいもん、ごっちんと握手するもん。
とばかりに近くのよみうりランドで開かれた「抱いてよ!PLEASE GO ON」
発売記念の握手会に参加。非常に疲れた表情のごっちんと握手。
ああ、でも、娘。を見たい!
そんなわけで・・・
モーニング娘。CONCERT2003 ~15人でNON STOP!~
9/13(土) 島根 松江市営野球場
今回は、初めての長距離遠征。
あまり東京からヲタが行かない公演申し込んで良席を狙う。
今まで行った事のない県に行く。
というのが目的。
9/12、会社のパーティーの後スーツ姿のまま東京駅に向かう。
今日はMステに初めてさくら組、おとめ組の2つのモーニング娘。が出演する。
放送の感想を見ようと、東京駅から狼にアクセス。
なんだか、ヒバスレが騒然としている。嘆き哀しむ者、ヤケになる者、
そして多くの荒らしカキコ。いったい何があったのだろうか?
もっとも今心配すべきは接近しつつある大型台風なわけだが・・・
22:00発の寝台特急「サンライズ出雲」に乗りこむ。最新の電車寝台特急だ。
もちろん乗るのは初めてだし、寝台特急自体が1999年に北斗星に乗って以来。
早速車内を見学。唯一の座席車(カーペット敷で横になれる)には娘。バッチを
鞄につけたヲタの姿も見られた。
それ以外は全て個室寝台である。俺の部屋はB寝台のシングルだ。
カプセルホテルのような極小個室だが、設備はかなり行き届いていて快適そのもの。
通勤客が居並ぶ都内の駅を通過していくときなど、素晴らしく優雅な気分になる。
寝たり起きたりしながら一夜を明かし、明け方にシャワー室へ行く。
シャワー室は一つしかないので混んでいる時は行列が出来る。
しかしさすがにこの時間、行列はなかった。シャワー室の前で順番待ち。
夜は明けて、列車はあややの地元である姫路を通過する。
ところが、先客がなかなか出てこない。何をしているのだろうか?
ようやく先客が出てきた。長いので女性かと思ってたらヲタっぽい奴だ。
列車内で風呂を浴びるなんてのも初めての体験。
中はビジネスホテルのバスルームくらいの広さで、半分が脱衣場、半分がシャワー室。
意外と広いと思った。ドライヤーも備え付けられている。
お湯は6分間出るが、途中一時停止は自由。これで、結構洗えるものだ。
さっぱりした頃、岡山到着。ここで四国へ向かう「サンライズ瀬戸」を切り離し。
「サンライズ出雲」はここから伯備線に入り山陰へと向かう。到着まで数時間かかるが、
「自分の部屋」でゴロゴロしていればいいのだから本当に楽。こんな旅なら大歓迎。
今日のコンサ会場である松江に着くが、このまま終着駅の出雲市まで行ってしまう。
最初の目的地は出雲大社だ。観光もしないとね。幸い台風は逸れたようだ。
初めて出雲大社。もちろんまこと結ばれるように願をかける。
おみくじを引く。
通信 便りなし
病気 長引く
移転 よろし
失物 出ず
売買 利なし
旅行 見合わせ 出雲大社
なんじゃこりゃ_| ̄|○
不吉な予感。
団体客を案内していたバスガイドさんが、「今日は松江でモーニング娘。のコンサートが
あるんですよ」などと紹介しているのを聞いた。なんかすごいイベントが来たかのようだ。
また、大社のバス停にある古びた待合小屋にも場違いな娘。のポスターが貼ってあった。
2両連結のディーゼルカーにのって松江に戻る。大きな駅で、コインロッカーはヲタが占拠。
ハンドマイクを持った係員がシャトルバスや帰りのきっぷの案内をしていて、ビックイベント
の雰囲気が伝わってくる。
時間はまだあるので松江城まで歩く。城下町らしい風情のある街並みで、街中も観光客
で賑わっていた。
お城見物を終えて駅に戻り、シャトルバスに乗り込む。会場は駅から数キロはなれた
スポーツ公園だ。それぞれの入場ブロック毎に整理券順の列が作られる。今回は良席を
狙ったわけだが、なんとか若い番号がきた。それでも10列目前後になりそうだ。
会場からはリハの音が聞えてくる。富士急も同じく、野外コンはリハ音声がタレ流しだ。
道重が「好きな先輩」を個人練習させられている。本人は必死に歌っているのだろうが、
聞いているヲタたちは「マジかよ・・・・」という表情だ。
開場すると、先頭のブロックから係員に監視されながら会場入り。横入り防止なのだろうが、
それでも監視の目を盗んで割り込んでくるヲタがいる。会場に入ってからの方がもっと酷く、
前の方を確保したヲタが仲間を呼び込むためにどんどん窮屈になっていく。この頃のヲタの
マナーは最悪だったと思う。割り込み厨はスケッチブックなどを持っていて、メンバーへの
メッセージを準備している。応援メッセージではなく、メンバーを冷やかしたり、「ジャンケンしよう」
などという「カンペ」形式のものが多い。そのようなボードに一部メンバーがやたらと反応し
たことで、翌年以降ボード厨が大繁殖することになる。
会場スクリーンではJR西日本のCMが延々と流れている。今回の松江コンサートについては、
JR西日本が協賛してくれている。東海道新幹線の品川駅誕生により、新幹線はのぞみ号
が大増発するダイヤ改正を行う。これにあわせて山陰地区も新型車両を投入し新しい特急
列車を走らせるなどのダイヤ改正を予定しており、JR西日本としては、山陰への利用者を
増やすキャンペーンに力を入れているのだ。
また地元松江の商工会議所なども、松江で大きなイベントをやりたいと願っていたようだ。
そうした地元の熱意と、JRという大企業のキャンペーンと、地元のテレビ局の協力により、
「国民的アイドル」が松江で大規模なコンサートを行う事となった。
モーニング娘。が「国民的アイドル」として広く一般向けの大規模イベントを行ったのは
この時が最後だったかもしれない。
時間が来て、コンサートが始まった。
まこの姿をみて愕然とした。
富士急で見たときは下半身が太くなったな、という印象だったのだが、今回は見事に
上半身にもキチンとお肉がついている。とくにお腹まわりが酷く、ウエストのくびれが無い。
二の腕も太い。しかも髪型は頭の上におだんご2つという、俺の一番嫌いなスタイル。
おいおい、それじゃあ今くるよさんだよ!
そりゃあMステでスレが荒れるのは分る。
こんなまこを見に松江までやって来たのか?
しかも悪いことに雨が降り出した。長岡の時はコンサ終了後だが、今日はコンサの前から
ときどき雨が落ち、コンサの途中では時折激しく降りつける。
メンバーはマイクを持って「雨降ってるけど大丈夫!」とか「雨に負けないように行くぜ!」
とか叫ぶのだが、コントコーナーなどはネタを次々と省略。おそらく俺が見た中で最も短い
70分くらいでコンサートを切り上げると、逃げるように立ち去った。
雨の中取り残される数千人の観客。観客は規制退場で逃げ場はない。
今回も、ヲタの集まる最前ブロックは最後の退場だ。
例によって地元のアナウンサーがマイクを持って退場の案内をする。
このアナウンサーはヲタに対して「どっから来たんですか?」とか「衣装(法被など)が
皆さんすごいですねぇ」と話し掛け、雨の中待ちぼうけのヲタとも良好な関係を築く。
最後に最前ブロックの退場を案内する時「皆さん、お名残惜しいのですが」などと言って
ヲタから拍手を貰っていた。
会場を出た後も、今度は駅行きのバスが長蛇の列である。大規模イベントのノウハウが
ないため、シャトルバスの運行が滞るのだ。乗り場にバスを1台しか停めないし、
前の扉しか開けないから乗車に時間がかかる。先のバスが発車してから次のバスに
乗り場に来るように指示を出すなど、手際の悪いことこの上ない。
長岡コンのときは、数台のバスを縦に並べて同時に乗車させる。
前後のドアを開けて乗車させる。(専用直行バスなのだからそれが当たり前)
バスが出発する際には次のバスがすぐ後ろで待っている。
などという運用をしてこれくらいの客はあっという間に捌いたのだが・・・・・
多くの客が雨の中並ばされた。小さな子供を連れた親御さんは憔悴しきった様子。
天候のせいではあるが、この人たちが二度とモーニング娘。のコンサートには来て
くれないのは想像に難くない。今日のコンサートが雨や行列といった様々な苦労を
乗り越えてでも見る価値があるものとも思えなかった。
また、今日のために懸命に準備をしてこられた商工会議所やボランティアの方たち
にとっても苦労した割には報いの少ないイベントとなったのではないか?
後日、「あのコンサート良かったよ、また松江でああいうのやろう!」という声を
かけて貰えることは無いと思う。
夜も更けた松江駅からディーゼルカーに乗って鳥取県の米子市へ向かう。
米子の全日空ホテルが今夜の宿である。全日空ホテルにした理由は、
以前モーチャンに載ってたまこの浴衣写真の浴衣が全日空ホテルのものだった
という、それだけの理由だ。コンサの遠征でホテル泊まりは初めて。
疲れてたので駅から徒歩10分程度の距離をタクシーで移動。
結構いいホテルなのだが、くつろぐ間もなく眠りに落ちていた。
翌朝、気がついたら朝10時過ぎ。チェックアウト時間を過ぎている。
慌てて出発。米子市内を散歩して時間を潰した後、岡山行き「やくも」に乗車。
岡山に着くとまたもや時間つぶしの市内観光。路面電車に乗ってみたりした。
岡山空港からJALのB737型に乗って帰京。
羽田空港に着くと既に日が暮れている。
金曜日の夜から長い長い旅が終わった。
旅の長さに対して、肝心のコンサートの時間があまりにも短い。贅沢だ。
こんな贅沢な遠征を、またいつかやってみたいと思う。