職場旅行に亀井写真集を持参する馬鹿
NW航空でグアムに向かう。
NWといえば先日経営破たんした航空会社であるが、フライト自体は
快適であった。しかしNWも世界のテロリストから狙われるアメリカ
航空会社であり、セキュリティは厳重である。
まず空港のカウンターに入る際、先日のJAL香港行きなどでは預入れ
荷物を検査機に通すだけであったが、NWの客は無条件で荷物を全部
開けさせられるのだ。
鞄のちょっとしたポケットもいちいち開けて見せないといけないうえ、
デジカメなどは電源を入れてちゃんとデジカメであることを証明しな
いといけない。娘。コンのザルチェックとは真剣度が違う。
困ったのはノートパソコンで、これも電源を入れるように命じられる。
仕方なく電源をONすると起動する。それを見た係員は「はい結構です」
「結構です」って言うけど、これが立ち上がって、再び電源断するの
には時間がかかるんだよ。たまたま休止モードだったからそれほどでも
なかったけど、もしシャットダウンされてたら起動だけで2分くらい
かかるのだ。
あわててシャットダウンして、エラーで電源が落ちきれない状態で、
画面を閉じて鞄に入れてしまうことになったら・・・・
一度そういうことがあったのである。そのときは鞄の中がものすごく
熱くなってびっくりしたものだ。
万一飛行機の荷物室のなかでノートPCが暴走し続けたら、その熱で
火事になっることもあるのではないか?ちょっと考えて欲しい。
さて、鞄の奥に潜ませたDaysが心配だ。
「これは何ですか?」
「DVDですか?ちょっと再生してみてください」
などといわれるのかとハラハラしたが、他の書類と一緒になっていた
ため、袋に入ったまま「ハイ結構です」となった。
米系航空会社で海外に行く際は、娘。の写真集やグッズはサイリウムなどは
他の客の前で晒されることになるということだ。
まあ職場旅行に写真集とか持っていくなよ、ということで・・・・
ちなみに帰国時のグアムの空港では特に立ち会っての荷物検査はなかった。
そのかわり預けた鞄を成田で受け取り、開けてみるとTSA(連邦運輸保安局)
の検査用紙が入っていた。「中身は見せてもらった」という声明文である。
鞄に入っていたTSAの置手紙
このように、持ち主のいないところで勝手に開けて中身をチェックするのが
現代のアメリカのセキュリティポリシーである。
ちなみにうっかりスーツケースを施錠した状態で預けてしまい、係員が開けよう
として開けられなかった場合は、容赦なくロックを破壊されるとのこと。
TSAにはそのような権限が与えられているのだ。もちろん補償などはない。
なんの手がかりもないのである。
日本人はグアム島を小さな島だと思っているが、面積は淡路島と同じくらいの
非常に大きな島だという。関東人にとってはまず淡路島の大きさが実感として
つかみにくいが、とにかく歩いて回れるような小さな島でないことは確かだ。
そしてこの広い島のどこでDaysを撮影したのか?
出発前にDaysとメイキングDVDを見た結果、ビーチを探すのはあっさりと諦めた。
あれだけの映像と写真で、この島に無数にあるビーチを特定するのは無理だ。
そもそもビーチを巡るような足がないのである。グアムには公共の交通機関と
呼べるものがほとんどなく、観光地以外へ行くのであればタクシーをチャーター
するかレンタカーを借りるしかないのだ。今回はそこまでは出来ない。
はっきりと場所が特定できるのは2つのお店。
JungleJavaCafeとCOSTULESSである。
しかし特定できるたから、場所が分るとは限らない。
JungleJavaCafeはアカンタモールというところにあるらしい。
ただしもう1店舗あるという話で、アカンタモール店がロケ地かどうかは
行ってみて調べる必要がある。
COSTULESSについても、ディスカウントストアということしか分らない。
グアムのどこにあるのかといった情報は全く得られない。
グアムに到着してから、いろいろなチラシや地図にあたっているのだが、
どの地図も観光客向けであり、ホテルとショッピングモールしか載っていない。
地元の人向けのディスカウントストアなど無視である。
もちろんタクシーにCOSTULESSと紙に書いて渡せば案内してくれるのかも
しれないが、それは余りに無謀だ。グアムは広い島なのだ。
下手をするととんでもない遠い場所でとんでもない金額を請求されかねない。
さてもう1つ、非常に不確かな情報だが、写真集のなかに登場する階段の
現場がヒルトンホテルではないかという情報を得た。
←この階段はどこだ?
メイキングDVDのラストで亀井が喋ってる後ろのポスターはなにやらレストラン
のポスターらしいが、このレストランがヒルトンらしい、という「らしい」ばかりが
並ぶ非常に曖昧な情報だ。
そこでまずはヒルトンホテルまで行ってみることにした。
歩くこと10分と少し。蒸し暑いので結構大変である。
ヒルトンのロビーに入るとたしかに階段があるが、どれも写真集の階段とは違う。
広い館内をうろうろするも、写真集に載ってそうな階段はなかった。
いきなりの空振りである。
ロビーに電話帳があったので、COSTULESSを探してみる。
アメリカの電話帳を引くのは初めてなのでどうやって探せばいいのか分らない。
政府機関と民間、企業と個人では別のページになっているようだ。
結局見つけられなかった。見つけられたとしても載ってるのは電話番号だけで、
日本のハローページのように住所などはない。
(仮に住所がわかったとして、その住所が島のどこなのかもわからないのだ!)
状況は絶望的だ。ヒルトンのロビーにある地図も、他にあるのと同じ観光地図。
そんな地図じゃダメなのだ。
こんなことなら「地球の歩き方」みたいな詳しいガイドブックを買ってくるんだった。
ガイドブックがあればなぁ・・・・
ガイドブックがあった。
ヒルトンホテルを出て、バス乗り場に言ってみると、ベンチの上になにやら本が
置いてあったのだ。見ると日本語のガイドブックである。
誰かが忘れていったのだ。天からの授かりモノとはまさにこのことである。
必死でページをめくる。観光パンフには載っていないグアム情報の宝庫である。
そしてCOSTULESSの情報もあった。大型ディスカウト店。
地図を引いてみると、グアム有数のショッピングスポットであるである、グアム
プレミアムアウトレット(GPO)のすぐ近くである。
GPOなら観光客向けのバスに乗っていける!!
一気にやる気モード突入だ。
NW航空でグアムに向かう。
NWといえば先日経営破たんした航空会社であるが、フライト自体は
快適であった。しかしNWも世界のテロリストから狙われるアメリカ
航空会社であり、セキュリティは厳重である。
まず空港のカウンターに入る際、先日のJAL香港行きなどでは預入れ
荷物を検査機に通すだけであったが、NWの客は無条件で荷物を全部
開けさせられるのだ。
鞄のちょっとしたポケットもいちいち開けて見せないといけないうえ、
デジカメなどは電源を入れてちゃんとデジカメであることを証明しな
いといけない。娘。コンのザルチェックとは真剣度が違う。
困ったのはノートパソコンで、これも電源を入れるように命じられる。
仕方なく電源をONすると起動する。それを見た係員は「はい結構です」
「結構です」って言うけど、これが立ち上がって、再び電源断するの
には時間がかかるんだよ。たまたま休止モードだったからそれほどでも
なかったけど、もしシャットダウンされてたら起動だけで2分くらい
かかるのだ。
あわててシャットダウンして、エラーで電源が落ちきれない状態で、
画面を閉じて鞄に入れてしまうことになったら・・・・
一度そういうことがあったのである。そのときは鞄の中がものすごく
熱くなってびっくりしたものだ。
万一飛行機の荷物室のなかでノートPCが暴走し続けたら、その熱で
火事になっることもあるのではないか?ちょっと考えて欲しい。
さて、鞄の奥に潜ませたDaysが心配だ。
「これは何ですか?」
「DVDですか?ちょっと再生してみてください」
などといわれるのかとハラハラしたが、他の書類と一緒になっていた
ため、袋に入ったまま「ハイ結構です」となった。
米系航空会社で海外に行く際は、娘。の写真集やグッズはサイリウムなどは
他の客の前で晒されることになるということだ。
まあ職場旅行に写真集とか持っていくなよ、ということで・・・・
ちなみに帰国時のグアムの空港では特に立ち会っての荷物検査はなかった。
そのかわり預けた鞄を成田で受け取り、開けてみるとTSA(連邦運輸保安局)
の検査用紙が入っていた。「中身は見せてもらった」という声明文である。
鞄に入っていたTSAの置手紙
このように、持ち主のいないところで勝手に開けて中身をチェックするのが
現代のアメリカのセキュリティポリシーである。
ちなみにうっかりスーツケースを施錠した状態で預けてしまい、係員が開けよう
として開けられなかった場合は、容赦なくロックを破壊されるとのこと。
TSAにはそのような権限が与えられているのだ。もちろん補償などはない。
なんの手がかりもないのである。
日本人はグアム島を小さな島だと思っているが、面積は淡路島と同じくらいの
非常に大きな島だという。関東人にとってはまず淡路島の大きさが実感として
つかみにくいが、とにかく歩いて回れるような小さな島でないことは確かだ。
そしてこの広い島のどこでDaysを撮影したのか?
出発前にDaysとメイキングDVDを見た結果、ビーチを探すのはあっさりと諦めた。
あれだけの映像と写真で、この島に無数にあるビーチを特定するのは無理だ。
そもそもビーチを巡るような足がないのである。グアムには公共の交通機関と
呼べるものがほとんどなく、観光地以外へ行くのであればタクシーをチャーター
するかレンタカーを借りるしかないのだ。今回はそこまでは出来ない。
はっきりと場所が特定できるのは2つのお店。
JungleJavaCafeとCOSTULESSである。
しかし特定できるたから、場所が分るとは限らない。
JungleJavaCafeはアカンタモールというところにあるらしい。
ただしもう1店舗あるという話で、アカンタモール店がロケ地かどうかは
行ってみて調べる必要がある。
COSTULESSについても、ディスカウントストアということしか分らない。
グアムのどこにあるのかといった情報は全く得られない。
グアムに到着してから、いろいろなチラシや地図にあたっているのだが、
どの地図も観光客向けであり、ホテルとショッピングモールしか載っていない。
地元の人向けのディスカウントストアなど無視である。
もちろんタクシーにCOSTULESSと紙に書いて渡せば案内してくれるのかも
しれないが、それは余りに無謀だ。グアムは広い島なのだ。
下手をするととんでもない遠い場所でとんでもない金額を請求されかねない。
さてもう1つ、非常に不確かな情報だが、写真集のなかに登場する階段の
現場がヒルトンホテルではないかという情報を得た。
←この階段はどこだ?
メイキングDVDのラストで亀井が喋ってる後ろのポスターはなにやらレストラン
のポスターらしいが、このレストランがヒルトンらしい、という「らしい」ばかりが
並ぶ非常に曖昧な情報だ。
そこでまずはヒルトンホテルまで行ってみることにした。
歩くこと10分と少し。蒸し暑いので結構大変である。
ヒルトンのロビーに入るとたしかに階段があるが、どれも写真集の階段とは違う。
広い館内をうろうろするも、写真集に載ってそうな階段はなかった。
いきなりの空振りである。
ロビーに電話帳があったので、COSTULESSを探してみる。
アメリカの電話帳を引くのは初めてなのでどうやって探せばいいのか分らない。
政府機関と民間、企業と個人では別のページになっているようだ。
結局見つけられなかった。見つけられたとしても載ってるのは電話番号だけで、
日本のハローページのように住所などはない。
(仮に住所がわかったとして、その住所が島のどこなのかもわからないのだ!)
状況は絶望的だ。ヒルトンのロビーにある地図も、他にあるのと同じ観光地図。
そんな地図じゃダメなのだ。
こんなことなら「地球の歩き方」みたいな詳しいガイドブックを買ってくるんだった。
ガイドブックがあればなぁ・・・・
ガイドブックがあった。
ヒルトンホテルを出て、バス乗り場に言ってみると、ベンチの上になにやら本が
置いてあったのだ。見ると日本語のガイドブックである。
誰かが忘れていったのだ。天からの授かりモノとはまさにこのことである。
必死でページをめくる。観光パンフには載っていないグアム情報の宝庫である。
そしてCOSTULESSの情報もあった。大型ディスカウト店。
地図を引いてみると、グアム有数のショッピングスポットであるである、グアム
プレミアムアウトレット(GPO)のすぐ近くである。
GPOなら観光客向けのバスに乗っていける!!
一気にやる気モード突入だ。