蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

ついにベールを脱いだ、市原ぞうの国

2005-05-05 19:00:29 | ロケ地
ようやく市原ぞうの国に辿り着いてみれば
象に乗ったりぶら下がったりするチケットは売り切れ。
まこ写真集のカットの真似をして遊ぶことも出来ないので、
普通に動物園見学をすることにした。

ぞうの国といっても、いるのは象ばかりではない。
入場するといきなり

キリン


このように、非常に動物との距離が近く、手を触れることもできる。
さらに餌の野菜を売っていて、それを動物に与えたりできる。
「距離の近さ」を売りにした、アキバ系動物園だ。

動物の種類は多いが、有名動物園のように種目別の分類は適当で、
キリンの奥にはジャガー、ライオン、サルの順に檻が並ぶ。
手を触れることができる動物も多いが、多少デンジャラスな雰囲気もする。

「ライオン」、「月の輪グマ」など上野動物園でも見れないスターもいるが、
近くの「柴犬」、「ラブラトールレトリバー」、「カラス」などと比べても、
特別な待遇差はないようである。みんな平等だ。
ちなみに、ほとんどの動物はゴロゴロと寝ている。


われらの仲間である牛もいる。

さて、肝心な象さんはどこへいるのか?
どこにいるのか分らなかったが、園内の奥の方にズラリと並んでいた。
若い象から老いた象までいるが、どれが誰なのか名札がついていない
ので良くわからない
とりあえず一頭ずつ写真を撮って置いた。


(あとで照合した結果、一番右にいたこの象が写真集の象だと思う。)

さて、一頭の象の説明に目が止まる。
<ヨウコ>
1967年生まれ
新潟県月岡動物園よりやってきました。

月岡動物園は1988年に廃園になるまで、新潟唯一の動物園だった。

幼い頃の記憶が蘇る。オレも象に乗ったことがあった。
写真集のまこと同じように頭の後ろに乗せてもらい、象が目の前に
鼻を伸ばすから、人参を渡して食べさせるのである。
鼻が怖くて、ちゃんと人参を渡せなかった。

あの体験は、もしかすると月岡動物園だったのではないか?
あの時乗った象は、もしかするとこのヨウコなのではないか?
そうだとすると、ざっと25年ぶりの再会だ。

もちろん確かめる術などないが、オレはなんとなくこのヨウコが
子供の頃に乗った象だと確信した。
まこの取り持つ縁を信じたかった。


さて、まもなく象のショーが始まる。
象のショーは、先ほどの象が勢ぞろいして芸を披露する。
それぞれの象には専属の象使いがいて、象にサッカーを
やらせたり楽器の演奏をさせたり、画を描かせたりする。
象使いはタイからやって来た専門家で、先祖代々象使いを
して暮らしている。本国では象使いたちだけで森の中に
村を作って暮らしているのだそうだ。


ショーの様子。


立ち見客でギッシリ。


ぞうさんライドで象に乗るときはこのような鞍を使う。
まこのように裸の象に乗ることは出来ない。

結局、「ヲタ活動してないじゃん」(北区氏)の言葉通り、
普通に大の大人が動物園で遊んだだけの1日であった。
でもやっぱり楽しいですよ、動物園は。

このあとマザー牧場にも向かったが、時間が遅かったので
見学は次の機会にした。ちなみにぞうの国→マザー牧場は
空いていても車で1時間は見ておいたほうがいいです。


真昼間の蟹さん北さん

2005-05-05 18:23:07 | ロケ地

写真集「小川麻琴」で、象に乗ったり鼻にぶら下がったりしている
まこの写真が出たとき、その写真を撮影した「市原ぞうの国」に
ついて知っているヲタは回りには全くいなかった。

写真集発売直後、いち早く撮影場所である富士急ハイランドを訪れ、
まさにその日がラストだったハム太郎ゲレンデで、まこと同じソリに
乗って遊んだりしたときに、いずれ市原ぞうの国にも行こうという話を
していたにもかかわらず、今まで行かないままになっていた。

そうこうしている間に、ハロモニで小川ツーアズが放映された。
まこがバスガイドに扮してメンバーを千葉のマザー牧場に案内する
企画である。こういうのを放映されると、自分も現場に行ってみよう
という気になる。

長いGWにハロショに行くだけではつまらない。どこか遠足に行こう。
ということで、房総半島にあるぞうの国とマザー牧場を一気にやっつけ
てしまおうと、久しぶりのヲタツアーに旅立った。
待ち合わせ場所は、天王洲スタジオ近くの路上w
別に大した意味はないのだが、湾岸乗るの近いし小川ツアーズの
出発地点なので。

先に到着した北区氏によると、どうもテレビ東京の警備員がやたらと
警戒しているとのこと。車寄せには出迎えのスタッフが立ち、ときどき
タクシーがやってきてはタレントらしい人が中に入っていく。
今日は休日だが一応は水曜日だ。もしかするとハロモニ梨華ちゃん
卒業SPとかの収録があるのかもしれない。

ところで、一緒に行くはずだった補完マン氏が現れない。
電話をすると、「今起きた」との事。
今回のツアーはオレと北区氏2人旅となった。キショイとか言うな。

アクアラインを渡って木更津に到着。天王洲から30分もかからなかった。
東京から非常に近いのに、一般道に降りると田んぼあり、山道あり、
狭い街路ありの典型的な田舎道。
そして渋滞もある。20kmを1時間ほどかけて、ようやく最初の目的地の
市原ぞうの国に近づく。

「ぞうの国満車、臨時駐車場」の看板が路上に立っている。

そんなはずはないだろう。
ぞうの国は、小さな田舎の動物園だ。
GW期間中はそれなりに客も来るんだろうが、それでもたかが知れてる。
客のいない動物園をウロウロするヲタは非常に浮くので、多少お客が
入っている方がありがたい。だからこそ、GW中にやってきたのだ。

とにかく、ぞうの国まで行ってみよう。
看板に従ってわき道に入ると、道幅は狭くなる。そして車の渋滞も酷い。


なんとこの車がみんなぞうの国を目指していたのだ。

ぞうの国に到着するが、駐車場の入口に係員がいて、車列を先へ誘導
している。この先に別の臨時駐車場があるようだ
2kmほど先の林のなかに臨時駐車場があった。
ところが、直前にそこも満車になってしまい、さらに先へ行けと言われる。

山をどんどん下っていくと、水田のなかに臨時駐車場がある。すでに
たくさんの車が停まっていたが、何とか車を停める事が出来た。
この駐車場もその後満車になり、係員がさらにその先の駐車場へ
誘導していた。いったい、いくつ駐車場があるのだろう。

各駐車場とぞうの国は、シャトルバスで結ばれている。バスといっても
山の中なのでマイクロバスだ。一度に20人くらいしか運べない。
バスは何台もあるようだが、輸送力不足はいかんともしがたく、
この駐車場ではすでに100人以上がバスを待っている状態だ。


鯉のぼりの下でバスを待つ行列


オレたちは、あまりにぞうの国を見くびっていたことに気づいた。
GWとはいえ、こんなにお客さんがやってくる施設を、
知らなかったオレたちの方が不勉強だったのだ。

諦めて帰る客もいるなか、オレたちは90分並んだ。
きちんと最後まで見届ける義務がある。ような気持ちだった。


駐車場の周囲は水田が広がる。こんなところにまでまこは
撮影にやってきたのだ。思わず写真集を置いて見る。