蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2008年3月29日~ハロプロ新人公演キラメキの横浜~

2008-03-30 04:36:30 | Weblog
昨年の5月に初めて行われた新人公演だが、すでに4回目となった。
2008年度の新人公演は横浜で行われる。

4回目ではあるが俺にとっては第1回に続いて2度目の参加だ。
第1回は娘。の新人である光井、リンリン、ジュンジュンと℃-uteから
もエッグ出身の有原が出演しTHEポッシボーも参加して豪華だった。

今回はエッグのみであり、すでにエッグから離脱したTHEポッシボー
と是永さんも参加しない。さらに数名の脱退者もいて出演者は全部
あわせて19人という小所帯となった。
さらにこの公演を持ってまのえりこと真野恵里菜が卒業する。



会場の横浜BLITZに到着したのは開演の15分ほど前だ。結構ギリギリ。
グッズ売り場に行列ができている。もちろんそんな場所に用は無い。
グッズなどはもう買わないことにしているが、経済的な問題もさること
ながらあんな効率の悪い行列に並びたくないのが最大の理由だ。
事務所もグッズの販売を収入源として期待するのであればもう少し
売り方を工夫すべきだね。
グッズ列以外にはあまり人がいない。開演が近いからだろう。
チケットを持ってないので当日券売り場に行く。
当日券以外にも、明日この会場で行われるTHEポッシボーの1st
コンサート。エッグの前田憂佳と福田花音が出演する舞台「美女木ジャ
ンクション」。さらにBerryz工房と℃-uteの合同コンサートのチケット
まで販売していた。

当日券は3000円。ただしドリンク代が500円かかる。いつも思う
のだがなぜチケット代にドリンク代が含まれないのだろうか?
100円そこそこのPETボトルに500円払うのは癪だが、会場に
対してヲタが支払う迷惑料のようなものだとあきらめる。

会場の中は別世界だった。
フロアはすでに大量をヲタで埋め尽くされている。
暑い。Tシャツ1枚になってもまだ暑い。
とりあえずロッカーを借りて荷物と服を押し込む。

前の方はすでに人がぎっしりで入り込む余地は無い。はじまったら
おしくら饅頭が始まるだろう。そういうのはあまり趣味じゃないので
後ろに居場所を探すが、ここもダンスフロアであり危ない場所だ。
後ろの段になっている部分の直前あたりが比較的平和そうなので
ここに決めた。

2階席はファミリー席で、両サイドは出演者の親御さんやご家族が
座っている。もちろん誰が誰の関係者なのかは分からない。

きょろきょろしているまもなく、公演が始まった。
ちなみにセットリストは事前にすべて公開されている。

1 JUMP 全員
エッグメンバー全員が登場。衣装は赤、緑、オレンジに分かれてる。
よく見ると(よく見なくても分かるが)2006年の夏のワンダコン。
あの紺野小川卒業コンサートで、最後のメドレーで着ていた衣装だ。
赤がモーニング娘。緑が℃-ute、オレンジがBerryz工房だったはず。
真っ先に目に付いたのは吉川であった。
久しぶりに見た気がするが、見た目てきにかなりめーぐるに近い。
でも体はでかいね。あと衣装のせいもあるけどかなり胸がでかい。
前列は吉川友、福田花音、小川紗季、真野恵里菜という並び。
この辺は四天王的な位置づけと言えそう。

2 Yeah!めっちゃホリディ 全員
引き続き2曲目。
他のメンバーも少しずつ見えてきた。
能登有沙が可愛い。音楽ガッタスコンサートで見たときはハリキリ
過ぎの髪型がかなりヤバかったが今日は普通。
それに引きかえ澤田由梨の髪型は何だ?ダスキンのモップのようだ。


MC
メンバーが退場してまことが登場する。相変わらず頼りない。
メンバー紹介はまことが名前を読み上げる形。スクリーンに写真が
映し出されるが本人は出てこない。ちょっとさびしい。

3 やったろうぜ! 能登、真野、仙石、澤田、武藤
音楽ガッタスのメンバーが登場。
そういえば仙石を見るのを忘れてた(笑)。
衣装が最初のワンダコン衣装のままなので結構体型が太めなのが
分かってしまうが元気そうである。歌の部分では澤ちゃんと仙石
で曲を仕切ってるので、エッグだけでやってるのに結構かっこいい。
のっちもリーダー役として貫禄がある。
そして真野ちゃん。
エッグからも音楽ガッタスからも卒業する彼女にとって、今日は
この仲間で歌う最後の日となるわけで、5人にとっても今日の
ステージは最後の思い出になるだろう。
カメラも執拗に真野ちゃんを映し出す。
たしかに真野ちゃんは可愛い。でも真野ちゃんを凌ぐと思われる
美少女がいた。むっちいこと武藤水華である。
音楽ガッタスでも「意外と(失礼)可愛い」と評判が立っていたが
今日はまた一段と可愛くなってきた。女の子ってこんなに短期間
に可愛くなるものなんだと感心してしまう。


4 やる気!IT'S EASY 前田(ゆ)、田中、北原、古峰
曲紹介のある演目もあるが無い時のほうが多い。
さすがにエッグのメンバー全員の顔は覚えてない。
ていうか半分も分かってない。
なので「今歌ってるのは誰?」って戸惑うことになる。
セットリスト印刷して持っていけばよかったね。
この曲は前田と田中は分かったけれどあとの2名は顔と名前が
一致しない。曲自体は前田が目立っていたようだ。

5 レモン色とミルクティー 小川、吉川、和田
出てきやがったな小川紗季
さすがに上手い。ダンスも良い。
そんなサキティの隣で意外にも吉川が良い。歌も結構負けてない。

6 さあ!恋人になろう! 福田、森、佐保、青木、古川、西念、岡井
出てきやがったな、福田花音
さすがカリスマブロガーだけあってとんでもない声援が飛ぶ。
全体の中でも一番良い場所に配置される。後のメンバーは背景と
化してしまうが、ただの背景では終わらないのが西念である。
モニターに映し出されるたびに「うわ!西念だ!」と周りから
声が上がる。名物メンバーになりつつあるな。
ところでステージに向かってサイリウムが何度か飛んでいく。
たぶんわざと投げているのだろう。困ったヲタがいるものである。

MC2
小川紗季、福田花音、森咲樹が呼ばれてトーク。
レッスンの思い出として小川が「交換ノート」をしていると発表。
メールと違って絵を描いたり字の大きさを変えたりできるし記念に
残るからいいと、結構まじめな事を言う。

まこと氏「へぇーいつごろからやってるの?」
小川紗季「3日前です」
オチも完璧である。

福田は最近流行ってる悪戯として
「誰かがトイレに入ってるときに電気を消しちゃう」
というちょっとヤバいエピソードを披露。
しかもすぐ点けてあげるのではなくそのまま放置しちゃうらしい。
なんて小悪魔なんだろう。まるで加護ちゃんの若い頃のようだ。

森は将来の夢として
「クレープ屋さんの前で買うかどうか迷ってたら店のお兄さんが
『あれ?森咲樹ちゃん?これあげるよ』とご馳走してくれるくらい
有名になりたい」という夢を披露した。

福田花音「まことさんはそういうのありますか?」
まこと氏「ラーメン屋さんで替え玉する気満々のときに『サービスです』
     とあまり食べたく無かった餃子を出されてしまい、替え玉が
     食べれなかったたことはありますね。」
小川紗季「へたれですね」
福田花音「花音だったら餃子も替え玉も全部食べますよ」
小中学生に容赦なく突っ込まれるまこと氏である。

7 私のすごい方法 前田(ゆ)
ソロで1曲もらえる数少ないメンバーである前田憂佳。
緊張しているのか声もう安定で頼りない感じ。でもその歌声がこの曲に
合ってると思った。今松浦が歌うよりも今日の憂佳のほうがイメージに
ピッタリ合う気がする。
ていうかいかにもアイドルって感じの子だよね。
周りのヲタが「かわいいな!おい!」と感嘆していた。


8 恋占い通りにはならないわ 能登、真野、仙石、澤田、武藤
真野ちゃんをソロでガンガン推すのではなく音楽ガッタスのメンバー
として起用し続ける今回のセットリストは結構評価すべきだと思う。
グッズのほうでは真野だけソログッズが売られたりして一足早く
ソロデビューしているのだが、公演内容では5人の最後のステージ
という演出にこだわったようだ。

9 デコボコセブンティーン 福田、吉川
Wの名曲だが身長差があるので曲のタイトルには合ってる。
ていうか福田はWの曲なんか歌うと完全に加護ちゃん2世になるね。
実際歌パートも加護側をもらっていたようだ。
吉川はここでも結構いい味を出していた。第1回新人公演のときは
前評判は高かったのだがイマイチ物足りない印象だったけど1年で
ここまで成長したのは凄いと思う。


MC3
前田憂佳がさっき歌った「私のすごい方法」を知らなかったという
仰天エピソードを披露。たしかにもう6年も前の曲だからな。

10 駅前の大ハプニング 小川
同じソロ組である先ほどの前田憂佳とはまったく違う。イントロの振付が
芝居になっていて表情の作り方も完璧。
歌も原曲のミキティに比べればもちろんまだまだであるが、今日の
時点でまだ小5という年齢を考えると恐るべき実力派だ。
こういう人材を世間にはほとんど知られずに隠し持ってるところが
ハロプロの強みだと思う。

ハロプロはあと10年は戦える。
そんときあなたは何歳ですか?

11 I&YOU&I&YOU&I 福田、森、能登、真野
タンポポの名曲だね。
森:飯田
能登:矢口
真野:石川
だったような気がする(うろ覚え)
そしてもちろん
福田:加護である。声質も良く似てる。

12 革命チックKISS 前田(ゆ)、田中、北原、古峰
この曲になったとたん会場のヲタが暴れだす。
かなり酷いことになってる。
ローマーンース!という掛け声があちこちで・・・

13 ナビが壊れた王子様<LOVE CHANCE> 小川、吉川、和田
レモン色とミルクティーと同じメンバーである。
和田ちゃんって子も結構可愛い感じの子だし、この子も
これから推されていくのかな。

MC4
次回新人公演のお知らせ。次回は6月に赤坂BLITZである。
シャ乱Qの20周年公演のお知らせ。日本武道館で12月。
12月の話を3月にされても・・・
ちなみにハロプロメンバーも出演予定だそうである。

14 サマーれげぇ!レインボー 福田、森、佐保、青木、古川、西念、岡井
あ、岡井ちゃんだ。
いやもちろんいるのは分かっていたがこの曲ではいいとこにいたので
ちょっと観察してみた。
でもなんかすごい難しい顔をしている。何かと戦っているかのようだ。
お姉ちゃんの明るさとはちょっと違うよね。

15 スクランブル 能登、真野、仙石、澤田、武藤
音楽ガッタスメンバーの最後の曲はなぜかごっちんの曲。
真野ちゃんが後藤に似てるからかな?
ただこの歌を見る限りそんなにごっちんっぽくなかった。
今日ののっちはなんか燃えてる。ヲタの声援も凄く多い。

16 お先にすんずれい 全員
これは歌ではなく、全員で手袋と椅子を使ってのパフォーマンスと
ラインダンスなどをやる出し物。

17 友情 純情 oh 青春 全員
盛り上がるのはいいがいろんなものが飛びまくり。
ヲタが飛ぶのはいいがモノを飛ばすのは止めよう。

MC
最後のMCであるが、なぜか笑っていいとものテレフォンショッキング
に扮したコント仕立てである。
まこと氏がタモリ役。エッグはひな壇に座りお客さん役として
まこと氏の「今日は暑いですね」に「そーですね!」をリアクション。

そこから一人呼ばれてトークをするというコーナー。
終わると「じゃあお友達を」と言われてなぜかくじ引きをして
次のメンバーを決定する。
指名されたメンバーは「○○さんからのご紹介」と紹介されて
よびだされるのである。呼ばれるメンバーは5人。これは月~金曜日
を意識したものだ。いろいろ手が込んでるが要するに代表選んでの
トーク&告知コーナーである。

最初のトークは古川小夏。
まずは次回新人公演の告知。ご丁寧にスタッフが出てきて
新人公演のポスターを貼り付けるという小芝居。
小夏ちゃんは結構トークが達者であった。
何年生になるの?という質問に高校生になるとのこと。
国際交流のある高校なので英語をがんばりたいととこと。

2人目のトークは吉川。
告知はもちろん北原と久住と組んだユニット、ミルキーなんとか
のことである。吉川は久住が大好きとのこと。
彼女も何年生か聞かれて
「卒業生です。」
と答える。
「あ、今は卒業生なんですが4月からは高校生です」
意外と天然なのかもしれない。

3人目は小川紗季
ここまでくれば分かる話だが純粋なくじ引きでメンバーが
選ばれるわけではない。主要メンバーだけである。
サキティからの告知は特になし。なんか仕事が欲しいね。
話題としては最近親と渋谷原宿に行った。
目当ては「ハロショ」(爆笑)
ただし小川本人は行けないのでお母さんに行ってもらった
とのこと。ハロメンってハロショには入れないのね。

4人目は前田憂佳
告知はもちろん「美女木ジャンクション」。
まこと氏に「なんか稽古中のエピソードはありますか」と
聞かれて予定してない質問だったのか「えー」と考え込んで
しまう。助けを求めるように花音の方をちらちらと見るのが
可愛いのであった。

5人目は森咲樹
告知は特になし。
であるのなら別に森じゃなくてもいい気がする。
まだしゃべってない子もいるわけだし。
まこと氏に学年を聞かれて「何年生に見えますか?」と逆質問。
まこと氏の予想は高校1年。
正解は中学2年であった。
おっさんからすればどっちも同じようなもんだが思春期の
少女にとっては10年にも近い差があるのであろう。

18 ここにいるぜぇ! 全員
コントの後に最後の曲という変わった構成である。
さてひとつ気になることが。

澤ちゃんが「小川麻琴に似ている」という評判がる。スタッフの
耳にも入っているかもしれない。あるいはスタッフもそのように
思っているかもしれない。
この曲をやるにあたり「お腹いっぱい学ぼう」のパートや
「ぷるるー」などを澤ちゃんがやらされるのではないか?

そんな心配をしていたが、澤ちゃんがもらったパートは
「カモンセイアゲイン!」であった。
ここはマコパートじゃないよね?
ちなみに福田花音は「ハリキッていきましょ」担当であった。
この曲で全曲終了。とくにアンコール的な演出はなく終了した。


さてエッグのみんなはそれぞれがんばっているのだが
このままでいいとは思えない。
6月に次回の新人公演があるが、エッグは別に新人公演を
やるために活動しているわけではない。ハロプロの人材育成の
ための活動がエッグであり、『ハロプロエッグ』という名の
ユニットではないのだ。
そういう意味で真野ちゃんがソロデビューしたり吉川と北原が
MilkyWayに起用されたりするのは正しい方向性だと思うし
今後も拡大していって欲しいね。

ハロ10とおじぎ30度に行ってきた

2008-03-02 23:52:28 | Weblog
ハロ10に言ってきた。ハロープロジェクトのファンクラブが誕生して
10年を祝うイベントだ。
先日札幌、福岡で行われ、今回はいよいよ東京での開催となった。
各地方ごとに登場メンバーが変わる。
今日のメンバーは美勇伝から石川、三好、岡田。それに里田、アヤカ
ゆきどんの6人である。



会場はZeppTokyo。ハロプロのイベントではおなじみの会場だが、
個人的にはあまり来ることがなかった。インディーズ時代の℃-uteの
イベントに来たのが最後だったか、思えばあれが最後のめぐぅであった。

メンバー的には明日のベリーズ工房に比べると地味かもしれない。
そのせいか、会場前についてもごった返した感じはしない。
顔見知りも見当たらない。

入場列に並ばされる。
ようやく入場と言う頃になって真砂さんの姿が。同じ会に入るらしい。
入場ゲートで転売防止用の厳重なチェックを受ける。
・チケット
・会員証
・期限証
・チケットを送ったときの封筒
これだけのものをそろえて見せないと入れてくれない。まるでディナー
ショウのようだ。
もっとも俺はスペシャル会員様なので期限証はいらないのだ。エヘン。

入場した後、Zeppのしきたりでドリンク代500円を払ってドリンクを
買わされる。同じ500円ならまだ写真でも買った方がいいな。
そんな風に思いながらグッズ列へ。
正直欲しいグッズなど全くないのだが、「せっかくだから」という
気持ちにさせてしまう何かがある。
さすがにソロTシャツはないがなぜか色分けされたTシャツが売ってる。
あと写真とDVDか。DVDは各会場共通で、ハロプロメンバー総出演
といういかにもつまらなそうなもの。
にもかかわらず見ていると欲しくなってきた。
財布にはあまりお金が入っていないので普通なら諦めるのだが、俺は
スペシャル会員様なので現金がなくても買い物できるのだ。エヘン。
そんなわけでDVDと写真を購入。
後で見たDVDは案の定つまらない内容だった。

会場は後ろから4列目くらいの場所。PAの席よりも後ろだ。
双眼鏡を持ってきてよかった。なかったらなにも見えないだろう。
座席には赤青の紙とアンケート用紙が置いてあった。

イベントが始まった。ステージ横から登場してきたのは野沢トオル氏。
この人久しぶりに見るな。
会場から「トオルちゃん!」と声援が飛ぶ。一度でもハロプロと共演
した人に対してヲタは本当に優しい。

トオルちゃんから一人ずつ紹介されながら、前田、アヤカ、里田、
岡田、三好、石川が登場する。
衣装などはなく、メンバーみんなお揃いのTシャツ姿だ。
アヤカは下だけセクシーなジーンズのミニスカ。
梨華ちゃんは「私は特別なの」とばかりにTシャツの上から白いニット
のマフラーを垂らしていた。
普段の衣装とは違ってTシャツということで、岡田唯ちゃんの上下運動
は凄く目に付く。歌ってるときは特に凄かった。

メンバーの挨拶。
「どうもすみません。アヤカです。」
となぜか謝ってしまうアヤカ。
「里田です」「どうも」「あ、ハイ!」「そうですね」
となんとなく空回り気味の里田。
「今日のメンバーはみんな仲良しなんです」
と偽情報を流す岡田。
「ハッピー!」
をしながらも自分が主役になっていいか測っている感じの梨華ちゃん。

最初の催しは、ユニット名の決定である。
チケットに同封されていたアンケート用紙にこのメンバーのユニット名
を募集する紙が入っていた。入場口のところに回収BOXがあって、
そこに集められた用紙をスタッフが選別したやつがテーブルの上に
乗せてある。そっからメンバーがあれこれと選んでいく。

さすが里田である。選びながらも「みんな上手いですね」「凄いなー」
などと喋りっぱなしである。他のメンバーが黙って結構真剣に選んで
いるので里田しか仕事をしてない状態になっている。

各メンバーが候補策を選んで客席の拍手で決定する。
微妙な作品を選んでしまった里田には拍手なし(笑)

「FCなのにすごいアウェーですね」という里田。
こういううまいコメントをとっさに出来る里田がおバカな筈ないよね。
ユニット名は「闇鍋6(シックス)」に決定した。

ユニット名が決まったところで歌だ。
何を歌うかはクジで決めるのだ。エントリーされてるのは
各自がハロプロで最初に歌ったシャッフルユニットの曲。
・黄色いお空でBOOM BOOM BOOM (アヤカ)
・チュ!夏パーティー(石川)
・GET UP!ラッパー/(前田)
・幸せですか(里田)
・ALL FOR ONE & ONE FOR ALL(岡田三好)

候補を見るなり「あったし古いなー!」と感嘆するアヤカが面白い。
梨華ちゃんも「あたしも2番目なんだ」と感慨深そう
前田さんも古いのだがシャッフル参加したのはSOLT5だもんね。

じゃあ選ぼうという段になって三好から
「夏パーティーだと梨華ちゃんが調子乗っちゃうからやだなー」
とキツイコメント。怒る梨華ちゃん。
三好は普段あまり面白い事は言わないのだが、梨華ちゃんへの
ツッコミだけは冴えているようだ。

注目のクジの結果は「チュ!夏パーティー」
梨華ちゃん大喜び。まるで台本が合ったかのようなお約束だ。
梨華ちゃんから直々に振り付けの講釈が述べられる。
最後のチュ!は終わったあとめっちゃ恥ずかしそうな顔するのが
ポイントとの事
( ^▽^)<大丈夫、やれば恥ずかしくなります!

メンバーは全員歌詞カードを持って歌うのだが、梨華ちゃんは
途中でイラネと歌詞カードを投げ捨ててしまった。ヲタは拍手。

続いてクイズ大会。ハロプロの会報からマニアックな二択問題が
出題され、ヲタは各座席に配られた赤青の紙で回答するゲーム。
途中まで順調だったが、アヤカの出題した
「プッチベスト(2000年)のジャケットで私が着ていた
衣装は赤or青?」という問題で間違えてしまった。難しい。


次の歌はくじ引きで「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」に決定。
この辺はスタッフが操作してるのかもしれない。
うっかり「幸せですか」なんて引いてしまったら盛り上がりに
欠けちゃうから。

トークコーナーでは記念に何か曲を出すとして、どんなタイトル
をつける?というお題について各自パネルトークをする。

三好さんの曲名は「ダンシング☆ロマンス」
ロマンスとは”あの”ロマンスのことw
ローマーンース!っていう掛け声をやりたいんだそうである。

今日のメンバーはみんなベテランっていうかオトナなので
ヲタに対しても物怖じしない。
抽選会などでも近くのヲタに当たったのだが、彼が着てる34
という番号の服を見て「ほら、みーよファンだよ」などと
ゴニョゴニョ喋ってるのがかすかにマイクに乗っている。

最後の挨拶。
里田は「私は10年やってないんですけど今日は祭だというので
やってきました」などと言って大ウケだった。
今日の出演者で10年もやってる人はいないけどね。

アヤカは「最近はいつもイベントに来てくれる私のファンの人は
みんな顔も覚えちゃって、見かけないと『今日はいないのかな』
と心配しちゃう」などとアキバアイドルのようなことを言う。

さて握手会。ゆきどんとは最近よく握手するので平気だったが
アヤカとは写真集の握手会(2003年?)以来だし
里田などもハニパイの握手会(2003年)以来。
岡田と三好も美勇伝のキャンペーンで握手会をしていた2005年
以来ということで結構緊張してしまった。
アヤカとは見詰め合って一瞬間が出来てしまったのだが、
何も喋れなかった。
おそらく何か言おうとして上手く言葉に出来ず意味不明な事を
口走っていたと思うが、みんな「ハイ!」と返事をしてくれる
のがうれしい。さすがである。
おそらく意味の分かる問いかけをしても「ハイ!」と返事を
してくれるのだろう。

梨華ちゃんも含めて、なんかメンバーみんな疲れていた。
至近距離でみるとファンデーションとか結構ガタついている。
まだみんな若いのに、ハロプロって老けるの早くないか?
そんななかゆきどんが非常に美しくて印象的だった。

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「おじぎ30度」とは、ガストの店内で放映されていた
ドラマである。モーニング娘。から高橋亀井道重田中と、
なぜかモデルの土岐田麗子がガスト店員に扮して世界中
を旅して悪者をやっつけるサスペンスコメディだと聞いたが
たぶん嘘だろう。
その「おじぎ30度」が今年になって舞台化された。

一度だけ「おじぎ30度」を見たことがある。
去年の2月、千葉で麻琴の写真集のロケ地探しをしていた
とき、九十九里浜のガストで休息をとった。
そのとき店内の大型テレビにどっかでみたことある人たち
が映ってるな?とおもったらモーニング娘。だった。

音声が絞って合ったので内容は分からなかったがレジで
DVDが売られていた。
もちろん買わなかった。

それ以来の「おじぎ30度」である。



会場は新宿のシアターアップル。
あの新宿コマ劇場の下である。
入口でもらったチラシには、夏にコマ劇場にかかる
シンデレラのチラシもあった。
箙さんの写真がリボンの頃から変わっていないようだ。

なんと今日の座席は2列目だ。ステージから超近い。
ただし端っこなのでステージ中央に立つ役者さんは遠い。
芝居も少し見にくい席だ。

ステージには幕が降りてないので、開演前からセットは
丸見え。そのセットは本物のガストそっくり。
ドリンクバーの設備などは本物かも知れない。

暗転して開演。
照明がつくと、ステージ真ん中のテーブルに高橋、土岐田、
道重が座っていて開演とともにペチャクチャしゃべり始める。
こういう始まりはいかにも演劇っぽくて好きだったりする。

3人はこの店でバイトする女の子であるが、夜のシフト
なので今はこうしてお喋りをしている。
店は他の客もいて、店長が一人忙しそうに働いている。
厨房からシェフコート姿の田中が出てきて
从#` ヮ´)<店長もう出来てますよ!
などと催促する。私服姿の3人に対し、ワーキングウェアの
田中は可愛いが白いシェフコートは暴走族のツナギを連想
させる衣装だ。

从#` ヮ´)<お前らちったあ手伝えよ!
と3人に文句を言ってるうちに、今日からこの店で働く亀井が
登場。高橋道重土岐田の3人も店を手伝うことにしてウェイト
レスのユニフォームに着替えて再登場。
全員揃ったところで歌というオープニングである。

このお芝居はミュージカルではないので歌はここだけ。
内容を詳しく書く必要もないと思うが、特にストーリー
があるわけでもなく、事件がおきるわけでもない。
従業員の高橋道重亀井土岐田田中のお喋りと、ファミレス
にやってくるお客さんの群像コメディだ。ギャグ部分は
お客さん役の役者さんたちの仕事であり、結構ウケていた。
プロのお芝居はやっぱり上手いね。
でもそのプロの役者さんたちと絡む娘。メンバーの芝居も
決して見劣りはしない。
あの「Help!熱っちい地球を~」の頃とは見違えるレベルだ。

特に愛ちゃんはさすがにリボンの騎士みたいな濃い芝居は
していないが細かい部分をきちんと演じていた。
道重はセリフが危なっかしいところもあるが、立ち姿など
すごく美しい。遠くから見守るようなシーンでは妖気を
出している。表情が分かりやすいんだよね。
実は田中も意外と芝居が上手いほうだと思う。
どの舞台でも同じような役ばっかりなんだけど。

最近は色々なチームとライバル視されるモーニング娘。
であるが、こういうちゃんとした仕事をこなすスキルは
そこいらの連中とは違うと自信を持っていえるだろう。

終わったあとはカーテンコールを2回。
今日は最終日ということですでにメンバー半分泣き。
そのうち田中が本当に泣き出してしまった。
この子は本当によく泣くね。この件に関してはその翌週
名古屋でも触れていた。

このおじぎ30度の映像を使った動画がニコニコに
あがっていたので紹介。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2619551
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2621823