蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2007/05/26(土)飯田圭織渋谷ハロショイベント

2007-05-28 00:08:07 | Weblog
先日ハロプロ新人公演の帰り、半年振りに渋谷のハロプロショップへ行った。
変わった様で変わってない店内。
そこで飯田さんの絵が売られている。ここで絵を買うと、後日飯田さんの
インストアイベントに参加できるのだと言う。すでに上野店では行われている。

あまり気が乗らなかったのだが、北区さんが熱心に勧めるので1枚買った。
モーニング娘。のメンバーの似顔絵が並んでいて、なっちやごっちん、
梨華ちゃんもいるのだが、肝心の∬´▽`∬がいない。
なぜ描いてないのだろう?
仕方が無いのでガキさんを購入した。

そして2週間後、イベント当日がやって来た。
先週のカジュアルディナーショウの際、飯田さんの最新アルバムである
「プラン・ダムール」を購入した。今まで持ってなかったばかりに、
クリスマスコンサートの後で「1曲目は知らない歌」と言って北区さんに
こっぴどく叱られたのである。

そんなアルバムを聴きながら会場へ向かったんだが、途中で飽きて
しまった。飯田ファンは通しで聴くのだろうけど、ちょっと俺は無理。
まあそんな程度ですよ。

俺の参加する会は16時からの回。渋谷109②の前に到着すると
すでにイベントを終えた北区さんに出くわした。一緒にハロショの
店内に入ると、プッチミュージアムでちょうど前の回が終わりかけて
いるところだ。サインを書く飯田さんの姿が見えるが、店内の客は
気にもとめてない感じだ。
間もなくイベントが終り、飯田さんはカーテンの後ろに隠れる。

我々も集合場所の階段へ移動。北区さんはこのまま帰ってしまう
そうで、つまりは俺が来るのを待っていてくれたのだ。ありがたい。
で、お願いをされてしまった。麻琴の似顔絵は描かないのか?と
訊いて欲しいとのこと。
えー、北区さん何度も参加してるんだから自分で訊いてよ
と思うのだが、かといって他に話したいネタも無いので
訊けそうだったら訊こうと思う。

やがて店内に案内され、プッチミュージアムに入る。先日は吉澤
スペシャルな展示内容だったが、今回は飯田スペシャルな展示だ。
壁一面に過去の飯田さんの写真が飾られており、飯田さんにも
少女時代があったことを思い出させてくれる。

とりあえず床にしゃがんで開始を待つ。床にしゃがんで待っていると、
なんだか石丸電気のアイドルイベントを思い出してしまう。
プッチミュージアムなので場所は石丸よりはるかに狭く、横は4人で
1列を作る。前から3列目をキープ。
参加者は2~30人といったところか。
みんなアレコレと噂話をしている。カーテン1枚隔てたとこに
飯田さんが隠れているというのに。

待っている間に、名前を申告する紙に記入する。
飯田さんが「○○さんへ」と名前を記入した上でサインしてくれるのだ。
本名でもハンドルネームでも構わないそうだが、「蟹」という字を書かせる
のも気の毒なので本名にしておいた。
もっとも漢字4文字だから難しさは同じ程度だろうけど。

やがて、「それじゃあはじめます」。という案内があって、飯田さんが
カーテンの後ろから出てきた。エクステつけてちょっと「お姉さん」だ。
挨拶を始める。
川‘~‘)||<みなさん今日はお休みのなか、お越しくださいまして・・・

マイク無しの生声だ。

コレは結構凄いね。
少人数のディナーショウでももちろんマイクで喋ってるし、先日の
舞台挨拶もマイクでのトーク。
でも今日は生声である。狭いプッチミュージアムとはいえ、
後ろまで声がとおるよう、ちょと強めに喋っている飯田さん。

昔江戸っ子忠臣蔵を2列目で見たとき、なっちや梨華ちゃんの声が
スピーカーではなく直接聞えてきたときがあってその時も感動した
覚えがある。
なにしろ生声っていうのは電気的な機器を介さない。
普段聞いている声はタレントの声ではなく、スピーカーが電気的に
発生させた音である。
でも、今は飯田さんの声帯で震わされた空気が直接俺の耳の鼓膜を
震わせているのである。つまり飯田さんの器官と俺の器官が物理的に
繋がっているわけだ。(イヤけしてヤラシイ意味じゃないよ)

飯田さんから似顔絵についての説明。

川‘~‘)<モーニング娘。のメンバー、卒業生を描きました。
だから麻琴は?

川‘~‘)<いまBerryz工房から℃-uteまで描いてます。
大変そう・・・

川‘~‘)<エッグはもうちょっと頑張って、ユニットが出来たら描きます。
え?ポッシボーは?

そんな簡単なトークの後、順番にサイン会。
まず飯田さんが客が買った絵に「○○さんへ」と書いた後サイン。
そのあと握手してちょとトーク。

ハロプロでこんだけ一人一人に時間をかけて行われる握手会って
結構珍しいんじゃない?アキバでもあまり無いよ。
すごいね、飯田圭織って。

俺の番が回って来た。
紙に書かれた俺の名前を一生懸命書いてくれる飯田さん。
1字1字間違えないように書いてくれるのが有難いような勿体無いような。
でもあまりに真剣に書いているので、一言も喋らない。
そこでね「これ○○って字で会ってますか?」とか一言あるとより
嬉しいんだけどね。喋って間違えると困るってのもあるけど。

そして握手。さすがに毎週会っているので顔くらいは覚えられているはず。
でももちろん「いつもありがとうございます」などとは言ってくれない。

秋葉原とかだと、常連には「いつもありがとうございます」
久しぶりにきた人には「あれ?珍しい人がいますね(笑)」
DDには「今日は○○ちゃんのイベントじゃないんですか(笑)」
などとタレントの方から話し掛けてくることもあるけれど、
さすがにハロプロでそこまでは出来ないだろうな。

麻琴の似顔絵の有無についてはmixiの方に書いてますが、
マイミクじゃない方でどうしても知りたいという方はメール
でも下さい。

麻琴も復帰したら、絶対こういうイベントやってくれ!!!

2007/05/20(日)飯田圭織カジュアルディナーショウ

2007-05-27 21:46:14 | Weblog
飯田さんのディナーショウに行ってきた。
3回目である。まだ3回目なのか。前回はついこの前の2月なので、
なんだかしょっちゅう来ているような気がしてしまうけど。

いつも時間ギリギリなので、たまには早く行こうと家を出たのだが、
今度は着くのが早すぎた。開場まで、会場前で行列する。道行く人が
「何この人たち?」って目で通り過ぎていく。
次からは、直前に来ようと思う。

今日の席はEブロック。今までの飯田さんディナーショウでは一番
ステージに近い。まあちょっとした差だけど。

今日の料理は
・イカと明太子のサラダ仕立て
・スズキのグリル 香草ソース
・抹茶のパンナコッタ

ディナーショウにくるのは5回目だと思うが、魚料理は初めて。
明太子とか苦手なんだけど。
せっかくなので北区さんに「今日は海産系」とメールしたら、
海龍系か」と返事が来た。
その北区さんも開始直前に到着。席は反対側Bブロックだ。
ちゃっかり通路席ではないか。飯田さんが横を通る際に
匂いを嗅ぐつもりだろう。

料理が運ばれてきた。(写真は北区さんの日記から拝借)
イカと明太子のサラダ仕立て

スズキのグリル 香草ソース

抹茶のパンナコッタ


意外と美味しかった。とくにイカと明太子のサラダ。

あとスズキは、切り身がでかい。肉料理のときは一切れが小さいのに、
魚だと安いのかもしれない。
この香草焼きは自分でも作れないかな?
今度魚を焼く時はオリーブオイルでソテーして見ようか。
まあ魚なんて滅多に焼かないのだが。

食事中、いつもなら相席の人たちと世間話をする。
だいたい、DDの方が多いので「この間の○○コン行きました?」みたいな
話題になるんだけれど、最近の俺はハロプロ現場も滅多に行かないし
DD話も付いていけないので今日は黙ってた。
他の人も発言することなく、結局誰一人喋らないディナータイムとなった。

食事が終わってダラダラしているうちにショウが始まる。
この席からだと、会場全体が見渡せる。

(内容については北区さんのレポが詳細なのでご参照下さい)

バンドさんが入場し、演奏を始める。前奏が終わるとカーテンの後ろから
飯田さんが現れて歌い始める。
最初の曲は、「歩いて行こう未来へ」である。
なんか珍しい気がする。後で聞いたら歌ったのは初めてらしい。
アルバム「アヴニール」の曲自体があまり歌われてないので、
この選曲は意外だった。

その後の「情熱の扉」。これがシブい!これ!これだよ飯田さん!!
正直「パピヨン」とかもういいよ(暴言)

この前半での飯田さんの衣装は、グリーンのワンピース。
丈が短く、キャミソールのように見える。辻ちゃんとかが着てそうな
衣装であるが、胸元が開いていてセクシー。
譜面台が俺のいる方においてあるので、そこを覗き込むときに、
”だっちゅーの”(古い!古い!古い!古い!)姿勢になってヤラシイ。

MCではいつもの優等生トーク。
色々な騒動については一切触れない。それどころか他メンの話も
一切出てこない。先日の吉澤さんの卒業についても言及無しだし、
記念隊についても触れなかった。
完全に自分と自分の周辺だけのお話で、ハロプロからは距離を
置いている気がしてきた。まあこのドタバタじゃ、引きこもりたくなる
気持ちもわかる。

途中ルカさんが登場。この人もアップフロント所属だということに
この間の新聞広告で初めて知った_| ̄|○
その広告の話も出てこなかったね。

ルカさんがサイパンに行った話で、飯田さんが「私はずいぶん
サイパンに行ってないですね」と語り出す。
川‘~‘)||<前に行った時はメンバーにナマコを投げられて・・・

_| ̄|○ <前って、その時かよ

前世紀の話を持ち出してくる飯田さん。
あのロケはとにかく、辻と加護のためのロケだったなぁ。
バナナボートで怖い思いをした辻の号泣は、思わず親の気持ち
になって見てしまった。アイーン体操をする2人も可愛かった。

_| ̄|○<まさかこんな未来になるとは・・・・

ルカさんは相変わらず歌が上手かった。
普段、どんな活動をしているんだろうか?

飯田さんが戻ってきた。衣装チェンジ。
さすがに今度はもう少し布地の多いドレスだ。

「パピヨン」を歌いながら客席を回る飯田さん。まずは北区さんの
いるBブロック方面に向かう。客席を見回すがなぜか北区さんを
見なかったように見えた。
北区さんは固まっている。匂いでも嗅いでいるのか。

次にこちらに向かってくるが、照明が飯田さんの後ろになるので
逆光でよく見えない。過去3回の飯田さんディナーショウで、
3回ともこちら側の席である。

MCで、飯田さんがフランスに行った話をする。
ヨーロッパの絵を書きたいのだそうだ。
大量に写真をとってきたと嬉しそうに語っていたが、一番いいのは
その場で描くことだと思う。まあそうも言ってられないんだろうけど。

パリからTGVでマルセイユに行ったが、マルセイユが港町とは
知らずに潮の香りに驚いたと言う。
マルセイユってフランスはもちろん、地中海最大の港ですが何か?
ていうか地中海レーベルっていうけど、フランスってあまり地中海の
国って感じじゃないし、そのフランスで地中海に面しているのはまさに
マルセイユ周辺くらいだけなんだけどねぇ。まあいいや。

マルセイユではブイヤベースが美味しかったらしい。
是非バスツアーの際に作ってもらいたい。

最後の方で似顔絵の話も出た。今一生懸命描いているらしいが
人数が多くて大変らしい。そういえば、「小川麻琴」は描くのか?
それは握手の時に訊いて見ようという事になった。


その握手。
北区さんが「エッグの似顔絵は描くんですか?」と訊いたらしい。
隣のスタッフに「検討します」と言われてそれ以上突っ込めず。
うまくすれば「じゃあ小川さんは?」と訊く計画だったのだが。

俺は「また来ますね」みたいなことを言ったのだが
川‘~‘)<ハイ
というだけのそっけない感じだった。

北区さんによると、「今日の握手のかおたん、怖かった」とのこと。
そうかな?いつもあんな感じだと思うけど。

とりあえず、麻琴の似顔絵について訊くのはまたの機会に・・・・

2007/05/12(土)映画「五重塔」飯田圭織舞台挨拶

2007-05-27 19:11:45 | Weblog
ずいぶんサボってしまった。貯まったネタ消化。

飯田圭織さんが出演した映画、「五重塔」を見てきた。
ストーブ列車で有名な青森県五所川原市の地域振興だったか
のために製作された映画で、青森県で上映されており、
関東では先日熊谷で上映。
それが、いよいよ東京でも上映されるのだ。
ただ、東京と言っても立川の小さなシネコンでの上映だ。
一度見たいと思っていた俺も、立川は近いので好都合。
しかも立川でも舞台挨拶があるという。
初公開の青森や関東初上映の熊谷で舞台挨拶をしたようだが、
立川でもやってくれるとは。いい機会だからそれにあわせて
行ってみることにした。

何年ぶりかで南武線に揺られて30分で立川へ。
立川シネマシティのチケット売り場で、事前にネットで予約していた
チケットを受取る。このシネコンの会員にされてしまう。次からは
カードを見せるだけでチケットが受取れるそうだが、もう二度と
ここに来ることは無いだろうし。

チケットは一回目のD列。今日は一回目の上映後と二回目の
上映前に舞台挨拶があるそうだ。飯田ヲタは両方見るんだろうな。
飯田ヲタといえば、北区さんはどこだろう?
特に予定は聞いてないが、彼が来るのは間違いない。

と思ったら、チケット売り場の横で電話している姿がみえた。
やはり来てやがったな。とりあえず電話に夢中だったから、
声をかけずに隣のエレベーターに乗って、先に劇場に入る。

劇場前は飯田ヲタが数十人集まっている。
娘。の現場とはちがって、イタイ格好をしたヲタはいないが
年齢層は高い。この中だと、俺も少し「若手」になった気分だ。

北区さんが現れたので入場する。北区さんの席は後ろの方だ。
昨日チケットを取った俺より後ろって、なに出遅れてるんだろう?
もっとも北区さんは熊谷とかにも行ってるからね。

全体で175席という劇場であるが、客入りは6割くらいか。
「それでは!上映いたします!!」と係員が肉声で案内して、
映画が始まった。

映画の内容はHPによるとこのようなものである。

ガッツさんは青森で一人で活動している陶芸家だ。
埼玉のお寺が檀家に配る陶器の五重塔を作りたい。
その話を展示会で聞きつけた飯田さん。
いつもガッツさんに仕事を分けてくれるエージェントがこの
仕事をとるので、いくらか回してもらえるわ、良かったね!
みたいなことを言う。
ところがこの話を聞いたガッツさんは急にストーブ列車に
飛び乗って埼玉へ急行。上人(クライアント)に詰め寄って
全部自分にやらせて欲しいと懇願し、仕事を取ってしまった。
これを聞いたエージェントはビックリ仰天。ガッツさんみたい
な小さな工房でこんなでかい仕事(数ヶ月で1000体製作)
がこなせるわけが無い。自分ところが元請になって何人か
の陶芸家に分けてやるベきで、ガッツさんにもいくらか回す
からそれで手を打てと要求。
しかしガッツさんは、俺じゃなきゃ出来ねー!と聞き入れず、
クライアントの前で大喧嘩。すったもんだして結局全部の
仕事をガッツさんが取ってしまうのだ。

なんか知らなかったけど、陶芸の世界ってシステム業界と
同じようなモノなのね。思わず笑ってしまった。
個人営業の1下請け会社が、エンドユーザーから直接仕事
を貰ってしまったようなもんだ。

なんだかんだ言って、結局ガッツさんが一人でやるわけじゃ
なく、はるばる青森まで何人もの陶芸家が手伝いに来るのだ。
そして自分がやると固執したガッツさんも、ちゃっかり全員を
効率よく割り振った緻密な工程進捗表を作ったりする。
しかもガッツさんと対立していたエージェントが、一生懸命
ガッツさんを支える。不満を漏らすメンバーをなだめたりする。
この急展開はちょっと違和感あるが、短編だから仕方ないか。
ついでに言えば、ガッツさんの工房はとても一人でやってる
とは思えない大きな施設。ちょっと現実感が無い。

いずれにしてもプロジェクトXのように、みんなで協力して
がんばって1000体できました。めでたしめでたしという
映画だ。途中色々あるけど、それほど大きな波乱も無い。

というわけで、肝心の飯田さんであるがストーリーには
直接あまり影響しない。一生懸命陶器を焼くメンバーの
ために、ピザを焼いたりカレーを作ったり進捗表を更新
したりするくらいだ。
その割には、結構画面に映っている。
せっかく有名アイドルが出演するんだから出さないと損、
っていう感じで、難しい芝居はないのだが登場シーンは
たくさんあった。

だからと言って意味も無い着替えとか入浴シーン(笑)の
類は全く無い、非常にマジメに作られた映画だ。

BGMは全部ピアノ伴奏で、シーンの繋ぎ合わせもゆったり
としており、ノンビリと飯田さんを見ることができる。
大画面で見るイメージビデオのようだ。
そして、その飯田さんであるが、

過剰にカワイイ(;´Д`)

正直言うと、もうそんな年齢じゃないよね。25でしょ?
「大学を卒業して東京から戻ってきた娘」という役なので
実年齢に近いはずだけど、18~19の少女のような雰囲気
で映ってる。見てるこちらが、ちょっと恥ずかしい。

いまどきの24~5の女性はもう少し大人っぽいと思うが。
監督の趣味なのかもしれないな。細かい芝居の一つ一つが、
古いのね。あえて狙っているのかもしれない。

そんな感じで映画は終了。この後舞台挨拶。
すぐ隣のドアが開いて、登場する出演者たちがガヤガヤ
しているのが見える。飯田さんもイター!!

飯田さんは「辻騒動」後初の公の場。
報道陣が来るのか?と思ってたけど、全然来ない。
それはそれでちょっとアレだな。
最初に監督の秋原氏が登場して、出演者を一人一人紹介
していく。
舞台挨拶って、なんかワイドショーみてると関係者がステージ
に上がって・・・てイメージがあったけど、この劇場には舞台など
ないので、最前の席の前の通路に出演者が並んだ。
普通はガッツさんと飯田さんが真ん中に立つと思うのだが、
どういうわけか入ってきた順にならぶので、2人は端っこだ。

ガッツさんの挨拶
「だいぶ前に撮ったんでどんな映画か忘れちゃったよ」
という一言で会場爆笑。
もちろん、ガッツさんのこういうキャラは計算である。

次に飯田さんの挨拶。
まあ予想どおり余計なことには一切ふれず、優等生コメント。
劇場を出る頃には何を言ってたのか忘れてしまった。

次の回も見てこーぜ、という北区さんを振り切って家路に
ついた。といっても翌日の新人公演でも会ったんだけど。

2007/05/13(日)ハロープロジェクト新人公演さるの刻

2007-05-15 01:47:24 | Weblog
ハロープロジェクト新人公演に行ってきた。
チケットなど買っても無かったが、吉澤卒業コンサートの後餃子楼で
食事してた時、真砂さんが「行くならチケあげるよ」と言ってくれたのだ。

2枚譲ってくれるので北区さんと来て欲しいとのこと。
イマイチ事情を分っていない北区さんには、前日の12日に立川の映画館で
飯田圭織さんの舞台挨拶で偶然(てか予想してたけど)遭ったので説明する。
北区さんと一緒似いたおくちゃん氏の「まあ、爆音のようなもんだよ」という
説明に妙に納得する北区さん。

さて、まずは予習をしないといけない。
といってもハロプロエッグのことなど何も知らない。
だけどハロコン出演も果たした「THEポッシボー」位は押えて置くべきだろう。
以前CSで録画して見ていなかった石丸のライブの模様と、特番を見る。
CSの30分番組とは言え冠番組を持ってるのだから凄い。

ライブの様子は、前日にNHK教育テレビでやっていた地下アイドルイベント
そのものの光景。色々な持ち歌があるのだが、なぜか「恋するニワトリ」だの
「メロンのためいき」だの、オッサンには懐かしい歌も歌っているのだ。

そんな感じで1時間ほど見ていたのだが、結局顔の識別すら出来ない状態。
たかが6人のユニットなのに、見分けがつくのは大瀬 楓、岡田 ロビン 翔子、
後藤 夕貴の3人くらいで、後は誰が誰だか・・・・
正直こんなんで明日大丈夫か?と不安になってしまった。

ところで、ポッシボー以外のハロプロエッグはどうだろうか?
とりあえずプロフィールのページをじっくり眺める。
http://www.helloproject.com/sarutori/profile/index.html

まあなんていうか、玉石混合と言う他ないなぁ。
パッと見、目を引くのは湯徳歩美(あびちゃん)ちゃんだね。

実際新人公演を扱うスレなどではこの子の評価が高かった。
「ともいき・木を植えたい」のメンバーってのも渋くていい。
文化祭でともいきを見たんだけど、こんな子いたっけ?
のっち(能登有沙)しか印象に無いや。

もう一人あげるなら、これも評価の高い真野恵里菜(まのえり)ちゃん

「ごっちんとれいなに似てる」と言われてたけど、イヤイヤ他にもいるでしょ。
クマーに写真を見せたところ、「あーこの顎のカタチ、キテルねぇ」と、
さすがに分ってくれたよエロクマめ!でももうちょっとエラがry

もっともこんな写真1枚で「どの子がいい?」なんて決められるはず無い。
写真映りの良し悪しはあるはずだし、動いてみてどうか?って視点も
欠かせない。写真見て選んだらガッカリ、なんてことは良くある話。


まあ、そんなこんなで日曜日の渋谷駅。
会場は「渋谷C.C.Lemonホール」。
なんじゃそれ?と思ったら、元渋谷公会堂だった。行ってみて初めて
気付いた次第。北区さんからも同じように「ドコ?」と問い合わせがあった
ので「飯田さんのエーゲ海の時の握手会があったトコ」と教えてあげた。
彼がその握手会に仕事でこれなかったことはもちろん知っている。

会場前に生写真の露天商がいたが、なぜか売ってるのがベリーズの
ライブ写真と氷川きよし。どっちも関係ないじゃん。
ちなみに氷川きよしは、今日は隣のNHKホールに出演しているのだ。

会場前には早速露店が出て写真を並べてるのだが、誰が誰だか
ワケワカラン。しかしさすがに、ポッシボーはヲタがたくさんいる。
今日のイベントの主役はポッシボーであることは間違いないだろう。

開演30分前に、タイの変なアイスを食べながら北区さん到着。
早速入場する。渋公からC.C.Lemonホールに変わって初めて入ったが、
内装はかなり綺麗になっている。建物の構造事態は変わってないか。
今日の席は2階の真ん中くらいの列。場所はかなり左の方である。
傾斜が急なので結構ステージまでの距離は近い。

スクリーンで「ハロプロエッグの歩み」的なVTRがずっと流れてる。
新人公演と銘打ってはいるが、ハロプロエッグは04年にスタート。
美勇伝の岡田唯ちゃんと同期の子たちなのだ。娘。の光井はもちろん、
久住小春などよりもはるかに歴史が長い。

オーディションのときの自己紹介映像が流れる。3年前なのでみんな
非常に若く、幼い。「おおっ!」とどよめきが起きる。
もちろんそれは、有原栞菜とかポッシボーなどの名の知れたメンバー。
他の子は「若いなぁ!」と思いたくても、今を知らない。

”ハロプロエッグは2005年の紅白別のハロコンで初舞台。
その後も各ハロプロコンサートで着々と成長してきたのである!”


といった内容のVTRなのだが、このようにハロプロの歴史をエッグ視線
で見せられると意外と新鮮に感じる。すったもんだの2年間だったが、
エッグからみれば順調に実績を積み上げてきた歴史なのだ。
もっとも見てる俺としては、たまに映る∬∬´▽`)に夢中だったけど。

ハロプロエッグの活動としては、豊富は演劇出演が上げられる。
それらの出演情報がVTRで次々と紹介されている。幾つかは聞いた
ことのある芝居だったけど、中には「こんなのも出てたんだ」と初めて
知るような舞台もある。本当に舞台出演の件数が多い。
こんだけ多いと、もうれっきとした劇団と言ってもいいんじゃないかな?
普段モー娘。などしか見てないヲタには気付かない、ハロプロのもう
一つの顔だと思う。

VTR上映が終わると、客席のヲタが叫び始める。
「かえぴょん!かえぴょん!かえぴょん!!!」と大声量で絶叫だ。
これが、アキバ系の凄さなのか・・・と驚く。

「おがわっしょいおがわっしょい!」という叫びも聞える。
こんなところにも出やがったか、おがわっしょい厨!
しかし今日のおがわっしょうい厨は、さらに大声で叫ぶポッシボーヲタ
たちに完全に飲み込まれてしまう。なんか哀しい。

騒然とした会場を見てると「これ、ハロプロのイベントだよな?」と
思わず不安になってくる。やがて緞帳が上がり、新人たちが登場した。

ピアノの発表会のように、セットリストとそれぞれの出演者は
事前に公開されている。でもどうせならプログラムの形で配って
欲しかった。いちいち携帯でサイト見て「今歌ってるの誰?」などと
確認するのはかったるい。

1 ヤングDAYS!! 全員
最初の曲は、1月の横浜アリーナですっかりヲタの心を掴んだこの曲。
もう盛り上がるしかない。北区さんはさっそくヲタトレインだ。
あまり広くないステージの上は、出演者でギッシリだ。
ALLForOneの時の制服衣装を着ている。この公演では何度も
衣装を変えるのだが、オリジナルの衣装ではなく先輩たちが過去に
コンサートなどで着た衣装を借りているのだ。

2 スッペシャルジェネレ~ション 全員
とにかく、掴みでもりあげようという選曲。この辺で落ち着いて誰が
どこにいるのか見ようとするのだが、光井などの見慣れたメンバー
ですら探すのが大変。ましてや「初めて見る子」たちは顔を見ても
「誰だ?」って感じである。是永さんが結構可愛い髪型とメイクだ。

MC
突然司会者としてまことが登場。彼一人で司会をするらしい。
相変わらずたどたどしい進行で(何年もやってる割にはちっとも
上手くならないよね)で36人全員を紹介する。
非常に時間がかかるさぎょうだ。

3 GET UP!ラッパー 青木、森、福田、ジュンジュン、リンリン
衣装がソルト5のものである。パンツだけは新しく作ったようだ。
懐かしい。まこの衣装を着ているのは誰だろう?
ここはとにかく、ジュンジュン、リンリンを見てくれって演目だ。
スクリーン映像でもこの2人が目立っていた。
ジュンジュンはかなり大柄だが、頑張ってこのHIPHOP系ダンス
についてきている。それに比べるとリンリンは何となく貫禄があり、
全体をリードしている。歌っている顔にも自身がみなぎってる感じ。

4 Yeah!めっちゃホリディ 有原、光井、武藤、岡井、古峰
ここはもちろん、有原と光井が主役になる。
この公演、始まる前は「THEポッシボーwithハロプロエッグ」の
ような、ポッシボー主体のイベントになるのかな?と思っていた。
秋葉原でがっちり固定客を掴んいて、開演前のヲタの勢いもあった。

しかしフタを開けてみたら、もう断然、有原と光井のライブだった。
「有原光井キャプテン公演だね」という感想を見かけたが、まさに
その通り。モーニング娘。と℃-uteという「正規軍」に所属する
2人は他のエッグメンバーとは全然格が違うのである。
光井に至っては今日の出演者の誰よりも芸暦が短いはずなのに
堂々とした歌いっぷりであった。

もっとも、光井は歌が不安定なのが惜しまれる。
小春ちゃんの場合はヲタも期待してないので構わないのだが、
光井の場合はそこそこ歌える子という評価なので、音が低く
なっていくところで急に地声になったりするのがすごく残念。

そのため、歌が安定している有原が一歩リードしている。
普段の℃-uteやハロプロキッズの世界では下っ端メンである
有原がトップを務めるわけだ。
このライブ、面白くなってきた。

5 ちょこっとLOVE 歌:能登、澤田、佐保、吉川 
         ダンス:湯徳、古川、和田、仙石

4人が歌い、4人が踊る構成。ちょっと見にくいかもしれない。
昼と夜でメンバー入れ替えるのなら、4人だけでステージを
やった方がよかったのでは?

とりあえずここで、噂の吉川が登場。
今だに8期オーデで光井が受かって吉川が落ちたことで
ヲタの不満の燻っているようだ。その吉川ちゃんであるが、
まず身体が太い。痩せたら美人になるのかもしれないが。
あるいはこのまま「まあちゃん」キャラで行くのか?
いずれにせよ、光井吉川にはそれほどの差は無いと思った。

6 絶対解ける問題 X= 北原、橋田、田中、前田(憂佳)、小川
この辺になると、もう誰が誰やら。

7 Go Girl~恋のヴィクトリー~ 全員
再び全員が出てきて中締め。例によって過去のおさがり衣装を
着ているが、ミニモニ衣装を着せられた子は縁起が悪いかも(笑)

8 主食=GOHANの唄 THEポッシボーwith武藤、岡井、古峰、是永、西念、真野
ポッシボーメインであるが、ここは踊っているメンバーに注目。
是永さんは以前は「ヲタが踊ってるようだ」と言われる程の
ギクシャクダンスだったが、今はもう結構綺麗に踊っている。
衣装や髪型も可愛い。
このダンスチームの中に「まのえり」がいるわけだが、今だに
見分けがつかないぞ。困ったな。

9 ミニ。ストロベリ~パイ 歌:湯徳、古川、和田、仙石
「あびちゃん」こと、湯徳ちゃんがいるはずだが、今だに見分け
がつかないぞ。困ったな。
のっち(能登有沙)を発見。文化祭で見たときより可愛くなってる。

10 ぴったりしたいX'mas! 有原、光井、小川
並び順は左から光井、小川、有原。
上記の「正規軍」を両脇において、小川紗季ちゃんがセンターだ。
とりあえずどう呼んでいいのか分らないので、
L.O.V.Eラブリーおがわ!って叫んでしまった。

小川はごっちんパートなのでやたらとパートが多いのだが、
光井有原に全く負けることなく堂々と歌っている。すごい!!
96年生まれだから、なんとあのマイマイ(萩原舞)より子供なのだ!
眩暈がしてきた。
吉澤役の光井、保田役の有原もなかなか良かった。
素人臭さが全く無い3人であった。

11 大阪恋の歌 THEポッシボー&北原、橋田、田中、前田(憂佳)、小川
ここもまた、小川である。MCがあったのでこの間に衣装チェンジが
あったのだが、2曲連チャンで歌うとは。
しかも結構良いパートばかりもらっているではないか
北区さんと「なんであの子ばっかり?」とヒソヒソ話をする。

ここで、ポッシボーメンバーのかえぴょん(大瀬 楓)を注目。
カルト的な人気を誇る彼女は大柄の身体なのだが、その身体を
力任せに振り回して踊っている。「大阪恋の歌」でここまで飛び跳
ねる子は娘。にはいない。
エネルギッシュだが、小さい子が隣にいた場合、誤って接触したら
吹き飛ばされるだろう。以前、萩原舞の隣で踊りまくる麻琴を見て
感じた危うさをかえぴょんにも感じてしまった。

12 ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
  THEポッシボー&青木、森、福田、ジュンジュン、リンリン

再びジュンジュン、リンリンが登場。この2人は常にワンセット。
でもやっぱり必死なジュンジュン、ノリノリなリンリンというキャラ
の違いがはっきりしていて面白い。ジュンジュンは19歳で
年上なんだけど、顔が童顔なのでリンリンの方がお姐さんに
見えるのね。

13 ピリリと行こう! 全員
ここへきてようやく、まのえりとあびちゃんが識別できるように
なってきた。
まずあびちゃんだが、やはり写真とはかなり違うイメージだ。
髪が短くなっていて、顔もスポーティーだ。でも十分可愛い。
まのえりも、髪の毛を縛っていて写真イメージとは違う。
実際に見てみるとちょと熊井ちゃんが入っているような顔だち。
でも背はかなり低い。
2人とも華奢で小さくて可愛らしい。今後が楽しみだ。

14 LOVEマシーン 全員
娘。春ツアーで、吉澤の変わりにディアー!をやるのは誰だ?という
ネタで盛り上がっていたが、今日のディアー!はなんとジュンジュン。
もしかしてこのまま娘。でもジュンジュンがやるようになるのだろうか?
ちなみにかなり可愛いディアー!だった。
ラブマ三銃士の部分ではもちろん小川が出てくる。彼女はこの曲
でも推されまくり。

この公演の各メンの位置付けを通しで見てみると、
まず光井と有原が2トップ。
そのすぐ下が小川。
続いてリンリン、ジュンジュン。
その後ろにポッシボー。
最後にその他エッグメンバーという感じだろうか?
「無印」エッグメンバーのなかで小川だけ突出していた。

15 I know 全員
ちょうどあびちゃんとまのえりの2人が並んで踊っていたが、
非常に可愛かった。この2人、ユニットとか組まないかな?
ダンスはあびちゃんの方がすこし上手いかな?

16 ダディドゥデドダディ! 全員
光井、有原、小川の3人には長めソロパートがあり、ジュンジュン、
リンリンにもパートが優先的に割り振りされていた。

こうして1時間20分程のコンサートは瞬く間に終了。
お客さんも割と満足気だった。北区さんも汗だくだし。
メンバーを知らなくても曲は十分知っているから、燃えた人も
多かったみたいだ。
とにかく今回は、明日のハロプロを担う若手の息吹を感じることが
できた。もちろん有原、光井、ジュンジュン、リンリンには今後の
活躍が予定されているわけだが、それ以外の子達の中にも
期待の星は何人もいることだろう。
彼女たちに明るい未来が待っていることを願いつつ会場を後にして、
クマーの家でナイターを見るのであった。

北海道3日目

2007-05-05 12:27:10 | Weblog
最終日の今日は娘。の札幌公演もやっているのだが、チケット
も譲ってしまって「市内観光」となる。

観光?STKだろ!

まあ、飯田圭織さんの地元に行って見ようということで、飯田ヲタ
の北区さんや2号さんにとってはメインイベントなのだ。

2晩お世話になったセンチュリーロイヤルを出て、車は北へ向かう。
こんこんの地元は一昨日のナイトインも含めて南側の地区だが、
飯田さんの地元は北側だ。それくらいは俺も知っている。
この2人はかなり有名だが、よく考えたら札幌は里田さんや
三好さんの地元でもあるんだよね。そっちの方は全然知らない。

助手席の北区さんが地図を見ながらナビをしているのだが、
あまり詳細な地図ではないらしい。
そこで、俺の携帯のEZ助手席ナビを使ってもらうことにした。
そんな機能があることは、そのとき初めて知った。
北区さんに携帯を貸して使ってもらったのだが、車内でもGPSを
ちゃんと受信してリアルタイムに現在位置を表示するし、右左折を
する手前ではバイブレーションが震えて予告してくれるし、
かなり使えたようである。

無事に手稲地区に到着。この辺りに飯田さんの通っていた小学校
と中学校が並んでいる。周りは団地だ。典型的な郊外の風景。

さかんに写真を撮る飯田ヲタを見ながら、なぜヲタはメンバーの
地元に来たがるのか?などと考えてみた。
嫌われることも多い「聖地巡礼」などと言われている行為だが、
目的は様々だと思う。「昔付き合ってた男がいるのか?」などと
過去を暴露したいというような人もいるのかもしれない。

でも、俺にとっての目的は「彼女たちの原点に触れること」だ。

音楽やスポーツのジャンルで、幼い頃から天才少女などと言われ、
英才教育を受けてきたようなスターとは違い、アイドルというのは
ごく普通の、平凡な市民だった。
よくアイドルのことを「その辺の女の子連れてきただけじゃん」と
馬鹿にする人がいるが、「その辺の女の子」だからこそ尊い。
平凡な日常を送っていた少女が、神様のちょっとした悪戯により
巨大な運命の波に飲み込まれ、人生を容赦なく弄ばれる。
必ずしも明るい未来が待っているわけではない。むしろ悲しい
結末が用意されていることの方が多いだろう。
それでも明日を信じ、自分を信じ、仲間と助け合って、突き進んで
いく少女たち。ヲタが魅了されてしまうのはそういう姿ではないか?

地元というのは、そんなメンバーたちがこれから自分の身に起こる
ことを何も知らず日常を過ごしていた原点だ。
そこを訪れて運命に思いを馳せる。
今日来ているのは飯田さんの原点であり、言ってみればハロプロ
自体の出発点ともいえる。平家さんも含めて、あの時の関係者の
誰一人欠けていても、今日のハロプロは産まれなかっただろう。
この街から飯田圭織が旅立った時、50人を越える少女たちの
物語が始まったのだ。

学校近くのガル川へ向かう。北区さんは北海道へ来る前から
このガル川へ行きたい行きたいと言っていた。
俺はあんまり覚えていないが、うたばんの中でこのガル川が
登場したのだと言う。聖なる川なのだろう。



目指すガル川はしかし、土手の間を流れる小さな水路であった。
堤防に囲まれているので、場合によっては大河になるのかも
しれないが、今は飛び越えられそうなくらいの幅しかない。
飯田ヲタの2人がこの聖なる川で沐浴でもするのかと思って
見ていたが、2人ともパシャパシャ写真を撮るだけであった。
ただ、水は非常に澄んでいて、街中を流れる川とは思えない
ほど綺麗だった。


稲積公園駅に行って見た。最寄駅である。コンクリートの高架橋
の中に埋め込まれたような駅だ。周囲の歩道橋なども含めて
いかにも最近整備された感じの駅で、飯田さんが過していた頃と
多分雰囲気が違っているのだろう。



高架橋の上を快速エアポートが駆け抜けていく。
「飯田さんの地元は田舎だよ」と北区さんに教えられていたが、
地方都市としては決して悪くは無い。この駅は函館本線で、
地下鉄のような運行本数ではなく、昼間の時間帯は20分おき
の運転だが、地方都市は大体そんなもんだろう。
札幌からは電車で十数分。ちなみに最終電車は札幌発23時59分
だ。23時半には終電の無くなる北区さんの地元よりは便利である。

車に戻って、高校へ向かう。高校はちょっと離れていて、車でも
10分程かかった。飯田さんは自転車で通学していたのだが、
この距離を毎日自転車で通うのは大変だろう。2号さんと北区
さんは「自転車通学はウソだろうね」などと話している。
基本的に飯田ヲタは飯田さんをあまり信用しないようである。

稲西高等学校に到着。
ASYANに登場した事があるらしいが、まったく記憶に無い。


町外れの学校で回りは何もない。

さてこの辺でSTK終了。
次に藻岩山に行ってみることにした。北区さんは行ったことが
無いという。札幌市内に戻って車で山を上る。有料道路は除雪
されているが、辺りの雪がどんどん深くなる。小さなスキー場に
なっているがまだ営業しているようだ。4月の北海道はまだ
冬の続きなのだ。

頂上の展望台に到着すると、建物の周りや屋上の展望台も
雪のなかだ。人が歩く場所だけ雪が退けられている。
空は曇っているが視界はよく、遠くの山々や日本海が見える。



比較的薄着の北区さんは寒い寒いと凍えている。
ソフトクリームなどを食べるからだろう。

山を下って再び市内へ。
中の島にある有名ラーメン店「すみれ」に行って見た。かなり
分りにくい場所にあるのだが、携帯電話のナビのおかげで
無事にたどり着いた。
このお店には飯田さんのサインが飾ってあるそうだ。


さすがに有名ラーメン店で、中に入るのがやっとなくらいの
客がいる。順番待ちをして中に入ると、壁一面が有名人の
サインである。数が多すぎてとても目的のサインなどを
探しあてることは出来ない。



味噌ラーメン。
昨日旭川で聞いた通り、札幌のラーメンはこってりしている。

続いてハロショへ向かう。札幌のハロショは初めてだ。
これで、今営業中の全ての店に行ったことになる。
とはいえ、もう俺にとってハロショは遠い場所となった。
10月に麻琴の最後の写真が売り出されたとき以来、
もう何ヶ月も入ることすらなかったのだ。

店は札幌ALTAビルの中にあった。他の地区と違って独立
した空間ではなく、通り抜けが出来るようになっている。
外の通路に面したショーケースにプッチミュージアムで
展示されるような衣装が並んでいる。この日はSexyBoyの
白い衣装が展示されていた。麻琴の衣装ももちろんある。
間近でこの白い衣装を見ていると、着せてあるマネキンが
なんとなく麻琴に見えてくるような気がする。

店内の商品、めぼしい「札幌限定」の写真などは遠征で
押し寄せてきたヲタに買い漁られ、すでに大半売切れに
なっていた。北区さん、2号さんともにお目当ての写真が
買えなくてかなり落ち込んでいる。
買いたいものなど無かった俺は余裕である。

店内の写真類などを見ても、もちろん麻琴のものは無い。
10月に出た最後の写真もとっくに姿を消している。
しかし、写真以外の関連グッズなどは、まだ去年前半に
発売されたものの在庫が残っているようだ。その中には
「小川麻琴」が売切れになっていない商品があった。

その商品は「PCアクセサリーセット2」。
たしか、出たときは買ってなかったんじゃないかな?
1800円もするわりには、ただのメモ帳だったりする
つまらない商品だが、この北のハロショでまだ麻琴の
商品が在庫されているのに何となく感動して、思わず
注文用紙を記入してしまった。

レジに出すと、店員が奥に引っ込む。「本当にあるの?」
と疑いたくなるが、間もなく商品を持ってやって来た。


レシートにはちゃんと「PCオガワ」と記載されている。
まだハロショのPOSには麻琴の名前が残っているのだ。

その後は羊が丘展望台に立ち寄る。この場所も何度か
来たことがあるが、クラーク博士の前でアンビシャスの
ポーズしようぜ、などと車の中で言ってたくせに、結局
だれもそんなことはしなかった。
日ハム選手の手形を見たりすでに見慣れた商品ばかり
になった土産物屋に入ったりする。




隣の教会では結婚式をやっていたようで、式の終わった
カップルが外に出てきてオープンカーでパレードする。
とはいえこの寒空。車は駐車場をぐるりと1週するだけだ。

楽しかった旅行もいよいよおしまい。
2号さんに新千歳空港まで送ってもらった。

空港内で2号さんにお礼を言って解散となる。
北区さんはすぐ、19時半の飛行機で帰ってしまう。
俺は、札幌の夜公演を見るかもしれないという計画
だったので、最終便だ。

独りぼっちになると途端に孤独感に襲われる。

土産物屋などを覗くと、店員さんが熱心に商品を勧める。
ほとんどがオリジナルのスイーツの類だ。

1029円などという商品がやたらと目に付くが、まこヲタ
への罠だろうか?


花畑牧場は空港内に独立したショップを営業しており、
そこの店員さんは綺麗な人であった。カントリー娘。に
入ればいいのに。

展望デッキが閉鎖されているため、滑走路が見える
レストランに入った。最後の北海道の食べ物という事で
ジンギスカンの定食を注文。



北区さんの乗った飛行機が離陸していった。

土産物物屋も次々と閉まり、空港内に人影が減ってきた。
そんな中、続々と女の子たちが現れる。
狼の情報ではどうやら、本日札幌でNewsのコンサート
が開かれているそうで、快速エアポートなどではモーヲタ
とNewsヲタのバトル(笑)となっているのだそうだ。

空港においては、数的にはNewsヲタの方が多い。
堂々とNEWSなどと書かれたオリジナルのコスチュームの
ままでうろつく女の子たちにはパワーを感じる。
モーヲタなど、ヲタT脱いだらただのオッサンだもんな。

快速エアポートがつくたびに、両方のヲタが降りてきて、
東京行きの飛行機に吸い込まれていく。娘。メンバーたち
もいたはずだが、おそらく奥のゲートを利用してJALの最終
に乗って行ったようで、姿を見ることはなかった。
こちらはANAの最終便に乗り込む。機内では旭川で話を
した救難さんや伊予紺さんの姿が見られた。

飛行機は向い風の中を揺れながら飛行し、23時25分頃に
羽田空港に着陸。JALのターミナルに近い滑走路に降りた
ために、ANAのターミナルまでぐるりと空港を1周する。
飛行機はかなりのスピードで走る。空港内の制限速度
ギリギリだろう。なぜそんなに急ぐのか?
理由はすぐにわかった。飛行機が到着したのは67番ゲート。
2月に完成したばかりの、羽田空港南ピアである。
飛行機から降りると、延々と動く歩道を進まねばならない。
到着ロビーまでは800mくらいあるんだそうで、あまりに遠い
ので驚いてしまった。一心不乱に歩いて、23:50発の最終の
京急になんとか間に合った。
パイロットが空港内で急いでたのはこのためだったのだ。
それでも荷物を預けた乗客などは電車に乗れなかったはず。

この南ピア、「バスでの搭乗が減って便利になります」と
謳われているようだが、こんな距離歩くくらいならバスで
運ばれた方がよっぽどラクだろう。実際そういう声は乗客
だけでなく乗務員からも上がっているようである。
次はJALにしようかな?と思ってしまった。

北海道2日目②

2007-05-05 06:35:26 | Weblog
コンサートが始まって、早速さゆさゆさゆ!
慣れていないのでよく見失う。新潟で見たときより、ちょっと
すっきりした印象。やっぱりツアーで身体動かすからだろうな。
もっとも、道重さんはラジオなどで堂々と
「『憧憬』の頃に比べると太ったんですけど」とか
「みなさんどっちのさゆみが好きですか?」
「実はまた太りました」
などと自分から語るところがすごい。
どこかの先輩はかつてありえないくらい太ったことについて
自らは釈明の一言も無く海外に高飛びしているのに・・・

話がそれるけど、道重さんのラジオ聴くと紺まこもかくや、と
いう程亀井と食べ歩きしたネタばかり。ありえないくらい、いくら
でも食べれるとかいう大食い自慢。先が思いやられる。

新潟に続いて二回目のコンサートだったけど、大分慣れている
というか、面白くなって来ていた。客もどこで何をすればいいのか
分っている感じで、ますます一見さんの俺なんかはノリにくい。

ビューティフルエブリディで亀井ちゃんが思いっきり歌詞間違え。
後ろに歌詞が映っている曲だと、ハズカシイ。
光井ちゃんもビックリしたかも。

そんな光井ちゃんも、吉澤光井亀井道重のMCではなかなかの
ヤリ手で、「今ハマっているものは?」という吉澤の質問に
「昨日、水溜りにハマりました!」と返答
亀井、道重がもじもじするのを見た吉澤が
「あー!私も私も!とか言えないから困ってますね(笑)」

VTRのMCG.A.K.I.の対談では高橋がゲスト。
愛ガキゴトキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
ネタとかは台本なんだろうけど、この2人で喋るとフリートークを
してるみたいで面白い。アドリブもあるんだろうな。

青空トレイン。隣が知らない女ヲタだったので肩に手を乗せるの
どうかな?と迷ったんだけど、思い切って手を乗せてみた。
すると反転したときに、彼女からも俺の肩に手をかけてきた。
嬉しい(笑)。ちょっと気持ちが通じ合った気分(=´Д`=)

アンコールは事前に美貴ヲタが懇願していたミキティコール。
でも会場内のサイを映すなどの演出もなし。
その後のMCでも、藤本さんは軽く挨拶するくらいで、終わった
あと一人で出てきて挨拶するアレも無かった。
それでこそ藤本美貴だよ、と感心した。

そんな感じで昼の部終了。
今日お知りあいになった地元旭川の陣十郎さんとご一緒に
市内の散歩へ。とりあえず駅を訪問。
チケットの半券に駅のスタンプを押してみた。


旭川を訪れるのは、1993年の夏以来。旭川駅も利用した
のだが、旅行センターの場所は覚えていたけどそれ以外の
待合室とかは「ここだったっけ?」と思い出せないくらいに記憶
が薄れている。改装されてる可能性もあるし。
駅の中は旭山動物園の動物グッズで溢れていた。



駅前通りを歩くと、デパートなどもあって本当に大都会だ。
2号さんが、「これが北海道のレコードチェーンだよ」などと
教えてくれる。
この近くに、93年に泊まったホテルがある。名前は覚えてない
のだが、そのホテルのコインランドリーで周遊きっぷをポケット
に入れたまま服を洗濯してきっぷが溶けてしまい、そのときの
旅行はこの旭川で打ち切りになってしまったのだ。

路地に「サンホテル旭川」と看板が見えた。多分あのホテル
だったと思う。

実は最近、部屋の片付けなどをしている。このレポを3週間
も遅れて書いているのはそのためなのだが、古い引出しを
捨てる際に、93年に泊まった時のサンホテル旭川のカード
が出てきた。やっぱりあそこだったのだ。
ちなみに一緒に、その日に買ったフライデーが出てきた。
表紙は石田ひかり。
1ページ目は羽賀研二と梅宮アンナ
メイン記事は「千堂あきほ熱帯夜のカレ」
「CMのあの子は誰?」みたいなモノクログラビアでは、
キリンレモンのCMで売り出し中の浜崎あゆみ(15)が
「自分のはいたパンティを売る女子高生がいるのは知って
ます」などと訳の分らないコメントつきの水着写真。
この時点でモデル暦8年だそうで、そう考えるともの凄い
芸暦なんだな>あゆ


会場に戻るとテンチョさんが来ていた。でもコンサートは
見ないのだそうだ。なかなか偏屈だな。
推しメントレポをやろうと思ったけど、先に買った2号さんが
集合を引いてしまって企画倒れになったのを見て回避。
夜の部は20列程の前通路の端っこ壁際。

十数席ある列だが、4人くらいしかいないのでスカスカだ。
おかげで始まるとみんな踊りまくり。
でもフリとか覚えてない俺はちょっと置いていかれる。
でも青空で初めて、「ターン」やってみた。結構楽しい。

隣の連中は前通路に飛び移ったりしてやりたい放題。
警備のバイト兄ちゃんは無言で無視。そのバイト君も、
アンコールMCでメンバーのネタが次々に滑ると思わず
苦笑していた。

夜のアンコールでは、昼公演とは違ってミキティコールの
時に会場内のサイをスクリーンに映す演出が行われた。
スペシャルアンコールの美貴様の挨拶も行われた。
美貴様は会場をざっと見渡しながら「お前らこんな所に
まで・・・」と呆れたような顔をしたあと、
「北海道の夜を満喫してくださいね」とニヤリ。


ほとんどの人は、今日は旭川に泊まるようだ。美貴様の
勧める通り北海道の楽しいアフターを過ごすのだろう。
我々はセンチュリーロイヤルに戻る。会場で皆と別れるのは
結構寂しい。毎週のように娘。コンに通ってた頃とは違って、
次いつ会えるか分らない人たちなのだ。

高速道路に入ると完全な闇の中である。
田舎高速に道路灯がないのは内地の田舎高速も一緒だが、
北海道は人家が周りにないので全く何の光もない。

たまに、反対車線に対向車が現れる他は、ヘッドライトを反射
する反射鏡だけが唯一の光だ。
2号さんは「北海道はこんなもんですよー」と運転してるが、
俺だったらちょっとビビる。


悪いことにちょっと雪が強くなってきた。積もるほどではないが、
視界も悪い。来るときよりも速度を落として淡々と進む。

昨日の音楽はBerryz工房だったが、今日はglobeだ。
たまたま2号さんがMDを持っていたのだが、北区さんは
ファンだったそうで「懐かしい」と大喜び。90年代の話になると
ちょっと世代差を感じるんだよね。

札幌のホテルにつくとすでに23時半であった。
予想よりも結構遅い時間だ。終わった後会場外でだらだらと
馴れ合っていたからだろう。
ビジネス街なのでこの時間に開いているお店があるか不安
だったが、ホテルの向かいにあるビルの飲食街が遅くまで
開いているようなので、その中の白木屋に入ってみた。


どこにでもあるチェーン店だが、北海道の白木屋は美味い。
食べたものは写真に撮ったので載せてみた。