蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

青森PVレポ あとがき

2005-04-09 13:42:58 | 青森握手会
これでおしまい。
書くのも読むのもうんざりという長文レポになってしまいました。
全部読んだという方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。

PVのレポはblogに書けば?という薦めに従い、今回はじめて開設してみました。
この先、この日記どうなるのか分りませんが、多分普通にキショイヲタ日記に
なるんでしょう。(こんな長文はもう書かないもんね)

さすがに今回の移動はキツかったらしく、よく朝始発で出るつもりが、
寝坊して出張先に1時間遅れてしまった(別に問題なかったけど)

青森PVレポ13 JAL1210便

2005-04-09 12:55:50 | 青森握手会
駅ビルで適当な夕食の後、空港行のバスにのる。
客の半分ほどはヲタのようだ。疲れがどっと出て眠りこけてるうちに空港着。
これから乗るのは、今世間をお騒がせしているJALである。しかもエアバス、
つまり旧JASが運行する便なのだ。一連の日航のトラブルは、旧JAS側で
発生したものが多ので、不安といえば不安。

1箇所しかない手荷物検査場を抜けると、やや広い待合室。まもなく搭乗が
はじまったが、多くの客はベンチに座ったままのんびりテレビを見ている。
われ先にと行列を作って乗り込む羽田空港の光景とは違う。

ヲタたちも残っている。
ただこれは理由があって、おそらく同じ便に乗るであろう、娘。たちの姿を
見守ろうというわけだ。
今日のイベントは試合展開と参加人数次第で終了時刻が分らないために、
ヲタも娘。もこの最終便を予約しておくのが妥当である。
(実際にはJRで余裕で帰れたけれど)

どうせ同じ飛行機に乗るのであれば待っていなくてもいい筈であるが、
無事に乗り込むところを見届けたいという不条理なヲタ心理があるのだ。
出発時刻が迫った頃、手荷物検査場の出口に娘。たちが姿を現す。
メンバーはみんな意外と軽装で荷物も少ない。
数人のスタッフに付き添われて、いかにもカタギじゃない姿に、
通りすがりのおばちゃんも「あらモー娘。だわ」と驚いた様子。

ご一行様は無事に(藁)飛行機に乗り込んだ。
もう出発時間だ。こちらも乗らないといけない。
機内に入ると、通路を後ろへ後ろへと歩いていくまこの背中がチラリと見えた。
オレの席はクラスJだが、娘。たちはエコノミーなのだ。

てゆーかさ、クラスJに乗せてやれよ。乗せてやれよ。乗せてやれよ。
フルメンバー+カントリ+美勇伝+スタッフ大勢といった普段の大人数の移動なら
定員の関係で無理なんだろうけど、今日はスタッフ合わせても10人足らずの集団
なんだから、充分クラスJに乗れるはず。
事務所がなぜ普通車、エコノミー利用に拘るのかさっぱり分からない。

飛行機は揺れた。羽田への降下が始まった頃からグラグラグラと揺れはじめた。
揺れに身を任せてウトウトし、ふと目を覚ますと相変わらず揺れている。
ずっと揺れ続けているようだ。ベルトサインもつきっぱなしで、客室乗務員も着席した
ままなので、客が自分でシートベルトのチェックをするようアナウンスされる。
娘。が怖がってないか心配になったが、考えてみれば彼女たちの方が飛行機には
乗りなれてる。きっと余裕でお菓子でも食べていることだろう。

何事も無く羽田空港に着陸。
娘。ご一行様は最後に降りてきて、動く歩道を列を作ってゾロゾロと歩き、
外に待たせていた車に乗り込んでいった。
ちょっとだけ、れいなが他の3人から離れ気味だったのは、多分気のせいだ。
今日はありがとう!本当にお疲れ様!!

青森PVレポ12 八甲田丸

2005-04-09 12:36:38 | 青森握手会
冷たい風が吹き始めていた。
オレはバス停で、つい数分前の出来事にどう向き合っていいのか分からずにいた。
興奮を紛らわすため、「バス遅いな」「歩くのはちと遠いか」「タクシーは贅沢だし」
などとどうでもいいような考えをめぐらす。

3年を超えるまこヲタとしての日々のなかで、何かが大きく変わった日。
多分今日は、そういう日になるのだろう。しかし今のところ何の実感も無い。
たぶんこれからもテレビでまこを追いかけ、コンサートに駆けつけ、馴れ合いもし、
これまでと変わらずにまこを応援し続けるだろう。
でもあの瞬間。決して手の届かない存在だったまこと言葉を交わした瞬間は、
オレの心のなかでどんどん大きくなっていくに違いない。

青森駅に到着したが飛行機の時間までかなりある。イベントが早く終わりすぎ
なのだ。そこで、駅の裏手に係留された八甲田丸へ行ってみることにした。




まこが産まれた半年後に姿を消した青函連絡船は、現在函館に摩周丸、
お台場に羊蹄丸、そしてこの青森に八甲田丸が展示されている。
お台場と函館は見たことがあるが、ここは初めてだ。

対岸の港町函館と違い、青森港は連絡線のための港という性格をもっていた。
従って、ここの展示は非常に力が入っていた。
ブリッジや無線室などは、ほぼそのままの状態で保存され、ついこの間まで
海峡を走っていたようである。また、車両甲板やエンジンも公開されている。

最上甲板から、灯が点きはじめた青森の街を眺める。
長い一日が終わろうとしていた。



青森PVレポ11 神様もうすこしだけ

2005-04-09 01:16:44 | 青森握手会
石川さんと握手するのも、初めてである。

「あと一ヶ月、頑張ってください。」
「ハイ!」

このときの石川さんの表情は忘れられない。

オレの言葉を聞いて、それまでの彼女のスマイルが消えた。
そして、かすかな微笑みを浮かべたまま、強い目でオレの顔をしっかりと
見据えて「ハイ!」と返事をしてくれたのだ。
卒業に向けた彼女の決意と、そして残りの1ヶ月にかける彼女の想い。
そういうすべてを一瞬の表情がオレに伝えてきてくれた。

1月の八景島の飯田さんを思い出した。飯田さんは、もう少し優しい表情
だったけど、気持ちは多分同じだっただろう。
モーニング娘。を卒業していくメンバーは、いつもこの凛とした微笑みを
浮かべて旅立っていく。

神様、お願いがあります。
どうか、まこにも、この微笑みを浮かべて旅立つ日を用意してください。
絶対に、この微笑みがないまま、終わりにはしないでください。



さて、そのまこが目の前に立っている。
こんなに近くでまこを見るのはもちろん初めてだ。
でもまこが、ものすごい親しみやすいオーラを出しているので、
本当に自然に、距離1mで対面することが出来た。

両手でしっかりと握手をする。
「ずっと応援してました」
「ハイありがとうございます!」

早くも係員によって流され始める。胸のIDカードを見せる。
「この頃から、ずっと・・・」
「あっありがとうございます」
それで、終わりだった。

でもこの瞬間、たしかにまこはオレのことを見ていた。
そしてオレに向かって喋ってくれた。
それで、充分なような気がした。

すでにまこは、俺の後ろの家族連れ、あのボールを当てた女の子と握手をしている。
まこは、まるで女の子の頭を撫でようとしているかのように身を大きく乗り出して、
満面の笑顔で女の子となにやら言葉を交わしている。

素晴らしい笑顔だ。
おそらくまこの頭の中じゃ、オレのことはすでに消去されてしまっただろう。
でもあの笑顔を間近で見れて良かった。あの家族連れには本当に感謝しなきゃ。

すっかり放心状態のオレは、亀井を田中とは無言で握手を交わしてしまった。
本当は亀井には「ショートヘア似合ってますよ」って言いたかったし、
田中には「中学卒業おめでとう」って言ってあげたかった。
でもはじめてのまことの握手という衝撃は、そんな台詞を奪い取ってしまった。
2人には悪いことをしてしまった。

青森PVレポ10 伝えたいコト

2005-04-07 01:35:39 | 青森握手会
長かった抽選会が終わると、井上タンが改まった表情でマイクを持つ。
「これからもみんなで楽天ゴールデンイーグルスを応援していきましょう。
今日集まった楽天ファンの団結の証として、モーニング娘。さんの握手会を
行います!」
娘。たちも大きくうなずく。


本当に、来た。


まったく訳の分からない理由ではあるが、とにかくこのメンバーで握手会を
やるのである。
握手は昨日だけのサプライズで、今日はやらないんじゃないか?という不安は
誰の胸にもあったのだろう。会場はどよめきと拍手に包まれた。

準備の間何分か待たされたが、こちらもそれどころではない。
まこに会って、何を喋ればいいんだ?時間はどのくらいあるんだ?
頭の中が真っ白のまま、ついに握手会はスタートしてしまった。

まず2階席のお客が案内されて、最初に握手をする。
結構な高速である。
数千人参加型握手会のような「超高速」ではないが、おそらく一言しか
喋れないだろう。
一言で、なにを伝えればいいんだ?
考えがまとまらないうちに、あっという間に2階席終了、続いて1階席の
ステージに近い方からどんどん誘導されていく。

荷物が多かったため、今日1つしか持って来れなかったグッズを取り出す。
2001年秋コン横アリで買った、まこのIDカードだ。
初めてのモーニング娘。のコンサートを見た日。
初めてまこをステージで見た日。
その日に買った、はじめての娘。グッズ。
それが、このまこのIDカード。

「新潟行きますよ」とか言いたい。
「盛り上げますんで楽しみにしていてください」とも言いたい。
でもまず、自分の想いを伝える方が先なんじゃないか?
口の中で何度もモゴモゴとつぶやき、言葉を捜し続ける。

「た」列の番が来た。ぞろぞろとステージに向かう。
唯一の救いは前後が親子連れということだ。これなら係員に無理やり
引きずられることは無いだろう。

ステージに着く。まずは井上タンと握手する。参加者はなぜか、ヲタだけでなく
家族連れのお母さんまで、みんな最初に井上タンと握手していた。
なかなか人の良さそうな芸人さんである。

そして振り向いた目の前に立っているのは、

石川梨華。
ホンモノの石川梨華。

青森PVレポ8 ドッキドキ抽選会

2005-04-07 01:10:50 | 青森握手会
その後、西武が4点を追加して試合は終了。
娘。もこの日4度目の登場。「悔しい~」などとコメントを述べる。
まこは「あさっての日ハム戦も頑張って応援しましょう」と言う係だった。

∬∬´▽`)<ヒハム?
 ( ^▽^)<ニチハムって読むのよ、まこと。

などという会話が楽屋で展開されたのだろうか?

井上タンがステージ前に集まっていたヲタに自席に戻るように指示し、抽選会に突入。
娘。が座席番号のクジを引いて賞品が当たる。
最初は娘。のサインボール。いきなりの目玉商品である。

発表されたのは「た列」。おいおい、オレの列じゃねーか!!
た列の○○番、なんと隣の家族連れの女の子に当たったのだ。思わず拍手。
ステージ上からメンバーたちが「キャー可愛い!」「おめでとー」などという。
娘。がみんながこっちを見ている!

 ヒ~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分じゃないと分かってても、天にも昇る気持ちになった。

その後の賞品は、まこがクジを引く係。

∬∬´▽`)ノ<えーと、な、なにぬねののな列の○○番の方 。
∬∬´▽`)ノ<い、あいうえおのい列○番の方いらっしゃいますかぁ?
∬∬´▽`)ノ<次はく、かきくけこのく、の○番の方~

と舌っ足らずに読み上げるまこが可愛くてタマラン。
ちなみにまこの立ち位置はオレのまさに真正面である。

今日は空席が多いが、当たった番号には大体客がいた。きっと客のいない席の
番号はあらかじめ抜いてあるのだろう。スタッフの努力に敬意を表す。

時々、重複して当たるヲタがいる。一人で何枚もチケを持っているのだ。
井上タンが「あなたさっき当たりましたよね?」と質問する。
結局、再抽選をすることになった。
こういう状況で井上タンにとって唯一の相方となってサポートしてあげられる
のが石川さんだ。
 井上タン<いやぁビックリしましたねぇ
 石川さん<自己申告してくれたんで助かりました。ありがとうございます。
などと、イベントを2人で進行させていた。

青森PVレポ7 ラッキー7

2005-04-07 01:03:42 | 青森握手会
7回の裏の攻撃は本当にラッキー7で、楽天は無死2、3塁と攻めたて、西崎を
引きずり降ろし、この試合最大の見せ場を作った。客席も大いに盛り上がった。
しかし結局無得点に終わり、敗戦はほぼ決定的となった。

井上タンがしょんぼりした顔で登場する。ヲタからガンバレ!と声がかかる。
「よーし、元気が出てきた!じゃあ呼んじゃうよ、モーニング娘!!」
これは予想外の展開。ヲタもあわててステージに駆け寄る。
マイクを持って来たのは石川さんだけ。
「最後まで応援しましょう!」とコメント。
ところがその後、石川さんは自分のマイクを持って他の3人にマイクを向け、
1人ずつコールをさせようとしたのである。すごい!さすが梨華姉さん!
最初はまこである。

∬∬;´▽`)ノ<イェーイ!


まあ、一人目だし
とっさのことですから仕方ないという気もします。
でもイェーイはなぁ・・・
「絶対勝つぞ!」とか「最後まで応援するぞ!」とか「楽天がんばれ」とか
もう少し調子のいいコトを言うべきですよ、オシゴトで応援してるんだし。
実際、あとの2人はそういうコールをしていました。
このイベントを見る限り、亀井や田中の方が集中してたかもしれない。

こういうまこたんは大好きだけど、ずっとこのままでいて欲しいわけじゃない。
やっぱり一人前のタレントになるためには、いろいろな事を覚えていって欲しい。
まこは頭の悪い子じゃないし、教わったことは忠実に守るタイプだと思う。
実際、あらかじめ与えられたコメントについては、この日は全く問題が無かった。
早口になることも無く、落ち着いて喋っていたし、間の取り方も適切。
その辺に関してはもはや心配いらない子です。

ただどうしても経験が足りない。まこの4年のキャリアはほとんどが娘。と
しての仕事だけだもんね。
こういうイベントはヲタ的には「ドサ回り」と言われて、とかくネガティブ
な見方をされることが多いけど、こういう現場でしか経験できないことも
沢山あるのだから、まこや他の5期メンバーにはいい機会だと思います。

青森PVレポ6 パブリックビューイング

2005-04-06 22:17:06 | 青森握手会
スカパーの中継がはじまると、まもなくステージに司会者が現れた。
彼が今日の司会を勤める芸人の井上タンだ。
昨日の盛岡も彼が司会だったようで、「昨日も来た人!」などというと
会場から一斉に手が上がる。オレは黙って下を向くしかない。
彼自身は野球には詳しくないのだろう、試合中も決して野球ファン的な
見解を述べることもなく、ひたすら「抑えましたよ!」とか「惜しかった」
とか表面的な感想を述べるだけのところが、かえって好感を持てる。
みんなオシゴトなのだ。

井上タンが「ではいよいよ」というと、客席が色めき立つ。お待ちかねの瞬間だ。

キタ━━━━━━∬´▽`∬━━━━━━ !!!!

元気いっぱいにステージ上に現れたのは、国民的アイドルモーニング娘。だ!!
左がら、梨華ちゃん、まこ、亀井、れいなの順。
会場は総立ち、ステージに駆け寄る者もいる。
しかし人数が少ないため、たいした混乱にはならない。
ギャーギャー叫ぶ奴は少なく、ボード厨が多い。昨今のヲタの縮図のようだ。

さて、まこである。名古屋以来だねぇ。体型的にはあの痩せた状態を維持している
ようで何よりである。コンサートなどでは編み上げたり留めたりする金色の髪を
今日はなにもせずにバッサリと降ろしたまま。
衣装は楽天応援ユニフォームだが、モーニング娘。はボタンを開け、裾を出し、
かなりラフな(だらしない)着こなしかたをする。
金髪にラフなスポーツウェア。うーん、見た目は田舎のヤ○キーだ。

そんななか石川さんは2つ縛りのおさげを両肩から前に垂らすという、えらく
若作りなヘアスタイル。これは可愛かった。彼女は青森娘。唯一の大人メンバー
として、このあとも頑張ってくれた。

あらかじめ用意されていたコメントを一人ずつ述べる。
まこのコメントは「3連勝してもらいたいのはもちろんでが、今日はホームラン
が見たいです!!」というもの。このあと西武カブレラが2本打つことになる。

娘。は早々に引っ込み、やがて試合が始まった。
楽天は先発、元ヤクルトのホッジスが立ち上がりを攻められ、カブレラが
豪快なホームランを決めて西武が3点先制。
その後は立ち直ったホッジスと、西武西崎とのテンポの良い投手戦となった。
試合の進行が早く、イベントも今日は早く終わりそうである。
娘。たちは全く出てくる気配はない。

客席は、楽天の攻撃中はみんなメガホンをたたいて応援し、いいプレイがあれば
拍手を送る。スタジアムの応援と同じスタイルで観戦だ。
家でひとりでスカパーを見るよりは、こういうPVの方が楽しいと思う。

6階の裏、ついに楽天が犠打で1点を返す。井上タンがステージに飛び出してくるが、
娘。は飛び出して来ない。

7回表が終わって楽天の攻撃、ようやく娘。が再登場。
マイクは石川さんと亀井だけが持っている。この2人しか喋らない予定のようだ。
まずは亀井が、ラッキー7なので頑張って応援しましょう!などと客席を盛り上げる。
そのあとなぜか井上タンが、「石川さん、青森の思い出ってありますか?」などと
ヘンな話題を振る。
石川さんは青森でイカ釣り船に乗った話をする。
「イカに噛まれたりしたんですよ!」
「えぇっ?」
などのトークが展開されるが、多分石川さんが言ってるのは、なっちごっちんと
一緒にロケをした日テレの特番(2001年正月放送)のことだろう。
でもあれは、秋田県だったんじゃないか?オレの勘違いか?

青森PVレポ5 ゴーストタウン

2005-04-06 21:20:21 | 青森握手会
会場前の電光板には5℃の表示が出ていたが、それほど寒くは感じない。
中に入るとヲタが50人ほど。
窓口で係員に名前を言ってチケットをもらう。これが楽天チケットの発券方法だ。
昨日の盛岡、いわきでは、オレの名前の封筒が余ったはずである。残念なことだ。



まもなく係員が現れて入場列を作り始める。それに並びかけたが、開場は12時で
試合開始は13時。開場と同時に入っても仕方なさそうなのでいったん外に出る。
朝早かったので昼食をとりたいところだが、周囲には全く開いている店がない。
ほとんどの店がシャッターを下ろし、そして人通りも全くない。
ここは県庁などに近い官庁街らしく、日曜日はゴーストタウンになるようだ。



仕方ないので会場に戻り入場する。荷物検査は特に厳重ではない。
メンバーにかなり近づくイベントなのに、おおらかなものである。
写真が売ってるので買う。1人3つまでの制限がされていた。
その他の娘。のポスターなどは売り切れであった。
応援グッズとして小さいメガホンを買う。こういうの買うのは久しぶり。
CD売り場では、3000円以上買った客にマンパワーのポスターを配っている。
まだ買っていないPV集がちょうどよい値段なので、つい買ってしまう。
ポスターゲット!!
こうしてヲタは無駄遣いをする。
いったん外に出て(出入自由)会場内の食堂で何の変哲も無い定食を食べる。

会場は普通の市民ホールで、ステージ上には思ったより立派なスクリーンが
設置されている。ここにプロジェクターを使用してスカパーの中継を映すのだ。

オレの席は「た」列。15列目である。前通路なので見やすい。しかも真ん中。
楽天ではなく、ローソンで買えばもっと前の席が出たらしい。

客席はかなりガラガラ。ステージに近いブロックではそれなりに席が埋まって
いるが、後ろの方は数人しかいない列も沢山ある。2階席の様子は見てないので
わからないが、おそらくもっとさびしい状況であったろう。
握手会の話を聞いて、もっとヲタが殺到するものと考えていたのでこの客入りは
意外であった。たしかに青森は遠いが、これが2、3年前のモーヲタだったら
こんな体たらくではなかったはずだ。
そして、地元の一般の客も「モー娘。見よう」とやってきたと思う。

それにしても、たった1000円で見れるのである。
表に出て道行く人に「野球とモー娘。見ていきませんか?!」と声をかけたい
衝動に駆られたが、表に出ても「道行く人」などいないことは先ほど見てきた
とおりである。なんてこった。

両サイドは家族連れ。ヲタじゃないので嬉しい。子供さんはいずれも女の子で
とくに右隣の女の子はひときわ可愛い。お父さんに甘えている姿は、
まこも昔はこんな感じだったのかなぁ・・・ハァハァと妄想せずにはいられない。
彼らも楽天ではなく、モーニング娘。がお目当てのようだ。

やがてスクリーンにフルキャストスタジアムが映し出された。
会場内からはパラパラと拍手が起きた。

青森PVレポ4 青森駅は雪の中

2005-04-06 21:12:53 | 青森握手会


盛岡からスーパー白鳥函館行きに乗る。JR北海道の車両であり、車内誌も北海道
のもの。路線図にはちゃんと北海道新幹線も載っている。

盛岡駅では見覚えのあるヲタも見かけたが、それ以上に家族連れや団体、外国人の
観光客の姿が多く、指定席は満席。こういう華やいだ雰囲気の特急はいいものだ。

人家が全く見えない山の中や、田んぼの中をコトコトと進んでいく感覚は在来線
ならではのものだ。荒涼とした車窓をみていると、ずいぶん遠くまで来てしまった
という気持ちになる。この先でまこが待っているなどとは、ちょっと信じられない。



線路際に、それまで見かけなかった雪が見えるようになった。
列車が進むにつれて、どんどん雪が深くなっていく。青森市は雪の深い町である。

青森に来るのは、たしか12年ぶりだ。駅上空には巨大なベイブリッジがそびえる。



長い通路を歩いて改札口を出る。大阪市内→青森の切符ともお別れだ。
1万円以上する「乗車券」は当分お目にかかれないと思う。

駅前のバス乗り場に行くが、どのバスに乗ればいいのか分からない。
路線図を見るとほとんどの路線が会場前を通るようだが、目の前のバスが
どの路線なのか、「○系統」などという表示が無いので分かりにくいのである。
多分これであってるだろう、と適当に乗ったバスでヒヤヒヤしていると、
5分ほどで本日の会場、市民文化会館に到着した。