蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

北海道2日目①

2007-04-22 22:31:46 | Weblog
新潟育ちの俺であるが、朝はパン派である。
今回利用したツアーではホテルは朝食つきなのだが、このホテルは
和定食のレストランとバイキングの2種類の朝食が楽しめる。
北区さんは和定食に行ったようだが、俺は迷うことなくバイキング。
目の前でコックさんが焼いてくれるオムレツがこのホテルの名物
なのである。今朝はオニオンオムレツを注文。熱々で美味しい。


部屋に戻り外を見ると小雪交じりの空模様。
寒そうだ。

北区さんの部屋に集合して、いざ旭川へ。
130kmの距離は本州では隣の県に行ってしまうが、北海道では
隣町へ行くような感覚。空いている高速道路を飛ばしてあっと
言う間に到着・・・・かと思いきや、妙に車が混んでいる。

よく見ると、白黒のパトカーが赤色等を回転させながら走行
車線をパトロールしているのだ。追い抜いたらスピード違反。
みだりに追越車線を走っても違反。
というわけで、何十台もの車がが制限速度やや上くらいの速度
で隊列を組んで走行車線を走っているのだ。
ちょっとうざいので近くのサービスエリアへ。昨日ここを通った
際に気になっていた「こどもの国」という大きな建物がある。

こどもの国という看板につられて行ってみたのだが、
近づいてみると・・・




どこが「こどもの国」なんだろう?

と思ったら、この店の裏にある公園みたいなのが「こどもの国」
らしい。ついでなので、ここで土産物などを買っておく。
空港では売ってないものが手に入るかもしれないし。

あらためて旭川へ。
高速道路を降り市街地へ入る。昨日の滝川もそうだったが、
北海道の町は道路が広くて立派なのと、何もない周辺との
ギャップが大きいため、本州人には実際の人口の倍くらい
の大きさの町に見えてしまう。
昨日の滝川の場合人口は4万5千人だそうだが10万人くらい
の都市に見えたし、この旭川などは大都会に来た、って
感じがする。

今日の会場である市民文化会館はHPでみると駐車場が
無いということで車で来る事に不安があったのだが、
隣の市役所の地下に市営駐車場があり、そこから「文化
会館方面」の階段を上るとそこはもう文化会館の敷地内と
いう、今まで行った中で一番駐車場が近い会場であった。

何気なくやって来た旭川であるが、娘。がこの街でコンサ
ートをやるのは初めてだという。今までは札幌までしか
来ていなかったのだ。今日のコンサートは娘。の10年の
歴史上最も北で行われた公演となるのかもしれない。
結構記念すべき日なのだ。



とりあえず記念撮影。

さて、折角来たのだから名物を食べたい。
旭川といえばラーメンだろう、という安直な発想をする。
一足早く着いて、すでにラーメンを食べてきた真砂さんに
店を教えてもらう。有名店らしい。



会場の近くの歩行者専用道(旭川は歩行者天国発祥の地)
で教わった店を探すが見つからない。電話で問い合わせる
と一つ脇の道らしい。
車の入れない軒下のような通路に入ったところに、目指す
お店「蜂屋」があった。



中に入ると壁一面の色紙である。いかにも有名店だ。
お客さんは半分くらいはヲタのようだ。匂いでわかる。


しょう油ラーメン。
すごく懐かしい感じのラーメンで、美味しい。
旭川ラーメンといえばしょう油ラーメンだろうと思ってたら、
2号さんは味噌を注文している。
スープを少し飲ませてもらうと、あっさりしている。
札幌の味噌ラーメンはこってりした脂っこいスープだけど、
旭川の味噌ラーメンはあっさりしたクセのないスープなんだ
そうで、俺的には旭川の味噌ラーメンの方が気に入りそう。

会場に戻ると、グッズ列がガラガラである。
今日の会場パスは道重だ。へぇ、美貴様じゃないんだ。
会場内では「ミキティコールお願いします」などというボード
もったヲタがウロウロしていて、すっかり藤本凱旋コンになる
もんだと思ってたけど、主催者の思惑は違うのかもしれない。

特にグッズなど買うつもりは無かったけど、ふとトレポを買って
みたくなった。2号さんを誘って1枚ずつ買ってみた。
買ってから思いついたが、どうせ推しメンがいないのなら、
今日はこのトレポで出たメンバーを応援してみるのも面白い。

誰が出るのかちょっとドキドキ。こんな気持ちは久しぶり。
出てきたのは道重。

しゃゆ!しゃゆうううううううううううううう!!

2号さんは光井。北区さんは久住。みんな頑張って!
これ、面白いのでこれからもちょくちょくやろう。

北海道1日目②

2007-04-18 23:01:41 | Weblog
滝川からの帰りは、一般道を走って見ることになった。
北海道は一般道でも走りやすいため、高速道路はあまり
使わないのだという。

滝川から札幌への国道は、日本一長い直線区間といわれる。
見ていると、本当に地平線の彼方までまっすぐな国道が
伸びている。ちょっと本州じゃ見れない光景。


まっすぐな国道。

一般道経由なので札幌までは1時間半ほどかかる。
そこでカーステレオで音楽を流し始めたのだが、この車には
Berryz工房の曲しか置いていないとのことだ。
さっそくBerryzのナンバーがヘビーローテーションだ。
先日のSSAで歌われていた曲もかかる。
「これ、何の曲だっけ?」などと前の二人に聞きたいのだが
俺の居る後部座席はスピーカーに近く、その音が大きい
ために前の二人と会話することが出来ない。
隣の席の真砂さんは寝てしまったので、結構孤独だ。

助手席の北区さんが地図を持って、運転の2号さんと
アレコレ話し合っているが、どこへ向かっているのかも
よくわからない。

そうこうしているうちに札幌ドームに近づいた。
試合があるらしく、観客が大勢ドームへ向かっている。
新庄は居なくなり、今一番人気のある選手は森本だという。
この後、各地のコンビニやみやげ物屋でイヤというほど
「ひちょりグッズ」に出くわすことになる。

北区さんはせっせとドームの写真を撮影している。
俺も携帯カメラを取り出すが、後部座席は視界が限られて
いるために上手く撮れないのであった。

札幌ドームを撮ろうとしたが・・・

車は豊平川を渡り、中島公園周辺に出た。
前の席からキュフフキュフフという奇声が聞えてくる。
真砂さんとはここでお別れ。
この近くに真砂さんの泊まるホテルがあるのだそうだ。
北区さんや2号さんも知っているホテルらしく、
「入口はこっちだったカナ?」と路地に入っていく。
このホテルは入口が2箇所あり、片方がビジネスホテル、
もう片方がラブホテルの入口となっている。
中でつながっているらしい。

「またあとで」と声をかけて真砂さんを降ろした後、
車は札幌駅前に向かう。距離的にはたいしたことは
ないのだが、札幌市内は一方通行だらけのために
なかなか行きたい所へ行けないのだと2号さんの弁。

やがて賑やかな駅前通りにでると、今夜泊まるホテルが
見えてきた。車はそのホテルの前を通りすぎ、そのまま
どんどん進んでいく。

あれ?
一方通行にしては離れすぎではないのか?
どこへ行くんだろう?

北区さんが地図をみながらアレコレ誘導しているが、
例によってBerryz工房の音楽にかき消されて前の
2人の会話は聞えない。ちょっと不安になったころに、
車はガソリンスタンドに入った。
なんだ給油所を探していただけなのね。

満タンになった車は今来た道を引き返し、今度こそ
ホテルの地下駐車場に入った。今夜から2晩、我々
の基地となるセンチュリーロイヤルホテルだ。

はっきりいってその辺のビジネスホテルと違い、普通に
正規料金で泊まれば結構な値段がする。とはいえ、
楽天などではそれなりに格安のプランも出ているし、
俺と北区さんが利用しているツアーもそんなにたいした
金額ではない。

さすがに駐車場係もきちんとした対応で、2泊する我々が
明日車で出かけても、帰ったときに「満車です」とならない
ように今日停めた場所をキープしておいてくれるらしい。

フロントの対応もよかった。
俺も北区さんは同じツアーだが、「参加者1人」で別々に
申し込んでいる。また2号さんは楽天で予約したようだ。
そのようなメンバーであるのだが、3人連れだと見た
フロント氏は同じフロアの部屋を割り当ててくれた。
しかも俺と北区さんは連番である。

エレベーターで13階にあがる。部屋に入ってみると、
ベッドが2つある。ツインのシングルユースだ。
貧乏くさい話だが、シングルなのにツインに通されると
得した気分になる。
今年に入って仕事の出張や遠征で4回ほどホテルに
宿泊しているが、うち3回はツインの部屋を貰えた。

東横インなどの純粋なビジネスホテルだと間違いなく
シングルの部屋になるのだが、もうすこし上級のホテル
に行くと、結構な確率でツインルームが来たりする。
とはいえ、我々3人のためにベッドが6台あるのかと
思うと、ちょっともったいない気がする。


でもちょとベッドが小さいかも。


窓は南側。
遠くにテレビ塔が見える。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、今日もう一つの目的地はナイトイン紺野である。
あまりに有名な店だが、我々はみんな今日が初めてだ。

真砂さんによると、「地下鉄に乗って『すみかわ』という
駅へいけ」とのこと。そういう真砂さんも初めてらしいが。

さっぽろ駅から地下鉄に乗って澄川駅へ向かう。
この地下鉄に乗るのも久しぶりだ。
平岸から地上に出ると、2駅で澄川に到着。
中心部からそれほど離れていないが、周りは住宅地。
なんとなく、もっと繁華街のような立地を想像していた。

駅から電話して真砂さんに誘導してもらう。
今、店内には真砂さん一人だという。
教えられたとおり、住宅街を抜けていくと、何軒かの
スナックなどが入ったビルに到着した。
そして「ナイトイン」の看板が出ていた。
ヲタのブログとかで見たのと同じだ。



店内に入ってみると、カウンターに真砂さんが居た。
電話では一人だと言っていたが、その後に来たらしい
常連グループが2組くらい居る。
とりあえず合流して4人になったので、テーブル席へ。
従業員は女性が2人。マスターはまだ来てないので
カクテルはまだ頼めない。ということでビールを注文。

とりあえず座っては見たものの、何となく落ち着かない。
従業員たちは常連客と賑やかに世間話をしているが、
こちらは4人とも初来店だし、しかも紺野ファンはいない
とあって、「へぇ、ここがそうかぁ」と感心するだけだ。

やがて、どうもー、って感じでマスターが現れた。
我々見慣れない客にも「いらっしゃい」と挨拶をする。
マスターの写真を何かで見たことがあるのだが、実際に
お会いすると凄く若く見えるマスターだ。
何となくヲタグループの中の年長者、って雰囲気がある。

ここで唯名無しさんが来店して合流。今日はこの後も
色々な人が来る事になっている。

マスターが来たので早速メンバーズカクテルを注文。
先に真砂さんが「小川さんを」と注文すると、お姉さんが
「まこっちゃんですねっ」と復唱する。
正式名は「まこっちゃん」か

早速出てきた「まこっちゃん」。真砂さんが飲んで、
「キツイねこれ」という。ちょっと飲ませてもらったが、
たしかに強めのカクテルだ。マスターが”ジンベースで
あれやこれや”と配合を教えてくれたのだが、
忘れてしまった。今度じっくり聞きに行こう。

さて、俺も最初のビールを飲み終えたのでカクテルを。
もちろん!マコヲタである以上!最初は「まこっちゃん」
であろう・・・ねぇ北区さん。と聞くと、
「俺はいいや」とあっけなく裏切る北区さん。
「かおたんで行くよ」との事。

「まこっちゃん」と「飯田さん」を注文。
飯田さんを頼んだ時の復唱は「かおたん」ではなかった。
ていうか、もし「かおたん1つ!」と頼んだら分ってもらえた
のだろうか?今度試してみたいと思う。
2号さんは「藤本さん」を注文。
こちらは正式には「ミキティ」だそうだ。

暗い店内でカクテルの写真を撮るのはむずかしい。
暗くて写らないし、フラッシュやライトを当てると白飛び
してしまう。試行錯誤の末、携帯電話のカメラ用ライトを
後ろから投射して撮影する手法を試してみた。


まこっちゃん。
色はやっぱりカボチャのイメージなのかな?


飯田さん。
細い。なんとなく大人っぽいイメージ。


ミキティ。
グラスの中で光が乱反射して
ゴージャスな色彩だった。


保田圭。
ちょっと貰ったが、渋い味に思えた。


あさ美ちゃん(18歳Ver)。
甘くて飲みやすい。


あさ美ちゃん(19歳Ver)。

他にも新垣、高橋のカクテルも頼んだのだが、
店がどんどん混んできてマスターがオーバーフロー。
注文は入っているのだが出来上がるメドが立たない。
結局遅くまで残るという真砂さんに委ねて帰って
しまったので、撮影できなかった。


色々頼んでいるうちにどんどんお客が増えてきた。
席を詰めるようにお願いされる。

マスターが、ノートを見せてくれた。名物のヲタノートだ。
来店したファンがメッセージを書き込むノートで、すでに
4冊目になっている。
読ませてもらうが、いろんなところからいろんなヲタが
この店にきてるんだなと感心した。
我らが餃子楼にもこういうノートが欲しいが、あの店は
集まるヲタがいつも同じなので盛り上がらないかもね。

ところでこのノート、メッセージの先頭に番号を記入する
ようになっている。シリアル番号らしい。ちょうど1020
番台になっている。
え?もうすぐ1029番じゃん!

これはもう、マコに1029番取ってもらうしかないよね、
てわけでみんなでちょっとずつメッセージを書いて番号
を進め、1029番を∬∬´▽`)にゲットさせることに成功。

ていうか、これじゃ荒しじゃん(笑)。
後でノートを見た紺野ファンが「小川ファンうぜぇ!」と
怒るかもしれない

そうしている間に、関西スレのメンバーが到着。
なぜかテンチョが居る。ここに来る前、いくら食べても
船底が見えない船盛を食べてきたとのことで、かなり
満足そうだ。娘。のコンサートを見るのか?と聞いても
「北海道観光に着てるだけなのでコンサは見ない」と
断わられてしまう。どうもマコヲタは偏屈だな。

そのせいでますますノートが荒れる。
後でノートを見た紺野ファンが「小川ファンうぜぇ!」と
怒るのは間違いないだろう。

逃げるわけではないが、お店も込んでいることだし
センチュリーロイヤル組はそろそろ撤収しようと思う。
店の前までお見送りに出てきたお姉さんが、東京に
よく来るということなので、「池袋に餃子楼というお店
があるんですが・・・」などと話してみた。
「へぇ、そんなんですかぁ」と感心してはいたが、
店内に戻る頃には忘れてしまっているだろう。


楽しい店を後にして、地下鉄でホテルに帰る。
だが何となく小腹が空いている。よく考えたら昼は
肉だけだったし、夕食は食べていない。
ここはやっぱりラーメンと行きたいところだ。

しかし北区さんはすでにおネムのようだ。
仕方ないので一旦部屋に戻った後、一人で外に出た。
ホテルの近くには適当な店がなかったので駅前通りへ。
さすがにこの時間は寒い。小雨も降っている。
駅前通りに面した、「味の時計台」に駆け込んだ。

ありふれたチェーン店だし以前もこの店で食べたことが
あるのだが、もう夜遅いし寒いので妥協しよう。

みそ味のコーンラーメンを注文。
北海道に来て最初のラーメンであるが、写真などは
撮らなかった。どんなラーメンかはお店のHPで。

ラーメンを食べて体は温まったが、ホテルに戻るうちに
また冷えてしまう。
寝る前にゆっくり風呂に入って温まろうと思う。
このホテルはバスルームにテレビがあるのがウリの一つだ。
しかし風呂で眼鏡を外しちゃうと、洗面台の脇のテレビなど
全然見えないことにすぐ気づいた。

北海道1日目①

2007-04-17 22:38:14 | Weblog
かねてより計画していた北海道遠征の日がやって来た。
普段は直前に急遽決めたような遠征がほとんどなのだが、
今回は場所が場所だけに、色々と計画を練っていたのだ。

こんだけ大掛かりな遠征はいつ以来だろう?と思ったら、
昨年4月19~20日の娘。コン広島小倉遠征以来だ。

あれからもうすぐ1年。
正直言って、麻琴がモーニング娘。に居たことなど、もう何年も
前のように感じてしまっている。だけど、よくよく考えてみると
小倉で海龍ラーメンなどを探し回っていたことなどは割と鮮明に
記憶していて(喋っていた内容など)、不思議な気がする。

北海道は、2003年4月6日の娘。コン札幌公演を見に行ったとき
以来だ。あの日は日帰りだったけど、今回は2泊3日という余裕の
ある日程なのだ。それでも朝早い飛行機に乗るために朝6時に
自宅を出る。

8時発の全日空機に搭乗。機材は普通の747なのだが、この747
はもうすぐ日本の空から居なくなるらしい。今日は2階席だが、
ジャンボの2階席に乗るのももしかすると今日が最後かも。


羽田空港


新千歳空港

こんな風に書くと一瞬で着いたようだが、実際、飛行機だと北海道までは
あっという間だった。
しかし実際の地理としては相当な距離があるわけで、東京は上着など
いらないくらいの陽気なのに、こちらはコートなしでは外に出れない。
東京の冬と同じくらいの気温だった。

さて、今日のメンバーは、今回初めて遠征をご一緒する「2号さん」。
北海道在住の方なので車を出してくださる。
2号さんは千歳空港で待っていてくれた。
いつもの北区さんは1本後の飛行機で札幌へ来る事になっている。

それから、真砂さん。
彼は今日1日だけ、我々と行動を共にする。朝早い飛行機の予定
だったのでとっくに着いているはずだが、どこに居るのだろう?

と思っていたら、到着出口で俺が出てくるのを待っていたらしい。
しかしその到着出口はJAL側だったため、俺が出てこないと困惑
していたようだ。電話で連絡をとり何とか合流できた。

残るは北区さんだ。
そもそもなぜ同じ便で来ないのか?と言えば、北区さんの家が
遠くて早い飛行機に乗れないのと、場合によっては千歳で
レンタカーを借りることも考えられたため、その場合俺が先に
着いて諸々の手続きをしておいた方がよいという考えであった。
(結局2号さんの愛車での旅となったわけだが)

しかし北区さんの乗った飛行機がなかなか到着しない。
35分到着の予定が、「遅れ:45分到着予定」と表示され、
45分になると「50分」に。
50分になると「55分」に。
55分になると「00分」に。
と、ずるずると引き延ばされる。
特に何の説明もないので、あんまり気持ちのいいものじゃない。
もしかして車輪が出なくなったんじゃないか?などと心配になる。

結局30分ほどの遅れで北区さん到着。とりあえず一安心。
飛行機が羽田で離陸待ちをしているうちに風向が変わったとの事。
要するに早朝からグッズ売り場に並んでいたら、係員がここじゃなくて
あっちに並び直せ、と指示してきてその並び替えで出遅れて後ろの方
にされてしまった、というようなことが起きたらしい。って、分りにくいか?

ところで全日空では機内で「圭織デコポン」ならぬ「香りデコポン」
というジュースを提供していたので、北区さんに「飲んだ?と聞くと
「飲んだ飲んだ!」と案の定。
俺も飲んだけど、結構スッキリして美味しいジュースですよ。

空港の外に出ると、ぴゅー、と風が吹いていて凄く寒い。
東京から来た軟弱者は縮みあがる。
急ぎ、2号さんの車に乗り込む。無駄にデカイヲタばかりだが、
無事に4人乗り込むことが出来た。
いよいよ北海道の旅へ出発。最初の行き先は「真ん中らへん」だ。


まっすぐな高速道路を突き進む。


「え?真ん中らへんって、滝川だったの?」って白々しいな。
この駅には、1994年の夏に来たことがあるのだが、当時の記憶は
ほとんど残っていない。


そして、「食堂園」に到着。我々は全員今日が初めてである。
実際に来て見ると普通の焼肉屋さんだ。当たり前だけど。


お店の前の通りはこんな感じ。


店内の様子。
満席ではないが、我々を含めて数組のグループがいる。
全員ヲタだ。


テーブル。
隅の方に積んである座布団を持ってきて、座る。
なんとなく、餃子楼に雰囲気が似ている気がする。
酢の入れ物がショボかったりして、親近感がある。
マコヲタには懐かしい感じがするかもしれない。


メニュー。

「すいません、今日はランチが出来ないんです」と言われたので
普通に肉をどんどん注文することにした。
「野菜なんてダメ!」っていいう美貴様の言葉を守るため、
野菜やサラダなどは頼まない。
「ご飯」も、頼んだら負けである。


タン塩キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!


骨付きカルビキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!


焼き焼き~♪


ロースキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
「美味しい肉ですので軽く焼いて食べてください」という説明。

食べてみると、脂が素晴らしくジューシーで
古臭い表現だが、ほっぺたが落ちそうになる。
こんな美味しいロースは初めてかも。

4人とも感動に包まれたのだが、やっぱりご飯が欲しい!
美貴様の教えにそむくことになるかもしれないが、我々は弱い
マコヲタなのである。結局ご飯を注文してしまった。


豚トロキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

昼食なのだから軽めにと思ってたのだが、ロースでテンションが
最高に達してしまったので、ガンガン行こうという事になった。
とりあえず、勘定のことは忘れよう。


ミノを焼いてるところ。


ハラミキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
コレを焼くと、脂が滴り落ちて、網の下が火の海になるのだ。


レバ刺。
これは、餃子楼の方が美味しいという真砂さんの弁。


馬刺。
とりあえず、肉はこの辺で終了。

今日は満席では無かったが、明日明後日は大混雑になるだろう。
と思ってたら、予約の電話が入ってきて店の人が対応している。

「何名様ですか?・・・・7人?」

あの予約、多分ヲタだろう、と噂をしていると、

「お名前は?・・・・・藤本様、ハイわかりましたー」

店内のヲタの雰囲気が一斉に_| ̄|○

関係ない我々まで恥ずかしくなってしまった。


デザートのゆずアイス。
これも美味しい。


締めの冷麺
これはさすがに人数分ではなく、分け分けした。

さていよいよお勘定となったが、意外に行かなかった。
月の峠家などに比べたらかなり安い。
一人頭では、娘。コンのチケットよりも安い。
「同じ金額だったら、娘。コンよりもこっちだよなぁ」と
みんな同じ思いだったようで。


近くに「愛ちゃん」という居酒屋を見つけた。
わざわざ車を停めて、看板などを撮影しまくる残念な
ヲタがいたらしい。

かぼちゃの森(飯田圭織BayFM公開収録)

2007-04-09 02:46:56 | Weblog
飯田圭織さんが無料ライブをやるという。
正確にはラジオの公開収録だ。会場は「ポティロンの森」。
何それ?どこにある?

うちの古いカーナビには入っていないので、HPから
ダウンロードした曖昧な地図を頼りに常磐道を進む。
谷田部ICで降りて牛久方面へ。
しばらく進むと看板が出ていたので無事に到着できた。

13時スタートだそうだが、すでに12時半を過ぎている。
必死な飯田さんのファンなら朝から並んでたりするだろうが
俺はギリギリでイイや、と思ってたら本当にギリギリだ。

駐車料金は500円取られるのだが、これはなんと1年間有効。
つまり今後1年はこの駐車場をタダで利用できる。
珍しいシステムだ。
入場料は1000円だそうだが、1500円の年間券を買えば1年間
タダで入場できる。珍しいシステムだ。
しかし今日は入場無料であった。値段などあってないものだ。

ポティロンとは、フランス語でかぼちゃという意味だそうである。

  !!
∬∬´▽`)<かぼちゃ?



羊小屋や乗馬、バーベキュー場など、よくある観光牧場的な
施設が並んでいるが、畑などもあって野菜を作っている。
「農業公園」という趣旨の施設だそうだ。

この菜の花揺れる美しい公園でラジオの収録がある。
毎年行われる恒例行事らしい。



会場は屋根のある大きなフードコートのような場所だ。
すでに客席は埋まって立ち見客が大勢いる。
立ち見客の後ろではピザやソフトクリームガ売られていて
立ち見客と買い物客でごった返している。
中央部分は人がひしめき合って身動きが取れない。
危ない感じなので少し入口側に戻った頃で見る事にした。

前説が始まり、撮影禁止の注意事項と拍手の練習など
ありがちな準備をする。
ステージ最前にダースベイダーがいるらしい。
よくよくみると、その辺には知り合いがいる。楽天ユニとか・・・・


司会のDJ、KOUSAKUさん、Roniさんが現れて収録スタート。
軽快なトークでイベントや番組の説明をする。
その後、いよいよゲストの登場。
ラジオというので、最初はトークでもやるのかと思ったら
DJさんは一旦退場し、アーティストだけが出てきて
ライブをやるという構成だった。
圭織さんもそうなの?

1番目のゲストは最近若者に大人気のいきものがかりだ。
登場すると地元の女の子たちからすごい!とか可愛い!
などと声があがる。
圭織さん時もそう言ってね(はーと)

最初の曲はデビュー曲の「SAKURA」。
さすがにアーティストさんで一気に自分たちの世界を作り出す。
フードコートの天井が高いためか、音がいい。
「コイスルオトメ」を歌い始めると女の子たちからキャーと
声があがる。この曲が人気ナンバーなのかな。

ライブの後はDJさんが戻ってきて、トーク開始。
茨城は初めて、などというローカルな話題が中心。
いきものがかりは仲良さそうにみえて、プライベートでは
ほとんど交流がないのだそうだ。どっかで聞いた話だ。
もしメンバー3人が揃ってファミレスなどで会話してるとしたら、
そのときはもの凄いシリアス議論をしているのでむしろ声を
かけてブレイクさせて欲しいとのこと。
まあ、でも俺はファミレスでこの3人を見ても気づかない
自信はある。

いきものがかりが退場すると女の子たちは帰ってしまう。
えー、圭織さん見ていってよ。
その隙間に今度はオバちゃんたちが割り込んでいく。

2番目のゲストは最近オバちゃんに大人気のZEROだ。
といっても、この人の事はまったく知らなかった。
韓流ドラマ「美しき日々」の歌を歌っているのだそうだが。

歌い始めるとオバちゃんたちがウチワを振り始める(藁)。
韓流おばちゃんたちは要するに、こういうアイドル追っかけ
みたいなことをしたいんだろうね。
でも若い娘に混じって日本のジャニーズアイドルなどを
応援するのは恥ずかしいから、韓流スターって仕組み
なのかなぁ・・・

この人、歌は上手い。っていうか、徳永英明の曲を歌ったり
してるだけだって、裏声が高いのね。
でも顔は決してイケメンじゃないです。しかも振付が面白い。
突然後ろを向いたと思ったら腰を降り始めたりして、はっきり
言って変だ。
圭織さんとは同じ部類に入るのかもしれない。
変な振付で歌い終わると「チョト、ハズカシイデスネー」などと
言うので笑える。
この人の韓国訛りの日本語はなかなか達者で、最前の
ダースベイダーなども弄ったりする。
熱心に歌ったり喋ったり、いい人であることは間違いない。

DJさんとのトークも日本語だ。一応後ろに通訳の人が
いるのだが、ほとんどの会話は直接通じていた。
「ニホンゴハ難シイデスネー」という話題で、日本人がよく使う
「逆に」の用法が分らないという悩みがあるのだそうだ。
みんなやたらと「逆に○○だよね」などというので困るらしい。
そりゃあ困るだろうな。日本人も困ってるんだから。


さてさてさてさて、いよいよ圭織さんの番だ。
しかし何となく様子が変。一旦番組を止めてしまうような感じだ。
説明によると、これから一旦、リハーサルをするのだ。はぁ?
最初の前説の時に、午前中に公開リハーサルをやったという話
だったので、なぜまたリハーサルをするのか疑問に思った。
後から聞いた話では午前のリハーサルは圭織さんは参加して
いなかったのだそうだ。重役出勤だったのかな。

それじゃあ始めます。みたいな感じで圭織さんがステージに
登場してくる。拍手は起きるがあくまでこれはリハーサル。
圭織さんも客に愛想を振り撒くことはせず、隣のスタッフと
なにやら打ち合わせ。
服はブルーとアイボリーのワンピース。ふんわりしている。
歌ドキに出る際もいつもこんな感じの服だね。生足細い。

「僕らの生きるMY ASIA」のカラオケが流れ始める。
その音を聞きながら身振り手振りで音量の具合をスタッフに
指示する圭織さん。一応歌も歌うが、「試し歌い」みたいに
ちょと歌ってはスタッフと会話、ちょっと歌ってを繰り返す。
うーん、いつもこんな感じでリハーサルするのですね。と
思っていたら圭織さんが、
川‘~‘)<今リハーサル中です。
       いつも歌番組とかではこんな感じで
       リハーサルしてるんですよー

などと客席に説明。
次のカラオケは「エーゲ海に抱かれて」。
これも調整しながら少しずつ歌っていく。
ヲタにとっては興味深々の作業だが、客席にいる韓流
おばさんや子供たちは見ていてもつまらないので、
席を立つ人も結構出てくる。
その空いた席に立ち見をしてた人が入って行ったりして
客席は混沌としている。
俺もいつの間にか立ち最前のような場所になっていた。

2曲で、リハーサル終了。
川‘~‘)<どうもオジャマしましたー
という感じで圭織さん退場。

再びDJさんが出てきてトークをして間を繋ぐ。
こういうとき、最前に陣取るヲタは格好のエサだ。
楽天ユニが早速ツッコミを受ける。DJさんは普段千葉マリン
でのDJなどもやっているのだそうだ。

その後ようやく本番。あらためて圭織さんが登場してくる。
結構長い時間だったので、衣装チェンジするのか?と
思ったが服は変わらず。カーディガンを脱いだようだが。

いきなり「さっそく」と「作曲」を言い間違えるミス。
ちょっと緊張してるかも。

正直、ライブといっても何を歌うのか疑問だった。
会場には一般の人がいっぱい居る、ていうか一般の人の方が
多いわけで、そんなところに俺も持ってないアルバム曲を何曲も
持って来たら間が持たないだろうし、かといってモーニング娘。や
タンポポのナンバーを持って来るものちょっとしょっぱい。

そんな1曲目は「僕らの生きるMY ASIA」。
リハで見たばかりだが、さすがに本番はもっと堂々と歌う。

歌い終わって挨拶。自己紹介だ。
川‘~‘)<飯田圭織といいます。25歳です。私はモーニング娘。
       としてデビューして・・・・

という恐ろしく基本的な内容だ。
会場の人はみんな一般人とは言え、あの頃のモー娘。は知ってる
はずだから、忘れていた人も”あの飯田か”と気づいてもらえるだろう。
その辺はさすがにオリメンの強みだな。

それにしても、圭織さんに限らずこんなに大勢の一般の人の前で
歌うなんて経験は昨今のハロプロアーティストではなかなか無い
話だと思う。子供たちは長い収録に飽き飽きして、ステージなど
気にせずに兄弟ケンカしたりアイスを食べたり泣いたりしている。

2曲目は「エーゲ海に抱かれて」
さすがにサビで回るヲタは居ない。
MY ASIAとこの曲はショートバージョンだったが、そのせいか
ちょっと歌詞を飛ばしてしまったようだ。

川‘~‘)<お昼ご飯を食べそびれてしまって、後ろにある「ピザ」
       (フードコートのお店)が気になってしょうがない(笑)

リハーサルでやったのはこの2曲なので終りかと思ったが、
続きがあった。

3曲目は「バラ色の人生」
なんか、コレ来るような気がしてたんでビンゴ。
一般の人が大勢いるんだから、メロディだけでもメジャーな曲を
選ぶのは分る。
歌い終わったあと
川‘~‘)<お姉ちゃんフランス語で歌ったよー

子供たちに呼びかける圭織さん。
トーク前の2人が盛り上げ系の話し方だったのに、圭織さんは
あくまで癒し系。

川‘~‘)<ヨーロッパの歌を歌っているんですよ

などと当り障りの無い話が続く。変にダジャレとか言われるよりは
そのほうがいいかな。

4曲目は「パピヨン」

最前のヲタの皆さんが、ちょうちょの飾りを振り出す。
ちょwwww、もしパピヨン歌わなかったらどうするつもりだったの?
ただ、MCで「今まで歌った中で一番好きな曲」と言ってたので、
どんなことがあっても必ず歌うという確信があったのかもしれない。

さすがに歌いこんでいるだけあって一番キレイに歌っている。
飯田圭織の単独コンサートやディナーショウなら何の不満も無い。
でも、今日みたいに”プロの歌手”の人と一緒のコンサートとなると
やっぱり厳然とした差があるわけで、ましてや今日は3組ゲストの
3組目。つまり大トリなのだ。
お客さんもその辺は正直な反応を見せていたと思う。しょうがないな。

DJさんが戻ってきてトークコーナーへ。
DJさんが「圭織さんはいい香りがしますね」とギャグを飛ばす。

話の内容は、画を書いていること、どんな画なのか?という話や
ディナーショウでも聞いた映画「五重塔」の製作話など。
特に興味引く話はないかなーと思っていたら
「飯田圭織、秋葉原デビュー!」という話題になった。何?何?

飯田さんによれば、麻生大臣に触発されて秋葉原を攻略しようと
思い立ったらしい。で、女友達2人とアキバへ出陣。
行き先はメイド喫茶。
凄い混んでいたのだが、並んで入ったそうだ。

普段は「ご主人様」だが、女の子のお客さんの場合、
「お帰りなさいませお嬢様」と言ってくれるのだそうだ。

川‘~‘)ストローをむいて差してくれるんですよー

とかなりご満悦だった様子。

そんなのやりたいのだったら、後輩メンバーに強制的にメイド服
着せて奉仕させればいいのにね。てか、もうやってたりして。

これで長かった収録も終了。
最前に陣取っていた真砂さんたちに挨拶する。
外の芝生で、ハムだけが異様に分厚いサンドイッチなど食べて、
混雑をやり過ごしてから帰ることにする。

会場の外にも売店があって、ソーセージや牛乳、シュークリーム
などを販売している。そこをのぞいてからトイレに行った。

戻ってきてみると、先ほど俺が居た売店の中に場違いな黒い
スーツ姿の男性が数人。あれ?と思ってよく見てみると、
その間にふんわりワンピースの女性が。圭織さんだ。

お供の人を従えて名産品などを買い物しているのだった。
一般の買い物客もいるのだが、なかなか気づかない。
しかし気づいた瞬間、「うわ!」という感じで4歩くらい後ずさりする。
そして「握手してください」などと言うのが見てて面白い。
みんな「ほら!飯田さんよ!」などと肩を叩き合い、「キレイねぇ」
「本当だ」「ビックリしたわ」などと話し合っている。
さすが飯田圭織。これがアイドルですよ。
正直、街でいきものがかりにあってもそんなに感動しないでしょ。
飯田さんは「元モー娘。の飯田圭織を見た」って後から自慢できる。
会ったこと自体が自慢になる。これがスターというものなのだ。

飯田さんも一般の人には笑顔で手を振ったり握手をしたりしている。
一般の人は「飯田さん」「かおりちゃん」などと声をかけているが、
俺はなんと声をかけていいのかわからず、ただ見つめるだけだ。
もっとも、特に話し掛ける言葉も無いんだよね。
所詮俺なんてDDだし、飯田ヲタを差し置いて俺が声をかけるなんて
ことはしちゃいけない、みたいな心境なのだ。

そんな俺に圭織さんは「この人はヲタだから、適当にあしらおう」
という視線を浴びせてくる。うーん、数メートルの距離に分厚い壁が・・・
俺以外にもヲタはいたけど、みんな遠巻きに観察するような感じで
声をかける人も居ない。話し掛けるのは一般人だけだ。

どうなんだろうね?
がっつくのは論外だとしても、飯田ヲタも声くらいかけてもいいんじゃ
ないかな?「飯田ヲタは大人しい」って言われるけど、遠巻きに観察
しあうような関係もちょっと気持ち悪いですよ。


(飯田さんも買っていた地鶏卵のお店)

圭織さんは、隣のお店へ。ここでは地鶏卵を売っている。
お店の人となにやら楽しそうに会話していた。
そのとき店内にいた人の話を聞くと、卵が何日くらい持つのか
という話で盛り上がっていたのだそうだ。

卵をお買い上げの飯田さんは「カオリーン」と叫ぶ子供(ヲタが
そう叫ぶように教えた)に手を振りながら車に消えていった。

BYE BYEわたしの贅沢なあなたとの時間(Berryz工房ライブさいたまスーパーアリーナ)

2007-04-06 03:04:42 | Weblog
疲れの残った身体を引き摺りながらさいたま新都心へ向かう。
自宅からはどうやっても1時間半はかかるのだ。

最近買い換えたワンセグケータイでハロモニ。の最終回を見ながら
会場のSSAへ。到着する頃には番組終わっていたから、13時の開演
までもう時間が無いはずだが、いつものけやき広場周辺にはヲタが
大勢いて、のんびりと過ごしている。

近くに住む北区さんが到着したので、さっさと入場することにした。
色々とえげつないグッズを売っているようだが、オレには関係ない。
入場するとすぐにチケットの再確認があって、来場者プレゼントの
CDを貰えた。未発表曲が入っているということだがタダでくれるとは
気前の良いコンサートだ。

会場やステージについては事前に想像もつかないし、想像する気も
ないのだが、入って見ると去年の娘。春ツアーのSSAと同じような
ステージと花道とサブステージだった。花道がやや長いか?
会場スクリーンは昨日の娘。コンと同じく中央に1台。

我々の席はステージ右側のスタンド。ステージからはかなり遠いが
サブステまではちょっと遠いくらい。去年の娘。SSAも同じような場所
で見たんだっけか。

会場のアナウンスで、開場、開演が15分ほど遅れている事を知った。
どうりでみんなノンビリしていたわけだ。

幅も高さも縮小されているとはいえ、SSAは広い。しかし、多少の空席
はあっるものの目立つ程ではなく、上の方までお客さんが入った。
今日は他に大きなハロプロイベントもなく、多くのヲタが集まる環境が
お膳立てされていたとは言え、見事な集客だと思う。

やがて開演。
暗転と同時にメインステージから特効の花火が噴き出す。
その火柱が治まると、サブステージにBerryz工房のメンバーが
登場しているという嗜好である。なかなかお金がかかっている。

来場者全プレのCDといい、特効の花火といい、終盤の盛り上がり
所で何度も射出される銀テープといい、非常に豪華なステージだ。
こんなことを毎回やっていてはとても予算が持たないだろうが、
今日は特別な日だから、という事なのだろう。

こういうステージを見ていて思い出されるのは、なんといっても
2002年の娘。SSAだ。2日で10万人(実際にはもっと少ないが)を
動員した、モーニング娘。の絶頂期である。
もちろん今日のコンサートはあのときよりも小規模ではあるが、
あのときの雰囲気を再現しようとしているように感じられる。

そんなわけで、今日始めてBerryz工房のコンサートを見た俺に
とっても、あまり違和感が無かった。見慣れた、というよりどこか
懐かしい、ハロープロジェクトのアリーナコンサートだ。
コンサートの内容も、一見さんを意識してシングル曲が主体の
ものだったそうだ。それでも半分くらいは知らない曲だったけどね。

MCなどは、あからさまに台本トークだ。昨日、娘。コンでの
フリートークを見た後だと、逆に新鮮に映る。娘。もつい数年前
までこんなだったなぁ・・・と感慨深い。

連番の北区さんは熱心なBerryz工房ファンであるが、始めて
コンサートを見た俺がどんな感想を持つか気にしていたようだ。
率直に言って、楽しめましたよ。
昨今の娘。コンなどはみんなが振付覚えていて踊れるのが
当たり前、という雰囲気で、推しメンが卒業してしまったヲタと
しては疎外されたように感じるときがあるのだが、今日のBerryz
コンサートは特に推しメンバーがいなくても、サイリウム振ったり
双眼鏡覗いたりヲタを観察したりしながら自分のペースで見ること
が出来るので快適。

あとで北区さんにも指摘されたんだけど、そもそも昔は俺の方が
Berryz、というかハロプロキッズに詳しかったのだ。
そういえば、2005年の娘。の松戸コンのとき、iPodでスペジェネを
無理矢理北区さんに聴かせて、「なんでベリなんだよ!」って
ツッコまれたことがあった。そうだあの頃は・・・・

そもそも俺は別にBerryz工房やハロプロキッズが嫌いではない。
むしろ最初の「ガキいらね」などと言われていた頃から、あの子たち
には寛大だったと思う。一応名前も覚えていたし。

偏見かもしれないが、今Berryz工房のコンサートで応援している
人たち、昔は「キッズイラネ」とか「ジャマ」とか言ってたんじゃない?
入ってきたときはまず叩いておいて、後になってから「認めてやる」
みたいな態度で今度は強烈に推す。
でも、しばらくしたら別のメンバーに乗り換える。
そういうヲタの変わり身の早さみたいなのがあまり好きじゃないし、
そういう人が多そうなイメージがあるので、いままでBerryzや
℃-uteのコンサートは避けてきただけなのだ。

そんな話はさておき、コンサートはソロコーナー(といっても本当に
ソロで歌うのは嗣永星人だけ)などもこなし、VTRコーナーへ。
ここでは「ありがとうおともだち」のPVが流れる。このPVの出来が
非常に良かった。メンバーがボード厨のように歌詞を書いたスケッチ
ブックをひろげるというありがちな構成なのだが、メンバーがみんな
可愛く映っているし、本当に楽しそう。
「ああ、この中に俺も混じりたい」という気分にさせてくれるグループ
アイドルの王道作品だ。正直俺はこの「おともだち」というフレーズ
が気に触ってこの歌が好きじゃなかったのだが、このPVを見ること
で好きになったかもしれない。

その後、デビュー曲「あなたなしでは生きていけない」を歌うが、
大型スクリーンにはPVが流れる。3年前と今とを比較して成長を
実感させようというわけだ。
たしかにみんな大人になったが、熊井ちゃんと須藤さんがあまりに
成長してしまったので、それ以外のメンバーの変化はあまり無い
ように見えてしまった。

ただ、この演出でBerryz工房の3年の歴史の重みは十分感じる
ことが出来た。Berryz工房は昨日今日できたユニットではなく、
様々な曲折を経て、今日このSSAにたどり着いたのだ。
今日のSSAコンサートは、その3年の積み重ねの成果であり、
一つの到達点だ。
デビュー以来応援していたファンにとっては「ついにここまで来た」
という感動もひとしおだろう。

誰かが卒業するとか解散するとかそんなスペシャルではなく、
純粋にコンサートとしてスペシャルな時間。
そんな時間を味わえるのは、本当にすばらしいことだ。
しかしその感動は永遠のものではない。
モーニング娘。なら、2002年春のSSA公演。
松浦亜弥なら2004年の代々木体育館単独コンサート。
それぞれデビュー以来の成長の末の到達点だが、その後再び
夢を見ることはもう出来ず、現実の世界だけが続いている。

「この感動は二度とない瞬間である!」という、コンサートの
コピーを作った人はそこまで考えていないのかもしれないが、
長くハロープロジェクトを見ているファンとしては、このコピーに
ひときわ胸を打たれるのだ。

ところで、昼公演の途中で双眼鏡を使っていたら、反対側の
スタンドの豆粒のような人たちの中に、なんとなく見覚えの
ある顔が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・海流さんだ!
来るとは言ってなかったが、やはり来ていたか。
アンコールの途中に隣の北区さんに教えてあげたら大ウケ。
みんな本当にヲタ好きなこと。

あと、夜公演のアンコールでは会場がピンクのサイリウムに染まった。
サイ祭なんて聞いてないよ!
とりあえず手に持っている黄色のサイは隠した。
会場全体としては、一部にピンク以外の色も目立ったのでちょっと中途半端
な感じがしたのだが、それでも十分ピンクに染まったと思う。

しかしメンバーがMCで触れてくれない。気づいているはずだが、
台本を外れては喋れないのだろう。
そういわれてみれば、最近の娘。コンでは凱旋だ、誕生日だといっては
やたらに祭をやってメンバーに弄ってもらっているが、あれは娘。コンが
台本外れたトークが許されてるからこそ出来ているんだなぁ。

青空トレインは→からはじまるんだよ!(モーニング娘。コンサート 新潟県民会館)

2007-04-04 01:18:56 | Weblog
開演前、特に小春コールなどは起こらず。
今日は小春ちゃんの凱旋公演であるわけだが、かといって小春凱旋モード
一色という事にはならない。客席を見渡しても、各メンバーファンが満遍なく
混ざり合っていて、それぞれ勝手に叫んだりしている。

麻琴がいたときのように、小川ヲタが会場をジャックして大騒ぎというような
ことにはなっていない。まあ、これは小川ファンが特殊だったということだろう。

「元気+」からコンサートスタート。バラバラバラバラとメンバーが出てくる。
おお、モーニング娘だぁ。
最初のmcで、小春ちゃんが開口一番
ノリo´ゥ`リ<ただいまあぁぁぁぁぁ!
この子の叫び方は独特だなぁ。

コンサートを見ながら、メンバーを観察していく。

まずは亀井ちゃん。髪が大分伸びた。肉体は相変わらず。
でも歌はなかなかイイヨー。

さゆは色々言われてたけど、たしかに色々言われている通りだと思った。
折角の男前美形なんだから、ちょっと残念な感じがする。
でも色々言われていることで「出来る女」の床でのウネウネがすごくヤラシイ
雰囲気になったのはよかったと思う。近くで見たい。

高橋、れいな、美貴様の3人は普通だった。
この3人は安定しすぎだ。この3人のファンはラクでいいだろうな・・・

ガキさんは、なんか肉付きが良くなったのがビックリ。
細い体というイメージを持っていたのだけれど、健康的な太腿になっている。
それでも痩せてる方なんだけどね。
指ごとに違う色のマニキュアしてて、結構派手だった。

今日は主役の小春ちゃん。
月島きらりとしての新曲を歌っているんだけど、その顔をみているうちに、
この子はアイドルになるために産まれてきたんだなぁと思う。

あのね、やれ歌唱力がどーのリズム感がどーの声の性質がどーの、
そんなの、どーでもいいんですよ。
アイドルは人形。人形の命は顔。
小春ちゃんの歌っている顔や目の力(眼力)は十分な説得力がある。
もし家族団欒のお茶の間でテレビの歌番組で小春ちゃんが歌っていた
としたら、その歌の間はアイドルに関心のないお父さんやお母さんも、
ブラウン管の小春ちゃんの顔から目が離せないと思う。
まあ、現代は家族団欒もテレビの歌番組もブラウン管もないだろうけどね。

さて光井ちゃん。光井ちゃん。
吉澤の紹介でお客さんに挨拶をするんだけど、顔は汗びっしょりで
前髪がおでこに貼りついて、それでも一生懸命しゃべる姿が可愛い。
「春ビューティフルエブリディ」で後ろでぴょんぴょんする姿も可愛い。

カウントダウンの吉澤リーダー。
「その出会いのために」を歌う前に挨拶をする。そういう挨拶付きで
歌われると、とてつもない名曲に感じられる。相変わらず体は細い。
カメラがやたらと足を映すのだが、かなり痩せてるので画的に切ない。
ラストMCで、「明日、4/1で4期は7周年です」という言葉も切ない。

さて、コンサートを楽しまないと。
初めて見た曲としては、「シャニムニパラダイス」が面白い。
アイドルアイドルって感じの衣装で振り付けも面白い。こういうのは
ガキさんがハマる。
反対に、美貴様がかなり辛い。これはやってて恥ずかしいだろうなぁ
と思ってたら、アンコールのMCでやはりキツイと告白。
それにたいして「私は平気」という吉澤さん。よく考えたら、”ぴたクリ”
の振付にも通じるものがある。

この日初めて、麻琴のいない「恋愛レボリューション21」、
麻琴のいない「ここにいるぜぇ!」を見た。
といっても、麻琴のいるこの2曲を見たのはかなり前なので、
そんなに違和感無く
(この星はー)「れいなー!」
(美しいー)「ガキさーん!」
と叫ぶことが出来た。

ぷるるーは、今はさゆなのね。

「BEポジティブ」の振付に、発汗1号、発汗2号の「ビビビビ!!」が
入っていて面白い。これもガキさんがハマる。ていうか、ガキさんが
右に左に大活躍だ。特に幕間のVTRではいつもならPVなどが
流れる所で、ガキさんがラジオのパーソナリティをやっている設定の
創作VTRが流れている。この公演ではれいながゲストという設定で
結構盛り上がるトークをしていた。このVTRはDVDに特典で入る
だろうから、要チェックしたいところだ。

そんな創作VTRの中で、ハガキの投稿者として登場するのが
「世田谷区のうりゃほいうりゃほいさん 」。
うーん、ちょっとヲタに媚び過ぎなのでは?

と思っていたら、「青空がいつまでも続くような未来であれ!」では
「ハイみなさん、右側の人の肩に手をかけて!」とヲタトレインの
指示がでる。みんな一斉にやる。
楽しいんだけど、これは初めて見に来た人はビックリするよな。
何が起きたのかと思うよ。突然隣の人に肩つかまれるんだもん。
まあ、今時のモーニング娘。コンサートに「初めて見に来る人」
などいない
という判断なんだろうな。
だけど、最初になんだね。いつも娘。の動きに合わせてから
入っていたのでちょっと違和感。

あと、間奏後の「lalalala・・・」は2回繰り返しに増量されていて、
最初に一回娘。が歌った後、「みなさんもご一緒に!」
二回目を客席のヲタが歌うという演出になっている。
でもほとんどのヲタが最初から歌ってしまっている。これは今後
ヲタが慣れて来れば、きれいに分かれるようになると思う。

アンコールはいつものとおり「小春」コール。
会場スクリーンにはコハルリウムや小春提灯などが映し出された。

最後のMCで吉澤さんのボケも炸裂。
(0^~^)<今桜満開なの知ってた?
(あのー、それは関東の話で、新潟の桜はまだ蕾です。)

(0^~^)<みんな、お花見行きたいよね
(ヲタ)<行きた~い!
(0^~^)<では皆さんで行ってください(一緒には行きません)
これにはヲタも、_| ̄|○<しょんな・・・状態。メンバーもニヤニヤ。

コンサート終了後、もう一度小春ちゃんが出てきて恒例の挨拶。
ノリo´ゥ`リ<必ずまたくるからねぇ!

1年前に同じ事を言ってたメンバーがいたなぁ・・・



最終新幹線で帰るファンは、いつもだったら終演後ダッシュで
タクシーに乗らないと間に合わないが、今日は夜公演が30分
早いので時間に余裕がある。
これから飲み会をやる皆さんに挨拶を済ませ、新潟駅まで
北区さんを送っていくことにした。
駐車場を出るものの、辺りが暗くてどっちへ行けばいいのか
よく分からない。すると北区さんが、「ここ右でしょ」と教えて
くれた。北区さんもすっかり新潟の地理に詳しくなったようだ。

新潟駅で北区さんを降ろし、自分はこれから東京まで運転だ。
その前に、行くところがある。
タレかつ丼の店だ。

最後のMCで高橋が気き捨てならない発言をした。

川’ー’)<ここ新潟は小春の地元で・・・・
また「メンバーの地元は自分の地元」ってヤツかと思ったら、
川’ー’)<でもカツ丼はソースカツ丼が大好き!

だとぉ?

てめー、人口26万の福井市の人間が、人口80万人。全国16番目、
”本州日本海側”最初の政令指定都市(4月1日より)である新潟市に
ケンカを売ろうってのか?
福井のソースカツ丼なんかよりなぁ、新潟のタレカツ丼の方が美味い
んだよー!(涙目)

てわけで、いつものドンキホーテのビルにある「政屋」へ。
お手軽な店だけど、他の店に行ってる時間とか無いしね。
しかしお腹が空いていたとはいえ2段盛はちょっと多すぎ。



でも完食したけどね。十分美味しいよ。
全国16番目、”本州日本海側”最初の政令指定都市(4月1日より)
である新潟市としても、こういう名物をもっとアピールしないと。

食ったら、とっとと帰る。東京までは約3時間のドライブ。
だが、駒寄PAで少し休んでいるうちに状況が変わった。
PAから本線に出て間もなく、高崎ICから藤岡JCまで事故通行止
という情報表示が出たのだ。
事故は珍しくないが、通行止に出食わすのは初体験。
高崎ICで降ろされてしまった。ETCなので、料金所の人に指示を
もらうこともできず、真夜中の群馬県で迷子になる。
こういうときに、カーナビは使いにくい。「一般道検索」をすると
自宅まで一般道だけで行くルートを出してくるし、「高速道検索」を
すれば今降ろされた高崎ICから高速に乗るルートしか出してこない。
通行止めは藤岡JCまでなので、その先一番近いICを探そうにも、
IC一覧はあいうえお順なのんでどこへ行けば良いのか分らない。

仕方なく、地図をひたすらスクロールさせてICを探す。
目指すべき場所は本庄児玉ICとの事。
ナビの示すルートは最短ルートなので、真っ暗な田んぼの中の
道を恐る恐る走る。自分の居場所がどこなのかも分らない。

全くなんでこんなことになるのか?
駒寄PAに入る前は事故の情報など無かった。
あのまま進んでいたら、事故の前に現場を通過していたか、事故に
巻き込まれていたか、自分が事故っていたかのいずれかだろう。

ようやく本庄児玉ICにたどり着き、車の走っていない高速に復帰。
ガラガラの高速なのでスムーズに帰ってこれたけど、それでも自宅
についたのは午前2時になっていた。
11時間後には、SSAにて人生初のBerryz工房のコンサートだ。
早く寝て明日に備えたい。
人生初のBerryz工房コンサートについては、次回。

2007/3/31 隣のヲタは鯖臭い(モーニング娘。コンサート 新潟県民会館)

2007-04-02 22:49:33 | Weblog
モーニング娘。コンサートツアー2007春~SEXY 8ビート~
が始まった。
麻琴が卒業して、オレもすっかり娘。コンからは卒業モード。
秋のモーニングカレーも、新潟と武道館を見ただけだし、
今回の春ツアーもちょっと様子を見に行くか、という感覚である。
昨年のレインボー7ツアーで全会場回ったのが懐かしい。

ETCの割引を使うため、朝の5時前に家を出る。秋ツアーは北区さんと
真砂さんの3人で東京から車で行ったのだが今回は自分一人。
新幹線でも良かったな。

朝の10時前に長岡に到着。ここで、新幹線でやってくる北区さんと
待ち合わせる。しばらく市内を走り回る。自分は新潟の下越地方の
人間なので、長岡に来る機会はあまりない。考えてみれば、
2002年の越後丘陵公園でのモーニング娘。コンサート以来だ。
信濃川を渡ると日赤病院が見えるが、あの日はあの付近に広大な
臨時駐車場があって、大量のシャトルバスが会場と連絡していた。
会場の丘陵公園は広大な草原に巨大な櫓のようなセットが組まれ、
傾斜を利用した客席に1万人以上のお客さんがいたのだ。
あの頃のモーニング娘。コンサートはスケールが大きかった。

11時を過ぎたので長岡駅に向かう。北区さんは新幹線のグリーン車
で悠々の新潟入りだ。改札口で待っていると、乗客たちがゾロゾロと
降りてくる。しかし北区さんの姿が見えない。おかしいなー、と思って
いると、カメラで駅のあちこち撮影しながら北区さんが現れた。

∬∬´▽`)∬∬´▽`)∬∬´▽`)∬∬´▽`)∬∬´▽`)∬∬´▽`)∬∬´▽`)

ところで、なぜ長岡で合流するかといえば、二人とも夜公演のチケット
しか持って無いからである。したがってまっすぐ新潟に行く必要が無い。
これから海に向かう。新潟へ着たら海でしょ?というわけではないが、
なぜかいつも海に行く習慣があるのだ。
そして我々が海に向かうと、なぜか雨が降るのである。
それでも秋に来たときのような豪雨じゃないからましか。

寺泊アメヤ横丁に到着。魚屋が沢山並んでいる観光地だ。
正直、魚なんてどこで買っても同じな訳だが、こういう所で買うのが
楽しいのだ。ここで、蟹ラーメンを食べるのが目的。

蟹ラーメンはいくつかお店があるのだが、我々が利用する店はここ。


ここの蟹ラーメンは1000円。もっと安い店もあるのだけど、ここの
蟹ラーメンは蟹がデカイのだ。


見て見て!この大きな蟹。

まあ、大きいだけでそんなに良い蟹ではないと思う。
味噌もあんまし入ってないし。
でも美味しい蟹だったらそもそもラーメンなんかに載せないよな。

ちなみにベースのラーメンも、特に語るほどのものではない。
サービスエリアなんかに出てくる安いラーメンだ。


たちまち殻の山ができる。
「ラーメンはラーメン、蟹は蟹で食べたらいいと思うの」
というツッコミは勘弁して欲しい。


1階のお店ではちゃんと良い蟹が売られている。

ラーメンの後は、お店を物色。
店の中で浜焼きを売っている。
その中から北区さんはアジ。オレは鯖を買ってみた。

鯖は350円だけど、デカイ切り身が2切れ刺さっている。
一人じゃ食べきれないので片方を北区さんにあげた。
小雨が降ってるので車に戻って食べたけど、何もかもが鯖臭くなって
しまう。特に手が臭い。トイレでちょっと手を洗ったくらいじゃとれない。

鯖臭いまま、新潟へ向かうことにした。
海岸沿いに402号線を進む。北区さんは新アルバムSEXY 8ビート
をまだ聴いたことが無いというやる気の無さなので、車内でアルバムを
聴かせながらのドライブだ。
SexyBoyで「うぇうぇ!」などとやりながら走っていたら、、前の車が
道を譲ってくれた。よっぽどキモかったのだろう。

∬∬`▽´) ∬∬`▽´) ∬∬`▽´) ∬∬`▽´) ∬∬`▽´) ∬∬`▽´)

アルバムを聴き終える頃に新潟県民会館に到着。
ちょうど昼の部の途中だ。
ここで、麻琴の最後の新潟コンが行われてから、もう1年がたった。
2年前、牛の着ぐるみを着た精鋭マコヲタたちが集ったあの芝生も
いまは雨に濡れるだけである。





ロビーには、昼公演が終わるのを待つ少数のヲタたちが、だらしなく
座り込んだり寝そべったりしている。グッズ売り場も閑散としている。
「会場限定パス」などが売ってる。そういえば、そんなのがあったね。
もちろん、今日は小春ちゃんだ。

さすがに疲れた。昨年、マコうちわが貼りだされ、警備員に怒られた
ロビー上の軽食コーナーでうたた寝をする。ここもがらんとしている。
かすかにコンサートのドンドン、という低音が響いてくる。
手が、相変わらず鯖臭い。


やがて昼公演が終り、カラフルな男たちがドヤドヤと出てきた。
静かだったロビーが一転してドヤ街になる。いつもの光景だ。
マコが去りマコヲタが去り、それでも娘。コンはいつも通りの営みを
続けている。そして鯖臭い元マコヲタたちは居場所を求めてウロウロ
するのだ。

かつては着替えをしたりサイリウムを準備したりと大忙しだった
開演前の時間も、することがなくブラブラしたり雑談したりするだけ。
することも無いのでさっさと入場して、座席でくつろぐことにした。

懐かしい県民会館の座席。18列目の端っこ近くに座る。
「一昨年はどこで見たんだっけ?」「去年は・・・・」などと昔話をしながら
始まるのを待つ。
ステージには、♪などを形どったオブジェが置かれている。
大型スクリーンは中央に1面だけのようだ。
今回のツアーについては座間で行われた初日の情報を聞いていない
ので、本当に初見のつもりで楽しもうと思う。

というわけで、コンサートの感想は次回に。
(それにしても、マジで手が鯖臭い)