蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2008年2月17日~音楽ガッタスファーストコンサートツアー2008春~②

2008-02-25 01:17:45 | Weblog
遅くなってしまったが音ガタコンの続きを。

今回の会場である日本青年館に来るのは実は初めてだった。
会場の中は予想以上に狭い。ここだったら一番後ろの席であっても
ステージまで遠くないはずだ。
そんな中我々の席はF列で、端の方だがステージは近い。
ただし座席に傾斜がないので前が見づらい。
前に背の高い人がいてかなり大変だった。

開演が10分遅れるというアナウンスが流れる。
客席はすでに一杯だ。
北区さんに「マコたんいる?」などと言われる。実はここへくるまで
まったく意識してなかったがもしかしたらマコが見にきても全く
不思議ではないコンサートだ。メンバーはマコの仲良しだし。
まあ今日本にいるかどうかすら不明なんだけど。

開演直前になって2階の最前列にゾロゾロと関係者らしい人が
現れる。慌てて注目するとガッタスのコーチ陣であった。
この公演には他のハロプロメンバーは来なそうである。

会場にはスクリーンが無いのでメンバー紹介オープニングVTRは
流れない。暗闇の中メンバーがステージに並んでいきなりスタート。

1.やったろうぜ!
衣装はなんか一杯飾りのついたドレス。ちょとサーカスっぽい。
エッグのメンバーは衣装に着られてる感じがする。
この曲はエルダコンを何回か見てるので頑張ってノリについていける。

2.抱きしめて・・・涙
アルバムの1曲目。この曲は結構好きだけどステージで見るのは
初めてなのでコールくらいしかできない。
エッグの子にはなんてコールすればいいのかわからかったりする。

MC.
ここで全員の挨拶。吉澤が一人一人を紹介してから本人が喋る。
こういうやり方を他のユニットでも採用して欲しい。
エッグの子の、一生懸命練習しましたって感じの挨拶が初々しい。
里田は早速バラエティキャラを弄られてる。
仙石は「(私に)密着マークしてください」などと言う。なんて事を!

3.恋人は心の応援団
4.好きすぎてバカみたい

梨華ちゃんのコーナーっていうか梨華ちゃんにちなんだユニットの
曲をやる。応援団とかかなり懐かしい。
新しいユニットでもこういう認知度高い曲だとお客さんも盛り上がる。

5.地球と月 彼と私(石川、紺野、仙石、澤田)
石川紺野の2人にエッグの仙石澤田を加えた4人で歌う。
仙石澤田ってのはやっぱりワンセットなんだね。つんく氏はこの2人
の歌唱力をかなり評価しているらしい。でも残念ながらこの曲には
2人のソロパートが無かったりする。
この曲はカントリーの「先輩~LOVE AGAIN~」のカップリングだった
「何が愛かわからないけど…」に似てる感じ。好きな曲なのだ。

6.青春のカスタード(吉澤、里田) ここで最初の衣装チェンジ。
で吉澤里田なんだけど衣装っていうか普段着?って感じの
吉澤はジーンズ上下。里田はミニスカに網タイツのストリート系
ファッション。ハロプロのステージでは珍しいね。
久しぶりにまじまじと里田さんを見たけど、やっぱりこの人の
スタイルは素晴らしいわ。

MC
吉澤里田のMC、っていうか漫才。
吉澤が里田に「○○って意味わかる?」といってヘキサゴン的な
展開に持ち込む台本らしいが、今日のネタは「カスタードって何?」
もちろん里田はわからないが
(里田)<それて別に知らなくても恥かしいことじゃないじゃん!
(里田)<ぶっちゃけ、(お馬鹿レベルは)二人同じようなもんだよ?
などと反抗したのが面白かった。

7.心の谷間(能登、真野)
能登と真野の二人が出てくるが、このときはまだ最初の衣装を
着たままであった。娘。コンなんかに比べると衣装の数が少ない
のかもしれない。
曲はバラード路線だが前の吉澤里田が息を切らせて歌ってたのに
この二人の歌はCD音源とほとんど同じという安定ぶりであった。

8.キスしよう(石川、紺野)
コンコンが座って歌うのでなんとなく「無色透明」を思い出した。
エッグの後でみるとコンコンですらもう大御所って感じ。

MC(石川、紺野、武藤)
石川紺野のMCにステージ袖から武藤が呼ばれて参加。
「今年は北京オリンピックがあります。」というようなトーク。
気になる競技はありますか?という紺野の問いかけに

(武藤)<はいっ女子レスリングです!

は、マジレスだったのかな?ちょっと面白かった。
ここでの武藤ことむっちぃであるが、緑色のツナギのような衣装を
着ていてキャップかぶってボーイッシュなスタイル。
これが滅茶苦茶カワイイ!
なんかジャニーズ系じゃないの?
顔が非常に小さいので石川さんに肩を抱かれてヨシヨシされると
小動物っぽい愛らしさ。これは結構いいかも。

トークの方はその後女子サッカーを応援しましょうという流れ。
コンコンが仕切りなんだが、特に石川さんを弄ることも無く、
石川さんが何か行っても
川o・-・)<そうですね
と返してしまう。
そのあと会場の空気を察して
川o・-・)<なんかツッコんだ方がいいですか?
と客席に問い掛けるシーンも。

9.ザ☆ピース
10.浮気なハニーパイ

最近は石川さんが台詞を言う「ピース」ばかり見てる気がする。
今娘。の方では亀井だっけ?
ハニパイは紺野と里田の曲。
こうしてみると音ガタって人気ユニットを渡り歩いた精鋭ばかりだね。

MC(吉澤、石川、真野)
MCというよりコントである。
新人の真野ちゃんに先輩の石川吉澤がアドバイスするという
2003年娘。コン「15人でNONSTOP」でやったコントに近い。
〆〃ハハ
∬∬´▽`)ノ<さすが4期の吉澤先輩!!

と太っちょマコが言ってたヤツだ。

的外れなアドバイスをされると悲しそうな顔をする真野ちゃん。
真野ちゃんが聴きたいのは「コンサートの挨拶の時の可愛くて
インパクトのある挨拶の仕方」なのだそうだが、吉澤が早速

(0^~^)<どすーん!

をヲタと一緒に披露すると真野ちゃんはますます悲しそうに・・・
(真野)<それ、インパクトはありますが可愛くは無いんです。

それなら!と石川さんが出てくる

( ^▽^)<ハッピー!    ハッピー>(ヲタ)
( ^▽^)<ハッピー!    ハッピー>(ヲタ)
( ^▽^)<ハッピー!    ハッピー>(ヲタ)
しつこいw

しかしそれを見ても真野ちゃんは悲しそうなまま。
(真野)<可愛くてインパクトもありますがファンの皆さんの
      優しさに甘えてるだけのように思います。


( ^▽^)<ちょとヨッシー!この子可愛い顔して言う事酷いよ!!

という感じで真野ちゃんの前ですっかりオバちゃんキャラに
なってしまった吉澤石川という設定。結構二人とも楽しんで
やっていて、おもしろかった。あと真野ちゃんを「カワイイ」と
公式に認めたね。こういう開き直りは大切。

最後に真野ちゃんに石川さんの

( ^▽^)<アナタの!
( ^▽^)<アナタの!
( ^▽^)<アナタのアナタのアナタのアナタの!
( ^▽^)<あ、ゴメンなさい
( ^▽^)<アナタだけの石川梨華でした!

という芸を仕込んで終了。

11.BE オールライト
これは何にちなんだ曲だろう?
一応吉澤紺野がいたユニットだけどね。
サビの部分ではあまり回る人が少なかった。
客席が狭いからだろうか。

12.恋占い通りにならないわ(是永、能登、真野、仙石、澤田、武藤)
エッグだけになると途端に新人公演っぽくなる音楽ガッタス。
ここで簡単なMCがあって、是永仕切りであらためてメンバー紹介。
真野ちゃんの人気の高さがわかる。
仙石も意外と声援は多かった。ライバルは多いな。
北区さん一押しののっちこと能登であるが、なんとなくイメージが
エルダコンの時などとは違っていた。髪の毛フワフワにして
ボリュームアップしていて「W(ダブルユー)かよ!」とツッコみたい。
声もやたらアニメ声なのでお姉さんキャラっぽくはない気がする。
北区さんもちょっと首をかしげていた。

13.カラゲンキ(吉澤、石川、里田、紺野)
エッグが居なくなると途端にやらしく大人っぽくなる音楽ガッタス。
アルバム曲はどうもバラードが多いので盛り上がるためには
他所から持ってくることになる。そんなわけで次の曲は、

14.本気で熱いテーマソング
懐かしい。
コンサートで見たのは麻琴卒業式の後に歌った時いらいだよ!
それにしても今年のハロプロは02~03年頃の懐メロブームだな。

15.鳴り始めた恋のBELL
デビュー曲。さすがに夏のハローのコンサートに比べたら
エッグのパフォーマンスも格段の進歩。曲もいい。
もっと評価されるべき。

16.Go Girl 恋のヴィクトリー
最初なんでこの曲?と思ってしまった。
よく考えたら一番初めのガッタスのテーマソングだよね。
まだ麻琴の居た頃の話。

17.お先にすんずれい
アルバムの中で一番ノリのいい曲。結構楽しい。
間奏の部分では「はいエアギター!」と宣言してからみんなで
エアギターをやる。ちょと笑った。そんな中一番気合の入った
エアギターやってたのが石川さん。やっぱりこの人のやる気
空回り感は凄い。

アンコールのあるコンサートを見たのは久しぶり。
ここでは「アンコール!」ではなくガッタスコールだ。

18.栄えろ羽ばたけ ガッタス ブリリャンチスH.P.
衣装はユニフォーム風。石川吉澤の二人が後ろで大きな旗を振る。
他のメンバーは小さな旗持って歌う。
会場のヲタ(じゃなかった、サポーターだね)も同じように旗を振って
いる。この旗はグッズで販売してるものだ。

MC
全体挨拶。
真野ちゃんが
(真野)<アナタだけの真野恵理菜でした!
を披露してコントのネタは完成。

そんな中里田さんが
(里田)ワタクシもこんだけずっと出るコンサートをやらせてもらう
    機会は無かったので・・・・
と話す。
たしかにデビュー以来長い間娘。のツアーに同行してたけど
いつも1曲か2曲だけだったもんね。1つの公演を通してずっと
出番があったのはカントリーの単独コンだけのはず。
そういう意味では里田さんにとっても大事なツアーだったんだな。

19.DREAMIN’
ラストは恋のベルのカップリングだった曲。これもいい曲なんだが
個人的にはちょっとAKBっぽい曲に聴こえる。
最後に皆でバンザイして終了。

公演後は池袋でメシでも喰おうと思い、だったら補完マンさんを
誘おうと電話したところ、お休み中だったらいしく叩き起こして
しまった。申し訳ない。
眠そうなので誘うのは止めて、二人で近くの渋谷で焼肉。
なぜか焼肉に混じってジンギスカンも注文。
♪ジン、ジン、ジンギスカン~

どうやら北区さん、ジンギスカンが昔流行った曲であることを
よく分かってなかったようだ。これだから若者は困る。
そんなわけで千奈美トークで夜は更けて行った。

2008年2月17日~音楽ガッタスファーストコンサートツアー2008春~

2008-02-20 01:37:04 | Weblog
そもそもなんだけど音楽ガッタスって何のためのユニットなのかな?
そりゃあ2005年とかにやっていれば凄く盛り上がったのだろうけど、
いまやガッタスはスフィアリーグからも撤退し、あさみやみうななどの
名選手がチームを去り、最近ではメディアに登場する機会も減ってる。
もちろんガッタスサポにとってはまだまだこれから!という所なのだろうが
ガッタスサポではないDDヲタにとっては「まだやってるんだ」というのが
正直なところだったのだ。

そんな2007年になって突如発足したのが音楽ガッタスだ。
メンバーも藤本柴田が除け者にされ、なぜか紺野が復帰してるし
イマイチ訳の分らないことになっている。
里田や石川はそれぞれ活躍の場はあるわけで、イジワルな見方を
するのなら娘。卒業後の吉澤と呼び戻した紺野の活動場所を用意
しときましたというように見えないこともない。

さらに混迷を深くしてるのはハロプロエッグの存在なのだ。
その昔、「リトルガッタス」というのがいた。ていうか今もいる。
要するにベリーズ工房と℃-uteのメンバーが全員参加させられてる
ガッタスの下部組織であり、合宿などもやっているようだがオフィシャル
ガイドブックSalsで徳永千奈美がインタビューで答えてるように、
忙しい時は半年も練習できない状態なのだという。

早い話がガッタスは下部組織の子達のほうが売れっ子で忙しい。
そこでハロプロエッグが動員される事になったようだ。
そのエッグのメンバーであるが、フットサルプレイヤーの是永美紀、
武藤水華がいるのは分るが、なぜか「ハロプロエッグの高校生以上
のメンバー」が総動員されて真野、澤田、仙石、能登らが加わった。
高校生以上のエッグメンバーをいつまでも「研修生」のままにして
おいてはいけないということなのだろう。彼女たちもまさか自分が
フットサル要員になるとは思ってなかったに違いない。

そんな訳でおそらくハロプロの歴史のなかでも「無理矢理くっつけた」
感が強いユニットが出来上がった。
ヲタも胡散臭さを感じたのか、久しぶりにダンス☆マンを起用するなど
した楽曲は素晴らしいのにあまり枚数が出ていないようだ。

そんな音楽ガッタスが初めてのツアーをやることになった。
前置きが長くなった(しかも今更話を・・・)けれども、2月17日の
夜公演を見に行った。
会場は日本青年館。連番は、いつものあの人だ。

すでに薄暗くなりかけている日本青年館に到着。すぐ隣がサッカーの
聖地国立競技場だ。音楽ガッタスのコンサート会場としてこれほど
相応しい場所は無いだろう。
到着するとすぐkosingさんに出会う。顔を見るなり「ゴメン仙石ちゃん
(のトレポを交換で)出しちゃった」といわれる。
俺が仙石ファンだとなんで知ってるんだろう?

音楽ガッタスツアーといえどもUFAのグッズは一切手抜き無しだ。
トレポ、日替り写真、全部セットがちゃんと用意されている。
仙石の全部セットを買おうかどうかかなり悩む。

北区さんが遅れて到着したので早速グッズ列へ。階段に並んでる
うちにどんどん寒くなってきた。
懐も寒くなっているのを感じたので全部セットなどは買わず、
DVDパンフとトレポのみを購入した。
誰が出るかなー、とワクワクしながらトレポ開封。
俺 :能登有沙
北区:武藤水華

最近能登ヲタを始めた北区さんはかなり悔しそう。
でも武藤だって埼玉繋がりでイイじゃん。

この会場はトレーディングのヲタ露店が禁止になっている。
またゴミを散らかすなという注意書きも掲示されている。
ようやくヲタへのマナー啓発に力を入れ始めたのだろうか。

寒さを避けるように入場を済ませる。
入口近くにはおなじみとなったソロTシャツにメッセージを
書き込んだものが展示されている。
北区さんはかなり真剣に見ている。さいたま日報を見て
知ったのだがエッグの名前を覚えていたらしい。
なんて勉強熱心な・・・・

それでは始まる前にエッグメンバーのおさらいをしよう。

是永美記
言わずと知れたコレちゃんである。2004年から活躍してる。
先日エッグからの離脱が発表された。昨年は吉澤主演の舞台
にも出演していてちょっとコミカルな芝居をしていた。
すでにフットサル要員ではなくなっているコレちゃん。
ソロTシャツの色は麻琴と同じブルーを貰っている。

能登有沙
のっちである。ともいきのリーダーである。
といっても分らない人もいるだろうが、北区さんの一番新しい
推しメンだといえば分るだろう。
是永さんがエッグから抜けたのでエッグの最年長になった。
なんと行っても女子大生である。いいよね、女子大生!
先日ブログにTOEICの試験を受けたと書いていたので
いずれは麻琴と英語で対決して欲しい。

真野恵里菜
間違いなく2007年のハロプロ新人賞は光井愛佳ではなく
このまのえりであろう。この子は他のエッグと違って06年に
エッグに入って昨年5月のハロプロ新人公演に彗星の如く
登場してきた。当時このブログでも取り上げている。
あの頃「真野ちゃんって子可愛いよ」などと他人に言っても
「なんだよ?エッグかよ!」とバカにされたりした。
それにめげずに、狼でも真野ちゃん系のネタをあちこちに
書いてPRしてたことを白状しよう。

そんな真野ちゃんであるが、音楽ガッタスが始動した夏の
コンサート以来一気にブレイクした。
「真野を娘。に入れろ!」「いや℃-uteに入れろ!」などという
会話があちこちでされるほどの人気メンバーだ。
SSMの「朝まで生製作部」でも絶賛されていた。
そうなると不思議なもので、俺の中で真野ちゃん推し終了。
もう俺いなくても大丈夫だよね真野ちゃん。
ソロTの色は美貴様と同じ赤である。

仙石みなみ
この人は2004年からエッグにいるらしいが、他のエッグと
違って舞台出演などの活動をしてない隠れキャラ的な
存在であった。真野ちゃんと同じく新人公演でハロプロの
表舞台に出てきたのだが、当時は「面白い名前だな」位の
印象しかなかった。

彼女の印象が変わったのは昨年の8月。
お台場冒険王のガッタスの公開練習を見に行った時だ。
4色のビブスを付けて4チームに分かれてゴールを狙う
練習をしていたとき、仙石は足を痛めてしまった。
トレーナーに抱えられてベンチに下がるとき、なんとも
いえない悔しそうな顔をしてたのが目に止まった。
しかし手当てを終えるとベンチで見学しながら、他の選手
たちの練習を一生懸命応援し始めた。ナイスプレーには
笑顔で手を叩く。午後に行われた少年相手のフットサル
教室でもベンチから一生懸命応援していた。
その光景は青春の美しさそのものであった。
まるで「タッチ」の南ちゃんじゃないか!
ああ、名前も「みなみ」じゃないか!
そんなわけでホイホイとファンになってしまった。
この子は黒目が大きくてウルウルしているのも特徴。
いわゆる一つの、男を落とす目である。
ソロTの色は高橋愛ちゃんと同じイエロー。

澤田由梨
仙石とはワンセットというか、音楽ガッタスのフォメでは
シンメに配置される事が多い。カメラの映り方も同じくらい。
仙石と並ぶとかなり背が高い。二人の見分けがつかない
という人は身長で見分けると良いかもしれない。

ところでこの澤田に関して気になる情報。
kosingさんにも言われたのであるが、この子は麻琴に
似ているというのである。それは聞き捨てならない。

確かに目もキレ長だし頬袋もある。
だけど似てるのは喋り方なんだそうだ。
喋り方などといってもコンサートでは分らない。
そこで後日DVDマガジンを見ながら検証してみた。

なるほどねー

まあ正直言ってマコヲタからみると「確かにマコっぽいけど
そんなに似てるとまでは思えない」という感じだ。
でもは2推し3推しがマコだった、というような方が見たら、
「これって小川じゃん!」と言いたくなるような声と喋り方。
そして息継ぎのときに鼻から抜ける感じ。
そういう所が似てると思う。
面白いのでマコヲタの方々は機会があったら音楽ガッタス
DVDマガジンをご覧になってみたらよいと思う。

武藤水華
フットサル研修生の子で、2004年からスポフェスにも
登場しておりエッグとしては初期から活躍している。
当時は他にも川島や田中といったフットサルメンバーが
いたのであまり目立たなかったかもしれない。
俺もなんとなく顔は覚えているといった程度だ。
名前の呼び方も実は知らなかった。「ミカ」ちゃんだね。
そんな彼女も音楽ガッタスのメンバーとして活躍中で
どうやら実物は写真よりも可愛いらしい。ちょと期待。


前置きが大変長くなったがコンサートの記事はまた今度!

2008年2月3日~ドラリオンスペシャル公演~

2008-02-04 01:12:11 | Weblog
また餃子か
きっかけは金曜の夜であった。
いつものように北区さんと池袋の餃子屋で飲んでたときである。

「しばらく現場もないよね。」という俺に北区さんは
「あさってドラリオン行くもん」と言うではないか。

あさって日曜日にドラリオンの特別公演がありBerryz工房が「タッチ会」を
やるのだ。それについてはコンサートのチラシで何度も見たから知ってる。
タッチ会って、昔楽天イーグルスの試合会場で娘。がやってたような
ものだろうな。まあ必死なベリヲタしか行かないだろう。
と思ってたら目の前にその必死なベリヲタが居たわけだ。

日曜日はどうせヒマだし最近徳永を推すようにしているしドラリオンも
一度見てみたいし・・・・・ということで俺も行くことにした。
チケットが取れればね。

帰宅してネットでチケットを取る。
北区さんはビックホリデーのサイトから予約したという。
コンサートで貰ったチラシにURLが書いてあったので早速アクセス。
すでに開演2日前なので買えるかどうか不安だったが、繋いで見たら
残席には「余裕有り」の◎マークがついていた。
1枚席を確保。値段は11500円。
ちなみにこの金曜日までFCの方でも電話受付をしていて、そちらなら
10000円で買えたようだ。早く気づいていれば・・・・

ところが土曜日になって「明日は雪」という予報がでる。
最近雪の予報がよく出るが、本当に降ることは滅多に無い。
どうせまた降る降る詐欺だろうと本気にしてなかった。
夜中に外を見てみたが雨すら降っていなかった。

そして日曜日。
家の外を見ると真っ白な雪景色だった。


白いTOKYO

ネットで調べると電車は何とか動いているようである。
それはともかく、この雪の中原宿まで行くなんてかなりウザイ。
北区さんと約束してなければキャンセルしていただろう。
時間に多少の余裕を見て家を出る。


家を一歩出たらもうこの有様である。
今日は家でゴロゴロしてる人が勝ち組だ。


雪の中でも鉄道各線は頑張って運行している



原宿駅は雪の中

原宿駅からドラリオンのテントがある代々木公園側へ行くには
歩道橋を渡らないといけない。この歩道橋が雪で覆われている。
階段に足を乗せると容赦なく滑る。登る時はまだいいが、
降りるときは一気に滑り落ちてしまいそうなので、
傘をたたみ、手摺にしがみ付きながら1歩ずつ降りるしかない。
こんな大変な思いをして会場に行くイベントは初めてだ。


ようやくドラリオンのテントに到着

まずはチケットを引き換える。
ビックホリデーのサイトで申し込んだ時は予約番号をもって
当日チケット売り場に来いというような指示があった。
しかし出発前にメールをチェックすると、前日までに
セブンイレブンでチケット引き換えをしろと書いてある。

どういうこと?
もう当日だけど・・・・

もう一度ビックホリデーのサイトにみると引換券の印刷画面が
表示されるた。
この画面を印刷してセブンイレブンで引き換えをしろ。
締め切りは”今日の”23時(もちろん公演は終わってる時間)。

訳がわからないのでとりあえず雪の中セブンイレブンに行って
プリントアウトしたページを提出する。
そこで発見してもらったチケットは実際のチケットではなく、
このチケットをドラリオンの窓口に提出するとようやく
本当のチケットがもらえるのだ。なんて手間だ。


苦労したチケットは意外にも3列目という場所であった。
Aブロックは一番端のブロックではあるが・・・

さて北区さんと合流しなくては。
メールを打つも返事がこない。
不審に思って狼をチェックすると「飯田さんご出産」のニュースが。
スレもいくつか立っている。

まさかこれにショックを受けて・・・・
とちょっと心配したがそんなはずもなくすぐに電話が入った。
ドラリオンの入場列で北区さんと合流。
どうやら飯田さんのニュースは知らないようだ。

とりあえず「タッチ会」の列に並ばないといけない。
雪の中を長い列が伸びている。
こんなところに並びたくないと思うが仕方が無い。


雪の中の入場列


これは多分千奈美のつもりなんだろうけど、どうしても
∬∬´▽`)に見えてしまう。

さてさてさてさて・・・・・
今日は「タッチ会」ではあるが、俺自身はなにを隠そう
Berryz工房とは一度も握手などした事が無い。
℃-uteは村上が居た頃にやった事はあるのだが、
Berryz工房についてはイベントの参加そのものが
昨年のSSAでのコンサートだけなのだ。

そんなわけで、結構ドキドキしているのだ(笑)
寒いのと若干の緊張感でそわそわしてしまう。
とりあえず先輩の北区さんを先に行かせよう。
そして千奈美にスルーされるのを見よう。
そう言って先を譲ろうとすると、北区さんはダメダメと
俺を先に行かせようとする。やれやれ。

仕方ないので先に立って入場口へ向かう。
手が冷え切っているので懐に突っ込んで暖める。
まだ軒下に入る前なのに係員が傘を閉じるように
指示をするので頭が雪まみれになってしまう。

入場口からは女の子の声が聞こえる。
入ったすぐの場所でやっているらしい。
入場口の前まで来てようやく屋根の下に入ったので
慌しく雪を払い落とし、中に入った。

すぐ目の前で女の子がこっちを見てる。
ツグナガ星人だ!!

先頭は意外にも桃子であった。
雪を払うのに手間取っていたので前の人はすでに
行ってしまっている。

間隔が大きく開いてしまっており、
桃子が手を構えたまま俺をガン見してる。

ル*’ー’リ <ほらほらほら!早くおいでよ!!

て感じで微笑みながら待ち構えているのだ。
吸い込まれるように桃子とタッチする。

ル*’ー’リ <ハーイ!

と元気良く掛け声を叫ぶ桃子。

初めてのベリとの握手(タッチだが)は完全に桃子に全てを
持っていかれてしまった。奇襲攻撃だ。
その後のメンバーのことはほとんど覚えてない。
大失敗である。

かすかな記憶を手繰り寄せる。
桃子の次は清水キャプテンで、にこやかにタッチしてくれた。

初めて間近で見る梨沙子。髪を縛っていて顔が小さい。
そして信じられないくらい可愛い。
本当に人形のようだ。これは凄い。ハロプロのメンバー内で
公式に「可愛い」と認定されてるのも分る。
麻琴も美貴様から「可愛い」と言われていたが、その可愛いは
多分梨沙子の可愛いとは違う。

梨沙子はタッチするとき、一瞬タメを作ってこっちの顔を見て
かすかに「フフッ」と笑ってから「ハーイ!」とタッチしてくれた。
この子も凄い強烈なインパクトを与える。

そして千奈美である。
北区さんからあれこれ聞かされて、どんな酷い仕打ちを
受けるのだろうか?と不安だったが、笑顔で目を合わせ、
元気に掛け声をかけてタッチしてくれた。
ただ手と手が触れ合った瞬間、もの凄い勢いで手を離す。
接触した瞬間に引っ込むセンサーを思い出した。

それでも普通にタッチしてくれたと思う。
終わった後北区さんに「ちなこ普通じゃん」と言うと
首をかしげている。

「目も合わせてくれたし」
「・・・・」
「声もかけてくれたでしょ?」
「・・・・」


どうやら俺のすぐ後ろの北区さんはそうではなかったようだ。

入場した場所は売店と物販のあるホールのようなテントだった。
とりえあずEdyの使える売店でホットコーヒーを買って温まる。
この奥にあるのが円形のメインのテントだ。
ドラリオンどころか、シルクドソレイユの公演を見るのも初めて
なので興味津々でテントの中を覗く。

中央のステージは円形で、それを取り囲むようにグルリと
客席がドーナッツ型に並んでいる。
リボンの騎士のコマ劇場に似ているが、あちらは半円型の
ステージである。ここは完全に円形のステージで、客席も
210度くらいに広がって作られてる。

北区さんの席は真正面のブロックの最後列。
最後列といってもステージまでは近いし演目は丁度目の
高さなので見やすそうだ。

俺の席はAブロックという一番左端のブロックだ。
円形のステージを後ろ側から見るような位置。
3列目ということで行ってみると、なんと1列目~2列目がなく
実質的に最前だった。こんなこともあるのかと驚いた。
ただしステージは目の高さより上なのでずっと首を上に向けて
座ってる必要があるだろう。

ホールに戻ってあれこれ喋る。
飯田さんの出産のニュースのおかげで北区さんや俺がスレで
弄られているようだ。
「工作イクナイ!」と言ってた北区さんだが、出産から発表まで
時間がかかった事については疑問を呈していた。
その点は俺も同感で、即日とは言わないまでも数日後にあった
横浜アリーナのコンサートで発表があっても良いではないか。

飯田さんが今でも大事なハロプロメンバーであるというのなら
デビュー10年を祝うMCの中で「おめでたいニュース」として
公表すべきであった。
あの時点で隠していたということは色々良くない想像をしてしまう。

北区さんは突然「ワイン飲む」と言い出してグラスワイン(赤)を
買って飲み始めた。

そんな中、入場列の方から元気な掛け声が聞こえてくる。
この空間はドラリオンの宣伝VTRが流れており、その音声が
結構大きい。また大量のヲタがしゃべりまくっているので、
そのザワザワした音声もかなりのもの。
そんな状態でありながら、タッチ会をしているBerryz工房の声
が聞えて来るのだ。

いやBerryz工房の声ではない。
嗣永桃子の声である。
他のメンバーの声はあまり聞こえてないのだが桃子の声だけは
「ハーイ!」だか「イェーイ!」だかは知らないがはっきりと漏れて
くるのである。コレは凄い!

1時間のタッチ会ではあるが桃子のテンション、集中力は途切れる
ことはないようで、なるほどこれが嗣永プロがプロと言われる所以
なんだろう。ヲタが推したくなるのも分る。

そんなタッチ会も終り、ホールには待ちくたびれた感が漂いだす。
アナウンスが「間もなくステージ上ではBerryz工房が・・・」という
案内放送が流れると、ホールのヲタがいっせいに雄たけびを上げ
円形テントの方に流れ込んでいく。係員のお姉さんもビビッていた。

自分の席に戻って開演を待つ。
一部のヲタは「モモコー!」「ミヤビー!」「マーサー!」と
叫びはじめるが、コンサートじゃなくてドラリオンなのでやっぱり
こういうヲタヲタしい叫びは辞めて欲しいな。

と思ったらいきなりすぐ側のスロープからBerryz工房が現れた。
スロープを登ろうとして滑って登れずに苦労している。
どうにか全員がステージに乗った。
タッチ会の時と同じ、ドラリオンのTシャツ姿だ。

清水キャプテンと桃子がマイクを持って挨拶をはじめる。
円形ステージなので扇形に広がるとか円形に並ぶかもと
予想してたのだがいつも通りの横一列。
しかしなぜか須藤と徳永がセンターにいて、梨沙子が左端だ。
つまり俺の席のすぐ側に梨沙子が立っている。
真横からだが近くで見る梨沙子。横から見ると普通の女の子。
しかしたまにこっちを振り向いた時、やっぱり凄く可愛い。
その隣の熊井ちゃんはやっぱり高い。
須藤さんはやっぱり太い。

そして千奈美である。
今日はポニーテールだった。あれほどやめろと書いたのに・・・・
「マイクを持たせてもらえなかったので」ということでなにやら棒を
持っている。ホールで売っているチュリトスだという。
後で見て見よう。

Berryz工房は簡単な挨拶と注意事項(サイリウム等応援グッズは
ドラリオンの時は隠しておくように言われる)の後退場。

入れ替わるようにタキシードを着込んだピエロが現れ、ドラリオン
の幕が開いた(幕は無いのだが)。

ここから先はネタバレになるので書かない。
一言で言えば素晴らしいステージだということ。
パフォーマンスも信じられない神業ではあるが、それに加えて
衣装や小道具、そして音楽。さらには色々な演出が凝りに凝って
普段ハロプロのステージくらいしか見てないヲタにとっては
この世のものとは思えないエンターテイメントであった。

これを読んでいる方には機会があれば是非一度見に行く事を
お勧めします。今後、娘。のタッチ会も予定されていますが
別に娘。のいない公演であっても入場料出して見に来る価値は
あると思いますよ!


途中、30分の休息時間がある。
ホールへ行って早速チュリトスを購入。ドーナッツを棒状にした
食べ物でシナモンの香りがする。
周りでは「アレが凄かった!」「アレに騙された!」と語り合う
ヲタのみなさんの姿が。
Berryz工房目当てに来たとは言え、すっかりドラリオンの世界
に浸っているようである。

第2幕が始まり、さらに素晴らしいパフォーマンスが展開。
そして感動のグランドフィナーレ。
出演者全員がステージを走り回って挨拶。観客も拍手と手拍子、
さらに手を振って応える。

こうしてドラリオンの幕は閉じた(幕は無いのだが)。

ヲタの時間である。

ドラリオンのキャストが退場するとスタッフが現れてバタバタと
ステージにモニタスピーカーを並べはじめる。ヲタが騒ぎ出す。
例の「モモコー!」「ミヤビー!」「マーサー!」である。
おがわっしょい厨まで来ている。やれやれ。

ただならぬ気配を感じたのか、一般のお客さんがゾロゾロと
帰り始める。余韻も何もあったもんじゃない。

再び、Berryz工房が現れた。

ヲタは総立ちだ。
だが俺のいるAブロックと反対側のブロックでは人が立たないし
サイリウムも光らない。ここはビックホリデーなどを通じて
一般に販売されたブロックのようだ。
一方みんな総立ちのステージ正面側はFCで売った席らしい。
周りがみんな座っているので俺も座っていたが、逆にみんなが
座っているブロックの方が案外美味しいかもしれない。

先ほどとは違い、メンバーはおそらく横アリで着てたのと同じ
しゃらしゃらした衣装を着てる。
先ほどと同じく、横に一列に並んでそれぞれドラリオンの感想
とかを話す。あらかじめ用意したコメントを暗唱してる感じで
「本当に見てたの?」という疑問も湧いてくる。

「みなさん、今からは応援グッズも思う存分使ってください」
と茉麻が煽るとヲタのテンションも高まったようだ。
ライブスタートである。

1曲目は”いつもの”「付き合ってるのに片思い」である。
歌いながら円形ステージの色々な角度で客席を煽る。
みんなが座ってるAブロックはあまり煽らないが、
曲の後半になると桃子や梨沙子がやって来て盛んに
煽りはじめる。Aブロックも後ろの方ではヲタが立ち上がり
彼らに向かって桃子がやたらに手を振る。結構可愛い。

千奈美もやって来た。今度は俺も手を振ってみる。
千奈美はあえて客席を見ないようにしている様子だ。

2曲目はスペジェネ。
ていうか横浜アリーナと同じじゃんと思う。仕方が無いか。
今度は雅ちゃんなどが顔を出す。
清水キャプテンがやってきて噂どおりの恐ろしくキレのある
ダンスを踊る。間近なので凄い迫力だ。
考えてみればこんな至近距離でライブを見るのなんて実質的
に初めてのような気がする。この曲は楽しかった。

2曲で終わるかと思ったミニライブであるが、スペシャルが
残されていた。新曲「ジンギスカン」を初披露である。
ヲタからは驚きと歓喜のどよめきが起きる。
まさかここで新曲初披露とは予想してなかった。
横浜アリーナではやらなかったのに。

新曲とは言うものの「ジンギスカン」はみんな知ってる歌だ。
ヲタなんてみんなオッサンだしね。
だから掛け声とかもバッチリ決まっていた。

俺のような新潟人にとっては、この曲はアルビレックス新潟に
以前所属していた船越選手の応援歌というイメージが強い。
「ふ、ふ、ふなこしー」という替え歌にしていたのだ。
そんな訳でちょっと懐かしい気分になった。

ジンギスカンを歌ってしまうとミニライブ終了。
「はい、じゃあさようなら」というあっさりした感じでBerryz工房
メンバーがゾロゾロと退場する。これがなんか面白かった。
「アンコール!」などと叫ぶヲタも居るがそんなものがある
筈がなく、追い出しアナウンスが流れた。
帰り際にPA卓らしいブースで白人の女性スタッフが呆れた
ような顔をしていた。

外にでるとまだ雪が降っている。
池袋に出て餃子でも食べる?それとも焼肉にする?
と相談したのだが面倒くさくなったので新宿の回転寿司で
軽く済ませた。
なんだかんだ言って3週間連続のイベントだったのだが
この後は当分予定は無いので、帰りの電車は寂しかった。