蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2003年 ④

2005-12-27 00:54:09 | 過去記録
娘。が俺以外のヲタ共とハワイに行ってしまう・・・・
居ても立ってもいられず、会社終わってから成田空港へ様子を見に行く。
「モーニング娘。ツアー」という恥ずかしい貼り紙の前のヲタ行列を見物。
勝ち誇った表情(に見える)で出発ゲートに向かう場違いなヲタTの
一団を見送る敗北感。
そして2chハワイスレでの_| ̄|○ 祭。

いいもん、ごっちんと握手するもん。
とばかりに近くのよみうりランドで開かれた「抱いてよ!PLEASE GO ON」
発売記念の握手会に参加。非常に疲れた表情のごっちんと握手。

ああ、でも、娘。を見たい!
そんなわけで・・・

モーニング娘。CONCERT2003 ~15人でNON STOP!~
9/13(土) 島根 松江市営野球場


今回は、初めての長距離遠征。
あまり東京からヲタが行かない公演申し込んで良席を狙う。
今まで行った事のない県に行く。
というのが目的。

9/12、会社のパーティーの後スーツ姿のまま東京駅に向かう。
今日はMステに初めてさくら組、おとめ組の2つのモーニング娘。が出演する。
放送の感想を見ようと、東京駅から狼にアクセス。
なんだか、ヒバスレが騒然としている。嘆き哀しむ者、ヤケになる者、
そして多くの荒らしカキコ。いったい何があったのだろうか?
もっとも今心配すべきは接近しつつある大型台風なわけだが・・・

22:00発の寝台特急「サンライズ出雲」に乗りこむ。最新の電車寝台特急だ。
もちろん乗るのは初めてだし、寝台特急自体が1999年に北斗星に乗って以来。
早速車内を見学。唯一の座席車(カーペット敷で横になれる)には娘。バッチを
鞄につけたヲタの姿も見られた。
それ以外は全て個室寝台である。俺の部屋はB寝台のシングルだ。
カプセルホテルのような極小個室だが、設備はかなり行き届いていて快適そのもの。
通勤客が居並ぶ都内の駅を通過していくときなど、素晴らしく優雅な気分になる。

寝たり起きたりしながら一夜を明かし、明け方にシャワー室へ行く。
シャワー室は一つしかないので混んでいる時は行列が出来る。
しかしさすがにこの時間、行列はなかった。シャワー室の前で順番待ち。
夜は明けて、列車はあややの地元である姫路を通過する。
ところが、先客がなかなか出てこない。何をしているのだろうか?
ようやく先客が出てきた。長いので女性かと思ってたらヲタっぽい奴だ。
列車内で風呂を浴びるなんてのも初めての体験。
中はビジネスホテルのバスルームくらいの広さで、半分が脱衣場、半分がシャワー室。
意外と広いと思った。ドライヤーも備え付けられている。
お湯は6分間出るが、途中一時停止は自由。これで、結構洗えるものだ。

さっぱりした頃、岡山到着。ここで四国へ向かう「サンライズ瀬戸」を切り離し。
「サンライズ出雲」はここから伯備線に入り山陰へと向かう。到着まで数時間かかるが、
「自分の部屋」でゴロゴロしていればいいのだから本当に楽。こんな旅なら大歓迎。

今日のコンサ会場である松江に着くが、このまま終着駅の出雲市まで行ってしまう。
最初の目的地は出雲大社だ。観光もしないとね。幸い台風は逸れたようだ。


初めて出雲大社。もちろんまこと結ばれるように願をかける。
おみくじを引く。

 通信 便りなし
 病気 長引く
 移転 よろし
 失物 出ず
 売買 利なし
 旅行 見合わせ  出雲大社

なんじゃこりゃ_| ̄|○
不吉な予感。

団体客を案内していたバスガイドさんが、「今日は松江でモーニング娘。のコンサートが
あるんですよ」などと紹介しているのを聞いた。なんかすごいイベントが来たかのようだ。
また、大社のバス停にある古びた待合小屋にも場違いな娘。のポスターが貼ってあった。


2両連結のディーゼルカーにのって松江に戻る。大きな駅で、コインロッカーはヲタが占拠。
ハンドマイクを持った係員がシャトルバスや帰りのきっぷの案内をしていて、ビックイベント
の雰囲気が伝わってくる。
時間はまだあるので松江城まで歩く。城下町らしい風情のある街並みで、街中も観光客
で賑わっていた。



お城見物を終えて駅に戻り、シャトルバスに乗り込む。会場は駅から数キロはなれた
スポーツ公園だ。それぞれの入場ブロック毎に整理券順の列が作られる。今回は良席を
狙ったわけだが、なんとか若い番号がきた。それでも10列目前後になりそうだ。

会場からはリハの音が聞えてくる。富士急も同じく、野外コンはリハ音声がタレ流しだ。
道重が「好きな先輩」を個人練習させられている。本人は必死に歌っているのだろうが、
聞いているヲタたちは「マジかよ・・・・」という表情だ。

開場すると、先頭のブロックから係員に監視されながら会場入り。横入り防止なのだろうが、
それでも監視の目を盗んで割り込んでくるヲタがいる。会場に入ってからの方がもっと酷く、
前の方を確保したヲタが仲間を呼び込むためにどんどん窮屈になっていく。この頃のヲタの
マナーは最悪だったと思う。割り込み厨はスケッチブックなどを持っていて、メンバーへの
メッセージを準備している。応援メッセージではなく、メンバーを冷やかしたり、「ジャンケンしよう」
などという「カンペ」形式のものが多い。そのようなボードに一部メンバーがやたらと反応し
たことで、翌年以降ボード厨が大繁殖することになる。

会場スクリーンではJR西日本のCMが延々と流れている。今回の松江コンサートについては、
JR西日本が協賛してくれている。東海道新幹線の品川駅誕生により、新幹線はのぞみ号
が大増発するダイヤ改正を行う。これにあわせて山陰地区も新型車両を投入し新しい特急
列車を走らせるなどのダイヤ改正を予定しており、JR西日本としては、山陰への利用者を
増やすキャンペーンに力を入れているのだ。
また地元松江の商工会議所なども、松江で大きなイベントをやりたいと願っていたようだ。
そうした地元の熱意と、JRという大企業のキャンペーンと、地元のテレビ局の協力により、
「国民的アイドル」が松江で大規模なコンサートを行う事となった。
モーニング娘。が「国民的アイドル」として広く一般向けの大規模イベントを行ったのは
この時が最後だったかもしれない。

時間が来て、コンサートが始まった。
まこの姿をみて愕然とした。

富士急で見たときは下半身が太くなったな、という印象だったのだが、今回は見事に
上半身にもキチンとお肉がついている。とくにお腹まわりが酷く、ウエストのくびれが無い。
二の腕も太い。しかも髪型は頭の上におだんご2つという、俺の一番嫌いなスタイル。
おいおい、それじゃあ今くるよさんだよ!
そりゃあMステでスレが荒れるのは分る。
こんなまこを見に松江までやって来たのか?

しかも悪いことに雨が降り出した。長岡の時はコンサ終了後だが、今日はコンサの前から
ときどき雨が落ち、コンサの途中では時折激しく降りつける。
メンバーはマイクを持って「雨降ってるけど大丈夫!」とか「雨に負けないように行くぜ!」
とか叫ぶのだが、コントコーナーなどはネタを次々と省略。おそらく俺が見た中で最も短い
70分くらいでコンサートを切り上げると、逃げるように立ち去った。
雨の中取り残される数千人の観客。観客は規制退場で逃げ場はない。

今回も、ヲタの集まる最前ブロックは最後の退場だ。
例によって地元のアナウンサーがマイクを持って退場の案内をする。
このアナウンサーはヲタに対して「どっから来たんですか?」とか「衣装(法被など)が
皆さんすごいですねぇ」と話し掛け、雨の中待ちぼうけのヲタとも良好な関係を築く。
最後に最前ブロックの退場を案内する時「皆さん、お名残惜しいのですが」などと言って
ヲタから拍手を貰っていた。

会場を出た後も、今度は駅行きのバスが長蛇の列である。大規模イベントのノウハウが
ないため、シャトルバスの運行が滞るのだ。乗り場にバスを1台しか停めないし、
前の扉しか開けないから乗車に時間がかかる。先のバスが発車してから次のバスに
乗り場に来るように指示を出すなど、手際の悪いことこの上ない。
長岡コンのときは、数台のバスを縦に並べて同時に乗車させる。
前後のドアを開けて乗車させる。(専用直行バスなのだからそれが当たり前)
バスが出発する際には次のバスがすぐ後ろで待っている。
などという運用をしてこれくらいの客はあっという間に捌いたのだが・・・・・

多くの客が雨の中並ばされた。小さな子供を連れた親御さんは憔悴しきった様子。
天候のせいではあるが、この人たちが二度とモーニング娘。のコンサートには来て
くれないのは想像に難くない。今日のコンサートが雨や行列といった様々な苦労を
乗り越えてでも見る価値があるものとも思えなかった。

また、今日のために懸命に準備をしてこられた商工会議所やボランティアの方たち
にとっても苦労した割には報いの少ないイベントとなったのではないか?
後日、「あのコンサート良かったよ、また松江でああいうのやろう!」という声を
かけて貰えることは無いと思う。

夜も更けた松江駅からディーゼルカーに乗って鳥取県の米子市へ向かう。
米子の全日空ホテルが今夜の宿である。全日空ホテルにした理由は、
以前モーチャンに載ってたまこの浴衣写真の浴衣が全日空ホテルのものだった
という、それだけの理由だ。コンサの遠征でホテル泊まりは初めて。
疲れてたので駅から徒歩10分程度の距離をタクシーで移動。
結構いいホテルなのだが、くつろぐ間もなく眠りに落ちていた。

翌朝、気がついたら朝10時過ぎ。チェックアウト時間を過ぎている。
慌てて出発。米子市内を散歩して時間を潰した後、岡山行き「やくも」に乗車。
岡山に着くとまたもや時間つぶしの市内観光。路面電車に乗ってみたりした。



岡山空港からJALのB737型に乗って帰京。
羽田空港に着くと既に日が暮れている。
金曜日の夜から長い長い旅が終わった。
旅の長さに対して、肝心のコンサートの時間があまりにも短い。贅沢だ。

こんな贅沢な遠征を、またいつかやってみたいと思う。

2003年 ③

2005-12-18 23:55:47 | 過去記録
Hello!Project 2003SUMMER~よっしゃ!ビックリサマー!!~
7/27(日) 東京 国立代々木競技場第一体育館

ハロコンに関しては2日間通うまでもないな、と思っていたのでこの公演については
27日のみの参戦。ただ、26日にも会場には行ってグッズだけ先に購入してしまった。

翌27日は暑い日だった。
日差しを避けるように早めの入場。待ちくたびれた頃、ようやくコンサートが始まる。
いきなりSALT5登場!まこは元気に踊っているが、コルセットみたいなものは
つけているようだ。
全員出てきて童謡。相変わらず「あいぶぉぉん!!」厨ウゼェ。
ごっちん、中澤姐さんに続き売出し中のZYX、カン紺藤と続くいつも通りのハロコン。
前田有紀と安倍なつみの曲順が入れ替わった。昨日来ていない俺はそれには気づかず。
突然モニタにつんくの顔が大映し。
「ああ、卒業発表だな」と察する。
案の定だったが、「おめでとう!イエイ!!」には呆れた。

「満を持して卒業」という言葉はその通りだと思ったし、ソロデビューとかの布石はあったし、
順当だと思ったのだが場内は騒然としている。
そんな観客をなだめるかのように安倍さん本人が登場。
「みなさんのおかげです。ありがとう」みたいな優等生発言。なんだろ?この仕組まれ感。
22歳の私を歌い終えたあと、多くのヲタが携帯電話を手に会場の外へ走っていく。
おそらく仲間や2chに報告するためだろう。新聞記者じゃないんだから。
残ってるヲタもヒソヒソ話で、ROMANSの歌とか聴いてない。

そんな中、メロン記念日が3曲という出世ぶり。
MCでは「ゴロッキーズ」という言葉が初登場。まこが
∬∬´▽`)<うぅ・・・腰にくるぜ!という自虐ギャク

松浦亜弥が「私には関係の無いこと」とばかりの堂々の4曲で格の違いを見せつけた後、
モーニング娘。登場。
うわぁ・・・・多い!!
15人だもんね。これでツアーとかやるのかぁ。
もうまこを探すの大変。腰を痛めている感じもなく元気よく踊っていたが、身体が大きくなって
きたのが気になるところ。負担を減らす意味でももうすこし絞れるといいんだが・・・・

終わって外に出ると、もう安倍さんのことなんてどうでもいいと思えるくらいに暑い。
公園の木陰でひたすら休憩。

会場戻る途中、駅前のバッタ屋で「小川麻琴」の名前入りTシャツを発見!
まこグッズキタ━━(゜∀゜)━━ !!!!!
即購入。そして着てみたw
もう逃げられない。服が、「私は小川ファンです」と宣言してるわけで、
「奥さん!あの人小川ヲタよ」「あら、やぁねぇ」
という視線をひしひしと感じる自意識。

夜の部の内容は昼と同じ。例によってつんくが出てきて安倍卒業を発表して観客驚く。

正直ちょとムカついていた。安倍さんよ、あんた一人のコンサートじゃないんだから、
卒業発表とか他所でやってくれかのぉ?
安倍さんのおかげでまことか他のメンバーみんな脇役になってしまったよ。

まあ安倍さんのこれまでの功績、背負ってきた歴史みたいなものを考えれば、
この方の卒業発表は「モーニング娘。の歌」よりも重要なものなのかもしれない。
安倍さんがいたから娘。も誕生し、まこもデビュー出来たんだから、やはりここは
安倍さんのためにみんなが脇に回るということも有りなのかもしれない。
このときはそう思っていただけに、数年後に安倍さんのしでかした不始末に対しては
ただ呆れるばかりなのだ。

この日買った小川麻琴Tシャツを、後日行われた「浮気なハニーパイ」発売記念
カントリー娘。に紺野と藤本の握手会に着ていった。
現役娘。メンバーとのはじめての握手会ということで、妙にはりきってしまった。
紺野さんに笑ってもらおうと思ったのだが、案の定美貴様、里田に変な目で見られた。
紺野さんはノーリアクションだった。
みうなとあさみの2人についてはあまり覚えていない。
この握手会も非常に思い出深いイベントだった。


モーニング娘。CONCERT2003 ~15人でNON STOP!~
8/23(土) 静岡 富士急ハイランド コニファーフォレスト

自宅からだと調布ICで中央道に乗るのが近いのだが、渋滞情報が出ていたので
甲州街道を進む。しかし甲州街道も動かなくなり、裏道を1時間も彷徨ってなんとか、
国立ICに辿り着く。もう面倒くさいので中央道に入る。
停まっては進みの大渋滞。娘。は大丈夫かな?と心配して携帯で情報を集めると
もう談合坂を出たというヲタ情報が。いったい朝何時に出たのだろうか?

河口湖ICの料金所も大渋滞だったが、つけたばかりのETCであっさりと通過。
このころのETCは最強アイテムだった。
富士急ハイランドはかなり駐車場が大きいのだが、すでに満車で臨時駐車場に
案内される。臨時駐車場といってもただの原っぱだ。とはいえ、会場まで歩いて
行ける範囲なのでまだいいと言える。この駐車場も一杯になったあとは、数キロ
離れた臨時駐車場まで行かねばならず、会場まではバス移動となる。

まだかなりの時間があり、ヲタは富士急ハイランドで遊んでいる。FUJIYAMAや
ドドンパが人気のようだが、俺は一人なので乗り物遊びはつまらないだろう。
今日も暑いので冷房のあるボーリング場に退避。
同じように退避しているヲタが多く、LDジュークボックスはハロプロのPVが延々
と流れる。
ようやく時間が来て入場ゲートまで来ると、班長氏に出会う。
一緒にグッズ売り場に言ったのだが、班長氏は愛ちゃんのうちわが気に入った
ようだ。買おうかどうか真剣に迷っていた。

班長氏は愛知たん氏と連絡を取り合っていて、合流することが出来た。
愛知たん氏は正月の名古屋ハロコンで偶然ご一緒して以来である。
すこし話もしたが、ブロックが別なので分かれてしまう。

班長氏と一緒に指定ブロックに入る。ブロック指定なので番号などあって無い
ようなもの。少しでも前に出ようとする者、後ろの空いたところで踊ろうとする者
と、各自の動きもバラバラで雑然としている。
会場のスクリーンはステージ左側のみである。その理由は終了時に明らかに。

コンサートが始まった。
うわ!まこたん、太ってるよ。

長野のコンサートのとき、そのような報告があったのだが、見た目の評価は
人それぞれなので自分の目で確かめようと思っていたのだが、自分の目で
見てもやはり太り気味である。とくに下半身の足とかがかなり太くなっていて、
ずっしりとした重量感がある。うーん。

コンサートの曲目、まさかの「好きでX5」や、ゴロッキーズだけで歌う「サマー
ナイトタウン」など、アルバム中心の春コンから大きく変化。「好きでX5]など、
ファンが忘れてしまっているような昔の曲を取り上げようという試みは、2005年
まで続く流れだ。
さらに、6期メンバーによる「好きな先輩」。これについて不満をもつ5期ヲタが
多かったようだが、俺はむしろ5期の名曲を引き継いでくれてありがとうという
気持ちだった。そもそもそんなに「好きな先輩」を神格化してないし。
本当は6期にもこういう「新人曲」があれば、と思うのだがアルバムの発売時期
の絡みもあるだろうし、好きな先輩が5期専用になる必然性はないのだし、
これはこれでいいのかな。

MCはコント仕立てになった。まこは矢口率いる主力チームに編入された。
この矢口チームのコントだけはマトモなコントだと思った。安倍石川チームの
「男前対決」とかミニモニのバスケとか、意味不明だったし。

VTRコーナーは春は一応撮りおろしのゲーム大会(4バージョン)が上映されて
いたが、今回は「Say Yeah!もっとミラクルナイト」のカラオケが流れるだけという
寒い内容。それでもヲタはみんな踊りまくりだった。

暗くなった時点でコンサート終了。15人の娘。が並んで、万歳。
その瞬間、「ドン!ドン!」という爆発音が。
客席の歓声につられて上を見ると頭上で花火が打ちあがっていた。
一瞬近くで花火大会か?と思ったが、コンサートのために打ち上げてくれて
いたのだ。打ち上げ場所は会場右側。右側にスクリーンが設置されなかった
理由はこのためであった。娘。も嬉しそうに花火を見上げている。
どうやら安倍さんが泣いていたらしいが、俺の場所からは分らなかった。
この花火は娘。にとって相当嬉しかったようだ。

終わった後、班長氏は結局愛ちゃんのうちわを購入。外に出てしばらくの間、
小川試し氏らと立ち話をする。話題はいよいよ来週と迫ったハワイツアー
である。試し氏が参加すると言うのでみんな興味深々で旅行日程などの
話に聞き入る。
1時間ばかり話し込んで駐車場へ向かうと、道に照明がなく真っ暗闇である。
しかし所々に係員が立っていて懐中電灯で誘導してくれる。おかげで車まで
辿り着き駐車場から出ることも出来たが、彼らは車が全部出るまで暗闇の中
一人で立ち続けるのだろう。まだ何台か残っていたが、気の毒な仕事である。
帰りに立ち寄った談合坂SAがヲタだらけで萎え。

2003年 ②

2005-12-13 01:43:32 | 過去記録

モーニング娘。のミュージカル ~江戸っ娘。忠臣蔵~
6/3(火) 東京 明治座

ミュージカルは3日目にして初参戦。平日だったがなぜかこの日は
色んな人に会った。
班長氏をはじめ、南葛氏や閣下氏など2chの有名な人と初対面。
話題の中心は、先ごろ登場したピーマコ小川である。みんな驚いてた。
「可愛かった」とか「スーツはエロいね」など好評価である。
終わって退場する時も、「マコっちゃん可愛かったね」などと話す4期メン
ファンの人がいたりして、まさしくまこは時の人だった。
誰もがまこの明るい未来を信じていたのだ。

席は花道の外側。花道の芝居は客席の真ん中に向かって行われる
ので、そのときは役者さんの背中を見ることになる。
梨華ちゃんが花道を走ってくるシーンでは、走り去ったあと、風が来る。
梨華ちゃんが走って引き起こした風だ。

このお芝居、明治座のホスピタリティーの良さ。勝野氏をはじめプロの
役者さんたちの好演は非常に良かった。相変わらず主人公の安倍さん
がお父さんに抵抗する理由が自分勝手で違和感を覚えるが、これは
つんく作品の病気だと思って諦める。
翌年のHELP!は歌が少なくてコント的な要素も増えたが、忠臣蔵は
歌も多く花道も効果的に使われて楽しいミュージカルだった。

後藤真希ファーストライブツアー2003 ~ゴー!マッキングGOLD~
6/8(日) 東京 東京厚生年金会館

評判のよい「ごまコン」を覗いてみようと、新宿のチケットショップで
チケット買って厚生年金会館へ行った。会場につくと忠臣蔵の
バックを持ったヲタがいた。明治座と掛け持ちしているようだ。

ごっちんのはじめてのソロコンサート。歌っている姿はモーニング娘
にいたときとは全然別人。カッコよくてクール。
MCでは、まだたどたどしいながらも自分の言葉で語るごっちん。
ごっちんがこのように客に向かって喋るという光景が新鮮だった。
娘。コンではやってくれない、ステージの端の張り出し部分まで
出てきて目の前で踊ってくれたり、最後の「手を握って歩きたい」
では歌詞がスクリーンに出てヲタ合唱が行われるなど、上手い
演出に舌を巻いた。

モーニング娘。のミュージカル ~江戸っ娘。忠臣蔵~
6/10(火) 東京 明治座

明治座の入口の右側に当日券売り場がある。発売時間には
行列が出来るが、休日でなければ売り切れることは無い。
12000円出して1階の後方と8000円の3階席を選べるが、
ほとんどのヲタは迷わず3階席へ。こちらの方がステージは近い。
この日の席はステージの真横。花道は死角になっていて身を
乗り出しても役者の頭が見える程度だ。

隣の客が「モー娘。のファンですか?」と話し掛けてきた。
彼はヲタではなく、「アップフロントミュージックスクール」の生徒
だという。今日は授業の一貫としてこのミュージカルを見学に
やってきたのだ。
驚くべきことに、3階席は彼と同じくスクールの生徒さんばかりだ。
見学というより、サクラとして動員されている感じがする。

彼によると、ミュージックスクールの先生方は普段娘。のレッスン
をしている方が多く、授業中も娘。の話が良く出るのだと言う。
先生方はいつも「お前らが娘。に入ったら3日で根をあげる」と
言っているそうだ。それだけキツイトレーニングを娘。はやって
いるのだという。なんかいい話を聞いた。

この日はステージの真横(真上)からの見学なので、普段は
あまり見ることのないアングルだ。ライブになると、娘。の
フォーメーションが立体的なのがよく分かる。
ピースを歌う時は、前列と後列に挟まれる形でまこと愛ちゃんが
2人で中列を構成。メチャクチャカッコよく踊るまこ愛にもう目が
離せない。ダンスでは他を寄せ付けないまこ愛2トップ。
その後に起こる悲劇など、誰も予想していなかった。

6/13(金) 東京 明治座

この日はFCで過去最高の席がきた。ステージやや右よりの前から
2列目である。当時の娘。は野外やアリーナコンばかりだったから
最前でもステージまでは数メートルの距離があるのが普通だったが、
明治座は客席とステージが近いので、2列目でも手を伸ばせば
握手できそうな距離なのだ。

娘。が出てくる。

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーー!

と絶叫するくらい近い!近い!近い!!
なんか信じられない光景。テレビで見るよりも鮮明なモーニング娘。
肌の質感とか、スゴイね。血管とか見えるし、毛穴とかも見えるし、
いかにも「生身の人間」という感じがして過剰に生々しい
ツルツルテカテカのこんこんの脚と、さらさら滑らかのまこの脚の
対比が面白い。

生と言えば、ステージの両サイドにスピーカーがあるため、音が良く
聞えない。花道の芝居はセリフを聞き取れない。しかしステージの
真ん中で行われる芝居はセリフが聞える。つまりスピーカーではなく
生の声で聞えてくるのだ。これは感動した。なんら電気的な媒体を
介することなく、まこやののたんの声帯が振るわせた空気振動が
直接俺の鼓膜を振動させてくれているのだ。もうタマラン!

ライブが始る。ここにいるぜぇの初めの方で娘。たちが走り回る時、
「キャー」という声が聞えてくる。「何がトラブルか?」と驚いたが、
娘。たちは「キャー」と言いながら走り回っているのだ。
マイクは口に当てていないのでその声は拾われず、スピーカー
からはその声は流れない。いろいろと感心する体験だった。
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モーニング娘。のメンバーであります小川麻琴(15歳)が、
昨日の明治座「江戸っ娘。忠臣蔵」の第2部 モーニングフェスタ公演中
(「そうだ!We're ALIVE」歌唱中)に腰を捻りました。
本人は出演の意志を強く持っているのですが、大事を取り、
23日(夜公演)24日(昼、夜公演) 25日(夜公演)の計4回の公演を
お休みさせていただく事になりました。
会場に足を運んでいただきましたファンの皆様、
劇場関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしまして
誠に申し訳ありません。
2、3日後には元気な姿でまた舞台に出演する事が
出来ると思いますので、その際は暖かく迎えていただきますよう宜しくお願い致します。


6/25(水) 東京 明治座

補完マン氏が明治座で折鶴を折っているという。
それを聞いて、会社に休みの電話を入れた。
近所のコンビニを巡って折り紙を買い占める。折り悪くこの日折り紙を
買おうとした子供達には可哀想なことをしたのかもしれない。
ネットで折り方を確認し、数十羽折る。それらを紙袋に詰めて明治座へ向かった。
いつもヲタが集まる広場にはだれもいない。近くのスポーツセンターに集まっているらしい。
早速駆けつけてみると、南葛氏らとともに補完マン氏がいた。補完マン氏は動画補完活動
をしているということでヲタっぽい人と想像していたけど、普通の感じの良い人だった。

一緒に鶴を折り、なんとも不恰好では歩けど千羽鶴が出来上がった。
補完マンさんが明治座の係員に渡してくれるという。
さて、公演を見るべきか?
麻琴のいない公演ってどんな感じなのだろう?
それを見ることで、現実をより身に染みて感じることができるし、これは見ておくべきかも
しれない。公式発表通りなら、次に見る予定の土曜日には麻琴が復帰しているはずだし。

8000円の刀剣を買って入場する。すぐに舞台が始る。女中5人組の出番。が、4人しか
出てこない。「歌舞伎です!」など、麻琴のセリフは一緒に女中を演じる役者さんが代わりに
言ってくれていた。飯田、高橋、紺野と並んでいるが、高橋と紺野の間、麻琴のいるはずの
あたりにぽっかり空間が空いている。なぜか麻琴の立ち位置を空けて並んでいるのだ。
麻琴に戻ってきて欲しいという願掛けなのか、単に立ち位置修正をするヒマもなかったのか。

幕間の休憩時間、ロビーで知らないまこヲタが署名活動をしている。麻琴へ送る寄書きを
募っているのだ。話を聞くと、一昨日から活動しているのだと言う。頭が下がる
色紙に寄せられた文を読む。「無理しないで」とか「しっかり休んで」という言葉ばかりが並ぶ。
みんな麻琴の性格を良く知っているようだ。
ライブは、「まこっちゃんはいないけど頑張ります!」みたいな事務的な挨拶だけで普通に
進行した。

6/28(土) 東京 明治座

前日27日は麻琴が復帰するのかしないのかでヒバスレもハラハラドキドキしていたが、
結果はやはり麻琴欠場。そして、当然この日も「いつもの貼り紙」が貼られた明治座。
紺野と高橋の間の隙間はすこし小さくなっていた。麻琴はこのまま戻って来ないのか?

6/29(日) 東京 明治座

朝から27時間テレビを見ていたら、麻琴キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
一瞬だけど楽屋で鶴を折ってる麻琴。みの氏ね
たまたまキャプ中だったので動画うp

千秋楽へ向かう。途中、結局昼の部も麻琴は休みという情報が入る。ついに最後
まで麻琴は舞台に復帰することは無かった。非常に残念だ。
明治座に到着。どうやらライブ中に麻琴が現れて挨拶をしたという。つまり、今日は
麻琴に会えるのだ。緊張感が高まる。

芝居のほうは千秋楽ということもあって、娘。も役者さんもアドリブ入れまくり。
お客いじりなどもあって非常に面白いのだが、この中に麻琴がいないのが悔しい。
拍手とともに舞台が終わった。勝野さんをはじめ、役者さんたちとはお別れだ。

ロビーにでる。殺気めいた雰囲気だ。「・・・まこ・・・」「・・・・まこ・・・・」という声が
そこかしこから聞えてくる。まこヲタも他メンヲタも、話題の中心は麻琴だ。

ライブの時間が近づくと、みんな雪崩を打って客席に入っていく。
ざわざわとした雰囲気。まこヲタが「まこと!」コールを始める。
俺も参加する。「まこと!まこと!」

信じられないことが起こった。なんと会場のヲタたちが、それに会わせて一斉に
「まこと!」コールを始めたのだ。
娘。史上初の「まこと!」コール。
それは、最も壮絶な「まこと!」コールだった。明治座の音響効果もあるのだろう。
割れんばかりの音量、音圧で「まこと!」コールが響き渡り、天井や壁に当たって
跳ね返り、まるで明治座の入ったビル全体が「まこと!」コールに包まれている
かのようだ。
大歓声とともに、娘。のミニコンサートが始った。
麻琴は出てこない。しかしそのステージの袖に、彼女がいることをみんな知っている。
娘。が並ぶ。いよいよ、MCだ。一人ずつ挨拶をし、最後に、麻琴が登場した。

車椅子に乗って、でも衣装はメンバーと同じ歌衣装である。メンバーのマイクを借りて
話しだす麻琴。すでに麻琴のマイクはPAのコンソールから外されているという。
「心配をおかけしましたが・・・・」というものの、すぐに言葉に詰まる麻琴。

再び、「まこと!」コール。
麻琴はしばらく涙ぐんだ後、

〆〃ハハ
∬∬T▽T)<治ったらまたみんなでお祭騒ぎだぁ!

この日は「伝説の一日」と言ってもいいだろう。
さらにその夜、全国ネットで車椅子にのった健気なまこの姿が流れた。みの氏ね。
そして、シャッフルユニットでのテレビ出演。椅子に座ったまま踊るまこの姿は
多くの視聴者の胸を打ったに違いない。
以後麻琴の人気はますます上がり、ファンも目に見えて増えた。
事務所も秋以降の麻琴のテレビ出演ラッシュに踏み切ることになる。
麻琴はデビュー以来のビッグチャンスを掴もうとしていた。

2003年 ①

2005-12-10 23:52:46 | 過去記録

2003年 Hello! Project 2003 Winter ~楽しんじゃってます!~
1/05(日) 東京 中野サンプラザ

中野で見るハロコンは初めて。
冒頭の「がんばっちゃえ」でハロプロキッズに圧倒される。みんな小さい!
タンポポの「恋のやじろべぇ」に続いて登場するのは、
プッチモニの「WowWowWow」だ。やったやった!ついにこの日が来た。
しかもアヤカ、吉澤という先輩を差し置いて、まこがセンターですわ!
すげぇすげぇすげぇすげぇ!
でも、この頃のまこは昨年来のルックス最高潮を維持していたし、
スタイルもスッキリしていたから納得の人選。
中学生のくせにエロエロ光線も出しまくっていて、双眼鏡で見てると
結構ヤバイw
また、ごっちんの「手を握って歩きたい」では5期がバックダンサーを
勤めたが、まこの優雅でダイナミックなダンスは明らかに4人の中で
ズバ抜けてカッコ良かった。ダンスまこ最高。

そしてそのピークがアンコールで披露された恋レボである。
なんとハロプロメンバー全員の、センターがまこなのだ。カッコよすぎ。

大いに感動したので、全く予定していなかった名古屋参戦を決定!

1/11(土) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール

車で出かけたのだが駐車場に限りがあるらしいのでまだ暗いうちに出発。
朝8時前には着いてしまった。車を停めた後は地下鉄で名駅まで行って
食事などをして戻ってくる。
グッズ売り場でトレカ入りカイロを買う。凶悪なグッズだなと思ったが、
その後こういう商品は定番になった。
今日の席はステージの左端。4列目くらいだが、実質的には2列目。
前年の夏コン以来、まこは左端にいることが多いので、狙って買ったのだ。
席につくと隣から声をかけられた。群馬のヒバスレオフに参加した
愛知たんである。もっとも群馬ではあまり話さなかったので、
声をかけてもらって初めてあの日会っていた事を認識できた。

コンサートがはじまると、まこが近い!やっぱり左ですよ左!
どうもこの頃は右側の席ばかりだったので、ようやく左で見れて嬉しい。
ところで、まこの様子がおかしい。一週間前に中野で見たときより、
ほんの少し大きくなっているのだ。
へー、まこって一週間で体型変わるんだ!とその時は笑っていたが、
やがて笑えない状態になる。

この公演でごっちんがサントワマミーを歌ってるのだが、
( ´ Д `)<♪街を歩けば、男が誘う~
の部分で客席のヲタを見つめたりする。
で、オイラ思いっきりガンつけられた。
隣にいた愛知たんの連れの人に、「睨まれましたね」と分るくらい
はっきりとオレを睨みつけるごっちん。
もう激ヤバ!ごっちんに見つめられると、身体硬直して動けません!
凄まじい眼力。もう逃げられない。あとは食われるのを待つだけ。
まあ食われるわけもなく、ごっちんはすぐにあっちへ行ってしまう
わけで、でもかなり冷や汗モノだった。

そんな最高のハロコンだったが、なぜか横アリだけは参加しなかった。
また、このハロコンは横アリではなく、大阪がラストだったが、ミニモニ。
のときに矢口さんは泣いたらしい。「これが最後」だと思ったそうだが、
実際にはその年の3月終わりに東京フォーラムで盛大に新生ミニモニ。
への引継ぎイベントをやっているので、「これが最後」では無かった。

最後だったのは実はタンポポである。俺の場合名古屋で見たのが最後の
タンポポとなった。タンポポはCDも出せたし、OH-SO-ROはこの年の夏まで
続いたのでそれなりの活動実績なのだが、ライブ活動は非常に短命だった。



モーニング娘。CONCERT TOUR 2003 ~NON STOP!~
4/6(日) 北海道 札幌コミュニティドーム つどーむ

春ツアーは初日である仙台のチケットを入手していたのだが、
仕事でいけなくなってしまった。そのためこの札幌公園が初見となった。

その前日が、かの「岡女学力テスト」が放映され、夜遅くまでヒバスレが
賑わっていた。その賑わいに引き込まれているうちに朝になり、ほとんど
徹夜状態で車で羽田空港へ。
機内で爆睡してるうちにあっという間に千歳着。飛行機遠征は楽ちんだ。
時間があるのでこんこんの地元である豊平区を散策。
この辺は適度に郊外だが、それでも十分都市化されている。
まこや愛ちゃんのような田舎者と違い、こんこんはシティーガールなのだ。

地下鉄で会場の「つどーむ」へ。駅からちょっと歩くが、さすがに寒い。
4月だが内地の真冬の服装でちょうどよい。
グッズ売り場を見ると、カントリー娘。のうちわなどが良く売れている。
さすがに地元だ。

さて、この公演は発売されたばかりの5thアルバムを中心とした構成。
しかしこのアルバム自体、前作に比べて盛り上がりに欠ける。「TOP」
とか「強気で行こうぜ!」とか好きな曲もあるんだけどね。
恋レボの間奏部分も、まこを先頭にした雁行隊形から普通の横列隊形
になってしまい、ちょっと残念。
どうしてもようやく始動した新生ミニモニ。とか、飯田さんの初のソロ。
そしてプッチモニ。のWOWWOWWOWに注目してしまう。
WOWWOWWOWの盛り上がりは凄い。この頃はいわゆる「打てる曲」
では無いのだが、この頃のヲタ達はそれ程ヲタ芸に固執してなかった
ので、この手の曲が一番人気があったと思う。
まこ自体は、正月ハロコンに引き続き、エロ光線だしまくり。まったく
これで高校生になったらどうなってしまうのだろうか?
この公演が、ピュア黒髪のまこを見た最後になった。

羽田から車で帰途につくと、あな真里の第一回放送が始まる。
この新番組のおかげで、居眠り運転しなくて済んだ。
しかしつまんない新番組だなと思ってたら、リスナーと矢口が電話する
コーナーがあり、「土浦市のまなみちゃん」が登場する。この女子高生
の話し方がまこにそっくり。矢口も「モーニング娘。の小川麻琴みたいな
話し方なんですが、本人じゃないですよね?」とツッコミ入れてて
思わず笑ってしまった。

5/5(祝) 埼玉 さいたまスーパーアリーナ

いよいよ、保田圭の卒業式がやってきた。SSAは2日4公演だが、
札幌で2枠を使ってしまったので最終日のみの参戦となった。
1年ぶりのSSAだが、去年は見かけなかった新垣ヲタを見かける。
しかしまこヲタの姿は見えず。いったいどこへ潜伏しているのか?
ただし、まこの人気は岡女辺りから確実にUPしていて、ライブ中の
声援なんかも他メンに遜色ないくらいになっている。
初めて見る「茶髪まこ」。なんか違う人のようだ。
昼の部は一部に空席があったように思う。卒業式以外は確実に
動員力が落ちてきている。
今回初登場となった6期メンは、少しタレントらしくなっていた。
3月にお台場で握手したときは、「うわー、子供なのにこんな所に
つれてこられて握手させられて可哀想!」って感じだったのに、
1ヶ月かそこらで変わるもんだな。

さて夜の部である。後藤卒コンに引き続き、なぜか10番台前半
という良い席が来る。2枚買ったので知り合いのアイドルヲタを
誘って一緒に見た。彼は最後に娘。を見たのが福田卒コンという
古いヲタで話が合わない。「どうにかして土曜日」のフリコピなら
出来るらしいが、こちらはライブでそんな曲を見たことはない。

「お別れ」という感じのする卒コンはこれが最後だったのかもしれない。
以降の卒業式はハロプロ内の人事異動の感が強くなっていくし、
卒メンも変わらずにハロモニに出てきて絡んでるし。。。。
しかしこの保田卒業式は、本当にフィーナーレという盛り上がりだった。
真っ赤な光の中、周りのヲタも「圭ちゃんありがとう!」と叫びつづけていた。
「今度デートしましょうね」とピヨピヨ声で話す麻琴。しゃがみこむ高橋。
「卒業しないで欲しい」という加護。なぜか6期で一人泣いている田中。

全て終わって会場が明るくなってもヲタのコールが続く。
後ろの席にわりとオシャレな服を来たヲタっぽくない女の子が
彼氏と一緒に見ていたのだが、その子も「圭ちゃん圭ちゃん」と
言って泣きじゃくっている。

こうして娘。からまた偉大な人が去っていった。

2002年 ④

2005-12-10 00:20:29 | 過去記録
2002年ハロープロジェクト大運動会
11/3(日) 大阪 大阪ドーム

久しぶりに開かれた運動会だそうだが、なぜか大阪のみでの開催となった。
このときは往復飛行機を利用。安い早朝便を利用しての大阪遠征はその後定番になった。
FCで買ったチケは上のほうのスタンドの席だったが、そこに座っていると係員がやってきて
下の席に移れという。いわゆる公認ドリームだが、そういう制度があることを知らなかったので
何事かと思った。結局上のほうの席はガラガラだった。
ハロプロで空席いっぱいという経験は、このときが初めてだった。

司会者としてまことが登場。ここ大阪のお客さんには、彼はなかなかの人気者だった。
シャ乱Qが大阪のバンドだった頃から知っている、という人が沢山いるようだ。
運動会の内容は、60走、障害物走、綱引き、リレーといった定番ばかり。
ガッタスがはじまるのは翌年からだ。
まこの見せ場は障害物走、お尻で風船潰すのに上手くいかずに悪戦苦闘するまこ。

競技よりも、ベンチでくつろぐ娘。をじっくり見れるのが運動会の面白いところ。
まこは愛ちゃんと仲良く一緒にいることが多かった。
また、会場内に流れているハロプロ曲に会わせてフリマネをしたりして遊んでる姿も可愛い。

スポフェスが終わるとミニライブ。後藤の抜けた娘。を初めて見たわけだが、遠すぎて
よく分からん。ここにいるぜぇ!の他、CWの純ラバーなども歌ってくれたのが嬉しかった。
印象深いのは平家さん。7.31を悲劇だとするなら、その主人公は後藤でも飯田でも
矢口でもなく、平家さんである。卒業ライブも用意されたようだが、ほとんどのファンに
とってはこれが最後のお別れだ。曲はムラサキシキブ。
曲の最後、ゆっくりと歌い終わるところで熱い想いがこみ上げてきた。
平家みちよの5年間が終わりを遂げた瞬間だ。

また、このライブは石井リカが出演した最後の公演となったが、本人はこれが最後になると
知ってたのだろうか?この頃ハロショで流れていたVTRでは「来年もよろしくお願いします」
などと挨拶していたのに、年が変わる前にハロプロから消えてしまった。
また、この公演にりんねさんが参加していない。この人も「後藤の卒コン」を最後に消えた。
7.31の大騒動の裏で、ファンに一言挨拶する機会すら与えられずに退いていったハロプロ
メンバーがいたことを忘れてはいけないと思う。


モーニング娘。CONCERT 2002秋 ~LOVE IS ALIVE!~
11/24(日) 秋田 大館樹海ドーム

新生プッチモニがちょこっとLOVEを歌ったとか、恋レボのセンターがまことか、にわかに
信じられないニュースが飛び込んでくる中、秋コンに参加するために秋田県の大館に向かう。
この年の秋コンは横アリ公演がなく、鹿児島や福井といった地方ばかり回っていたので、
ようやく大館で捕まえることができたのだ。
ANKのB737で大館能代空港へ飛ぶ。こんな距離で飛行機に乗るとは思わなかったが、
大館は陸の孤島のようなところなので小さいながらも空港があるのだ。
この飛行機に娘。が乗るんじゃないか?とひそかに期待していたが、乗っていたのはヲタ
ばかりだった。小さなB737で娘。と一緒だったらかなり緊張したことだろう。
空港からバスに30分揺られて、大館駅に到着。大館の市内は中心部に多少の建物が
あるが、ちょっと歩くと田んぼばかりという信じられない田舎町である。
とはいえ、俺にとって、そして田舎出身者の多い娘。にとっては実家に帰ってきたような
気分になったことだろう。
駅から15分ほど歩いたところに樹海ドームという施設がある。木造の美しいドームだ。
中は狭いが、野球のグラウンドになっている。
今回の座席は前から5列目。それまでの中で一番近い場所でワクワクしてくる。
場所はステージに向かって右側である。

新曲、ここにいるぜぇ!のあと、いきなりの恋レボ。確かに、まこが真ん中で踊っている。
そして、
(●´ー`)<♪この星は~(なっち~)
∬∬´▽`)<♪美しい~(まこと~)


いやー、とんでもない時代になったもんだと感動した。

このコンサートはセットリストも素晴らしい。
「純LOVER」をしっとりと歌った後、「いきまっしょい」「男友達」「好きな先輩」と、4thアルバムの
名曲が並ぶ。春のコンサートに準じた内容だが、5期メンの半年の進化が確実に感じられる。
ユニットコーナーの最初はココナッツ娘。による「情熱行き未来船」。
ココナッツの最後の曲であるこの曲が娘。コンで歌われたのはこのときが最後となった。
(ココナッツ自体はまだ続いているので今後新展開の可能性もあるのだが)

そして、「ちょこっとLOVE」。噂には聞いていたが非常にドタバタとしていた。
裏では保田圭先生が見守っているわけで、新生プッチの3人も緊張したことだろう。

お待ちかねの初ロック。左から右へ歩いてくるまこが、曲の終盤でちょうど目の前に立つ。
俺の前の席に、ここにいるぜえのチェック衣装のコスプレをした人がいて、その人がまこヲタらしく、
ボードに「まこと!」などと書いている。俺も「麻琴最高!」などと書いたボードを持ってたので
前後2列でまこボードを展開していると、目の前に立ったまこはがかすかに「ニヤリ」と笑った
ように見えた。

終わった後、そのまこヲタの人と「まこ、こっち見ましたよね?」と確認しあう。
この方こそ、小川ビーム氏であった。もっともこの時点では自己紹介もせず、少し世間話をした
だけなので、正式に知り合いとなったのはそれから2年くらい後になってからだ。

夜のチケットもオークションで入手していたのだが、出品者と連絡が取れなくて参加し損ねた。
憤慨したが、しかし結果的にはそのおかげで日帰りが出来た。
日帰りといっても、昼終わった後駅まで歩き、そこから高速バスで2時間以上かかって
盛岡へ行き、最終の新幹線に滑り込んだという感じである。
夜の部を見ていたら、臨時列車で秋田市へ戻るのが精一杯。仙台にすら帰れないのだ。
それ程交通が不便な土地で、主催者はいったいどこから客を呼ぶつもりだったのだろう?
案の定、夜の部では空前の空席祭が発生したらしく、今でも語り草になっている。


モーニング娘。CONCERT 2002秋 ~LOVE IS ALIVE!~
11/30(土) 群馬 グリーンドーム前橋

秋コンでは唯一の関東コンということで、沢山お客が集まっていた。
広場には大勢のヲタサークルの輪ができ、また駐車場でも音楽を鳴らしたりしてくつろいだ
ムードに包まれるグリーンドーム。2005年はここでライブをやらなかったのでちょっと寂しい。

この日、初の「ヒバスレオフ」が催された。
催されたといっても幹事すらおらず、現場で携帯やPDAでヒバスレに書き込みをするうちに
いつの間にやら「パトカー前に集合!」ということになっていったのだ。
主にドコモたんこと班長氏と、愛知たん氏が呼びかけていたようだ。
目印はまこうちわ。最終的に10人くらい集まった。こんなにまこヲタがいたのか!今までどこに
隠れてた?と驚きを隠せない。ほとんどの参加者は「自分以外のまこヲタと会うのは初めて」
という状況だったようだ。

このときお会いした人たちで、その後もお付き合いがあるのは班長氏だけかもしれない。
愛知たん氏はその後何度かお会いしたが途切れてしまっている。他の皆さんも元気だろうか?
「何言ってるんだ?俺もいただろ!お前が覚えてないだけだ!」という方がいらっしゃったら
失礼しました。

夜の部ラストのMCで、
川‘~‘)<来年もよろしく!
と挨拶されるまで、迂闊にも今年最後のイベントだったことを忘れていた。
1年間色々あったなぁと感慨が深くなった。まこ、来年もよろしく!

駐車場で車載テレビをつけていると有線大賞に娘。が登場。もちろん録画である。
まこの∬∬´3`)<ぷるる~!がカットされてヒバスレ大荒れ。この頃のまこヲタは歌番組
のたびに、∬∬´3`)<ぷるる~!が映るか映らないかで一喜一憂の日々であった。

番外編 12月23日 スタジオアルタ前
年内にはまこに会えないと思っていたが、意外にもまこが「笑っていいとも!」に出演
するという怪情報が飛び込んできた。祝日とういうことで、とにかくアルタまで行って
みようと思う。上手くすると一目見れるかもしれない。

元が怪情報なので、駆けつけたまこヲタは俺と班長氏だけであった。
番組の中盤、本当にまこと愛ちゃんが登場した。すげー!!
ちなみに2002年後半のまこはルックス的に素晴らしく、このいいとも出演時が絶頂期
であったと思う(今、可愛くないわけではないが)

まこの出番が終わると、アルタ裏の出口でひたすら待つ。
この時間のこの場所は、「誰か出てこないか」と人が大勢集まってくる。
整理員が「立ち止まらないで」と追い払う。
そうこうしているうちにバンが2台ほど遣ってきて出口の前にぴたりとつける。

すぐにスタッフに連れられてまこと愛ちゃんが登場。まこはカーキ色のアーミー風コート
を着ている。2台のバンの隙間から通りに出ると、前のバンに乗り込んであっという間に
走り去っていった。正味4秒くらいの出来事だ。
そんな一瞬の隙にも、携帯カメラで撮りまくる一般人の女子たち。誰だか分って撮って
いるのだろうか?我々ヲタは圧倒されるだけである。
とはいえ、このときの俺とまことの距離は数メートルしかなく、それまでで最もまこに
近づいた瞬間だ。2005年に握手会を経験するまで、このときが再接近記録であった。

2002年 ③

2005-12-08 02:15:57 | 過去記録
8/25(日) 長野 エムウェーブ

この長野公演も、「遠征をしよう」と思っての遠征ではない。
FCチケの枠を埋めるのに、「とりあえず近そうなところ」で選んだ会場だ。
参加したのは夜公演だけである。そのためだけに新幹線で出かけたのだから
贅沢な話だ。今なら昼チケも入手して昼夜見たであろう。

長野駅につくと、ちょうど昼公演が終わったところで、シャトルバスで客が続々と
長野駅に帰ってくる。駅前の広場や駅通路を娘。のグッズ袋を持ったヲタや家族
連れが行き来し、「今日モー娘。コンサートやってますよ!」というムードに包まれる。
この時代ならではの光景だった。

エムウェーブはオリンピックのスケートの会場だった。今はコンクリートも寒々しい
巨大なハコである。屋根があるのがありがたい。席は前から5列目くらいと、
良かったのだが、右端のほうだったのでステージは遠かった。
この公演、まこは左寄りが多かったので、右側にいると寂しい思いをする。
この公演に限らず、2004年以前はまこはほとんど端っこ担当だったのだ。
ちなみにこの日、まこうちわを持っている人は2人しか見かけなかった。
前回の長岡から激減である。

帰りの足が心配だったので、アンコールの「でっかい」の途中で退場。
新幹線のホームにつくと、ヲタがウロウロしてる。娘。が乗るのでは?と探して
いるのだ。結局娘。の姿は見えずに発車。

ところが隣の上田駅から乗ってきたらしい。トイレに行った時、娘。いる車両の
様子を伺おうとするヲタの姿を目撃。
東京駅につくと、娘。車両の出入り口には黒服がずらりと並んで壁を作っていた。
「娘。の移動って大変なんだなぁ」と感心した。娘。と同じ乗り物に乗るのは
このときが始めて。


9/21(土) 神奈川 横浜アリーナ
9/22(日) 神奈川 横浜アリーナ
9/23(祝) 神奈川 横浜アリーナ

今思うと、後藤卒業の横アリって、3日間もやっていたんだね。
しかしまあ、印象に残っているのは最後の「本番」ということになる。

この最終公演だけはセンターの前から14列という、当時としてはかなりの
良席がきた。ヤフオクの相場を見たら同じ列で16万程の値がついていた。

さて、タンポポ祭である。
成功するかどうかは半信半疑だったので、一応高輝度ではないものの
黄色のサイリウムを用意しておいた。
黄色の紙を配布していたヲタもいたが、係員に回収させられていた。

タンポポの出番が来て黄色サイを折る。後ろを振り向いた。
まっ黄色である。「おおおおお」というどよめきが広がる。
多くの人は客席側からステージに向かって黄色のたんぽぽ畑を見たのだろうが、
ステージに近い席から客席に向かって眺めた時の、この黄色の海は大迫力で
視界いっぱいに広がっていたのだ。

タンポポの4人が手を繋いで出てくる。彼女達が客席を向いた瞬間、
あっ!
という小さな驚きの声が聞こえた。
梨華ちゃん、加護ちゃんが泣きじゃくり始める。
飯田さんの、「タンポポが一杯だよー」という歴史的な名言が発せられ、
この祭は大成功に終わった。
この後、娘。もヲタも異常なテンションとなったように思える。
一気に最後まで突っ走り、そして中澤卒業以来、つまりまこにとって始めての
卒業セレモニーが始まった。
メンバーが一人一人、後藤に挨拶をする。
まこの番がきた。
何を言うのか?と思っていたら、泣きながら
∬∬´◇`)<ピヨピヨ
というだけである。

本当に、「ピヨピヨ」としか聞えなかったのだ。そのことをヒバスレに報告したことで、
その後「ピヨまこ」という言葉が生まれたりした。

コンサートが終わっても、「ごーちん!ごーちん!」のコールは延々と続いた。
こんなに長くコールが続いた卒コンはその後見ることが出来なかった。

2002年 ②

2005-12-08 01:30:09 | 過去記録
モーニング娘。CONCERT 2002夏 ~LOVE IS ALIVE~
8/04(日) 新潟 長岡・国営越後丘陵公園

まこの初めての凱旋コンだというのに、FCはCブロックなどというふざけた
チケットを送ってきた。仕方ないのでAブロックのチケを買い直す羽目になった。
後におとめコン新潟でも同じ目に会うことになる。
初の遠征となったわけだが、新潟は地元だしこの時期やたらと車で往復
していたので特別な所へ行くという感じはしない。

諸々の準備を整えていた時、予想だにしない7.31事変が起きる。
大混乱に陥ったヲタに追い討ちをかけるANNでの矢口号泣。
その矢口が前日の広島公演で倒れ、救急車で運ばれたという悲報が
伝えられる。ネットも現場も騒然としている状況で、まこ凱旋ムードは
全く消え失せてしまった。

ともあれ早朝の関越道をひた走り、長岡市へ。
国営越後丘陵公園には結構な規模の駐車場があるのだがこの日は閉鎖され、
観客は数キロはなれた日赤病院隣の臨時駐車場を使用する。
この駐車場とJR長岡駅から、越後交通のシャトルバスが出ているのだ。

会場に入ると、広い綺麗な芝の広場に巨大なステージセットが組まれている。
荷台に大型モニターを据えつけたトラックがステージ両サイドに置かれている。
野外ステージは初めてだ。
青い空に白い雲。アイスクリームなどを買って暑さをしのいでいると、
こういう野外コンサートもいいかなと思えてくる。
客席後方は傾斜地となっていてステージは見えるのだが、距離はかなり遠い。
そんな状態でもお客さんは沢山入っていた。

グッズ売り場で、まこうちわを買う。この時のまこうちわは、歴代の中でも傑作の
1つだろう。ツアーパンフのまこも異常に可愛く映っている。
この日の公演は初日ではなく、すでにパンフの画像などはネットに流れていると
思っていたが、そうではなかった。
この日俺が帰宅して、夜中にちょこっとうpした画像が、意外にも初めて流れた
画像だったようだ。結構有名なサイトでも俺がうpったまこ画像が転載されていて
驚いた。だったらもっとちゃんとキャプしたのに。

さて、この会場で初めて自分以外でまこうちわを持っている人を見たw
結構沢山いて嬉しかった。「ああ、やっぱり凱旋なんだなぁ」と、少し明るい気分に。
また、明らかにまこの友人や親類の方と思われる方々も来ておられた。
俺の近くにも老夫婦がいて、「誰だろう」と思っていた。この日は分らなかったが、
その後、新潟の公演で何度もお見かけする事になるまこのおじいさん、
おばあさんであった。その二人と挨拶している若い女の子たちがいたが、
まこの友人か親類かもしれなかった。

コンサートが始まった。
野外、そしてまだ日が高いため、会場が暗転するわけではない。
明るいステージでライトがチカチカしてるだけで、ロックのイベントのようだ。
昨日倒れたという矢口も普通に参加している。
ただし「アイ~ン!ダンスの唄 」は省略されていた。
最初のMCで、「地元新潟県出身の小川麻琴です!」と挨拶。
凱旋のセレモニーはそれだけであった。
7.31についてのコメントはほとんどなく、メンバーも余計なことは喋らないぞ、
という雰囲気で、コンサートはあっという間に終わってしまった。
夏の野外コンのセットリストは短いということを始めて知った。
春のSSAが長かったから、かなり違和感があった。
セットリスト的にも、炎天下で「王子様と雪の夜」とか、ピンと来ない曲も多く、
スタッフが投げやりになってるのか?と疑いたくなってしまった。

コンサートが終わるとあいにく雨が降ってきた。
規制退場なので黙って濡れるしかない。新潟のローカル番組で活躍する
堀アナウンサーがステージで退場の仕切りをする。
それだけのために、堀アナが呼ばれたとはおどろきである。

老夫婦はタオルで雨をしのいでいたが、係員がやってきて誘導されていった。
まこの友人らしい女の子たちはじっと静かに待っている。
それにひきかえ、ヲタの見苦しいことと言ったらない。
ステージに近いAブロックは最後の退場と説明されると、大ブーイングである。
ステージの堀アナウンサーや係員に向かって、「早く出せよゴルァ!」と
罵声を浴びせつづける。ゴミも散らかし放題で、まったく酷い連中だ。
まこの関係者たちに彼らの態度がどう見えてるのかを考えるとやりきれない思いだ。
俺もヲタである異常、彼らと同類とみなされているわけで・・・・

ようやく会場から出ると、シャトルバス自体は極めてスムーズに運行されており、
あっという間に臨時駐車場まで帰り着くことが出来た。数ヶ月前のW杯のおかげで
新潟はこういうバスの運用に慣れているのだ。

帰途の車でラジオをつけると、中澤裕子のANNがはじまる。
木曜のANNで矢口号泣についての投降が紹介され、今回の騒動について
語り始める中澤だったが、「みっちゃん・・・・・・」と言ったまま絶句してしまった。

ハロプロメンバーもヲタも、まだ現実として受け止めることが出来ない深い悲しみと
怒りに打ちひしがれているようだった。
こうして人知れず麻琴の初凱旋公演は幕を閉じた。

2002年 ①

2005-12-04 01:40:14 | 過去記録
Hello!Project 2002お正月コンサート ~今年もすごいぞ!~
2/17(日) 神奈川 横浜アリーナ(夜の部のみ)


FCで初めてチケットを買って参加したコンサート。自分の名前入りチケット
は恥ずかしかった。2枚で買ったので会社の同僚と連番した。席は南スタンド。
高いところなのでサイリウムの海は前回よりも綺麗だった。
まこをはじめ、娘。の新メンバーは目立たなかった。
藤本美貴、里田まい、石井リカの3人組を初めて見た。
藤本はまだ美貴様になる前で、初々しい新人という印象。
会えない長い日曜日の歌詞を飛ばしてしまったのも可愛かった。
この日のステージでのウィアラは、まだダイジェストバージョンだ。
当日放送されたMUSIXでフルバージョンが初披露された。

モーニング娘。コンサート2002春 ~LOVE IS ALIVE!~
4/27(土)埼玉 さいたまスーパーアリーナ(昼夜)
4/28(日)埼玉 さいたまスーパーアリーナ(昼夜)


今更語るまでもない、モーニング娘。の絶頂期のコンサートである。
2005年の夏秋コンで42公演かけて達成した10万人を、僅か2日間で
動員してしまった。SSAを埋め尽くす圧倒的な観客。ステージなど
見えるはずも無いアリーナEブロック、大型スクリーンすら遠くて
見にくいセンターブロックにまでビッシリと客が入っていた。
この非日常感は、おそらく今後のハロプロでは味わうことは出来ない
だろうね。そういう意味でも、これに参加しておいてよかった。
公演の内容もまさに絶頂期にふさわしいもので、最新アルバムを
中心に作られたセットリストが素晴らしい。アイーンで志村けんが
登場するサプライズでは「志村後ろ~!」とヲタ絶叫。

そして、5期メンバーの評価が一気に上がったのもこの公演。
男友達→好きな先輩という流れは、2005年秋コンの吉澤「男友達」の後に
「先輩」が来ないことに違和感を覚えるくらいハマったと思う。
ただ、「この公演で初めて5期が娘。の一員になった」という見解には
同意しかねる。
少なくとも麻琴に関して言えば、前年の横浜アリーナで先輩たちに
劣らないパフォーマンスを見せていたわけだから。

さて、これまで1日1公演見るだけだった俺の参戦パターンが、
2日4公演全て見るというスタイルに変わった。
今思えばこの公演をもって「現場ヲタになった」と言えるのかもしれない。

モーニング娘。のミュージカル ~モーニングタウン~
5/25(土) 東京 青山劇場
6/21(金) 東京 青山劇場


最初に公演を見てぶったまげた。
こんこんすげー!!大出世じゃん!
それになのにまこは・・・・・_| ̄|○
正直凹んだ。
今振り返っても納得の行かない配役なんだよね。
まあ脚本に文句をつける文章じゃないのでこれ以上は書かないけど。

ていうか、このモーニングタウン第2部の脚本って、娘。のミュージカル
では一番いいと思う。前年のセンチュリーランドにしろモーニングタウン1部
にしろ江戸っ子忠臣蔵にしろ、主演のなっちがお父さんに反抗するという
プロットを焼き直してるだけ。
熱っちい地球は荒唐無稽すぎてついていけない。

でもキッチンズバーガーは、登場人物も現実にありそうな設定で、
エリートの後藤がドジ娘。の紺野に出会って「何が大事なのか」に気づく
というストーリーもドラマの王道だし、「あなたは夢をあきらめてませんか?」
という地に足の着いたテーマも良かったと思う。
それだけにまこにもっといい役を・・・って、結局文句つけてるな。

時はまさに日韓W杯の真っ最中で、21日はイングランドvsブラジル戦の
直後で、長江健二が「イングランド負けちゃったなぁ」などとアドリブを
入れるなどしてた。
日によって変わるアドリブなどで楽しむお芝居の面白さに感心し、
翌年の忠臣蔵では無茶をすることになる。

Hello! Project2002 SUMMER -ONE HAPPY SUMMER DAY-
7/27(土) 東京 国立代々木競技場第一体育館(昼夜)
7/28(日) 東京 国立代々木競技場第一体育館(昼夜)


好き好きビームでの「あいぼぉぉぉぉぉぉん!」が印象に残るハロコン。
童謡を歌っているのに叫びつづけるヲタなど、ハローがやりたいことと
ヲタの欲望の乖離が露呈してきた公演だった。それが直後の7.31に
繋がることになるのだろうか?
高木ブー氏が登場したとき以外は白けていたハワイアンコーナー。
歓迎と拒絶が入り混じったハロプロキッズの自己紹介など、
童謡以外にも微妙な空気が流れるシーンが多かった。
ハロプロキッズは今の人気ぶりを見るにつけ隔世の感があるけど。

この公演で印象に残ってるのは、松浦亜弥である。
このとき初めて見たわけだが、圧倒的な存在感。
とにかく、そこにいるお客さんを全て自分の物にしてしまう。
大の大人たちが、一斉に「スラーッシュ!!」とかをやるわけです。
そして、俺もついついやってしまう。身体が勝手にあややに付いて
行ってしまうわけで、まだデビュー2年目の若手なのに、末恐ろしい
ものを感じざるを得なかった。

我らがまこと言えば、なんといっても「おがわっしょい!」である。
とにかくまこに恥をかかせるわけにはいかないから必死で合いの手を
叫んでいた。でも周りのヲタもみんな叫んでいたよ。
そういう意味じゃ非常にいいネタだったのに、やめちゃったのが惜しいね。
ガキさんんなんて、ずっと眉毛ビームで頑張ったのに。

2001年

2005-12-04 01:15:54 | 過去記録
「モー娘。」はその結成当初からASAYANで動向を把握していたし、
新春特番などのTV番組も見ていたし、LoveマシーンはVHS(笑)も買った。
大ヒットしたシングルVと中澤卒業コンサのDVD、ベストアルバムも持っていたが、
当時は一般人でもそれくらいはもってるのが普通だったし、飲み会で「シャッフル
ユニットどれが好き?」などという会話も出来た時代だ。

ただ、この年から矢口のANNを聴き始めたりして、少しずつではあるが深みに
ハマりつつあった。
当然「コンサートを見てみたい」という気持ちになり、当時はチケットの入手方法
も分らなかったせいで、いきなりのヤフオクチケ参戦となった。

モーニング娘。コンサート2001 ~ライブレボリューション秋~
11/03(祝・土)神奈川 横浜アリーナ(昼の部のみ)


生まれて初めての娘。コン。
まずは横浜アリーナのでかさに圧倒された。それまでのアイドルのコンサート
といえば、川崎のクラブチッタとか渋谷のONAIRなどで行われるライブに
行った事がある程。しかもこの頃はアキバ系のアイドルヲタだったので、
イベント会場に300人もいれば「今日は多いね」と言っていたのだ。
それが、娘。では1万人である。

広場を埋め尽くすヲタは法被だの特効服だのコスプレだので色とりどり。
オッサンが中心の秋葉原とは別世界だ。
さらに圧倒されたのはもの凄い数の一般人の群れ。家族連れや若い女の子
たちのグループが大勢来ていた。女の子たちには「後藤真希」は相当なカリスマ
だったようで、みんなごっちんのうちわを持っていた。

初めての娘。コンの席は、アリーナCブロック21列70番台。ステージは遠いが、
高めの位置から会場全体を見渡すことが出来た。
もしこのときセンターの後ろの方だったら何も見えず、その後の運命は変わっていた
かもしれなかった。

会場暗転。
この頃始めて娘。を見たという人が誰しも感動したのが、この瞬間に広がる
サイリウムの光の海だ。宇宙空間に放り出されたような光景。
真ん中にオレンジ色の光で浮かび上がるPA席が宇宙船のようだ。

ステージ後ろから強烈なライトが浴びせられ、ステージが見えなくなる。
その光が落ちると、そこにモーニング娘。がいた。
「愛をくーだーさーいー」
おそらく、高橋だったと思う第一声で始まるミスタームーンライト。
吉澤安倍後藤は男装していたので、その後数曲を男装のまま歌っている。

この頃は双眼鏡などを持っていないのでステージのモニターだけが頼りだ。
そこに映し出されるメンバーの表情を見ていて、気づいた。
「小川麻琴可愛いじゃん!」
偏見かもしれないが、このときの高橋紺野新垣の3人は、見た目的にかなり
イタダケナイ状態だと思えた。表情も硬く、MCは寒い。
そんな中で小川麻琴だけが、圧倒的にテレビで見たときよりも可愛いのだ。

正直それまでの小川麻琴に対する印象は良くなかった。
オーディション番組で見たときも、いかにも悪そうな顔つきに、こいつ新潟かよ!
うわーなんかカン違いしてそうな奴だなぁと思っていて、合格が決まった後も
「新潟中探せばもっとマシな子がいるだろう?」という気にさえなっていた。
もちろん、初めての同郷出身のメンバーとして注目はしていたが、積極的に
応援しようという気持ちにはなっていなかった。

そんな小川麻琴が、この日は輝いていた。他の新人3人が先輩について
いこうと必死なのに対し、麻琴は余裕の表情に見えた。先輩と一緒に
踊っていても出遅れ感が無いどころか、むしろ動きのキレという意味では、
辻ちゃんや加護ちゃんを上回っていると思えた。
とてもとてもデビューしたばかりの新メンバーという雰囲気ではなかった。

ステージで動き出すと輝き出すタイプの子なんだな、と感心した。
この日、まこヲタになった。

会場外の雨のグッズ売り場で、公式IDカードを買った。
当時は特定のメンバーを応援していたわけではないので、誰のIDカードを
買おうか悩んだが(全員分買うという発想は無かった)、たしか安倍なつみ
と石川梨華、そして小川麻琴だった。
そしてFCに入会した。正月の中野のコンサートを見たいと思ったためだが、
この時点で入会しても遅かった。
ちなみにこのFC申込書は当時既に古く、モーニング娘。の写真が中澤時代
のままである。当然、5期メンバーはいない。
写真が載ってるのは娘。と平家さん、カン梨華、メロン、前田有紀であり、
シェキドルと松浦亜弥が写真なし。
オフィシャルショップの紹介欄では、ハロショが竹下通り店と心斎橋店の
2店しかないなど、時代を感じさせる。

恥ずかしい歴史

2005-12-04 00:48:55 | 過去記録
まったく更新しないまま1ヶ月。
こういうやる気のないブログはとっとと閉鎖するに限ります。
「忙しい」なんてのは言い訳にしかなりません。

でもまあ、忙しいわけで。。。
仕事の現場で1日中、「あーでもない」「こーでもない」「どーしてくれる?」
と殺伐とした時間だけが過ぎていく毎日。
でもそいう状況下では、
「あれー、今年何公演行ったんだっけ?」
「そしたら去年は?」
みたいなことを数えたりしてると意外と苦にならない。
はた目には、真剣に対策を考えているように見えるかもしれないしw

そんなわけで、俺が過去にどんな公演を見てきたのかがリストアップ
されましたw

それを紹介しながら、ちょこっとコメントでも書いていこうかな?と
正直全く印象が残って無いコンサートもあって怖いのですが。

気まぐれ連載ということで。(打ち切りもあり)