蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2006/2/25 モーニング娘。コンサート 座間(ネタバレ)②

2006-02-26 23:56:36 | 春ツアーレインボー7
16.ザ☆ピース!(前半カラオケ)
メンバーがいなくなった後、スクリーンにピースのライブ映像
が流れる。唄っているメンバーの衣装が今来ていた衣装なので、
過去映像ではなく撮りおろしの映像だ。1番が終わったあと
メンバーがゴールドの衣装で再登場して2番を唄う。
セリフパートは小春で、メンバーの動きなどは秋コンと大きく
変わってはいないようだ。

17.INDIGO BLUE LOVE / 新垣・亀井・田中

ピースが終わると、後ろにマイクスタンドが3本立っている。
新垣・亀井・田中がそのマイクスタンドを持って前方に移動。

亀井・田中・新垣の順に並んで歌いだすが、夜の部では田中が
入る場所を間違えるハプニング。
1番が終わったところで立ち位置が入れ替わり、
新垣・亀井・田中となる。

歌自体すごくいいのだが、メンバーも表情を作っているので
見ていても引き込まれる。そしてダンスも美勇伝から持ってきた
ようなセクシーな動きが満載。まだ幼さの残る亀井田中に対して
最近大人っぽくなったガキさんは色っぽさが一味違う。
ガキさんファンはドキドキな時間だと思う。

18.恋は発想 Do The Hustle! / 新垣・亀井・田中以外

よくぞ消えずに残っていた!と喜びたくなるDo The Hustleだが、
メンバーが全員いないのと2番がカットされたのが残念。
真っ赤な衣装だが、下はやはり短パンだ。このコンサートの衣装は
全部脚出しである。

19.直感2~逃した魚は大きいぞ!~

メンバー全員揃っておなじみの直感である。一応アルバムバージョン
に近いようだ。座間のステージは狭いのでちょっと動きにくそう。
ステージの縁まで出て踊っている道重など、体が大きいので後ろから
見ていると屈んだ時に最前ヲタに頭をぶつけるんじゃないかとヒヤヒヤ。
まあ実際にはそんなに狭くは無いのだろうけど。

MC3

ここでちょっと長めのMC。
吉澤がメンバー数人に感想を尋ね、
テンションあがってます!というバリバリ教室風の内容。
この辺、ツアー終盤でいろいろ遊んでくれると嬉しいのだけれど。

20.女子かしまし物語3

新しくなったとはいえ、やることは今までと一緒。
まこの「おがっおがおがっおがっおがわまこと」という紹介に
あわせてサブスクリーンの字幕がカクカクする。
田中れいなのところではメンバーが後ろで

レ・イ・ナ

の人文字を作るのが面白い。初披露の昼の部では爆笑が起きてた。

21.浪漫~MY DEAR BOY~

イントロが流れると客席から歓声が上がるほどなぜか現場人気の高い曲。
娘。ドキュでまこが一生懸命教えた小春ちゃんも元気に踊る。
逆にまこが振付間違えていたらしいが俺は気づかなかった。
ハードなセットリストで疲労がピークになるのだろう。
昼の部ではこの曲で美貴様の顔が死んでいた。ぐったりという表情。
でも自分のパートが来るとキリッとして歌うところはさすがプロ。

22.なんにも言わずにI LOVE YOU

4thアルバムの名曲であるが、最初にメンバーが吉澤と取り囲むように並び、
中心に一人吉澤が立つ。見た目的には完全に吉澤卒業構成だ。
終わったあと、「あれ不吉だよね」という意見をいろいろな人から聴いた。

オリジナルでは保田さんが担当していたハモリパートを高橋が勤める。
こんな名曲を4年も放置していたのはもったいない話だ。

~アンコール~
MC4

全員並んでの一人ずつMC。
改革の多い娘。コンではあるが、このMCは今までどおりであった。
まこのMCは「ちびっ子の皆さん、女性の皆さん、そして男性の皆さ~ん」
という奴で、毎回誰かが言わないといけないパートである。
これでは本ツアーでもまこのアドリブMCは望めない。
もしかしたら、いつもMCでアドリブを言わないまこが、定番セリフを
押し付けられてしまったのかもしれない。
どうせならまこオリジナルのMCにして欲しい。
「10代のみなさん、20代のみなさん、そしてそして30代のみなさーん!」
なんてやったら神なんだが・・・

このアンコールになって初めて長いパンツ衣装となる。
本編は全て脚出し衣装だ。

E1.ラヴ&ピィ~ス! HEROがやって来たっ。

ラブピは去年ずっと歌ってきて、定番曲になっていたが、このツアーで
いよいよ無くなったか?と思っていたらアンコールに持ってくるとは。
正直「やられた!」という感じ。
ただ、最初に曲紹介をやってしまうのでイントロの
「モーニング娘。とみんなでラヴ&ピィ~ス!」
というまこのセリフは省略されてしまった。

E2.さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!

なぜかスクリーンに花の写真が表示される中、アディオス。
本当にラストに持ってくるとは。
腕を直角にまげて上下させるところなど、ちょと「インベーダー」ぽい。
やはり昭和50年代を意識しているのだろうか?

セリフパートでメンバーの声がやや大きすぎるような気がする。
歌っているときとセリフで、声の大きさが違いすぎるのだろう。
まるで叫んでいるような音量で、音も割れてしまっていた。

最後の吉澤のセリフの前に全員でステージの左端と右端でお辞儀。
その後、吉澤の「アディオス、バイバイチャッチャー!」の言葉とともに
メンバーが左右にはけて、コンサート終了である。
全員手を繋いでバンザーイ!とか、最後に舞台袖から投げキッスとか
そういう伝統はバッサリ捨ててしまった。
ヲタも「え?これで終わったの?」て表情。
メンバーが消えると同時に、今度はインストの「さよなら SEE YOU AGAIN
アディオス BYE BYE チャッチャ!」流れ、モニターにエンドロールが流れる。

初めて見た昼間の公演では「おおおお」とどよめきが起きた。エンドロール
のあと、ライブ中のメンバーのハイライト映像とともに直筆のメッセージが
表示される。ただ、このライブ映像もピースのカラオケと同じく、本番用の
セットを使って事前に収録したものである。従って、この先ずっと同じ
VTRを見せられる可能性がある。

VTRが終わると会場が明るくなる。いつもならメンバーがはけた後、
しばらくは追い出し曲にあわせてのヲタ芸やコール大会となるのだが、
この終わり方ではそのような遊びは出来ないだろう。
いつも終わってもなかなか帰らないヲタに頭を悩ませた製作スタッフが
ヲタ追い出し策としてこのような構成にしたのかもしれない。

ただ、全員が一斉に帰ろうとすれば出口や通路が混乱するわけで、
いままでのダラダラ帰らないやり方もそれなりに理にかなっていたのだが。
大きい会場では昔ながらの規制退場が必要になるかも。

とにかく、今回の娘。コンは大改革といっても良いくらい、いろいろな
ところが新しくなった。そのほとんどが良い改革となっていると思う。
というわけで、今回のツアーにはどんどん参加したいと思った。

2006/2/25 モーニング娘。コンサート 座間(ネタバレ)①

2006-02-26 23:55:50 | 春ツアーレインボー7
いよいよいよいよ始まったモーニング娘。春ツアー「レインボー7」
その初日、座間公演に行ってきました。
昼の部は2回ファミリー席の4列目。夜は1階後方の席。
というわけで、内容について書きます。

ステージセットは額縁風の枠が横に3つ。カーテンで覆われているが、
カーテンが開くと中にはスクリーンがある。つまりスクリーン3枚となり、
かなり贅沢だ。左右のスクリーンはさらに上下にも分割され、
上がメンバーが映るメインスクリーン、下が小型のサブスクリーンで
文字情報などが表示される。ステージ全体が床の照明器具も含めて
レインボー7のイメージであるホワイトに統一されている。

1.HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~

オープニングのメンバー紹介ムービーが廃止された。
今回のツアーはかつてのおとめコンのようにいきなりメンバーが登場
して歌い出すという始まり方になっている。

カーテンで覆われた額縁の中にメンバーのシルエットが登場。
カーテンが開くと同時に
( ・e・)<YO YO YO! MIC CHECK MIC CHECK
∬´▽`)<YOU ARE EVERYBODY CHAMPION PUNK

重低音のイントロが響き渡り
( ・e・)<COME ON! COME ON!AH!

おそらく娘。コン史上最高のカッコよさだと思う。

曲の冒頭のMC部分はやはりガキさんとまこのコンビだ。
この2人だけ他のメンバーと離れて移動する。
振り付けでは膝をついて床を叩くような動作もあり。

衣装は白。ヘソ出し短パンで1曲目から露出度が高い。
まこのスタイルは抜群にいい。完全に大人の女性になった。
ウエストはものすごく細く、腰はぐっと丸くなっていて、
ボン!キュ!ボン!である。(ゴメン、最初のボン!はウソ)
左膝に小さくテーピングしていたが、夜はしていなかった。
昼間のテーピングは2回公演を見据えた調整なのだろう。

2.THE マンパワー!!!

アルバムにおいて1→2のつながりは素晴らしかったのだが、
コンサートでもこの流れをそのまま取り入れてくれた。

マンパワーは振り付けが結構エロいと言われる。
オリジナルは女神衣装なのでよかったのだが、コンサートで
露出度高い衣装で踊るようになってからは一部から「エロ曲」
として認知されるようになった。今回のツアーも露出度高いです。
ありがとうございました。

見慣れたマンパワーであるが振り付けが少し変わっている。
今まではサビ頭の最初の部分で腕を組むメンバーと腕を伸ばす
メンバーに別れたが、今回は腕を伸ばす方に統一していた。
全員が同じ動きなのでフリコピしやすくなっている。

3.Go Girl~恋のヴィクトリー~

レインボー7以外の曲は何が入ってくるかと期待していたが、
きましたGo Girl。それにしてもいきなり冒頭からこの3曲。
スタートと同時にアクセル全開って感じ。
おとめコンに似てるなあと思った。

4.SEXY BOY~そよ風に寄り添って~

一旦メンバーがステージからはける。
すると、ここでムービーが始まる。
メンバーの写真とプロフィールが次々と画面に表示され、
「モーニングコーヒー」以来のジャケット写真が次々と高速
でスクロール表示される。
そして新曲のタイトルが表示され、カウントダウン。
③・・・②・・・・①・・・・
娘。が再び登場して新曲の披露となる。ヒャー!カッコイイ!!

しかし新曲の「セクシーうえうえ」のイメージにはちょっと
合わない登場の仕方かもしれない。
衣装は最初と打って変わって可愛いドレス。振り付けは密集
してチラシで踊り方を解説されていた「セクシー上上」の
フリを繰り返す。これはこれで面白いが、娘。らしくは無い。
しかもほとんど曲の間中「セクシー上上」をやっている。
ヲタも覚えて一緒に踊らないといけないようだが、これに
ずっと付き合うのは結構キツイものがありそうだ。

5.パープルウインド

歌い出しはまこ愛。寄り添って歌う2人をハンディカメラが
なめるように撮る。結構この映像はよかった。
間奏部分ではダンスコーナーがある。後藤コンのような本格的
なものではないが、まず吉澤と愛ちゃんが立った状態から脚を
前後に180度開いてストンと床に着く。客席がどよめく。
愛ちゃんがこういうのできるのは知ってたけど、吉澤もできるんだね。
つづいてまこのダンスだが、正直なんか手足をばたばたさせただけ
のように見えた。もうちょっとカッコイイ振り付けをお願いしたい。
その他のメンバーは数名ずつ可愛く踊る。

MC1

吉澤リーダーから簡単に「座間の皆さん、モーニング娘。です」
と挨拶した後すぐ次の曲へと以降する。一人ずつの挨拶は省略。

6.色っぽい じれったい

今回大きく振付がかわり、亀井久住フューチャリングとなった。
従来亀井と久住中心にメンバーが2つの塊を作ったが、それが
亀井と小春がくっつき、他のメンバーが取り囲むように変更。
間奏のダンスも2人組のキスポーズが無くなり、亀井と久住の
二人でカルメンダンスを踊る。この2人のダンスがビシッと
決まればものすごいカッコイイのだろうが、初日なのでドタバタ
している。やりたいことはわかったけど。

7.愛あらば IT'S ALL RIGHT

相変わらず歌い出しの「マコトー!」コールは弱い(笑)。
あそこでコールしようってのが間違いなのかも。
「そうさ、時代はそれぞれいっぱい」のパートは吉澤リーダー
なのだが、小春が仔犬のように吉澤にジャレ付くのをムツゴロウ
さんのように抱きかかえて歌うのが面白い。
ヘッドロックとかかけてたらもっと面白いのだが。
この曲もやるたびに細かく振りが変わるが、どこがどう変わった
とかみんなよく分かるな。俺はムリ。

8.友達(♀)が気に入っている男からの伝言 /道重・久住以外

アルバムNo5から唯一コンサートで歌わなかった曲を「発掘」。
メンバーから道重、小春の2名が抜けて、8人で歌う。
階段とかに座って、お喋りをするような振付。
印象的な「ベーだ!」のパートは亀井が担当。はじめから亀井の
ためにあったパートであるかのようなハマリ役であった。

小コント

まこが仕切る形でのシチュエーションコント。
まこがみんなにナントカレンジャーなどとやらせようとする台本。
ちょっとおとめコンのコントに似ている。
こまかいボケが沢山あるのだがツッコミをいれる人も無く進んで
しまうので観客もあっけにとられて見ている。
最後はまこだけ取り残されて一人芝居。
「よし、あの二人を呼ぼう」みたいな感じで次のレインボーピンク
に繋がるのだが、このつながりがイマイチ意味不明である。

9.レインボーピンク / 道重、久住

娘。DOKYUで先行公開されたセリフパートのうち、アルバムでは
カットされた挨拶部分をちゃんとやる。
「座間の皆さん、こんばんピーンク」なのだが、昼の部では
「こんにちピーンク」になっていた。ちょっとゴロが悪いね。
「道重的にはぁ」が「重ピンク的にはぁ」に変わったりしたが、
基本的に見事なまでにアルバムのセリフをそのまま演じる。

衣装はヲタが色々予想したとおりのピンクのフリフリドレスだが、
ややフリフリが過ぎるようでゴツゴツしたロボットのようである。
今にも空を飛んで肩からミサイルを発射しそうだ。

振付は激しく飛び跳ねる。そんな動きをしていてはとても歌を
歌える筈はないし、もともとそういう曲なので、潔く口パクだ。
セリフ部分になるとマイクがONになるのだが、ヘッドセットの
マイクに息が当たる「ゴー、ゴー」というノイズが響く。
思わずミニモニ。を思い出してしまった。

道重が身をかがめるたびに、娘。コンではタブーとされていた
胸の谷間を見せる。終わった後はこの谷間の話題で持ちきり。
そんな重さんは最近特に丸くなってしまったので、この曲で
汗をかいて元に戻ってもらえるとありがたい。

10.銀色の永遠 / 藤本美貴

レインボーピンクからこの曲に繋がるのだから娘。コンは面白い。
なんとなく、シングルではなくアルバムMiki①から曲を持ってくる
んじゃないかな?という予感がしてたが、まさかこれとは。

昼の部終わってから、なんであの曲だったんだろうね?とフォマ氏
と離しているうちに「銀色だからか?!」と気づいた。なるほど。
美貴様はあまりコンディションがよくなかったようにも見えたが、
この曲に関してはしっかり聴かせてくれた。

11.NATURE IS GOOD! / 藤本・道重・久住以外

NATURE IS GOOD!がコンサートに初登場。スクリーンには道路を
走るアニメが流されて爽快感がある。
初登場なのにパート割りは白紙改正されており、歌は田中吉澤が
メインでうたい、残りのメンバーはユニゾン部分とハモリ担当。

亀井田中新垣はジーンズの短パンにジャンパーという衣装。
他のメンバーは白系の短パンとジャケット。ジャケットの下に
着てる服はヘソ出しだったりするのだが、まこはちょと大胆な
カットが入っていてウエストのラインを強調。

メンバーたちはステージの縁まで出てヲタを煽るが、まこだけ
ステージの縁に跪いて煽る。この会場は最前とステージが1m
と離れていない。最前にいてもメンバーが立っている限り上下
の距離があるのだが、跪かれると本当にお見合い状態だ。
手を伸ばせば抱きしめられそうな距離に見える。そんな状態で
まこと向かい合ったら・・・
そんなうらやましい状態だというのに、隣の高橋を見ている奴
がいる。チキショー!!その席代われ!!!

MC2

新垣、田中、亀井によるMC
一瞬、このままインディゴを歌うのか?と思ったが、7mの
巻物写真集の宣伝がらみの小芝居であった。
昼の部では次の曲の紹介を亀井が噛んで言えなくなってしまい、
ガキさんが「もう一回やろうよ」とフォローしてあげていた。

12.無色透明なままで / 吉澤・高橋・紺野・小川・藤本

バラバラに座った状態で1番を歌い、2番は中央に集まって歌う。
まこの声が美しい。ここでようやくまこの歌声を落ち着いて
聴けたように思う。

13.大阪 恋の歌 / 高橋愛

高橋ソロコーナー。もしかしたらメンバー入れ替わり制なのか?
と思ったが昼も夜も愛ちゃんであった。
最初のセリフの言い回しを吉澤のときと少し変えていた。
もともと高橋ソロパートの多い曲なのであまり新鮮味がない。
オリジナルでは要所要所で美貴様やガキさんの声が利いていた。
そういう意味じゃ高橋ソロバージョンはパワーダウンな印象。

14.レモン色とミルクティ / 新垣・亀井・道重・田中・久住

この曲を入れてくれたのはありがたいが、残念ながらまこは不参加。
こうしてみるとガキさんは若手チームのリーダーという位置づけのようだ。
まだ子供っぽいところのある道重や田中らの中にいるとガキさんは
だいぶお姉さんに見える。

15.青空がいつまでも続くような未来であれ!

ステージに全員が揃って青空を歌う。
この時間帯メンバーが激しく入れ替わるが、衣装は変わらない。
終盤のlalalalaは歌詞がサブスクリーンに表示される。
「みんなも唄ってー」と愛ちゃんが煽るが、もちろんまだまだ
ヲタ声は少ない。そのうち、ヲタ合唱になるのだろう。
ただ、スクリーンにはlalalaの後もずっと歌詞がでている。
これではどこまで一緒に唄っていいのか分からない。まさか
最後まで一緒に唄えということなのだろうか?
最後のSSAで綺麗に合唱できたら素晴らしいんだけどね

黄金のザ☆ピース!

2006-02-26 02:40:07 | 春ツアーレインボー7
いつもここの文章は、まず原稿を書いて2、3日追加したり削除したりして
いじくりまわし、推敲に飽きたところでうpしている。「日記」でもなんでもない。

ただ、今日娘。の座間コンをみて凄く感銘を受けたので、今日は思いつくまま
書き綴ってみたいと思う。飲み会でちょっとビール飲んだくらいだが、まあ酔った
勢いという事にしておこう。

コンサートの詳しい内容はまた別の機会にかくとして、今回取り上げるのは
セットリストに登場する、「ザ☆ピース!」についてである。
今回の「ザ☆ピース!」は、前半部分がカラオケとなっており、その間娘。は
ステージから退場して衣装替えをする。2番から再登場して生歌になるのだ。
このとき着替えて出てくる衣装が、金色なのである。

ピースを歌うときに金色や黄色の衣装を着ることはままあるのだが、今回の
春ツアーで着る金色衣装は、素材やデザイン的に”あの衣装”に近い。
あの衣装とは、「ザ☆ピース!」の発表時、歌番組などでメンバーが着ていた
金色の衣装である。

まこヲタであり、5期ヲタである俺にとって、「敵」とも呼べるヲタの一派がいる。
いわゆる「黄金厨」である。
彼らは「ザ☆ピース!」を歌った時のメンバーを「黄金の9人時代」と呼び、
褒め称える。褒め称えるのだけなら構わないが、それを論拠として5期叩き
を始めるのだ。
アンチというのはいつのどのメンバーにもいるが、黄金厨による5期叩きは
単なるアンチというより、5期以降のモーニング娘。の否定に近い。
「あの頃は良かった」という懐古主義の象徴が「黄金の9人時代」であり、
あの金色の衣装、「黄金衣装」なのだ。


今日、「ザ☆ピース!」を歌い終わった娘。たちは、「INDIGO BLUE LOVE 」
を歌う新垣田中亀井を残して退場。次の曲では別の衣装となる。
つまり、2番から歌う「ザ☆ピース!」のためだけにわざわざ黄金衣装を
着たのだ。つまりこれは、黄金衣装を着ること自体に意味があったのだと
考えるべきだろう。

これについて、昼公演後、俺はこんなことを書いている。

863 :蟹 ◆Pmakoyw6.2 :2006/02/25(土) 18:02:08.14 O
ピースのゴールドの衣装は第二次黄金時代を作るんだ
という決意に見えた


ずいぶん単純なものの見方だが、「黄金時代」にこだわりつづけるヲタの
存在を製作陣も意識しているのかもしれず、それ故に、「いっそのこと今の
メンバーに「黄金衣装」を着せてしまえばいい」という考えに至ったのでは
と勘ぐりたくなるのである。


それを確信したのが夜の部だ。
キチンと情報を整理したり、コンサートの内容を注意深く見ているヲタなら
とっくに気付いている事実かもしれないが、どんくさい俺は夜の部の中盤
まできてやっと気付いた。

今回のセットリストは、古い曲が1曲も入っていないのである。
「古い曲」とはつまり、今のメンバーが入る前から存在した曲のことだ。

1.HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~・・・7thアルバム
2.THE マンパワー!!!・・・・05年シングル
3.Go Girl~恋のヴィクトリー~・・・・03年シングル
4.SEXY BOY~そよ風に寄り添って~・・・・06年シングル
5.パープルウインド・・・7thアルバム
6.色っぽい じれったい・・・・05年シングル
7.愛あらば IT'S ALL RIGHT・・・・04年シングル
8.友達(♀)が気に入っている男からの伝言・・・5thアルバム
9.レインボーピンク・・・7thアルバム
10.銀色の永遠・・・・藤本美貴アルバム
11.NATURE IS GOOD!・・・・05年シングルCW
12.無色透明なままで・・・7thアルバム
13.大阪 恋の歌・・・・05年シングル
14.レモン色とミルクティ・・・6thアルバム
15.青空がいつまでも続くような未来であれ!・・・7thアルバム

16.ザ☆ピース!・・・01年シングル

17.INDIGO BLUE LOVE・・・7thアルバム
18.恋は発想 Do The Hustle!・・・・05年シングルCW
19.直感2~逃した魚は大きいぞ!~・・・7thアルバム
20.女子かしまし物語3・・・7thアルバム
21.浪漫~MY DEAR BOY~・・・・04年シングル
22.なんにも言わずにI LOVE YOU・・・4thアルバム
E1.ラヴ&ピィ~ス! HEROがやって来たっ。・・・・05年シングルCW
E2.さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!・・・7thアルバム

ご覧のとおり、ピース以外全ての楽曲が、まこたち5期メンバーが加入した
後の曲なのだ。これまで、「ツアーのセットリストにあわせてiPodのプレイ
リストを作ったのに、CDの音源だとまこたちの声入ってないんだよね」と
いうのが当たり前だったのだが、今回はそんなことはない。

最新アルバムをひっさげてのツアーだからという異論もあるかもしれないが、
同じように最新アルバム中心の昨年の春ツアーでは、
「LOVEマシーン」
「モーニングコーヒー」
「恋愛レボリューション21」
「DANCEするのだ!」
「... 好きだよ!」
「I WISH」
と、5期加入前の歌が6曲も入っている。

また、ここ数年は
03年「好きで×5」
04年「Happy Night」
05年「恋の始発列車」
など、ヲタが「これいつの歌だっけ?」と戸惑うような馴染みのない過去曲を”発掘”
してセットリストに加えている。

このような形でセットリストに古い曲が入っているのは、意図的なものであろう。
04年ツアーで飯田さんが「最新曲から懐かしい曲までお楽しみいただきました」
と挨拶していたが、あえて古い楽曲を歌うことで、モーニング娘。の歴史や伝統を
今のメンバーが受け継いでいるのだと強く訴えることが出来るのだ。
また、昨年の紅白歌合戦ではOGチームと一緒の「夢のユニット」として出演し、
過去の名曲「LOVEマシーン」を歌っている。
こうした過去との綱がりは、モーニング娘。の強さであり、同時に束縛でもあった。
紅白の後は「昔のメンバーの方がモー娘らしい」などという意見が、娘。板以外の
紅白感想スレでは主流だった。

「今のメンバー、知らないし・・・・」

ずっとそう言われ続けて来た。
01年春にデビューしてから、もう4年以上経っている。
後輩の6期でさえ、デビュー3周年を迎えようとしている。

もう、いいんじゃないか?
有名じゃくても構わない。モーニング娘。のメンバーは、
吉澤、高橋、紺野、小川、新垣、藤本、亀井、道重、田中、久住
の10人なのだ。昔がどうだったとか、関係ないのだ。

セットリストを考える製作スタッフは一つの結論に至ったのだろう。
それが、過去との決別なのだ。

もちろん過去を否定したり、2度と過去曲を演らないということでは
ないだろう。しかし少なくともこのツアーは、ラブマも恋レボもサマナイ
もメモ青もDHOMもやらず、今のメンバーにとっての「オリジナル曲」
だけで構成したのだ。

そして、唯一の過去曲である「ザ☆ピース!」において、黄金時代
の象徴であった黄金衣装を着ることによって、過去を乗り越え、新たな
黄金時代を作るという決意を見せる。

今回のセットリストにはそのような意味が込められているのだ。
と俺は思いたい。そう思ったら、このツアーどんどん参加したくなった。
越谷も富山も新潟も、それ以降も出来るだけ、会場に足を運ぼうと思う。

こんな話、まこが読んだら、

〆〃ハハ
∬∬´▽`)ノ<そんな深い意味無いのに。ったくヲタはキモイ!

と笑い飛ばすだろうな。

2004年 ⑤

2006-02-23 02:11:03 | 過去記録
メロン記念日スペシャルライブ2004~ボーナス!~
6/16(水) 東京 中野サンプラザ 

平日にもかかわらずメロン記念日のコンサートが行われている。
随分変則的だが、時間が合ったので当日券で入ってみた。
ついこの間まで娘。のミュージカルで賑わっていた中野サンプラザ
であるが、今日は気合の入ったメロンヲタが大勢いる。
2階席ということでステージまで遠く、場内のモニターもなく、双眼
鏡なども持っていなかったため、メロンメンバーの表情などはさっぱ
り分からない。かといって踊ろうにもフリわかんないし・・・・
ステージは幕間コントあり、盛り上がり系の曲ありで楽しい。
また、コンサグッズのタオルやTシャツなどのデザインは娘。など
と比べて随分カッコいいのが印象的だった。


モーニング娘。“~HELP! 熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭
6/19(土) 千葉 幕張メッセ国際展示場4・5・6ホール

いよいよ文化祭が始まった。何をするのか分からないがとにかく幕張
メッセへと駆けつけた。
午前8時、隣接する千葉マリンスタジアム前に到着。ここの駐車場が
開くのは8時30分で沢山の車が門の前で待っている。
時間が来て車を停めてメッセへと向かう。
今日のイベントを整理すると、熱っちぃ地球を冷ますんだっ。という
イベントがあり、同時に「浪漫~MY DEAR BOY~」の発売記念イベント
が行われる。
文化祭の目玉はグッズであり、希少グッズ目当ての人は徹夜して並んで
いるらしい。しかし一般的なヲタにとっては、浪漫イベントの入場券を
入手するのが先だろう。幕張メッセをぐるりと取り囲んだ行列は、メッセ
裏の搬入路側の駐車場に出て、そこで延々とトグロを巻いている。
予想はしていたが、ものすごい人数である。
まだ午前9時前だというのに、6月だというのに、日差しは強くて暑い。
地球の温暖化について考えるのにはピッタリな気候だ。

整理券の引き換えが始まってから自分の番が来るまで、軽く1時間以上
かかった。受け取った整理券はCブロック。一服する間もなく、今度は
文化祭に向かわなければならない。文化祭の入口は結構混雑していたが、
この日はすんなりと入れた。入場すると皆、展示物などには目もくれず
にグッズ売り場へと走る。グッズ売り場はかなりの広さがあるのだが、
沢山の客でごった返している。そうしている間に、メインステージに
エコモニが登場し、この日最初のショウが始まった。
エコモニが歌うと聞いていたので何を歌うのかと興味があったが、ミュ
ージカルで使われた「Help!」のラップにしたものであった。反則!
しかしヲタたちはそんなエコモニには目もくれずにグッズ売り場へと
詰め掛ける。生身のエコモニよりも限定写真の方が大事なのだろう。
この頃が、一番グッズ、写真が盛り上がった時代であった。

ようやく写真セットなどを購入してグッズ売り場から離れる。
メインステージのショウを後ろから見る。
エコモニのショウの後はクイズ大会だ。回答席には辻加護やら高橋やら
が並ぶがまこはいない。どこへ行ったのだろうか?
このクイズにはハロプロキッズが参加している。ベリーズ工房が結成
されたことで、ベリーズ以外のキッズたちが何をしているのか気がかり
だったのだが、「おお生きていたか」と一安心。結構大きくなった子も
いてビックリ。

で、ようやくまこの出番がやってきた。
白モニ一家、黒モニ一家というお芝居で、温暖化の阻止に成功した世界
の白モニ一家と温暖化が進んでしまった世界の黒モニ一家の比較という
コメディである。
まこは白モニ一家のお父さん。奥さんが石川さん。娘。が道重という
家族である。お父さんということでヒゲなどをつけている。
まこは髪の毛をバッサリ切っていたのだが、ヒゲなどをつけていたためか
気づかないまこヲタもいたようだ。俺は気づいたけどね。

穏やかな白モニ一家とくらべ、父吉澤、母藤本、娘田中の黒いメンバー
で固められた黒モニ一家は殺伐としている。
「新車」がゴムボートだったり神田川にピラニアがいたりするのだ。
その分芝居の掛け合いなども面白く、笑いもとっていた。

ステージは立ち見であり、ヲタがひしめきあっている。もちろん撮禁
なのだがどうどうとビデオカメラを回す不埒なやつもいる。噛り付い
ていても仕方がないので頃合のいいところで離れ、天使スレメンバー
と馴れ合いをしたり展示物を見たりする。

さて、いよいよ「浪漫~MY DEAR BOY~」発売記念イベントだ。
娘。がCD発売記念でイベントをやるのは、俺がヲタになってからは
はじめてのこと。なんでもラブマ以来とか。
「握手会とかあったりしてね」
「娘。が握手会なんてするわけ無いだろ!」
などと会話。この頃は「握手会」など夢のまた夢だったが、この後1年
足らずで状況は一変することになる。

イベントは意外と立派なミニライブであった。衣装は浪漫PVの紫の
チャイナドレスでカッコいい。後ろの方のCブロックからでも見えに
くいわけではない。それ程広い会場じゃないからであろう。
ただ、MCの長いイベントだったので最前のボード厨は一杯レスを
もらえて幸せそうだった。

ヒゲをとったまこはいよいよショートカット美少女である。だれもが
オーディション当初のまこを思い出したはずだ。体型も痩せてきており
可愛いったらありゃしない。ちなみに髪は、
∬∬´▽`)ノ<昨日切りました!

とのこと。

MCコーナーではなんと高橋が自ら志願して司会に挑戦。
モノマネコーナーをやるのだが、まこは往年の猪木を披露。
∬∬´▽`)ノ<1・2・3・だー!

とやるが、ややウケ程度。
正直新ネタが欲しいところ。

6/20(日) 千葉 幕張メッセ国際展示場4・5・6ホール

文化祭2日目。
初日が予想以上に面白かったので昨日よりも早めに出発。
幕張メッセに隣接する大型駐車場に朝7時半に到着。すでに沢山の
ヲタ車が並んでいる。
メッセに向かうとものすごい行列。これは文化祭の行列ではなく、
エッグオーディションの行列なのだ。事前申し込み不要ということも
あってフラリと受けにきた感じの親子もいれば、バッチリメイクを
決めたお嬢さんをつれたやる気満々の家族もいる。親御さんも気合の
入ったファッションだ。
「浪漫」イベントの行列も昨日より多くのヲタが並んでいる。
日曜日ということでどうしても人出は多くなるし、昨日安倍さんの
コンサートに行っていた人たちも今日はこちらへ来たのだろう。
列が動き出すともう無法状態で、ジグザグに並んでいた列が崩れて
一斉に出口に押し寄せる混乱ぶりである。疲れる展開だ。
Dブロックのイベント整理券を受け取った後、文化祭入場列に並ぶ。
開場前だったのでメッセの広いコンコースに2重3重に列が続いて
いる。列が動き出すと、「ドーン」という凄い音がした。
どうやらガラスに突っ込んだヲタがいたらしい。ネットでも話題と
なっていた。現場を見たが、鉄線入りの分厚いガラスが粉々だ。
ヲタのパワーのすさまじさを感じる。

会場に入って、昨日買いそびれたテレビガイドの行列に並ぶ。
何を買うにもどこへ行くにも長蛇の列になる。
メインステージでの出し物は基本的に昨日と同じだが、ヲタは飽きも
せずにやんやの声援を送っていた。

「浪漫」イベントは今日は2回まわしとなった。
手元の入場整理券は1回目のものである。
ライブは昨日と同じであったが、MCで「志願」して司会をやる
のはこんこんであった。どうやら5期が交代で「志願」するようだ。
イベントが終了して外に出ると、会場外の物販コーナーにてまだ
イベント券の封入された初回限定版CDを販売しており、「今なら
まだ2回目がご覧になれます」と必至の売り込みをやっている。
予定外であるがもう一枚を購入して2回目も参加することにした。

「5期MCはまこかガキさんか」と注目していたが、ガキさんで
あった。土曜日に2回やっていればまこのMCがあったのだろう。

ところで今日のCD発売イベント。
このメンバーで行われるモーニング娘。のイベントとしては今日で
最後なのだ。次はもう「辻加護卒業コンサート」なのだ。
もちろんMCでそんなことには触れないが、ヲタも娘。もみんな
知ってるわけで、自己紹介のとき
( ^▽^)<神奈川県出身19歳
(0^~^)<みんなで行くよ!どすーん
( ´`)<ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな~
( ‘д‘) <あんなぁ、嫌いな食べ物はな、人参やねん

と、4期デビューの武道館自己紹介を再現するという粋な計らい。
ちょっとグッとくる光景だった。

すると、なんと5期メンバーもそれにあわせたか、
川’ー’)<デンデケデン!デンデケデン!
川o・-・)<今日も完璧です!

と往年のギャグで応えるではないか。

ついにまこたんの名甚句、「おがわっしょい!」が復活か!?
あるいは伝説の「セクシー担当、あっはーん!」をやるのか!?
と息を呑んだが、
∬∬´▽`)ノ<おがワールド

それかよ・・・orz
わりと新しいネタだね。

ちなみにガキさんはちゃんと眉毛ビームをしてくれた。

イベントが終わると文化祭に戻る。
すでに展示物の類は見てしまったので、フードコートで馴れ合いだ。
花花緑緑のマンゴープリンはさすがにおいしい。タピオカドリンクと
ともに人気のメニューであった。
キーマカレーは1000円もするくせに、注文すると後ろの方でカレー
の袋をお湯で温めてるのが見える。インスタントかよ。
しかし食べると美味い。思わず2日間とも食べてしまった。
話題となった娘。のご当地寿司は、無理やりネタを決めたために微妙な
ネタが多く、普通の握りの方がおいしそうであった。文化祭の終演が
近づくと売れ残った寿司がスーパーの閉店時のように格安販売となった。
みんなで大量に買って食べる。
すっかり満腹になった頃、文化祭も終わりとなる。結構楽しかったので
終わってしまうのが寂しい。衝動的に月桃の鉢植えを買い求める。
このラストの月桃の売れ行きは凄かった。みんな買ってた。
この月桃は2ヶ月くらいして枯らしてしまった。ごめんなさい。

幕張メッセの外に出て、再び馴れ合い。
イベント会場ではベリーズ工房のCD発売イベントなどをやっている。
デビュー以来のシングル3枚を全て購入した人が参加できるらしい。
そちらに参加する人が戻って来るのをメッセ前の広場で待つ。
すっかり人気がなくなっただだっ広い広場に、ポツリポツリとヲタが
残っている。名残を惜しんでいるようである。

やがてイベントが終わったらしく、こんなにいたのか?と驚くほど
沢山のヲタが出てくる。戻ってきた人の話を聞くと、まだまだ大勢、
中でヲタ芸をやっているのだという。ヲタ芸ブームのすさまじさと
ベリーズ工房人気の盛り上がりに驚くばかりである。

俺はここからまっすぐ帰宅したのであるが、みなさんこの後、渋谷の
ハロショへ繰り出したそうである。本当にお疲れさまです。


メロン記念日「涙の太陽」発売記念握手会
6/27(日) 東京

メロンニューシングル、「涙の太陽」にはかなり力が入っていたらしく、
発売記念のイベントが開かれた。娘。と違って、握手会付きである。
場所も新木場のクラブスペース。さすがにメロンはオシャレです。
お客さんもヲタっぽくない女性グループなどがいて新鮮。

例によって整理番号はかなり後ろの方であり、入場まで待たされる。
開演時間が迫る頃ようやく番号が呼ばれて中に入る。
会場内はすでにかなりの盛り上がりだ。このイベントではBUBUKAで
おなじみの掟ポルシェ氏がVJとなり、ハロプロの名曲を次々と
流しているのだ。「要するに公認爆音だな」という評判であったが、
俺は爆音イベントとやらには一度も行ったことがないので、ふーん
という印象。タンポポの曲をかけるとヲタは大喜びだが、ベリ工が
かかると一斉にブーイング。DJブースのポルシェ氏がニヤリ。

もちろん立ち見であるが、ステージに近いところと、ステージが
見やすい高いところはヲタがひしめきあっている。空いている所に
移動すると、何も見えないので残念。
数は少ないが親子連れなどもいたが、楽しめなかっただろうな。
親子でメロンを見に来るというのもなかなか渋いが。

メロン記念日のショウとしてはシングルとカップリングの2曲を
歌うだけなのだが、曲の間にDJブースへ移動し、メンバーが
選んだ曲を流すという企画があった。ブースは高いところにある
のでこの時はメンバーの顔が見える。
ちょっと微妙な選曲もあったが、そこはポルシェ氏がフォロー。

イベント終了後は握手会となるのだが、整理番号順などではなく
出口に近い者順であった。その間、ポルシェ氏が開演前を同じく
曲を次々とかけたりトークしたりするので、急がない人は自由に
踊ったり馴れ合ったりしていればいい。俺のようにとっとと帰り
たい人は出口へ向かう。結構うまいシステムだ。

ハロプロの握手会とうことで高速だろうと喋る言葉なども考えて
いなかったら、意外と時間が長かった。
黙って握手してたら、斎藤さんや村田さんが「楽しかったですか?」
などと逆に話しかけてきた。中途半端に「はいはい!」などと答えて
しまって、ちょっと申し訳なかった。

2004年 ④

2006-02-21 01:52:11 | 過去記録

後藤真希コンサートツアー2004春 ~真金色に塗っちゃえ!~
4/11(日) 千葉 松戸森のホール21

ひさしぶりのごまコンである。
後藤真希コンサートは本当にすごい。
ドラマ仕立てのオープニングムービーで、ごっちんがビルの屋根から
ロープを投げ下ろすと、実際のステージの上からロープが降りてくる。
そしてごっちんがロープをつたって降りるシーンが流れた後、本物の
ごっちんがロープをつたってステージに降りてくるという凝った演出だ。

プロのダンサーたちを従えて歌い踊るごっちんはマジカッコイイのだ。
そして、共演する稲葉さんの抜群のプロポーション。
30歳とはとても思えない。

このすばらしいステージを夜の部ではなんと最前席で見る。

FCで最前のチケットが来たのはこの時だけである。
席についてみると本当に目の前がすぐステージ。
隔てるものは何もない・・・というわけでもないのだ。

まず腰の高さにロープが張られていて、席から立ち上がった状態から
半歩たりとも前には動けない。そのロープを必死で支える係員が足元に
うずくまっているのが非常にジャマである。
係員にしてみれば、顔にヲタの股間を押し付けられるような体勢で
2時間近く支えなければいけないのだから過酷な仕事だろう。
俺はイヤだ。
そんな係員の必死の努力で空けられたスペースをカメラが移動する。
ちょうど中央の席だったため、絶えずカメラマンが目の前を行ったり
来たりするのがジャマ。

などと文句をつけて見ても、とにかく最前は最前。
目の前に立つごっちん。
衣装の布地の量もやたらと少ない。
夢のようなコンサートだった。


モーニング娘。CONCERT TOUR 2004春 ~The BEST of Japan~
5/1(土) 埼玉 さいたまスーパーアリーナ
5/2(日) 埼玉 さいたまスーパーアリーナ

分割コンが終わって再び1つに結集したモーニング娘。
そのコンサートが1年ぶりのSSAで行われた。
この広大なアリーナを埋めるほどお客が来るのか心配だったが、
SSAは巨大な観客席が動いて内部の広さを変えられるという
カネに物を言わせたハイテク施設であり、今回の娘。コンでは
縮めることでほぼ正方形の大きさになる。
そしてステージは前方ではなくその四角い会場の中心に設置。
周囲360度が客席という格闘技のようなスタイルだ。ステージ
上はヤグラが組まれていて頭上には巨大スクリーン。
そんなわけでステージの反対側に娘。がいると、その姿は直接
見ることができず、スクリーンだけが頼りである。
またステージから4方向へ花道が延びており、その先にそれぞれ
サブステージがある。おかげでアリーナ席の人じゃなくても
メンバーをかなり近くで見ることができる。

「娘。のコンサート史上もっともすばらしいステージセット」
と評されたりもしたこのSSA公演であったが、客の入りは
7割8割といったところ。まずまずとか、それなりといった
埋まり方である。2日間で10万人動員!とか言ってた2年
前にくらべると正直物足りない。

とはいえ、やはりものすごい数の客がいることに変わりはない。
SSAの前のけやき広場は、2日間、完全にヲタに占拠された。
以前は団体やチームで固まっていることが多かった気がするが、
この頃になるとネットコミュニティの馴れ合いがメインである。
有名なコテハンで呼ばれる人がいて、「ああ、あの人が○○か」
と驚くこともある。
そんななか、新潟以来のまこ天使スレメンバーも集まる。
やれ「おとめの最終公演はよかった」だの「テキヤにまこグッズ
増えた」だの「ミュージカルいつ行く?」だのと無駄話は尽きない。

ヲタが集まると、お祭り騒ぎが始まる。
まずラジカセの曲に合わせて数十人でのヲタ芸大会である。
ロマモーなどをかけると大いに盛り上がる。
「大の大人がハーンハーン!」などと意味不明の呪文を唱えながら
OADなどをしている光景は、一般人は耐えられないだろう。

さらに「恋愛シュミレーション」という出し物が始まる。
これはおとめコンで行われた寸劇をヲタが真似して芝居をするのだ。
セリフを完全に覚えるほど、あのツアーに付き合ったというわけだ
首から「さゆ」とか「のの」とか札をぶら下げて「綾小路くーん」
などとやっており、奇声と爆笑と拍手がとびかう。


この年はオリジナルアルバムがリリースされなかったので、この
コンサートでもシングル曲を詰め合わせた王道セットリストだ。
悪く言ってしまえば、いつもの曲ばかりである。
その分、新しいユニットに目が留まる。
ついに始動したW。恋のバカンスを初めて聞いたときにはかなり
違和感があったのだが、ステージで見るとちゃんとアイドルデュオ
としての雰囲気が出ていて面白かった。また、1年ぶりに飯田さん
のソロが復活。もちろん「エーゲ海に抱かれて」である。
飯田さんソロの時の会場の微妙な空気がちょと好き。
その後カン紺藤が登場してハニーパイを歌い出すと、観客も途端に
嬉々として踊り出すのが面白い。

来る人がいれば去る人もいる。
直前に発表があったとおり、このコンサートをもってミカが卒業。
伝説のユニットミニモニ。がついに「凍結」されてしまった。
わざわざ凍結というが、ハロプロの冷凍庫にはもう何年も凍った
まま忘れられているユニットが沢山つまっているのである。
ミニモニラストのステージは、矢口真里が友情特別参加。
冷静に見ればここでミニモニ。を畳む必要などなかったはずだが、
矢口さんもいい加減ミニモニ。の呪縛から解放されたかった筈で、
辻加護についても歪んだ子供キャラからは解放されたかった筈で、
高橋愛もとりあえずはあのユニットからは解放されたかった筈で、
いろいろな事情があってミカがお払い箱にされたのである。
ミカさんは長年の功労を考えたらもう少し報われてもよかったの
ではないだろうか?また、この時に「解放」されたメンバーたちに
不幸が度重なっているような気がするのは気のせいか?

ミカさんの本来の職場であるココナッツ娘。も事実上この時が最後
である。長年ひたすら娘。コンに出続けていたので、いなくなるとな
るとちょっと寂しい。その後夏秋ツアーでココナッツのいない娘。コン
を見たわけだが、違和感も不都合もなかったところがさらに寂しい。
最後にオリジナル曲を歌うことすら許されないのか、歌うのは前年
シャッフルユニットの「BE ALL RIGHT!」である。挨拶ではアヤカ
さんが少し涙ぐんでいたように見えた。

さて、コンサートの出し物としてゴロッキーズクイズというものがある。
司会の矢口が娘。メンバーに対する4択問題をだし、5、6期のメンバ
ーがそれぞれの選択肢に対応するサブステージへ移動。
不正解だった場合はそのまま退場し、正解の子だけが残るゲーム。

矢口の出題に対して他の5、6期メンバーは大人しく思い思いの
サブステージに移動するのだが、まこは往生際が悪い。

∬∬´▽`)ノ<ねぇねぇ矢口さんヒントちょーだい!

などと矢口に絡む絡む。気が付けば中央にいるのはまこ一人となり

∬∬;´▽`) アレ? 


こんこんに
川o・-・)ノ<こっちおいで~

と手招きされて慌てて走っていくまこ。そして不正解。

かつて天敵とまで言われたほど相性のよくなかった矢口とまこが
このコンサートから名コンビになっていった。

おとめコン以来すっかりまこのお気に入りとなった

∬∬´▽`)<オガワえも~ん!

に対しても

(~^◇^)<それ、ちっとも面白くないよ

と冷静なツッコミ。

コンサートの最中、6期メンバーが文化祭などの告知をするという
コーナーあったのだが、メインでしゃべるのは亀井であり、ああ
これは、ハロモニの次の情報コーナーは亀井なんだろうなと予想。
この週のハロプロワイドは「次週衝撃発表」などと予告しており、
「ピーマコ小川」が終わりは近いと思われていた。

コンサート終盤で「愛あらばIT'S ALL RIGHT」を歌うが、それまで
この曲は”安倍さんさよならソング”という印象だったが、みんな
で腕を伸ばして「太陽は全てお見通しさ!」などとやるのは結構楽し
い。コンサートで観ると曲の印象など簡単に変わってしまうのだ。


モーニング娘。主演ミュージカル ~HELP! 熱っちぃ地球を冷ますんだっ。~
5/29(土) 東京 中野サンプラザ

サラリーマンの主たる業務に草野球がある。
今日はは協力会社の人たちとの練習試合であり、サボるわけには行かない。
俺は争い事は苦手なので打席に立ってもバットなどという野蛮なものを
振ることはなく帰ってくるわけだが、この日は四球で出塁する羽目になる。
塁に出れば、ベンチは「走れ」と言う。サインなどという面倒な手続きは
使わず、直接「ハイ、走って」と指示があるだけである。敵にもバレバレ
であるが草野球ではキャッチャーが弱いのでそれで十分である。
二塁に行くとまた「走れ」だ。オッサンはそうそう走れるものではない。
走りながら足がもつれる。危ないと思って立て直そうとしたが失敗し、
見事に顔から転倒してしまった。顎と手のひらを擦り剥いて血が滲む。

やれやれ酷い目にあったと自宅に戻り、ガーゼや包帯などで簡単な処置
をして中野サンプラザへ向かう。娘。ミュージカルの初日を見るのだ。

会場に着くと天使スレの皆さんがビックリして俺を見る。包帯に血が
滲んでかなり見た目のインパクトが強い。
「高橋ヲタとケンカか?」などと問われる。

この頃、天使スレの方に書くときも現場でも特に固定ハンドルは使わず、
名無しのままであった。しかしその後の現場で集まる機会が増えるにつれ、
名前を持たないと不便である。この怪我のエピソードにより、ときどき、
「血まみれの人」とか「怪我してた人」というような言われ方をする事が
しばしばあり、それならと、「怪我人」→「毛蟹」→「蟹」というように
強引にコテハンを決めて8月から名乗るようになった。閑話休題。


まこはすき焼き部であるが、まあこんなもんかという出番。この頃のまこは
黒髪ロングヘアというちょと珍しい髪型。
すき焼き部については、まこよりも亀井の小悪魔キャラの方が印象に残る。
このすき焼き部と絡むフットサル部も、劇中ではあまり活躍しない。今の
ようにガッタスが盛り上がっていればこのような扱いはされなかっただろう。

後のメンバーは6期の田中道重を除いて、概ね良い役をもらっていた。
特に活躍していたのはダブルユーの辻加護である。加護と藤本の絡みは毎回
ちょっとアドリブっぽく、ハモリの歌もなかなかよかった。
辻と藤本が演じるシダ植物研究会も劇中ではコメディを担当しており、お竜
さんと毎回繰り広げるアドリブは見所の1つ。
1つというか、ほとんど見所はこの部分だけであり、毎回「シダ研まだー?」
と待ちわびながら前半を見ていた。

と、言うわけでこのお芝居は辻加護の2人にかなり救われていた感じ。
長い公演中、この2人のお笑いコーナーで一息つけるようになっている。
この2人がいなくなったら、娘。ミュージカルはどうなるのだろう?と
ちょっと心配になる。
また、このお芝居で大抜擢と言ってもよい大役をもらったのはガキさんである。
さくらコンで矢口の変わりにゲーム司会を立派に勤め、「今年はガキさん来るよ」
と思っていたのだが、この公演の前に前髪を切ってイメチェン。あっという間に
人気者になってしまった。

6/4(金) 東京 中野サンプラザ
6/6(日) 東京 中野サンプラザ
6/13(日) 東京 中野サンプラザ

会場の中野は会社から15分くらいでいける場所なので、入場しない日でも
時々会場まで行っては日替わりのグッズを購入したり馴れ合いをしたので、
何回も通っていたように思えるが、実際に見たのは4回だ。

さて、今更蒸し返すような話でないのだが、このミュージカルはもう少し
何とかならなかったのだろうか?
折角安倍さんがいなくなって、父親へ反抗という「ワンパターンの呪縛」
から逃れたというのに、これでは安倍さん時代の方がマシである。

当時の批判意見としては、「なぜ体育館が爆発するんだ?」とか「なぜ
リアルタイムで未来が変わるんだ?」などというものが多かったが、その
ような指摘は野暮だと思う。

一番の問題点は、各登場人物の役割分担がはっきりせず、従ってそれぞれが
主張がやたらと交錯輻輳するだけという点だ。

たとえば延々と親子喧嘩を続ける石川と父親であるが、この2人は何で対立
するのだろうか?
「電気を消せ、シャワーが長い」と主張する父に対し、娘。は「ゴミの分別
を勉強しろ、味噌汁捨てて川を汚すな」と非難する。エコロジーが主題の劇
において、この2人は明らかに「仲間」であり、争う必要などないと思う。
父親は石川の学校に押しかけて「エコロジーを教えてくれ!」などと騒ぐが、
彼が一番エコロジーを実践している人なのだ。

学園内においてもエコロジークラブとシダ研がそれぞれエコロジーを主張
しながら、対立するのも分からない。仲良く歌っていたはずの加護と藤本で
あるが、加護がエコとか言い出したとたん藤本が豹変して、飯田矢口が楽屋
で「あんなに言わなくても」と心配するほど激しく口撃するのはなぜだ?
どうもエコロジーを主張する者同士が互いに内ゲバをしているだけに見える。

未来の高橋が電話をかけてきたのがガキさんなのだが、いつの間にか石川
さんが「通信班」を仕切っているのも疑問である。石川さんは未来を救う
ための具体的な指示(火を消して無駄な電気を消す)を出すわけだが、
そういうアイデアはシダ研かエコクラブが出すべきだろう。
石川さんができるのであれば、シダ研もエコクラブも必要ないではないか。

要するにこの脚本、キャラが多すぎるのである。
コスプレして遊ぶだけのエコロジークラブから脱退するメンバーは、おそらく
原案では一人だったのだろう。そこを、新垣と加護の両方の出番を作ろうと
したために、最初にガキさんが脱退した後、それとは別に加護も脱退して、
それぞれが別々に放浪するという無駄に長い芝居となったのだと思う。

体育館に駆けつけた加護がエコを主張するも協力を得られず、しかしその後
新垣石川が現れて未来からのSOSを伝えると、今度はみんな手の平返してエコ
に協力するという部分もドタバタしすぎだ。
最初から新垣石川が飛び込んでくればいいのだ。

人数の多い娘。のためにキャラクターを無理やり増やした結果、あんなに
分かりにくいお芝居になってしまったわけで、だったらまこの出番だって
もう少し増やしてくれよとでも言いたくなる。

同じようなテーマの芝居をこの後の文化祭、その翌年の文化祭でもやるが、
そちらは時間も短いためにスッキリした芝居になっている。
娘。主演での長編脚本は相当難しいのかもしれない。

2004年 ③

2006-02-15 02:00:59 | 過去記録

モーニング娘。 さくら組初公演~さくら咲く~
3/14(日) 山梨 山梨県立県民文化ホール

おとめ組は松戸にいるのだが、関東コンということで人気が高い。
そこで一度さくら組の公演を見てみよう、と甲府に行くことにした。
ところが、さくらの新リーダーである矢口さんが腸炎(本当か?)にかかって入院
してしまった。リーダー不在のさくら組は無事にステージをこなせるのであろうか?

糞席覚悟で手に入れたチケットなので、2階席からの鑑賞。この山梨のホールは
2階席がやたらと高い位置にあるので怖い。

コンサートが始まる。さくら組のメンバーを見るのは1月の横浜アリーナ以来なので
かなり久しぶりである。元気だったかい?という感じだ。

最初の曲は「さくら満開」である。歌にあわせてヲタがコールをする。

える、おー、ぶい、いー、らぶりーあいちゃーん!
える、おー、ぶい、いー、らぶりーあいぼーん!

なんじゃそりゃ・・・・
おとめコンが「友情 ~心のブスにはならねぇ!~」でいきなり全開モードに入るのに
比べると、さくらはのんびりした始まり方だなと感じた。

噂どおり、ステージセットはお金がかかっている。
両側に2基の回転ステージが置かれ、グルグル回る。

矢口がいないために、一応年長は吉澤になるのだが、臨時リーダーをやるのではなく、
加護、高橋、吉澤の集団指導体制といった感じ。歌のパフォーマンスについては
愛ちゃんとあいぼんさんがいるので矢口の抜けた穴というのは感じない。
MCでガキさんが、
( ・e・)<中学校を卒業しました!
と挨拶。これには会場のヲタも大きな声援を送る。ガキさんも着実に人気を集めている。

さて寸劇が始まった。
おとめ組の寸劇はセットも何もなく体だけで演じていたのだが、さくらの寸劇はちゃんと
教室と売店という2つのセットが用意され、教室には黒板が置かれるという結構立派な
舞台が作られる。教室と売店のセットの切替は、例の回転ステージを使っており、180度
回転すると舞台が切り替わるのだ。
売店には商品がならび、暖めようのレンジまで置かれるなど小道具も充実している。

矢口はかなり重要な役のようで、「矢口いなかったら芝居にならないだろう」とさくら組
ファンは心配していたようだが、初めてみるオレにとっては特に違和感を感じない。
もちろん一部のシーンを省略してるのだろうが。
矢口がいないために説明的なセリフも多いが、亀井と紺野がかなり長い一人喋りを
している。とくに紺野の一人芝居はさすがで、これまでミュージカルやドラマで活躍して
きたキャリアを見せ付けられた感じ。おとめ寸劇ラストのまこの一人芝居と比べると、
紺野の方がずっとプロっぽい。ちょっと悔しい。

さくら組も「さくらンピック」と称してゲーム大会をやっているのだ。
コーナー司会はなんとガキさんである。もちろん、矢口の代役だが、それにしても
最年少タイのガキさんに司会をやらせるとは。
そしてこのガキさんの司会がなかなかいいのである。元々カツゼツのいい子だとは
知っていたが、ハキハキと喋るので見ていて気持ちいい。この辺はゆったりと進行
するおとめの飯田さんよりも上手いと思う。

本来はゲームに参加するガキさんが司会をやるので、ゲーム参加者が一人少ない。
結果、ポスターが当たりやすい訳でもしかしたらポスターゲットできるかも!と期待
したが昼、夜とも俺の応援するメンバーは決勝で破れてしまった。

帰り道、さくら組の5期メンバーについて考えてみる。
愛ちゃんは、5期のエースから娘。のエースへと変わりつつある。安倍さん卒業後の
大黒柱になるのだろう。
こんこんは、すごく堂々としているのに驚いた。これまで何となく一歩引いた印象が
強かった。寸劇の芝居も良かったし、シーンによってはステージで「主役」に立てる
人材になりつつある。今後も色々なチャンスが与えられそうだ。
それにしても、こんこんの歌衣装はエロい。
ガキさんは一番ビックリした。ゲームの司会では彼女がメンバーを回しているわけで、
もう一人前だ。ヲタの声援も他のメンバーに遜色はない。いよいよ高校生になることで
仕事の幅も広がるわけで、今後どんどん伸びてきそうだ。

着実に成長するさくらの5期の姿をまこが見ていない。
本来同期のライバルの成長はまこにとって一番刺激になるはずだが、分割によって
そういう刺激を感じない状態になってはいないか?
おとめのまこは相当居心地がよさそうだが、刺激が足りないと困る。
余計な心配かもしれないが・・・

この時のさくら組は娘。の歴史上唯一20歳以上のメンバーが一人もいない構成であった。
最年長の吉澤が18歳である。病床の矢口は「私がいないとあの子たちは・・・」と心配
していたかもしれないが、上がいなきゃいないで、下の子達は自分たちでなんとかやって
しまうのである。実際俺の見る限りドタバタすることもなく、最初からこういうユニット
であったかのように無難にコンサートを仕上げている。
この時の印象があったために、1年後再び矢口がいなくなったとき、彼女たちの精神的動揺
はちょっと心配であったが、娘。のパフォーマンスが落ちる心配は全くしなかった。
実際、群馬や新潟で立派なステージを魅せてくれたわけだが、あれくらいは当然なのである。


3/20(土)
おとめ新潟コンからちょうど4週間、再び新潟に帰省した。
”マコビレックス”こと、サッカーのアルビレックス新潟がJ1昇格初の試合を
新潟スタジアムで行うのである。記念すべき大会なので、ぜひ見ておきたかったのだ。
セレモニーが行われ、君が代が歌われ、試合が始まった。
相手は楽天(神戸)である。三木谷社長が金に物を言わせて獲得したトルコ代表の
スター、イルハンが出てくるのだ。
イルハンはちょこっと出場した。彼がプレーをするところを見ることができた日本のサッカー
ファンはラッキーであった。実働数試合で、彼はあっという間に勝手に帰国してしまった。
典型的なインチキ外人に騙されるパタンである。
( ´,_ゝ`)<楽天プ!
と笑ったが、まさか翌年この会社のために青森まで駆けつけることになるとは・・・
試合は引き分けに終わり、東京へ戻る。
土日きっぷを買ったのは、単純に新潟~東京の往復だけでも若干安いからだ。
2日間使える切符だが、日曜日はコンサートなので使う予定はない。
ちょっともったいないかも知れない。

モーニング娘。 おとめ組初公演~おとめチック~
3/21(日) 山梨 山梨県立県民文化ホール

おとめ最終公演である。
気合が入っていたので早めに家を出た。早すぎるので、途中までは高速を使わず
一般道を走る。相模湖から中央道へ合流。たちまち甲府に着いてしまう。

もう少しで会場というところで、とんでもないことに気づいた。
今日のチケットを鞄に入れた記憶がないのである。
「もしかしたら無意識のうちに入れたかも?」と鞄を漁るも、
やっぱり入っていない。記憶をたどって見ても、机の上に置いたチケットを
鞄に入れた記憶はない。頭の中は大混乱である。

いまさら引き返せない、とにかくまずは会場に行こう。と思っているうちに
会場に到着。会場の駐車場はすでに満車。さくらコンのときに見つけた
コンビにの駐車場はあいていたので、そこに停めさせてもらう。
料金は500円。会場駐車場だと従量制で900円くらいになるので
おトクなのだが、今はそんなことを考えている場合ではない。

いくつかの案を検討する。
①ダフ屋などで買いなおす
 最終日であり、強気の価格設定がされているはずで手持ちの現金で買えるとは思えない。
②車で取りに戻る。
 日曜日なので渋滞に巻き込まれる恐れがある。
 すでに会場周辺の駐車場は満車になっており、戻ってきても車停められない。

とうことで、選択肢は
③電車で取りに帰る
しかないのであった。

ポケットをまさぐると切符が出てくる。
昨日の土日きっぷである。
まさかここで役に立つとは!!


携帯の乗換案内で調べると、約10分後に「かいじ」号が甲府駅を出発する。
甲府駅までは徒歩15分くらいである。必死に走った。
崩れ落ちそうになりながら「かいじ」号に転がり込む。発車2分前だった。

すでにボロ雑巾のような状態だ。呼吸を整えながら乗換案内でひたすら
ルートの検討を行う。
・新宿まで行くか、八王子で降りるか?
・八王子から自宅まで往復するのに何分かかるか?
・急行と各停の接続は?
・帰りの特急はどこから乗るべきか?

何とか自宅にたどり着いて、チケットの入った封筒を取る。
中にあるチケットを見て唖然とした。
昼の部の開演時刻が思っていた時間より30分早かったのだ。
何とか30分遅れくらいで昼の部に入れるだろうと読んでいたのだが、
これでは1時間遅れということになる。さすがに馬鹿らしくなり、
昼の部に入るのは諦める。
八王子からスーパーあずさに乗って甲府へ戻る。こんだけ特急や電車に
乗りまくってもお金を取られないのだから土日きっぷの威力はすごい。
昼の部の開演時刻となったが、あずさは知ったこっちゃ無いという態度で
山の中を快走している。

甲府駅到着。タクシーに飛び乗った。信号が多くてなかなか進まない。
会場に着くと走る。諦めたと言っておきながら未練がましいヲタである。
入口でチケットを見せて入場する。係員も呆れ顔だ。
中に入ると、11曲目のザ☆ピースの真っ最中だ。
一番後ろで立ち見していると、係員がチケットを見せろと言ってくる。
大きなお世話なのであるが、チケットを見た係員は指定の座席まで
連れて行ってくれる。周囲のヲタから奇異の目で見られる。
コンサートで時々、終演間際になってやってくる客がいるが、そういう
姿を見るたびにこの時の自分を思い出してしまう。

席に着くと間もなく、コンサートは終わってしまった。
アンコールの声が響く。俺もやけくそでアンコールだ。

アンコールのおとめンピック。俺は梨華ちゃんチームとなった。
梨華ちゃんが優勝した。
ポスター貰えた。


休憩時間、新潟でお世話になった方々と挨拶。
「昼見たんですか?」と尋ねられる。
( ´∀`)<ポスター取りましたよ
と自慢する。

夜の部。
ついにおとめラストである。
最初の曲はもちろん「友情 ~心のブスにはならねぇ!~」である。
会場のヲタがガンガン飛び跳ねる。会場が暗転して最初の曲で一気に最高の
テンションに達するこの爽快感。これこそがおとめコンだ。

夜の部は1階の後ろから3列目くらいだが、おとめコンでは決して糞席ではない。
ただ、2列ほど前のグループが大勢でコール隊をやっており、やたらと、
「りかちゃーん!」とか「かおりーん」とか叫ぶのがウザイ。

寸劇のコーナー、最終日なのでけっこうグダグダである。
まこ演じるガリ勉少女が他の子にアピールするために歌を歌って近づく芝居があるが、
この日のマコは「あったまてっかて~か、さえてぴっかぴ~か」と「僕ドラえもん」
を歌って登場。なんでそんな古めの歌を知ってるのか?
そして
〆〃ハハ
∬∬´▽`)<ぼくオガワえもん!(変な踊り)

これには観客も出演者も大爆笑でしばし芝居が止まる。
相当ツボに入ったらしく、その後の芝居もやたらとアドリブでドラえもんネタが
使われた。まこがデビューして以来、もっともウケた一発ギャグとなった。

後半戦も大盛り上がりで、メンバーが下がった後は割れんばかりのアンコールだ。
最後のゲーム大会、なんと、まこが優勝した。
思えば春ツアー最初の柏と、最後の山梨でまこが優勝することとなった。

ここでサプライズ。ご当地クイズにまこが正解した場合、なんとまこのサポーター
だけでなく会場全員にポスターをプレゼントすると発表。会場が大いに沸く。
冗談じゃない。こんなにまこが注目されることなんてめったにないのだ。
俺一人で「マ・コ・ト!マ・コ・ト!」とコールをする。
すると、2列前のウザかったコール隊が乗ってくれた。一緒にマコトコールを
してくれたのだ。マコトコールは急速に広まっていき、そしてステージの上の
梨華ちゃんたちまでが一緒に「マ・コ・ト!マ・コ・ト!」とコールを始める。
史上最大のまこ祭である。まこの回答に全員の注目が集まった。
そして正解。大歓声。拍手。喜ぶまこ。
なんという幸せな時間なのだろうか。

こんな楽しい時間にも容赦なく終わりの時が来る。
最後のMC
( ^▽^)<このメンバーでのおとめコンサートはこれで最後です
辻の卒業まであと4ヶ月になってしまった。
川‘~‘)<おとめ組は永遠に不滅です!
だよね、いつかまたきっと・・・

最後の曲、I WISH
”人生って素晴らしい”
おとめ組と観客がひとつになってGo!Go!と叫ぶ。
会場が明るくなって追い出し曲が止まってもおとめ最高!!コールは
いつまでも続いていた。

2004年 ②

2006-02-15 01:59:50 | 過去記録

モーニング娘。 おとめ組初公演~おとめチック~
2/11(祝) 千葉 柏市民会館 昼夜

CDTVの”圏外”騒動で嵐が吹き荒れるなか、飯田さんとの約束を果たすべく、
おとめコンへ向かう。いよいよ、本格的な分割ツアーのスタートだ。

臨時駐車場に車を止めて会場の周りを散策するが、なんだか古いホールである。
催し物の掲示板には演歌や講演など、かろうじて名前を知ってるような微妙なタレントさんの
イベント予定が貼ってある。モーニング娘。も彼らの仲間入りだ。

グッズ売り場でパンフレットを買う。
さくらかおとめのミニうちわが付いてくるのだが、さくらが当たってしまった。
開場時間が迫るとグッズ売り場は一旦閉鎖となる。場内の売り場を兼ねているのだ。
当時の娘。コンやハロコンでは場外にもグッズ売り場が常設されていて、
入場しなくてもグッズだけは買えるのが普通だったのでちょっとびっくり。


1曲目は新曲「友情 ~心のブスにはならねぇ!~」
道重さゆみの歌い出し
                    ぅ
从*・ 。.・)<仲間とゆぅ ぅ ぅ       ぅ
                  ぅ   ぅ

思わず笑ってしまったが、次に見た新潟公演では生歌ではなくなっていた。

最初に盛り上がる曲を持ってきたせいで、一気にボルテージが上がる。
それを冷ますかのように、幕間で姉妹ユニットさくら組のPVが流れる。
曲は新曲「さくら満開」ではなく、「晴れ 雨 のち スキ」であった。
安倍さんが歌うシーンでは、みんな狂ったように「なーちっ、オイ!!」
と叫ぶ。娘。コンでのなっちコールは、このおとめ柏公演がラストだと思う。
PVは次の公演から新曲に切り替ったようだ。

まこは相変わらずムチムチしているが、見苦しいほどではなく普通に可愛い。
ヘアスタイルは頭のてっぺんで1つ縛りという「コロ助」スタイル。
田中が以前のまこのようなツインテールでちょっとロリ系。とはいえ、
歌とダンスのパフォーマンスは抜群の成長を見せていた。
特に歌では辻やまこといった先輩たちを上回る安定感。
その後、当たり前のように娘。のセンターに立つ田中であるが、おとめコンでの
成長があったからこそだと思う。(「ハァー(;´Д`)ーン」もあったが)

石川さんのスタイルは抜群によい。エロい。最前のヲタがうらやましい。
唯一のオリメンとなった飯田さんが、お母さんのようにメンバーを見守って
いるのが好印象。

なんといってもこのおとめコンの見所は寸劇だ。
コンサに寸劇などイランという意見も多いが、このおとめの寸劇については
毎回一番の楽しみとなった。
守山でやったときはただの寸劇という感じだったが、この公演からバージョン
アップし、掛け合いのテンポも良くなって面白いコントに仕立てられていた。
ただ、残念なことにツアーが進むにつれてヲタのくだらないヤジが始まり、
从*´ ヮ`)<にゃあ!
ハァー;´Д`ーン

などという儀式まで始まってしまい、テンポが悪くなってしまった。
その点、この柏コンはジャマが入る前であったので素直に楽しめた。
近くの席にいた子供たちもゲラゲラ笑っている。
まこのキャラも守山バージョンからセリフも増えて、メインキャラクターに昇格。
特にラストでの一人芝居が追加されたことで、コントには欠かせないメンバー
という地位が確立できたことだろう。
この一人芝居については、この頃ハロモニで担当していたピーマコ小川のキャラ
が影響していることはいうまでもない。
実際「生ピーマコだ!」という感想を漏らす客がいた。

アンコールで行われるおとめンピックは、カラーボールストックゲームに変更
された。会場の座席別に応援するメンバーが決まる。
なんと、いきなり小川チームになってしまった。まこがんばれよ!

ボールストックゲームでまこは見事予選突破。
決勝のご当地クイズも見事に正解し、優勝したのだった。

長年まこを応援しているが、勝負事で「勝つまこ」を見る機会は滅多にないのだ。
ありがたくポスターを頂戴する。

近くのバッタ物屋を除くと、まこのグッズが増えているのがわかる。
新しい乙女組バージョンの腕章、タオルなどだ。この乙女組版のまこ腕章は
今でも売っている(新しいのが作られていないのだ)。

夜の部はチケットを2枚入手していたのに連れは誰もいないので隣は空席。
チケットを無駄にしたのはこの時が初めて。


モーニング娘。 おとめ組初公演~おとめチック~
2/22(日) 新潟 新潟テルサ

いよいよ、まこの凱旋コンの日がやってきた。7・31に巻き込まれて散々だった
長岡での初凱旋より1年半、誰にもジャマされない、本当の凱旋コンである。
何日も前からヒバスレではこの日のことで持ちきり。そんな中、柏で始めて娘。の
ライブを見たという補完マン氏が音頭をとり、新潟で集まろうという話になった。
公開されていた捨てアドにメールを送り、参加の意思を伝える。

集合場所として新潟駅西口にあるPATIOを提案した。
ここでは新潟名物の「イタリアン」を賞味することができる。

新潟駅で新幹線を降り、補完マン氏に電話をすると、すでにPATIOに集合している
とのこと。早速いってみると、若者集まるファーストフード店に似合わない集団が
店の中央を占拠している。

「名無しです」と自己紹介。
補完マン氏とは明治座で折鶴を折って依頼の再開。他の方々はこの時初めて
お会いしたが、今でもお付き合いいただいている「天使スレのやつら」だ。
早速イタリアンを注文。どうやらまだ誰も食べていないのだそうだ。
みんな俺が注文したイタリアンを珍しそうに見ている。
補完マン氏は翌日試してみたそうだ。

遅れてきた別の「名無し」氏(後の北区氏)と合流した後、新潟市内へと繰り出す。
まずはまこに縁のALP芸能スクールだ。皆さんを案内してバスで向かう。
西大畑の校舎を訪れた。当時ALPはまだ入っていたが、春に古町に完成した
NSGの新しいビルに引っ越してしまい、この校舎は廃墟になってしまった。
ALP自体も翌年に閉校してしまっている。

近くの海岸へ向かう。この日は2月とは思えない陽気で、日本海も真っ青だった。
しばらく日光浴した後、古町の八角亭というラーメン屋で食事し、新潟駅へ戻る。

駅からはシャトルバスが出ているのだが、タクシーに分乗することにした。
天使スレの一行は新潟交通を信用しないらしく、その後の新潟コンでもやたらと
タクシーを利用している。

会場につくと、なんかコスプレの人たちがいる。
伯爵夫人や八百屋魚屋など、まこのキャラクタを演じている人たちだ。
なかなかキショイがノリがよくて面白い。

もう開演前から会場内は大変な騒ぎだ。
「まことおかえりー!」だの「まーこーと!」などといった絶叫が響き渡る。
こんなに盛り上がるとちょと不安になる。
果たしてメンバーたちはまこの地元コンサートをお祝いしてくれるのだろうか?
前回の長岡のときのように、一言MCで触れるくらいだと寂しいし、はりきって
大騒ぎしてるヲタがバカみたいである。

そんな心配は無用だった。最初のMCで、
∬∬´▽`)ノ<地元新潟県出身小川麻琴!帰ってきましたぁ!!
とテンション全開のまこ。
さらには石川さんも、
( ^▽^)<ここ、新潟でのコンサートは一年半ぶりなんです
       新潟出身の麻琴も凄い楽しみにしてて、今朝は7時に起きてました
などと嬉しいコメントを言ってくれる。

まこは終始上機嫌でテンションが高いままコンサート本編が終了。
アンコールであるが、もちろんマコトコールである。会場のまこヲタたちが
狂ったように「マ・コ・ト!マ・コ・ト!」と叫ぶ。マコトコールは明治座
千秋楽の復活の時以来だ。他メンのファンの人たちも一緒にマコトコールしたり、
オイ!オイ!などと合いの手を入れてくれたりしていた。

アンコールでのご当地クイズでも、日本一長い川は?という問の選択肢に
「信濃川」と並んで「小川麻琴」(川が入ってるだけじゃん)などがある。
それを辻が空気を読んでわざと間違えるなど、会場は大盛り上がりだった。
ラスト、メンバーが全員退場したあとまこが一人戻ってくる。
「新潟だいすき!」などと挨拶。
これが福井コンで高橋愛ちゃんがよくやるという凱旋の儀式だ
まこもこういうことをやれるようになったんだなあ、と感慨深い。

終わった後も、外では集まったまこヲタたちが、「マコート最高!」などと
コールをする。そこへまこのご両親ら、親族御一行様が通りかかり、まこパパ
から「ありがとう!」と声がかかる。心温まる光景だが、俺自身はこのとき
ちょっと離れた場所にいたので声は聞えたのだが良く見えなかったのが残念。

夜の部、まこはひそかにおとめンピック優勝を狙っていたらしいが、
あえなく予選落ち。マジ悔しがりのまこが可愛い。
夜のご当地クイズは近くにあるサッカースタジアムの名前を当てるもの。
選択肢に「ビッグスワン」に混じって「小川スワン」などがあった。
夜の部もラストにまこの挨拶があって、見事まこの凱旋コンは大成功。

大いに満足してタクシーで新潟駅へ向かうが、車中ではなぜかさくら満開
PVのガキさんの話題で大いに盛り上がる。

時間があったので駅前のロイホでちょっと休息。
補完マン氏たちは今日は新潟に泊まっていくという。
帰りの新幹線は北区氏と同じ車両だった。
新潟駅のホームに娘。の姿はなかったが、次の燕三条で乗ってきた。
東京駅のホームで階段を降りていくメンバーを見送ったが、まこの姿がない。
もしかすると新潟の実家に立ち寄ったのかもしれない。
家族にカッコいいところを見せることが出来て、まこも鼻高々であろう。

2004年 ①

2006-02-12 01:58:23 | 過去記録

Hello! Project 2004 Winter ~C'MON! ダンスワールド~
1/4(日) 東京 中野サンプラザ 昼のみ

2004年の年が明けると同時に、辻と加護が娘。を卒業するという衝撃ニュースが
飛び込んできた。冗談じゃない。今は安倍さんを送り出すことに集中するべき
時期のはずだ。ガセだと思っていたら、どうやら本当である。
直接は関係ないヒバスレでもすっかりお通夜状態だ。
・ますます一般受けしなくなる。
・娘。終わったな。
・今年こそ解散だ。
といった意見はそれまでもあったが、この時も散々書き込まれていた。
2年たった現在でもこういった議論は続いているが、おそらく2年先でも
同じような議論をしているのだろう。

中野に向かう前にハロショ原宿店に向かうも、正月新商品はほとんど売り切れ。
ガッカリして中野へ向かい、吉野家の2階から会場を眺める。奇妙な衣装を着た
ヲタどもがうじゃうじゃとたむろしている。いつもの正月の光景だ。

さて、問題の辻加護卒業発表。
最初のMCで娘。が一列に並び、飯田さんから辻加護の卒業が告げられる。
「えーー!」などと叫ぶヲタ。ネットをやっていない客は、初めて知ったのだろう。
辻加護は「二人で新ユニットを作ります!」などと一応喜んで見せるが、空気は微妙
である。並ぶメンバーも悲しむわけでも喜ぶわけでもなく、心なしか安倍さんが迷惑
そうな顔に見えたのは気のせいだろう。
ステージ後ろの雛段に座った辻はやたらにまこに絡んで抱きついたりお喋りして
テンションをあげている。一方加護は大人しくステージを見つめている。
緊張しているときの発散のさせ方には、かなり性格の違いがあるようだ。

この頃、ツインテールといえばまこの髪型だったが、この日はれいながツイン
テールをしていた。
まこの体型がすっかり細くなってきたのが喜ばしい。もちろん全員並べば一番
太いのだが、見た目での「太ってる感」は感じなくなった。

まこは本当に吉澤が大好きという感じで、曲中で手を繋いだり見つめ合う場所では
本当に嬉しそう。もう尻尾を振ってるのが目に見えるような喜び方だ。
また、辻とはよく手を繋いだりくっついたりしている。
ののまこはこの頃からかなり仲良しだった。この後おとめツアーを経て、ちょっと
異常なまでのカップルになっていく。


1/25(日) 神奈川 横浜アリーナ 昼のみ

横浜アリーナは安倍さんの卒業式の一発狙いだったがあっけなく外れ。
チケットは高騰して手が出ない。80万とか、もう笑うしかない。

卒業当日の昼公演だけをを確保して横浜アリーナへ向かう。
ステージから最も遠い、アリーナの後である。
ただ、この公演から導入された花道のおかげで、そんなに遠くない。
それまでの横浜アリーナや野外のコンサート会場では、最前の席でも
ステージまではかなりの距離があり、それ故に明治座などの距離の狭い
小屋に感動したりするのだが、花道が設けられたことで横浜アリーナでも
近い席はかなり近くでメンバーを見ることができるようになった。
もっともこの頃の花道は今の大規模な花道に比べたらオモチャみたいな
ものではあったけど。

ステージが始まると、いきなり紺野と須藤が風邪で休みだと発表される。
「須藤って誰?」という空気が流れる。ベリーズ工房誕生以前のこの頃、
茉麻の知名度はこんなもんだった。

さくら組だおとめ組だZYXだあぁ!だと、乱造ユニットのショーが終わると、
安倍さんが出てくる。
もちろん本当の卒業式は、この後夜の部で大々的に行われるわけだが、
俺たちのような運も金もないような連中のために一応卒業の挨拶をして
くれるのである。ありがたいことです。

シーンと静まり返って安倍さんの話を聞いていたヲタたちであるが、
安倍さんが「みんな、みんな!」とヲタを煽ると、センターステージ
に一人立つ安倍さんを取り囲んだ、色とりどりのサイリウムがウェーブ
のように揺れる。これはかなり美しかった。「本番」の白サイ祭りより、
このときの色とりどりの光のウェーブの方が美しかったと思う

さすがに最後にふるさとを歌う時には、俺もウルっと来た。
やっぱり安倍さんは「特別なメンバー」だなと思う。安倍さんを無事に
送り出したことで、モーニング娘。は一つの目的を達したことになる。
そんな風に感じた。そのときは。

まこも最後jには泣きそうな顔になっていたし、ヲタもテンションは公演が
終わってからもなお高いままで、夜の卒業に向けてますます盛り上がる。
そんな中とぼとぼ帰らないといけないのは無念だ。報道によると一部の
ファンは外から耳を当てて僅かな音漏れに聞き耳を立てていたとか。

駅へと向かう途中、紺野あさ美と書いたハッピの男が歩いている。
彼の無念に比べたら俺の無念などたいしたことは無いなと思うことにする。



飯田圭織ソロデビューシングル「エーゲ海に抱かれて」発売記念握手会
2/08(日) 東京 渋谷公会堂

日曜日の晴れた朝、渋谷公会堂の前をヲタが埋め尽くしている。
コンサート会場ではないが特服などヲタ装束の者が多い。その格好で井の頭
通りを歩いてきたのだろうか?
行列に並んで整理券をもらう。2階の後方の席だ。
人が大勢集まった場合は2公演に分けてやるつもりなのだろうが、実際に集まった
ヲタの人数は定員をちょっとオーバーするくらい。
結果公演は1回で、あふれたヲタは立ち見という事で処理する。
その方が飯田さんの負担も少ないし握手時間も余裕ができそうだ。

整理券もらうともうすることがない。渋谷の街をブラブラと歩き、昼食を済ませて
から会場へ戻る。
指定された座席に着くと、ステージが遠い・・・
ただ、通路にしゃがまされている立ち見ヲタよりは座席がある分マシだ。

司会者が現れて、しっとり系の曲なので落ち着いて見てください。などと
注意をする。今のヲタならそれくらい言われなくても分ってるが、この頃の
ヲタは隙さえあれば絶叫するような連中が多かったのだ。

飯田さん登場。
会場が青いサイリウムで埋め尽くされる。
サイ祭をしようという企画は聞いていないのだが、サイリウムは青が多い。
エーゲ海=青ということで選んだ人が多かったのか。

「エーゲ海に抱かれて」を歌ったあと、MC。
話は自然にモーニング娘。の話へ・・・・

ここ、渋谷公会堂はモーニング娘。の最初のコンサートをやった場所なのだ。

川‘~‘)<ここは思い出の場所なんです
川‘~‘)<ここでソロのスタートができて良かった

会場が一斉に「圭織」コールを始める。
割れんばかりの「圭織」コールの中、飯田さんは仁王立ちのまま顔を伏せる。
肩が小刻みに震える。

でも、顔を上げた時、もう涙は無かった。
川‘~‘)<アルバム曲を聴いてください

ということで、「パラディノメ」より「オーシャンゼリゼ」
「オサブリオ」より「バラ色の人生」を歌う。
この2曲は本当に素敵で、エーゲ海ではおしゃべりしてたDD共が静かに
聴き入っている。終わった後、大きな拍手が起きた。

次は握手会。立ち見のヲタから先に流すのは通路を確保する狙いだろうが、
椅子も無いのに長時間待たされずに済むので立ち見ヲタも助かったはず。
次に、俺のいる2階席が握手へ向かう。ステージに近いところからではなく、
遠いところから始めるというのも一つの見識だろう。お蔭で早く帰れる。
1Fに降りて通路で待機しているうちに、1F客席のヲタがトイレに行くフリ
をして続々と横入りしてくる。この頃はこういうズルをするヲタが沢山いた。

いよいよ飯田さんと握手。目の前にたった飯田さんは、可愛いとか美人とか
いう言葉では表せない凄いオーラを張り巡らしていた。
あえて言うなら、「神様」とでも言おうか。
当たり前なんだが、近くで見るとそんなに大きな人ではない。
もちろん俺よりも背も小さい。

飯田さんの手が俺の手を握ってくれる。
(;´Д`)<頑張ってください
川‘~‘)<ありがとう

(;´Д`)<おとめ行きます!
川‘~‘)<うん!(ニッコリ)

なんか夢のような時間だった。
2言も喋れたのだから高速握手会としては比較的ゆとりがあったと思う。
終わった後、ハロショに寄ろうとしたが、店のある109②の6階から
ずっと下まで階段にヲタが並んでいるのを見て諦めて帰宅。

2003年 ⑤

2006-02-04 04:10:58 | 過去記録
そういえば過去レポ連載が残ってるのを忘れていました(申し訳ない)

9/27(土) 群馬 グリーンドーム前橋


娘。コンでおなじみグリーンドーム周辺にはいくつか駐車場がある。
当日は係員の誘導に従えばそのとき空きのある駐車場にいけるわけだが、
今日案内されたのはドームから橋を渡った反対側のすき屋の脇を入った臨時駐車場。
土埃が舞う所で橋からもかなり遠い。
そこで誘導をすり抜けて、昨年停めた駐車場ビルへ停めてしまった。

会場に着くと去年と同じ場所にパトカーが停まっている。
よし、またパトカー前オフだ!と呼びかけるも、集まったのは俺と班長氏だけ。

昼公演後、再度集合を呼びかけてみる。
しかしあいにく空がドンヨリし始める。夕立になりそうなので班長氏を誘って
早めに入場することにした。雨を察知したヲタが集まったので入口は混んでいたが
何とか降り出す前に入れた。中に入ると同時にピカッ!と光って猛烈な豪雨となった。

「気持ちよ~い秋晴れの中」というこんこんのMCが虚しい。
まだ自由にMCを変えたりできない頃であった。

帰りもまだ雨が降っていたが、濡れた服は駐車場ビルで着替えることができた。
屋根と照明のある駐車場ビルに停めて正解。


10/5(日) 神奈川 横浜アリーナ(昼夜)


この公演から曲が新曲に入れ替わった。
気に入ったのはミニモニ。の「Crazy About You」。
ミカの英語ナレーションから始まるところが、ベタだけどカッコいい。
「Go Girl」は、なんだこりゃ?という印象。
まさかその後の娘。コンの定番曲となるとは予想出来なかった。
この頃になるとまこの体型がなんとか持ち直してきた。

夜の部の最後で安倍さんの挨拶。
「関東でのモーニング娘。としての最後の公演」ということだそうだが、
安倍さんが卒業するのは3ヶ月以上先の話であり、その間イベントもたくさんあるわけで、
いまいちピンとこない。
本当に、なぜ娘。コンで卒業できないのだろうか?という疑問ばかりがよぎる。
娘。にとっては卒業でも、ハロプロという立場からすればただの人事異動みたいな
ものなのだ。ハロコンでセレモニーを行うことが変なのである。
せめて娘。コンのラストをこの横アリにして、簡単なセレモニーもやれば、
DVDの売れ行きも違うだろうにと、余計な心配をする。


Hello!Project SPORTS FESTIVAL 2003 ~ニッポンの女の子は音楽と体育です!!~
11/16(日) 大阪 大阪ドーム


いつものように早朝の格安飛行機で大阪入り。
空いた時間何をしようか考えたが、しばらくぶりに奈良を訪れてみた。
観光客で賑わう東大寺で大仏の見学をしていると観光気分満点。
前回この大仏を見たのは昭和61年の春で、まだまこが生まれてもいない時代だ。
にもかかわらず、景色が何も変わっていない。俺が少年からオッサンへと変貌した
十数年の年月など、悠久の歴史の前では蚊の一生のようなものである。
無料開放されていた国立博物館にて国宝唐招提寺薬師如来立像などを見学。
「先輩 ~LOVE AGAIN~」を聴きながら近鉄電車で大阪ドームへ移動した。

グッズで散財して席に着くと、間もなくスポーツフェスティバルが始まった。
去年司会だったまこと氏はコメンテーターに退ぎ、司会を勤めるのは中野美奈子、
伊藤敏博の現めざましテレビコンビである。解説には松野明美氏も参加。
フジテレビとEPSONがやたらと力を入れた華やかなイベントになった。

今日の席は去年とは反対側、チームのベンチの裏側である。
従ってベンチでくつろぐメンバーたちと非常に近い。
まこの所属するブルーハロー組の真後ろなので、まこの後姿を間近に見れる。
まこ尻、まこ足、まこ腕・・・・大迫力である。誰かの隣に並ぶのはやめて欲しい

ベンチのメンバーはやたらに客席を弄るので面白い。客席のヲタも競技そっちのけで
メンバーの気を引く作業に没頭していた。
鏡が客席のほうに設置されているので、鏡の前で髪型を整えるメンバーの顔を
じっくり観察できる。みんな真剣な顔でハチマキの位置などを調整している。
とくに松浦さんはかなりの時間をかけて、微妙な前髪やハチマキのバランスを調整。
それにくらべ、まこはチャチャっと終わらせて、お喋りばっかりしている。

さて、競技の方はなぜか跳び箱が正式種目に。メンバーの希望だそうだ。
注目のまこ、たった5段で着地時に転倒。6段目は飛ぶ気すら見せずに敗退。
怪我でもしてるのか?単に身体が重いのか?
この日のメンバーは絶好調で、高記録が続出。筋肉番付か?と思う程、みんな
驚くべき高さをポンポンクリア。結局一番高い15段(だったか?)をクリアした
4人が優勝という結果になった。

1500m走。
これははっきり言って無茶、というか大失敗だったと思う。
こんこんが見事に期待に応え、もの凄い圧倒的な速さで1位を獲得。
しかしそれ以外の選手の姿は地獄絵図。
まず辻が倒れる。
数万人の観客の前で、トラックの傍らで倒れこんだまま動かないアイドル。
辻はそのままスタッフによって控え室へ運ばれ、閉会式まで姿を見せず。
医療スタッフはみんな辻の手当てに向かったため、ゴールして倒れこむ
メンバーをだれもケアできない。
競技が終了して優勝したこんこんの表彰式が行われている間も、
ゴール地点には中澤や安倍が倒れているというキツイ光景。

大会は後藤里田吉澤というどう考えても反則としか思えない最強メンバーを
そろえたブルーハロー組が圧倒的大差でリードを続ける。

そんななかついに問題企画、フットサルが始まった。
ガッタスの初の公式戦となったこの試合。1点も取れずに虐殺された試合展開を
今更書くつもりはない。この試合、まこは一度も出なかったが、出なくて正解
という状態だった。こんこんがセーブするところだけが見所と言えた。
このチームが2年後、最強の称号を欲しいままにするのだから世の中分からない。

この大会で素晴らしかったのは、吉澤さんの完全復活である。
前年の大会では、明らかに鈍重な走り方でファンを嘆かせた彼女であるが、
この大会ではとにかく強く、各種競技で勝ちまくり、会場は吉澤コールに湧いた。
最後にはMVPを獲得していた。おめでとう。


11/22(土) 東京 東京ドーム


まこヲタにすら説明ができなかったまこテレビ出演ラッシュ。
そのさなか、東京ドームでのスポフェスが開幕した。
開幕前にストレッチや準備運動をするメンバーたちの足にはもれなくテーピング。
大阪の激闘からまだ1週間と経っていない。

この大会はハロプロ史上最悪のイベントだと言えるだろう。
1つの競技が終わるたびに、誰かが怪我をして運び出される。
場内には無事な選手の方が少ない。
まこは、60m走を終わったあと足を痛めたらしく、一旦奥に引っ込んだ後テーピング
をして戻ってきた。その後も足を引きずる姿が見られて心配されたが、それでもまだ
軽症のほうだろう。全く競技に参加できなくなるメンバーも多くいた。
特に60m走の途中で転倒した矢口は、泣きながら立ち上がることもできない。
駆けつけたスタッフに背負われて医務室直行となった。

大阪大会で活躍した主力級の選手たちがほとんど怪我で全滅するなか、田中道重の
スポーツ苦手コンビが無傷なのが面白い。また、まこ以外の5期も全員健在だ。
愛ちゃんがハードルで優勝するなど、選手の少なくなった競技で大活躍であった。

2回目となったフットサル。ずっと姿を消していた吉澤が現れる。どこに隠れていたのか?
この試合はハロプロチームが初めて客の前で得点を決めた試合だが、それよりもまこが
出場したことが試合という意味の方が大きい。
翌年の都大会は抽選に当たったファンしか見られなかったため、この日がまこのプレイを
見れた最初で最後の試合となった。
そうと知っていればもっと真剣に見たのだろうが、その当時はまこがボールに触るたびに
怖くて目を覆わんばかりだった。実際失点もしてた。


スポフェスが終わってミニライブが始まる。
しかし怪我人が多数発生したことでかなり変則的。
ゆきどんなどは衣装に着替えることすらできないのか、ジャージ姿のまま直立不動で歌う。
アヤカは椅子に座って歌うという有様。
グラウンドの真ん中で歌うユニットは、そこまで歩くので一苦労だった。

娘。で一番重症な矢口は、スタッフの送り迎え着きでの登場。他にも動けないメンバーが
いるため、一部のメンバーが突っ立ったまま歌い、無事なメンバーだけが走り回るという
異常な光景。そんな状態ではカメラも予定通りのメンバーを映すことができず、会場モニタ
には絶えずあさっての方ばかりが映しだされていた。
娘。もそんな空気を読んだが、あるいは立ち位置の約束がリセットされてしまったことで、
自由にグラウンドを走り回っていた。特に外野を担当するガキさんとまこが暴走気味。
俺はレフトスタンドにいたのだが、ガキさんがレフトの守備位置よりも近まできて踊りまくる。
周りのヲタも「ガキさん!ガキさん!」と大歓声だ。ライトスタンドではまこが同じような
ことをしていたのだろう。

この頃から、まこに変化が見られるようになった。
それまでは5期で固まることが多かったまこが、辻や藤本と行動を共にするようになって
きたのだ。
そしてこの連中、スポフェス中の態度がよろしくないのである。
開会式や閉会式で司会や来賓が挨拶している中、ペチャクチャとおしゃべりをしてたりする。
デビュー依頼、真面目な優等生キャラで売ってきたまこであるが、どうやら不良グループに
入ってしまったようである。


モーニング娘。 おとめ組初公演~おとめチック~
11/24(祝) 滋賀 守山市民ホール


1月に発表されたもののその後なんの音沙汰も無かった娘。の分割コンであるが、
ようやく行われるかと思ったら関西中心のわずか3会場。当然予約は殺到して、
中野ハロコン並みの落選祭となった。

オークションで、乙女コン守山の夜の部、2Fの一番後ろというチケットを入手。
FCチケではなく地元のプレイガイドが発券したチケットだ。
地元枠として少量出回ったのだろうか?
値段は高いが、分割コンはこれっきりになってしまうかも?という不安があったので、
思い切って購入した。その後、翌年のツアーが発表された。関東でもいくつも設定
されていて、どこへ行こうか迷うほどであった。ダマされた・・・・


悪夢のスポフェス東京ドーム大会の2日後、1公演のためにひかり号で滋賀県へ向かう。
米原で新快速に乗り換えて守山へ。京都までのぞみで行って戻った方が早いのだが、
少しでも節約するためにセコイ移動である。
私事ではあるが、その前日にアルビレックス新潟のJ1昇格決定の瞬間を見るために
新潟スタジアムまで行っているので、この連休は移動しまくり、お金遣いまくりだった。

移動中、「初ロック田中センター」などという怪情報が飛び込んでくる。早く見たい。
守山駅に着くとすでに真っ暗で雨が降っている。これからコンサート行くぞ!という気分
ではない。濡れながらシャトルバスに乗り込み、妙に暗い街を通り抜けて会場に到着。
綺麗なホールであるが小さい建物だ。こんなところで「モーニング娘。」をやるのか・・・


会場暗転。ここで派手なオープニングムービーが流れるのがいつもの娘。コンなのだが、
ステージの後ろからぞろぞろとメンバーが出てきて、おもむろに歌い始める。ちょっと拍子抜け。
歌う楽曲はいつもの娘。の曲だし、歌っているのは「人数の少ないモーニング娘。」
なのだが、どうしても違和感がぬぐえない。

この人たちは、一昨日、東京ドームで歌っていたのだ。
なのにこんな田舎のホール(米原から在来線に揺られてきたので余計そう思う)の小さな
ステージに立っているのだから頭が混乱するのである。

おとめコンの、この雰囲気が居心地がいいと感じるようになるのは、翌年のツアーからだ。
この頃は、小さなホールで娘。を見ることに違和感があったのだ。
今では娘。コンはホールで見るのが当たり前になり、たまに武道館とかだとデカすぎて
落ち着かないと感じるようになってしまったのだから、慣れというのは恐ろしい。

この日のまこはとにかく汗をかいていた。麻琴は汗を飛ばすというツッコミがあったが、
それはこの頃のことだろう。元気一杯で何より。

期待された田中の初ロックはなし(当たり前だ)。
恋レボの
从*´ ヮ`)<この星は~
∬∬´▽`)<美しい~

は新たな時代の到来を告げているようで嬉しかった。
(このパートはもう2年以上この二人で担当している)

この頃の「おとめンピック」はトイレットペーパー早巻き対決などというゲームを
やっていた。みんな結構真剣。
まこは負けそうになり、
∬;´◇`)<ああああああああああああっ

と哀しげな鳴き声を発しながら必死に巻き取っていた(もちろん負けてしまうわけだが)

終わったら大急ぎで帰らないといけない。
シャトルバスの1便に乗込み、守山から電車に飛び乗って京都駅へ向かう。
車内には小川ビーム氏らの姿が見えた。みんな熱心に応援してるんだな。
京都から乗ったのぞみ号は指定席を買えず、自由席は通路を歩けないほどの混雑ぶりで
非常に疲れたのであった。とりあえずこれでこの年の活動は終了。