蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2007/08/25 モーニング娘。誕生10年記念隊コンサート in御園座 その2

2007-08-29 21:46:01 | Weblog
普通にごっちんがいるOPムービーのあと、コンサートがスタートする。
最初の曲はモーニングコーヒーだ。
ちなみにほとんど事前情報は仕入れてないので初見気分であるが、
この始まり方は王道だなあ、と思う。

モーコーはショートバージョンだった。
そのため「かーおり!オイ!」は出来ないで終了。
やらせて欲しいよね、最後なんだからさ・・・

Night Of Tokyo Cityは、ライブで歌ってるの見るのは初めてかも。
ちなみにこれ、すごい好きな曲です。これを聴きながら深夜の首都高の
(C2とか湾岸線の葛西付近とか羽田線天王洲付近)をドライブするのが
好きだったのだ。
身重の飯田さんが結構軽やかに踊っていてビックリ。

最初のMCでなっちが
(●´ー`)<皆さんの思い出に残るコンサートになりますように
と言っていたが、別の意味で思い出に残るコンサートになりそう。
というのもここで飯田さんから身重のため一部の曲にしか参加できない
ことの説明があり、続いてなっちからごっちんの病気欠席の説明がある。
のっけからゴメンナサイモードになってしまう。
飯田さんがステージ袖に引っ込んでしまうと、ステージにいるのは

( ・e・)     (●´ー`)    ノリo´ゥ`リ

の3人だ。3人ですよ奥さん!
「僕らが生きるMY ASIA」
「真夏の光線」
と歌っていくが、「MY ASIAいい曲だな」とか「真夏の光線懐かしい!」
とか思うよりも、たった3人でモーニング娘。の10年の記念コンサートを
やっていることの衝撃度が大きかった。嘆くのも哀しいし笑うのも虚しい。

ガキさんが大好きな安倍さんと二人で「パパに似ている彼」を歌った後
安倍さんのMCコーナー。
いつもはごっちんと二人で喋るそうで、今日はこのMCのためだけに
ゲストを呼んでるとの事。昨日は吉澤だったそうだが、今日は

(●´ー`)<石川梨華ちゃん!

紹介されると同時に会場がオオ!とどよめく。
ステージ袖から、梨華ちゃんが
( ^▽^)<ハッピー!ハッピー!
と叫びながらやって来る。うわぁ、なんて格好だ。
下はホットパンツに、上は記念隊のツアーTシャツ。
ヲタのようにだらしなく着るのではなく、裾を縛ってヘソだしスタイル。
露出度高い。そして肌が黒い。
足なんて、黒いストッキングをはいてるのかと思ったほど。
( ^▽^)<なんで私は10年記念隊に入れなかったんですか!
(●´ー`)<それは私からは言えないし

とあらかじめネタ合わせをしていた臭いやり取りの後、
思い出話トークが続く。

( ^▽^)<私って空いてる時間に昔のコンサートのDVD見てるんですよ!
       で、昔「男前対決」みたいなコーナーやってましたよね!
       安倍さんが司会で私とさゆとかでやってた・・・・

といかにも今日のために昨夜見てきました、って感じのネタフリで
03年ライブの男前対決の
( ^▽^)<海!塩分ひかえろよ!!
と懐かしいネタを再現。ああ、あの頃はヨカッタなあ。

( ^▽^)<私、この機会に打ち明けたいことがあるんです!
(●´ー`)<あ、でもこのトークそんなに尺ないし、スタッフさんも巻きでって・・・
( ^▽^)<ヤダ!喋らせてください!
(●´ー`)<いいよ、もう好きにして
( ^▽^)<私・・・・オーディションの時・・・・・・なっちになりたかったんです!


会場からは拍手。
なっちはこの話は人づてに聞いたことがあったようだが、梨華ちゃん
本人から聞かされたのは初めてだったそうで、まんざらでもない様子。
そんな感じで、この「梨華ちゃんの乱入」と言った方が良さそうなMC終了。
梨華ちゃんもすっかりベテランで、会場は大いに沸かせたのであった。

それにしても、梨華ちゃんクラスをただ1つのMCだけのために名古屋まで
派遣したのだから、事務所もかなり頑張ってるんだな。
同じハロプロ内とはいえ、予算管理はタレント別になっているだろうし、
梨華ちゃんを丸一日稼動させたとき場合に発生する費用は、多分今日の
グッズ売上なんかよりもはるかに大きいはず。

すっかり場が盛り上がったところで、月島きらりの登場。
ファミリー席の子供たちが一斉に身を乗り出す。
歌うのは「ハッピー☆彡」。あれ?NSじゃないんだ。

「なんか変だな」と思ったら、なんと生歌じゃないか。これはビックリ。
最初の方はなんとか歌えてた久住きらりであるが、途中でだんだん
疲れてくるのが面白い。だけどこの歌はやっぱ口パクの方がいいな。

続いてソロコーナー。
Too Far Awayを歌った安倍さんはあらためてソロのMC
「ありがとう」と言おうとういお話で、テーマトークなのだろう。昼も夜も
同じ「ありがとう」というテーマ。なかなか良いお話だった。
(●´ー`)<ありがとうっていい言葉だよね
というなっちにヲタから「なっちありがとう!」と声がかかるが、
そんなヲタには反応せずに話を進める安倍さんが素敵だな。

ガキさんと小春は二人で漫才MC
適当なことを喋ったりガキさんの言うことを全然聞いてない小春に
ガキさんが「ちょっとアンタねぇ!」と突っ込むという、普段娘。コンで
亀井や田中相手にやってるコーナーと同じ感じだ。
本来、ガキさんだってテキトー人間だったはずなのに、最近はすっかり
ツッコミキャラにされてしまってるのが面白い。

そんなガキさんのソロ曲は「Never Forget」。
選曲の意味は不明だが、ちょうど5期がデビューして6年。
麻琴が卒業して1年という節目だったので、卒業していった仲間を
思って歌ってるんだろうな、と脳内変換すると結構泣けてくる。

飯田さんも「泣かずにいられない私です」と、これもちょっと分らない
選曲で歌った後、ソロMC。

ちょうど今日ゲストできてた梨華ちゃんの話をする。
「梨華ちゃんを辻が虐めてた」とさらっと言ってしまってザワつく会場に
「あれだよ、みんなも好きな子を虐めたでしょ?あれと同じだよ」と
慌ててフォローするのが飯田さんらしい。

デビュー当時は梨華ちゃんに良く相談されていたが、
飯田さんも悩み相談が上手い人間ではないので、
( T▽T)<私って暗いでしょうか?
川‘~‘)<そうだね

て感じだったらしい。

コンサートも終盤。
「未来の扉」「抱いてHOLD ON ME!」など懐かしい曲が並ぶが、
そんな中胸がキュンとしたのは「Happy Night」。
これは2004年の夏秋ツアーで歌ってた曲だね。あの頃はちょうど
地方遠征とか現場慣れ合いを始めた頃で、非常に思い出深い。
あれからもう3年なのかぁ。

おそらく史上最小人数であろう「LOVEマシーン」を歌った後、
アンコール。
「恋のダンスサイト」の後、最後の曲は「恋の始発列車」
この歌はヲタ合唱があったのだが、05年の娘。秋ツアーのときと
歌うパートが変わっていた。ちょっと戸惑った。
最近、一旦定着したものを覆すような演出が多い気がする。
青空トレインも無くなったし。

さて昼の部終了。夜の部のチケットも買ってしまったので
時間が空いた。まずは名古屋駅に戻って帰りの新幹線の
指定席を確保。

続いてハロショ。
またハロショか、と思いながらも北区さんは何か買ったようだ。
ここもA3クリアポスターはまだ「小川麻琴」が在庫してるようだ。

古いビルの地下にある名古屋ハロショであるが、店の入口を
過ぎた先に、何やら真新しい地下通路が出来ている。
言ってみると、どうやら新しくトヨタが建てたMIDLAND SQUARE
に繋がっているようだ。その先の名古屋駅まで、地下を通って
行けるみたいで、これは便利だね。

早速地下通路を伝ってMIDLAND SQUAREまで行って見る。
あまり興味は無かったが、せっかくなので展望台へ登って
見ることにした。入場料は700円。隣のセントラルタワーに
比べると少し安いのかな?
それなのに、エレベータホールからチケット売り場から
展望台へのエスカレーター乗り場まで、コンパニオンの
お姉さんが沢山いて「いらっしゃいませ」と挨拶する。
トヨタって儲かってるんだと実感。

展望台に出てみると



これはなかなか斬新。

ただ高いビルの展望台なんて珍しくも無いけど、こういう
空が見えて、なおかつデッキを歩いているような空間設計
は面白い。天井もない露天なので、ビルの上じゃなくて、
高い橋の上を歩いているようなスリルがある。

先ほどの御園座周辺がすぐ目の前に見える。
上から見下ろすと、近く感じるけど、あるくと10分以上は
かかるだろう。地下鉄で移動したほうがラクだ。
今日は「土日エコきっぷ」を買っているので地下鉄は
乗り放題なのである。

御園座に戻って、特にすることも無いので自分の席に早めに
座って休む。ボーっとしている内に再びテンカウントがあり、
夜の部が始まった。

夜の部といえども特に変わったことがあるわけでもない。
変わるのはMCくらいだ。

まずは梨華ちゃんが登場する。今度は記念隊のうちわを
持って登場だ。さらに久住から借りた(本当は奪い取った
に違いない)腕につける飾りをつけていた。
さらにはTシャツの背中には「モーニング娘LOVE」などと
マジックで書かれている。もの凄いやる気マンマンだ。
先ほどは髪も下ろしていたが今回は後ろでビッタリと
縛って前髪オールバック。
色の黒さもあって、どう見てもRIKACOである。

話の内容は思い出話トーク。
武道館で「よいしょー!」をやった時は客の反応が微妙だったとか
野外ライブのリハで、客席の斜面を安倍矢口が転がって遊んでたとか
(●´ー`)<梨華ちゃんも転がりたかった?
( ^▽^)<いえ・・・


盛り上がったのは鹿児島トーク。
鹿児島のコンサートで空いた日にみんなで遊園地に行き、
その後カラオケに行った。
当時はまだ梨華ちゃんは娘。に入ったばかりで、
「モーニング娘。とカラオケが出来る」ってだけで幸せだった。
( ^▽^)<みんな羨ましいだろ!
と煽る梨華ちゃん。

そんな梨華ちゃんのトークも終了。
記念隊のうちわを指差して
( ^▽^)<次はここにいますから!
と宣言する梨華ちゃん。指を指してた部分がちょうど飯田さん
の場所に近かったんだけど、それは偶然だろう。

ガキ小春MCでは相変わらず話を聞かない小春に

( ・e・)<あんたカメ(亀井)みたいだよ
ノリo´ゥ`リ<そんなことないですよ!

亀井って小春にまでそんな風に見られてるのかww

飯田さんのトークは、今度は裕ちゃんの話。
昔の裕ちゃんに一番近いメンバーは実はガキさんだそうで、
メイクをさっさと済ませてしまうところが似てるとか

川‘~‘)<10年後には頼れるお姉さんになってるんじゃないかな

と見込んでいた。
このMCでは
川‘~‘)<みんなだって、コンサート前電気が消えるまでは
       交信してるじゃん!

とか
川‘~‘)<10年前はなっちと一緒にオーディション受けて
       飛行機の備え付け袋とか持ち帰ってた

などのエピソードを喋りながら
ヲタの茶々も拾おうとするので話が長くなった。


アンコールのMCで、
(●´ー`)<圭織話が長い!
とツッコミが入った。
他の3人は飯田さんの話が終わるとすぐに出番なので
ずっと「まだかまだか」とスタンバっていたらしい。

夜公演ということで、ここでは妙にグダグダトーク。
「未来の扉」でなっちが変なアドリブいれるのをガキさんが
「何なんですか?」とツッコミを入れたり、小春が毎回
ウロウロしながらMCのネタを考えてるのをガキさんが
バラしたり(小春は凄く恥かしそうにしてた)すると、
飯田さんから
川‘~‘)<小春はウロウロしてる時とかに、座ってる私の
       顔に衣装がぶつかっているよ

ノリo´ゥ`リ<えっ???
     (かなり青くなる小春がスクリーンにアップ)

川‘~‘)<別にどうしろってんじゃなくて、報告ね

( ・e・)<止めろって事だよ!
ノリo´ゥ`リ<ハイ!!


とかなりリアルなダメ出し(笑)

最後のグダグダトークが盛り上がったので、夜公演を
見たのは正解だった。
終わった後、ヲタが「記念隊最高!」などとやってたが
最高ってことでもないだろう。
まあ、「これはこれでいいか」って感想だった。

しかし北区さんにとっては大事なコンサートであり、
この後福岡、仙台、そして最後の札幌まで突っ走る予定。
「ああ、あと1週間で終わってしまう」とかなり寂しそう。

去年のリボンの騎士を見ていたときと同じ心境だな。
2年連続でカウントダウンなわけだ。


そんな北区さんを労いつつ、矢場とんで晩御飯。
酔っ払った二人を乗せて、のぞみは東京へ舞い戻った。

2007/08/25 モーニング娘。誕生10年記念隊コンサート in御園座 その1

2007-08-27 00:10:29 | Weblog
8月24日(金)、餃子楼。
一週間の仕事を終え、いつもの北区さんと会食。
ふと「明日名古屋行こうぜ」と言ってみる。もちろん冗談半分だ。

何度も見ている北区さんと違い、俺はまだ一度も記念隊コンサート
を見たことが無い。最終公演に行く予定だが、最終日に初見という
のもなんだか落ち着かない。一度見ておきたかった。
しかも明日は8月25日。5期メンバー決定記念日の8月26日の
イブである。これは、ガキさんを祝福に駆けつけるべきだろう。

そんな話をしていると、北区さんもムズムズしてきたようだ。
彼はこの後、月曜日に福岡、水曜日に仙台で記念隊コンを
見る予定になっている。それだけ見ておいて、名古屋だけ見ない
というのも酷いじゃないか。

明日起きれたら行きましょう、というグダグダな結論が出た。
北区さんは疲れていて体調もよくないらしい。
「明日起きれないかもしれない。そしたら行かないよ」と言う。

いつもの事である。

この場合、北区さんが本当に起きれなかったことなど一度も無い。
果たして翌朝9:30分、東京駅15番線に集合した。

のぞみの自由席で名古屋へ向かう。

先ほども書いたとおり、記念隊コンを見るのは初めてだ。
このユニットが誕生した時は鳴り物入りだった。
今年のハロプロはコレで行くぜ!という気合が入っていたし、
業界もファンも期待は大きかったはずだ。

それが半年の間に情勢が一変し、今や世間的には
モーニング娘。www
という見られ方をするようになってしまった。

下っ端の不始末ならともかく、当の記念隊主力メンまでもが
やらかして(別に悪いことした訳じゃないがKY極まりない)
しまった結果、記念隊どころか「うしろ指さされ隊」とでも
言われかねない立場に置かれている。

そんな状態にも関らず強行された今回のコンサートツアーも、
今度はごっちんが体調不良で離脱というアクシデントが起きて
チケット払い戻しを受け付けることになってしまった。
泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。
ここまで来たら「企画倒れだったね」と傍観していることは
許されない。ハロプロヲタなら見届けないと。

名古屋に着くとじっとりと暑い。地下鉄に乗って本日の会場、
御園座を目指す。

記念隊コンを見届けよう!と言いながらもチケットが無いと
入場することは出来ない。チケット払い戻しが発表されて、
もはやオークションなどで入手することも難しい。当日券
の入手が必須だ。

過去には当日券狙いで何度かチケなしで地方遠征したことが
ある俺である。北区さんもそこに期待している。
しかし、長年の経験から言わせて貰えば、当日券などを
買いたいと思ったら、とにかく一刻も早く会場に駆けつけ、
情報収集や列に並ぶなどの努力が必要だ。
すでに時間は11時半を回っている。こんな時間にのこのこ
と会場にやってきてチケットなど手に入るわけが・・・・・・・

手に入った。

恐る恐る御園座のチケット売り場に行って見ると、昼夜とも
1階席は埋まっていたが2階席は選び放題であった。

色々検討して、昼はファミリー席。夜は一般席とした。
チケットを発券してもらい、
「昼夜で、13000円になります」
「・・・・・・」
「え?2枚ずつだったんですか?」


2人で窓口に来てるんだから、2枚売ってもらわないと困る。
面白い窓口氏である。
あらためて、2枚ずつ発券してもらう。しかし昼公演の席は
連番では取れないとのことで、バラバラに座ることになった。
俺の席は2階1列(!)のど真ん中。通路席だ。
北区さんは2階の左端、ステージに近い部分の2列目。
夜は連番で2階の10列。
ていうか自分的には昼だけ見れば十分と思っていたのだが、
北区さんが予想外にやる気マンマンだった。
ちなみにこのとき隣の、チケット払い戻し受付に座っていた
お姉さんはもの凄い美人だった。ちょっとビビった。

大金を払ってチケットセンターを出ると、開演までヒマである。
ちょっと外を歩くだけで汗だくになる暑さ。この暑い時こそ、
味噌煮込みうどんを食べようじゃないか!

以前出張で来たときに入ったことのある御園座近くのお店で
真夏の味噌煮込みうどんを味わう。



運ばれてきたうどんは鍋がまだグラグラ言っていて、見るだけ
でも汗が出てくる。でもこれが、美味しいのだ。
元々、味噌煮込みうどん自体、あんまり美味しい食べ物だと
思ってはいないのだが、この店は美味しい。北区さんも
以前食べた別の店より美味しいと言ってくれた。

店を出てTシャツを着替える。替えのTシャツなど1枚しかない
ので、グッズ売り場でコンサTを買おうとしたら売り切れだ。
他にもグッズはあるのに、Tシャツだけ無いのだ。
やっぱりみんな着替え用に買うのだろうか?

暑いので開場するとさっさと中に入る。
ここ御園座は、何十年もの歴史を誇る劇場だ。周りのビルや
商店も御園座から名前を借りていたりして、この地区全体が
御園座とよばれていたりする。
劇場があり、地下にレストラン街があり、上はオフィスビルだ。
ちょうど「江戸っ子忠臣蔵」をやった明治座とに似ているが、
新しいビルの明治座と違い、御園座は昭和38年に作られた
古い風格のあるビルである。



ここで普段は、歌舞伎や演歌の演目をやっている。
アイドルのコンサートなど滅多に無いはずであり、もちろん
ハロプロがここで公演するのは初めてのことだ。
この名古屋公演は「御園座主催」である。CBCなどのテレビ局が
主催ではないのだ。意外と歴史的な公演なのかも知れない。

場内には絨毯が引かれ、ソファーがあちこちに置かれていて
その辺の安ホールとは風格が違う。
係員も大勢いて昭和40年代を感じさせるレトロなユニホーム
のお姉さんたちが座席まで案内してくれたりする。

(御園座のグッズもある)

2階にあがる。
食堂の前でおじさんが大きな声で呼び込みをしている。
中を覗くと開演までだいぶ時間があるというのにガラガラだ。
去年のコマ劇場もそうだったけど、劇場内にある食堂や店は
あまりヲタに利用してもらえない。
これが一般人だったら、まだ開演まで30分以上ある場合、
「じゃあどっか入りましょう」となるのだろう。
しかしヲタの場合はロビーとか通路などのフリースペースに
根を張るのである。この辺がヲタと一般人の境目なのかも。

自分の座席に行ってみる。
あまり大きくないホールで、とにかく前後が狭い。
2階席最前は1階席の12~3列目くらいの位置にある。
ステージまでは約15メートルほどで、もの凄く近く感じる。
北区さんの席はもっと近くて、ほとんどステージ袖の上だ。
モノを投げれば簡単にステージに届きそうな場所である。
ステージに向かって左寄りに花道が伸びている。この辺も
明治座と同じ形だ。今にも梨華ちゃんが「瓦版だ瓦版だ!」
と走ってくるように感じる。

だんだん客席が埋まってきた。ファミリー席は意外にも
小さな子供を連れた親子連れや、年配の人など客層が
幅広い。最近では珍しく一般人が多いようだ。
1階のヲタもなんとなく大人しく感じた。

突然、カン!・・・カン!・・・カン!と、テンカウントのような
鐘の音が鳴り始める。5分前の合図のようだ。
なかなか変わっている。

(コンサートの内容については次回にします。)

更新さぼりすぎ

2007-08-26 14:58:33 | Weblog
またまた長いこと更新をさぼってしまった。

実際、そんなに書くほどのことがあったわけでもないが、
かといって全く何も無かったわけでもない。
実は何回か書こうとしたこともあったのだが、いつも途中で
面倒くさくなって、結局更新しなかったことも。
どんなに帰りが遅くなっても更新するさいたま日報を見習う
べきだと反省。
そんなわけで、ここ2ヶ月の出来事をまとめて記載するね。

まずは先日のバスツアーの続き。
ステージに呼ばれてモノマネ対決などさせらたご褒美は、
飯田さんが書いた今日の絵日記ということだった。
待つこと3週間ほどして、アップフロントグループの大きな
封筒が佐川急便で届いた。
開けて見ると出てきたのは1枚の色紙

(画像はさいたま日報から拝借)

なんか、ありがたいんだけどやっつけ仕事っぽい気がするw

てかね、後の報道によると飯田さんはこのツアーのあった日に
入籍を済ませたとのこと。
だったら、ツアー中にあれだけファンに祝福されたんだから、
あの場で「今日入籍します」と言って欲しかった。
ファンだってその方が、スッキリしただろうし「おめでとう!」と
素直に喜べたかもしれないのに、水臭いですよ、飯田さん。

なんて話を北区さんに言うと、
「いやかおたんは、ああいう人で、それがいいんだから・・・」
と飯田さんに代わって擁護してくれた。
飯田さんはいいファンを持ったなあ。

ところで、クイズに答えた人はあとで写真を送ります
とか言ってなかったっけ?あの写真はいつ来るんだろう。
まあ今更そんなに欲しいわけではないのだけれど。。。


次にワンダコン、っていうか夏祭りコンにも参戦。
まずは初日名古屋。
ハロコンの場合、毎回何を歌うのか楽しみなので
初日の初演を見るのが一番面白い。
特に今回はこんこんが1年ぶりのステージ。これはもう、
マコも乱入するしかないでしょ。

経費節約のため、新幹線ではなく格安ツアーバスを利用。
これが大正解。接近する台風の中を名古屋に向かう。
途中、東名高速走行中は大雨が窓を叩いておっかねー。
名古屋に着くとすでに台風は過ぎたあとで、雨も上がり
どんどん天気も回復。


ところが新幹線や在来線といった交通機関は壊滅状態。
北区さんも東京駅で足止めされてしまい、多くの人が
名古屋まで来ることが出来なかったようだ。

(青空の広がるセンチュリーホール)

そんな波乱の初演だったけど、第一印象は「長い」。
あんなに長いコンサートである必要は無いんじゃないかな?
ファミリー席で見ていても疲れた。
こんこんだけど、なんかあんまり久しぶりに見たって感じが
しなかったな。あと紺野の隣にいつも真野ちゃんがいたのが
印象に残った。売出し中なのだろう。

昼だけ見て名古屋駅に戻ると、ようやくたどり着いた
北区さんと合流。夜だけ見るとのこと。
俺はもう帰る。経費節約のため在来線移動。
たっぷり5時間くらいかかってしまい、新幹線の偉大さを痛感。
たまには面白いけど。

(在来線で移動する名古屋~東京は長い)

SSAの時は各地から知り合いが集まるのでヲタツアー。
今回はマコちゃんの好きなナンカレーを食べたり、
ハロモニで取り上げられた自由が丘のスイーツ。
なぜか池袋の猪木酒場と、盛りだくさんな内容。
(てか食べてばっかり)

(ナンカレー)

(パンプキンの入ったアイス)



(猪木酒場の独創的なメニュー)

(一品ごとのボリュームも凄い)
コンサートに関してはオリジナルメンバーが参加した
モーニング娘。が懐かしかった。そしてマコがいないことが
かなり寂しい(関係者席とかに来てないかばかり気にしてた)。

8月5日はレンタカーを借りて千葉をドライブ。
2月に訪れた「夏ノ詩」撮影地、「生命の森リゾート」を再訪。
野外プールでは前回は褐色だった芝生が、マコが歩いていた
時と同じ美しい緑の芝になっている。水が抜かれていたプール
も営業している。


(メイキングDVD)

(2月に訪れた時)

(営業中のプール)

こんな盗撮まがいの写真をとるわけに千葉に行ったのではなく、
本当の目的は

∬∬´▽`)<うみだよー

と言っていた、砂浜を探すことだ。
特に「夏ノ詩」メイキングDVDは、公式には最後の麻琴の
動く映像なのだ。ラストの「笑顔でお別れだよ!」て言っていた
あの浜に行って見たい。





実は前回の記事では一切触れてないのだが、あの後近くの
九十九里海岸を数時間に渡って、写真集のロケ地を探して
走りまわったのである。成果はゼロであった。
冬場で閉鎖されている浜が多く、立ち入れない場所もあった。
そこで各海水浴場が営業中の夏場にリベンジを誓ったのだ。

前回は南からだったので、今回は北から九十九里の海岸線を
見ていく。大小さまざまな海水浴場があり、それを一つずつ
見て回る炎天下には向かない暗い作業だ。

夏場のシーズンだけあって人が多い。
海の家などが目いっぱい建っているので見通しが聞かない。
また駐車場が混んでいて入口で断わられたり、有料駐車場
しかなかったり(ちょっと入るだけで1日分の駐車料金はキツイ)
なかなか思うように調査できない。



写真集やメイキングなどから、以下のような特徴をもつ場所を
探していた。

・駐車場などがある大きめのビーチ
・沖に波消しブロックが無い
・浜辺から近所の人家は見えるが、大きな建物は見えない
・展望台や公園などの設備は無い
・近くに山がない
・森がある

ところがこれらの条件を満たす浜辺というのは広い九十九里
地区にも意外に無いのだ。結局今回も数時間かけた挙句、
すごすごと引き返す他はなかった。

うーん今度は航空写真でも使って場所を絞る必要があるかも。