蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

ジャガイモンロケ地を満喫する その5

2009-05-12 22:59:14 | ロケ地
大間での最初の目的地は港の近くにある浜寿司だ。
ここはジャガイモンでメンバーが寿司を食べに来たお店だ。



放送では大間でのロケの最後に浜寿司に来ている。
番組の順番通りに旅をしている我々が真っ先に浜寿司を訪れたのは、
予約がこの時間しか取れなかったからだ。
GWの真っ最中はどこも混んでいるのである。



2名で予約してたので番組で使ったカウンターに通して
もらえないかな?と少し期待していたのだが、残念ながら
奥の座敷に通されてしまった。まあ仕方が無い。
そんなわけでジャガイモンとは雰囲気が大きく異なる。

ジャガイモンメンバーの席


我々の席


テレビでは笑っていいとも!が放映中。こんな文字通り
地の果てでも普通に放送しているテレビ番組はすごいよね。
この辺りではテレビに出ないタレントなど存在しないに
等しいのだろうなと思う。

メニューを見る。


注文するのはもちろん大間鮪盛合わせ握りである。
この日の値段は5,500円であった。これを2人前頼む。

なんだか緊張してきた。
いい歳をして、一人で5,000円以上するような寿司は
食べたことが無い。でもこれから食べるのは東京なら
桁がもう一つ上がるレベルの寿司である。

落ち着かずにすごす。座敷にはいろんなものが飾ってある




ちょっと長めに待って、いよいよご対面だ。

ドン!と目の前に置かれる。


(クリックするとちょっとでかい画像になります)

美しい。
しばらく眺めていたい。




ゆっくりと食べた。
味についてはこんなところでアレコレ言うような
ものではない。
一つ言えることは5,500円で味わえる快楽としては
これ以上のものは存在しないだろうということ。

幸せになった我々は帰りがけにカウンターを覗いた。
ロケに使った場所である。


壁には芸能人のサインが飾ってある。
こういう場所においては芸能人とはテレビに出ている
人というよりはお店にサインが飾ってある人を指す
のかもしれない。

そしてついに見つけた。



今回の旅で初めて見た麻琴の痕跡。ジャガイモンの
ロケが確かにここへきた証拠でもある。

店を出た我々は本州の最北端。
大間崎へ向かう。
大間崎はジャガイモンの大間編のスタート地点である。



スタート地点ではあるが、フェリーターミナルがある
町中心部からは結構離れている。幸い浜寿司の近くに
タクシーの営業所があったので車で行くことにした。

5分ほどで大間崎に到着。そして驚いた。



物凄い観光客である。

たしかに浜寿司には沢山予約が入っていたが、大間の
町を歩いてたのは我々くらいである。基本的に人の気配が
あまりしない町だったので、ここへ来て急に人ごみが
出現して驚いてしまった。
この人たちはどこから来たのだろう?

関東のナンバープレートをつけた車も沢山いるので車で来た人も
多いのかもしれない。前にも書いたが、青森や八戸からだって車で
3時間ほどかかる場所なのだから長旅だったろう。

とりあえず人が途切れるタイミングを待ってなんとか撮影。




水辺まで降りてみた。海が物凄い透明度で美しい。
南の島のようだ。



さて、ジャガイモンのロケチームはこの後「海峡の店」と
いうお店に行ってマグロの珍しい部位を食べている。



目印となるお店の看板



マグロの胃袋を食べる麻琴たち。
すごい美味しいらしい。


そしてマグロの喉を食べる麻琴たち。
これもすごい美味しかったらしく大騒ぎしてた。


このお店を探そう。
大間崎の近くには道沿いに沢山の土産物屋や食堂が
ずらりと並んでいる。ジャガイモンのロケのときには
ひっそりとしてた場所が賑やかな通りになっていた。


そしてその中にお店の看板を見つけた。


番組で登場した看板とは違うが店の名前は同じだ。
店内にはこの店が取材を受けたときの写真が所狭し
と飾られている。



そして見つけたこの写真。


お母さん目立ちすぎ。
この写真のお母さんが目の前でマグロを焼いていた。
早速胃袋と喉を購入。
番組で食べていた心臓は品切れだそうで残念。
ついでにジャガイモンのロケについて尋ねた。
番組に登場したおばあちゃんが店の中からわざわざ
顔を出してくださった。

お母さんとおばあちゃんが、あっちのお店に行って見て!
と口々に勧める。
この店からすぐ近くに別の店があるらしい。
ロケはそっちの店でやったんだそうだ。

案内にしたがって行ってみた。すぐ近くだ。



なるほどジャガイモンに登場したのと同じ店があった。

早速入って・・・と思ったら店の中は無人で鍵がかかっている。
外から覗くと、店内にジャガイモンのロケの写真が貼られている。
一つは先ほどの店にもあったみんなで撮った写真であるが、
もう一つ、麻琴のソロ写真も飾ってあった。


(真ん中辺りに麻琴の写真がある)

先ほどの店に戻ってお母さんかおばあちゃんを連れて
くれば鍵を開けて中を見せてくれるだろうが、明らかに
商売の邪魔だろうし厚かましい。
ロケ地探訪の鉄則は、訪ねた先に迷惑をかけないことだ。
外から写真を撮ってここはおしまい。

さて早速マグロの珍しい部位を食べてみよう。

まずは胃袋




これは魚というよりホルモン焼きを食べているような
食感と味であった。美味しい。

そしてこれがマグロの喉の塩焼き。





これは驚きの味だった。
塩胡椒の味付けと骨が付いていることで、全く魚を
食べている感じがしない。これは肉だ。
マグロのトロなどは和牛に例えられる事があるが、
この喉の塩焼きは骨付きスペアリブという感じ。

ただし食べ終わった後の胃に残った風味は
魚料理を食べた後のそれである。不思議な体験だ。



さて念願のマグロを食べたことだし、そろそろ函館に
戻るとしよう。
港に戻るためタクシーを捜したがあいにく待機してる
車は無いようだ。

クマさんが「歩いていこうぜ」と言う。
フェリー出航まではあと50分。距離はおよそ3km程だろうから
十分間に合うだろう。

我々は車で来た道を歩いて帰り始めた。
今思えば、このとき無理やりでもタクシーを呼んで車で帰るべきであった。



てくてくと歩き続ける。
向かい風なのでちょっと大変だ。

クマさんは結構歩くのが早い人で、ついていくのが大変。
そんなクマさんが突然立ち止まる。
何かと思ったら

「ネコがいたクマー」

クマさんは立ち止まって一生懸命携帯で撮影している。
そんなクマさんを放っておいて俺だけさっさと先に進むが、
たちまち追いつかれてしまう。

疲れるウォーキングだが、おかげで大間の町をじっくり観察
することができた。本州最北端の地の果てであり、青森などの
町からもかなり離れている大間だが、家々はみんな立派。
他の漁村などには見られない家だ。マグロ漁の恩恵なのだろう。
休日なのであちこちで子供たちが遊んでいた。
女の子の中には結構可愛い子がいる。
将来汚れた都会なんかに出てきて欲しくない子供たちだ。



フェリーターミナルには出航15分前に到着。
すでに人も車も乗ってしまっている。
クマさんが「2等船室で横になりたい」などと言ってたが、
もちろん2等船室などは混んでいてゆっくりできる場所など
すでに残っていない。
仕方ないので先ほどのラウンジに行って、ソファの間に場所を
確保して強引に横になる。

帰りの船は来る時よりも揺れた。床に寝ていると体を
揺さぶられている感じがして落ち着かない。
クマさんは死んだように寝ていたが、後で聞くと
やはりこのフェリーでの雑魚寝は疲れたとのこと。

函館フェリーターミナルから函館行きのバスに乗る。
さて、明日以降の予定を決めなくてはならない。
明日帰る予定ではあるが二人とも休暇は取れているので
滞在を延長することは可能だ。昨日まではそのつもりだった。

「どうします?明日もホテル取りますか?」
「明日帰るクマー」

結局、今夜が函館の最後の夜になることが決まった。

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1 コメント

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マグロ (くま)
2009-05-16 05:48:02
(⌒─-⌒)
(( ´▽` ))<めっちゃうまかったクマー
c(__)
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