蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

まこと&ぁみのときめきアコースティックライブVol.1

2009-04-23 01:05:10 | 小川麻琴


久しぶりのブログ更新。
「もしかして更新あるかな?」とずっとチェックをしてくださって
いた人がいらっしゃったら本当に申し訳無いと思う。

別にマコヲタを辞めたわけでもなく、実際昨年末から今年にかけて
麻琴絡みのイベントにはほとんど駆けつたりしてた。
シャ乱Qの武道館ライブからナイスガールのコンサート、ワンダ
とかエルダとか横アリ。そしてハロテンパーティー。

それらについて書かなかったのは、なんとなくブログ熱が醒めて
しまったこと。どうせ見てるのは知り合いだけだし、そういう
知り合いは大抵一緒にイベントも見てるわけだし、ちょっとした
レポならmixiで沢山だし、そんな理由をつけたところで真実は一つ。

要するに怠けてたのだ。


そんな状態であるが、今回のイベントについては書かねばなるまい。
「まこと&ぁみのときめきアコースティックライブVol.1」

ハロープロジェクトを卒業した小川麻琴のスタートである。

時東ぁみは麻琴と同い年!。麻琴がモーニング娘。ですごした
最後の1年間と同じ時期にやたら推されていたつんくっ子である。
テレビにも出まくってたし中野サンプラザでソロコンサートもやった。
もちろん俺はそんなコンサートには行かず、せいぜいガッタスを見に
行ったスフィアリーグで、ミスマガジンとして出場していた時東さん
を見たくらいであった。

そんな時東さんは、今は麻琴と同じJ.P.ROOMのメンバーである。
2人が始めて組んだのが昨年11月に行われた雑誌「東京一週間」の
イベントだった。浅草はなやしきで行われたイベントの司会として
2人が起用されたのだった。麻琴に取ってはこれが始めての司会の
仕事だった。もっともこのときはメインの司会は別にいて麻琴は
アシスタントといった役割だったのだけど。

時東さんは別のイベントの司会をしていたのだが、イベントの最後に
みんなが集まったとき、ほとんど何も出来ない麻琴に比べて時東さんは
しっかり喋って仕切って、タレントとしてのスキルの高さを見せ付けた。
同じ事務所とはいえ時東さんは新米司会の麻琴を足手まといに感じたんじゃ
ないかな?と心配した。

だから2人が仲良くなったという話を聞いてビックリ。なんでだろう?
そういえば藤本美貴と松浦亜弥とかも性格的には絶対合わないはずなのに
仲良しだし、女の子って分からんものだと思う。

そんなわけで「マコぁみ」のコンサートが決まった。
結構急な発表だったが、2人のブログで一緒に打ち合わせをしたり
衣装を買いに行ったりリハをやったりする様子が紹介されたので
期待が高まる。


会場が分かりにくいので早めに出発。会場についたのは2時間前。
もちろんハロプロのコンサートなんかと違ってこんな時間に来ても
誰もいない。会場も閉まっている。

会場といっても平凡なマンションである。この地下が今日の会場だ。
なにやら聞いたことも無いようなアイドルのポスターが貼ってある。
こういう場所で活動していることから、彼女たちを地下アイドルと
呼ぶようになったのだ。
今日はそういった地下のフィールドにお邪魔する形だ。こういう
会場は自分としても久しぶりなのでちょっと緊張。




他所で時間を潰して開場前に会場に舞い戻る。すでにいつもの
マコヲタが揃っている。人数は10人ちょっと。
それを取り囲むように3~40人の見知らぬヲタがいる。
全員とは言わないが、ほとんどが時東さんのファンだろう。
去年の花やしきのイベントでも時東さんのファンが沢山来てて
マコヲタは6人くらいだったが、今回も数の上では少数派に
なってしまったようだ。

チケットに記載された番号順に歩道に並ぶ。
通りすがりの人は見慣れてるのか驚きもしない。
ほぼ時刻どおりに開場。階段を降りたところで500円払って
ドリンク券をもらう。

中は暗い。壁も天井も床も黒く塗られている。
天井にはライトが吊られていて、床に椅子が並んでいなければ
いかがわしい店のようだ。

席は自由席で入った順に好きな席に座る。
とはいえ座るのは一仕事である。椅子が隙間無く並んでるので
空いた席を見つけるのが大変。
見つけた席に行くのも大変。
着いた席に座るのも大変。

隣の人と肩を寄せ合うように座ったらもう簡単には出られない。
今日の定員は100人。
会場のHPによるとホールのキャパとして
「椅子席(ゆったり設置で) 100席~125席」
と書いてあったりするが全然ゆったりじゃない。
すし詰めである。


(ぎっしりと椅子が並んだ会場)

チケットの番号が40番台だったので前から4列目か5列目の
席を確保した。この席は通路から近いので出入りは比較的
マシなほう。とりあえずは物販へ向かう。

時東さんのDVDと麻琴の写真が売っている。
麻琴の写真は600円のセットが2種類。
今回の写真はいつものアップフロントのサインではなく
J.P.ROOMのサインが入っている。
これからずっとこうなるのかな?

ドリンクカウンターでミネラルウォーターをもらう。
ソフトドリンクはカップに入っているが、あんな席に
持って帰ったら置き場所が無いし床に置いたら最後
たちまち誰かに蹴倒されるだろう。
ミネラルウォーターだけはペットボトルなので安全だ。

しかし見てるとみんなビールなどをもらっている。
ビールは瓶だ。よくあんな狭い席にビール瓶持って帰ろう
と思うなぁと感心した。
実際開演直前に近くの人が席の下に置いてたビール瓶を
派手に蹴倒した。空き瓶だったので事なきを得たが、
中身が入ってたら周辺の人の荷物や靴はビールまみれに
なっていただろう。


(開演前のステージの様子)

会場の狭さと座席の窮屈さにショックを受けながらも
とにかく開演時刻となった。まずばバンドさんが入場。
男性3人組のトキハイさんというバンドだ。


バンドさんが「アジアの純真」のイントロを弾き始める。
とたんにステージの袖から「みんなこんにちはー」と
麻琴と時東が登場。10分前からそこに隠れてたかのような
タイミングだった。

1.アジアの純真
1曲目はベタなPuffyである。最初の盛り上がりとしては
一番だね。歌いやすい曲なので二人も気持ちよさそう。

二人の衣装は安っぽいTシャツにマジシャンのような
黒ジャケット。
ミニスカだが麻琴はレギンスで時東さんは生足。

MC

最初の挨拶。今日のライブは二人で「何かやりたいね」
と言ってたら実現しちゃったとのこと。
バンドさんを軽く紹介すると、バンドさんは掃けてしまう。
どうしたことか?

二人で「最近どうよ?」みたいな会話。
麻琴はいつもどおり「今日もめっちゃ早起きしました」
みたいなこと。メインのトークは時東さんで麻琴は適当に
反応するだけというトークだ。

で、「ここから先はぁみちゃんに盛り上がってもらいましょう」
ということで麻琴も掃けてしまう。時東さんのソロコーナー。

2.センチメンタルジェネレーション(時東)
3.クライフォーヘルプ(時東)


時東さんの持ち歌はみんなアコースティックに合わないんじゃ
ないかと心配していたのだがここは普通にカラオケだった。
なーんだ。全部アコースティックじゃないのね。

しかもこのコーナーから全員立ち上がってスタンディング。
というわけけ前の列の時東ヲタのみんなが一斉にMIXを
はじめる。さすがだな。

一方俺はこの辺の曲は聴いたことはあってもノリ方とか
全然分からないし手拍子しか出来ない。
他のマコヲタもついていけずに困惑しているようだ・・・・
と思ったら最前中央にいるマコヲタが推しジャンプしまくり。
何なんでしょう?

さて時東さんの歌だけども、彼女の昔のコンサートの様子が
某動画サイトで見ることが出来たのだがその頃はそれほど
生歌が上手い人ではなかったように見えた。
でも今日聴いてると普通に生歌で上手い。これは意外だった。
やっぱり努力してるんだなぁ。

バンドさんと麻琴が戻ってくる

時東「5人の中で私だけ汗びっしょり」
小川「私は休んでましたけどね」

小川「今回のライブは私たちが全部選曲をしまして・・・」
時東「次はちょっと懐かしめの曲を」
小川「懐かしい曲の方が皆さんに喜んでもらえるかなと」
時東「なんだその言い方は!」
小川「なんだその言い方は!」

麻琴は基本的に時東さんの言ったことを反復することが多い。

4.ラムのラブソング

本当に二人で選曲したのか?というような曲だ。
これは確かに観客のほとんどが子供の頃に聴いた歌だもんね。
可愛いのは良いが「うふっ」とか言う合の手はバンドさんが
担当していてキモ面白い。

5.M

これも”我々世代”の曲。時東さん選曲で
お姉さんが大好きな歌だそうだ。
歌いこんでるのか物凄く上手い。
声が本調子じゃない麻琴はついていくのが大変そうだが
高音部分は時東さんが被せてくれたので助かった。
麻琴はこの曲をほとんど知らなかったようだが、
今回始めて練習してうたったとの事。

MC

麻琴がバンド紹介を忘れる。
麻琴「私はいつもテンパってるんで忘れることも多いんです」
時東「ちょっと早かったね忘れるの」
この辺は麻琴がずっとハイテンションで時東さんも大変そう。

次の曲
女性二人の歌で麻琴や時東さんが中学生くらいの曲だそうで・・・

6.長い間

時東さん、相変わらず上手い。FSシリーズの松浦かと
思ったくらい。
それに対して麻琴は、喉を痛めてちょっと声が擦れ気味なのが
むしろ良いほうに働き、独特の色気のある声になっていた。
麻琴の歌声がいいなと思ったのはかなり久しぶり。

7.ハローマイフレンド

これは難しい歌で二人とも苦戦。麻琴選曲。
最近ユーミンを聴くようになったとのことで気に入ったとの事。

麻琴「この曲はしびるぜ・・・しびれるぜ」
時東「ああ惜しい」
麻琴「いっつもこういうトコで噛むのね」
時東「私もこっち(客席)で『えー』て言いたい」

MC

二人の食生活についてのネタ
麻琴は毎日ゆで小豆を食べてるという話。
時東は毎日ファーストフードを食べているとう話。
時東「今日も大福とか持ってるよね」
麻琴「よくそんな生活でそんなスタイルでいられるね」

二人の私生活の話
麻琴「最近よく会うねキミ」
時東「二人とも舞台の稽古があって」
麻琴「丸被りだから互いに見に行けない」

なんとプライベートでも仲良しの二人。
家も近いので二人でピクニックに行くことを計画中。
うーんそのピクニックに参加したい。
「せっかく仲良くなったので第2段もやりたいね」
ということで大いに期待したい。

ここで時東さん退場
客席「えー!」
麻琴「いや私はいるから・・・」

8.青空がいつまでも続くような未来であれ!(小川)
9.恋ING(小川)


時東さんも代表曲を持ってきたのである程度予想は
着いたが麻琴も最近のパシイベで歌ってる曲を
持ってきた。Vol1だからだろうけど、次をやるなら
もっと「これは渋い」という選曲が欲しいところ。
時東さんファンもさすがにこの辺の曲は押さえてるらしく
腕を振ったりしてノッてくれた。

時東「2曲目好きだなぁ~パンを分け分けって」

ここで衝撃の一言

時東「次がラストです」
客席「えーーーーーーーーーーー!」

まだ1時間しかたってない。これは短い。
というのも、この後で握手会があるとのこと。

麻琴「あっつい握手を交わすんだよ」
時東「どんな握手なのよ・・・」

10.あなたに会えてよかった

この曲も古いなぁ。
時東さんのしっとり系の声と麻琴の重金属のような
声質が結構馴染んでいて良かった。

二人が掃けるとアンコール叫び大会。
時東ファンが頑張って声を出していた。
待つほどもなく二人が戻ってきた。

黒ジャケットを脱いでTシャツ姿に。
時東さんが眩しい。

バンドさんがスタンバイの間をつないでといわれた
麻琴マジでオロオロ。

アンコールの曲は二人が歌いたい!と即決した曲

11.青いベンチ

この曲を歌ってる麻琴のパワフル感は結構すごい。
声量は無いほうだと思うけど、音量は大きい感じ。
曲に合ってると思った。

またライブをやろうね!といいながら締め。
みなさんのおかげです。
みなさんが大好きです。
と時東さんが言うとあんまりいやらしくならず
自然に聞こえるから不思議。

12.ライオンハート

間奏部分で「皆さん本日はありがとうございました」
といいながらはけていく二人。バンドさんが続きを
インストで演奏して、アコースティックライブっぽく
締めてライブ終了。

握手会は入口の階段の下で行われた。
麻琴と時東さんが並んでいる。


麻琴「ありがとうございました。」
俺「選曲も良かったですよ」
麻琴「良かったー!二人で考えたんですよ」
俺「ちょっと侮ってました(笑)」
麻琴「ほんと?また遊びに来てください」

俺「はじめまして」
時東「はじめましてーどうでしたか?」
俺「歌上手いですね」
「いえいえいえいえ」
俺「またやってください」
時東「Vol.2で」

だいたい10秒ずつくらいの会話。
先月のハロテンとは全然違うよね。

~夜の部~

今回は10番台の番号だったので中央2列目を確保した。
ステージは本当に目の前。近い!
ただ昼公演は通路に近い席だったので客がみんな自主的に
椅子を動かしてスペースを作ったのだが、今回は密度が
高い席である。両隣の人と密着した状態になってしまう。
そのため前後にズレて隙間を確保するしかない。
要するにずっと前かがみの姿勢でコンサートを見ていた。
終わった後しばらく体が動かなかった。

夜の部は本当に二人が目の前にいてくれるので楽しい。
特に時東さんはソロコーナーでやたらと俺の方を見つめて
くれるのでかなり緊張。

セットリストは昼と変わらない。ただしソロコーナーなどで
立ち上がるのは無しになった。後ろの方は見えなかったそうで
握手の時に苦情があったらしい。そんなわけで早速改善。
また、MCの部分は昼より長めに取られていて全体の時間も
15分ほど夜の方が長かった。

時東「二人は同じ年でO型だし似てるかと思いきや」
麻琴「全然違うよね」
時東「明るいところは似てるけども」
麻琴「ぁみちゃんは神経質じゃないよね」
時東「それ悪い意味でしょ(笑)」
麻琴「ポジティブってことだよ」
時東「麻琴ちゃんはいろんな所に神経いくよね」
麻琴「悪い意味で?」
時東「そこまで気にしなくても・・・てトコに」

二人のMCは相変わらず、というかますますかみ合わない。
概して麻琴が自由に喋り時東さんが「何それ?」と
あきれるパターンである。

時東「マコっちゃん話広げて」
麻琴「ダメ!そういうの無いから」
時東「無いのか」
麻琴「私にそういうの求めちゃいけない」
時東「OKじゃぁ私が広げるわ」
麻琴「そうそう!そういうの、ぁみちゃん担当だから」
時東「担当だったんだ・・・」

ここで楽屋でのマル秘エピソード。
喉を痛めていた麻琴は昨日石川先輩に吸入器を
借りていたのだが・・・

麻琴「壊した」
客席「えー?」
時東「そのときのマコっちゃんの目がすごかった」
麻琴「大丈夫!石川さん心が優しいから許してくれる」
客席「えー?」
麻琴「何それ?石川さんの悪口じゃん」

時東「さっきは『どうしようどうしよう』って言って
   ずっとウロウロしてたんだよ、面白かった」

バンドさんを紹介するところまで進んだとき

時東「忘れてた」
麻琴「何を?」
時東「アコースティックライブだからもう少しゆっくり
   喋ったほうがいいって言われてたじゃん」
麻琴「全然ゆっくりじゃなかったね(笑)」

結局夜の部もマシンガントークだ。
そのほか、二人の楽屋での過ごし方には違いがあるようで

麻琴「私はいつもせわしなくあっちったりこっちったり」
時東「私は時間みて無駄な動きをしないように」
麻琴「なに?私が無駄な動きが多いってこと?」
時東「違うよ、要するに違いが大きいってこと」
麻琴「私はいろんなことが気になって・・・」
時東「あとさ、全然食べないよねマコっちゃん」
麻琴「ホント?」
客席「へー」
麻琴「ほら、みんな驚いてる!(嬉しそう)」
時東「私は会場入りしてからコンビニの弁当を食べて
   ファンから頂いた苺を食べて昼公演終わった
   あとまたお弁当を食べて・・・」

麻琴「食べすぎだよ(冷笑)」
時東「マコっちゃんが食べなさすぎだよ」
麻琴「私は朝家でバナナ食べてリハ前には食べずに・・・」
時東「そこが不思議だよ・・・」
麻琴「昼公演前にサラダを食べて昼終わったあと
   おやつに抹茶ムース」
時東「良く立っていられるな(冷笑)」

二人のお互いの第一印象は共に話しかけづらい人。
でもすぐに仲良くなったとの事。二人でいると
楽だということで
時東「マコっちゃんと一緒からやりやすい」
麻琴「そんなに私を持ち上げていいの?」
時東「じゃあ落とそうか?」

とにかく息の合わなさが独特の芸風に達している
このコンビ。また是非ライブをやって欲しい。

握手会

昼の部は麻琴→時東さんの並びだったので夜も同じだろう
と思っていたら、逆になっていた。それに気づいたのは
握手の直前。すでに麻琴→時東さんの想定で喋ることを
考えていたので焦りまくり。


時東「ありがとうございました!」
俺「小川さんの事、よろしくおねがいします」
時東「いえいえ、こちらこそですよ」
俺「すごく落ち着きの無い子なんですけども」
麻琴「ちょwww 聞こえてますよ!」(隣から参加)
俺「いい子なんで」
時東「このバランスを保って行きたいと思います。
   ではまたVol2で」

麻琴「ちょっと聞こえてましたよ!」
俺「麻琴ちゃんがすばらしいということで」
麻琴「マジすか(笑)トークがすばらしい?
   ありがとうございます。また来てくださいね」
俺「パシイベも行きますよ」(注:まだ当選して無い)
麻琴「じゃあまた5月に!気をつけて帰ってくださいね」


そんなわけでVol2への期待は増す一方。
今回のライブは100席限定ということで昼夜ともにチケットは
完売してしまった。麻琴だけなら100席でも十分かもしれないが
麻琴&時東となると今回の会場はあまりに手狭すぎたと思う。
2月の大阪FCイベント会場程度の広さだと楽だと思う。
ていうか、思い切ってクアトロくらい借りちゃっても
いいんじゃないの?