海外で大きな需要が見込まれる「医療通訳士業務と学習塾の共同サービス」

2011-10-28 13:29:55 | Weblog
各位

何時もお世話になります。
さて、海外での「学習塾や日本人医療通訳士への極めて大きな需要あり」については、下記の諸理由をもってご説明します。よろしくお願いします。
平成23年10月28日 金曜日
岡村ゼミナール株式会社 代表取締役会長
東京通訳アカデミー・理事長 岡村寛三郎

(一)日本人の医療通訳士と学習塾が必要とされている切実な理由と証拠
国境線を越えての日本からの進出企業において、とりわけ派遣スタッフの家族[妻と子]においては、雇用先企業や組織・団体の信頼と期待とを一身に受けて、夢や志に溢れて喜び勇んで赴任する夫とは大きく異なります。
同伴家族のほぼ全員が、①「文化的・経済的に高度に発展し、世界中でも最も安全で,四季の彩も美しく、海の幸・山の幸に恵まれて食事もおいしく豊かで、多くの面で快適な住みやすさの整った環境に囲まれた日本を離れて]、②「夫に説得されて、やむを得ず子供を連れて付いて行く」という受け身の赴任であることが、赴任先での生活環境に溶け込めなくしている第一の理由です。
第二には、外国現地での言葉や宗教・生活習慣等が日本のそれとは大きくことなり、到底容易には馴染めないことが、現地での日本人社会への帰属の動機づけとなりますが、その社会は小さくて、後から参入する新参者の発言や行動の自由は制約され、その先輩たちに迎合するか逆に孤立していくかの二つに一つしかなく、赴任者の家族にとっては、精神的な窮屈さから心療内科や精神科の医師が診察するしかないような「心の病」を患うことになりがちです。
第三には、子供の教育においても、日本人学校での生活を終えた後の放課後の余暇の過ごし方において、日本国内に居る時に比べて、文化・教養・スポーツ・余暇学習において選択の余地がほとんどなく、室内での単調・退屈・興味なしの時間を持て余すことが多く、そのために、好奇心旺盛で学習能力も高い貴重な子供時代において、日本人としての深い教養とつつましやかな人格を養うべきその時代を無為に過ごさなければならない危険性が高く、正常な成長を阻害するリスクも大きいと言わざるを得ません。
ここにおいて、日本文化と歴史や生活習慣等を、学校外余暇活動の一環として補充的に教育指導する民間教育機関[学習塾]の必要性が極めて大きいと言わざるを得ません。

注:以上のうち、第一と第二の理由については、「日本人診療所と海外医療事情」≪財団法人・海外邦人医療基金≫編著のページ21において、シンガポール日本人会診療所に赴任した代々の医師の立場からの現地状況の説明として記載されている内容を基に構成しました。

以上のような心の負担と悩みを抱いた赴任者の家族、そしてまた赴任者本人の緊急医療を必要とする危急時に、病院等への案内やそこでの通訳サービスをすることをはじめ、平常時の生活の様々な場面においても、情報提供や支援・交流等を行う「ライフ・サポート・サービス事業」の有用性と需要の大きさは、中国全土とヴェトナムにおいて、既に5,200社もの日本からの進出企業と提携し、38か所もの事業所を用意してきた上に、遂に、★2012年1月1日より、インドのグルガオン/デリーにてメディックサービス開始予定★の「株式会社Wellbe」の成功物語に明らかです。⇒⇒⇒末尾に≪資料≫を掲載!

(二)≪通訳士の学校≫「東京通訳アカデミー」ご紹介
(1)概要
  ①本部≪仲通り校舎≫教室[2009年9月開校]
    〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階
    電話03-3233-7518、Fax.03-3294-7410、e-mail:okamura3@oksemi.co.jp
   新館≪明大通り校舎≫2012年2月開校予定
    〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階 
  ②主なスタッフ
  ・理事長:岡村寛三郎
    ・学院長:鈴木伸二
    ・企画部長:緒方真二
    ・講師等のスタッフ
  ③公的認定の「ハローワーク基金訓練講座」設置
  ④「派遣業」と「職業紹介事業」についての政府免許あり
   ⑤英語・中国語・ロシア語の「医療通訳士1級」ライセンス取得者等の109人を輩出
   ⑥グループ不団体・企業
() 非営利特定活動法人「日本通訳案内士連合」
     () 一般社団法人「日本メディカルツーリズム協会」<代表権ある>副理事長
     ()≪学習塾≫岡村ゼミナール株式会社
     ()全国団体の一般社団法人「日本教育者セミナー」を運営
     ()地域団体の「播磨民間教育ネットワーク」を運営

(2)医療通訳士とはなにか
  ①日本国内においては、外国人患者と日本人医師や病院との間での言葉の橋渡し役
  ②海外においては、外国人医師・病院と在留日本人との間での言葉の橋渡し役
 ★下記の文明論にもあるように、日本では、古来、日本語が統一言語として存在し、すべての科学・芸術・産業技術・哲学等の思想や文化のすべてが、日本語で表現され、日本語で学ぶことができます。そのため、日本人の9割以上の多くは、外国語を使わずに日々の学びや暮らしを円滑かつ十分に行うことができます。そこで、海外に移住・赴任した時には、外国語の使用に大きな困難に遭遇しがちです。
そのため、外国で暮らすとき、とりわけ医療分野のような非日常的な専門用語が多く使われる場面においては、日本語と外国語との違いを乗り越え支援するサポート役が大いに必要となります。
これらの点は、多種類の地方言語が氾濫し、植民地時代に統一言語として使用された「英語でしか」近代科学や西洋史を学ぶ機会がほとんどないインドとは大きく異なります。
インドではそのため、英語使用が国民一般の教養を身に付ける過程で必須となり、英語にひときわ馴染むこととなったのです。ですから、インド人は、日本人が日本語で一切の科学・医療・産業・哲学・文化・芸術等の一切を学べることを知り、非常に驚くことになります。

≪資料≫=  ≪日本文明の世界的地位≫
  ハンティントンの文明衝突論 [編集]
日本を一つの文明圏とみなすサミュエル・P・ハンティントンが1998年に『文明の衝突』を著した。ハンティントンによれば、冷戦による東西の衝突が終わった現代は、西欧文明、中華文明、日本文明[4]、イスラム文明、ヒンドゥー文明、東方正教会文明、ラテンアメリカ文明、アフリカ文明の8つの文明が衝突する時代である。

(3)医療通訳士の養成方法とスキルレベル
  ①総合・ハローワーク基金訓練講座
…6か月・640時間に及ぶ医療専門用語とメディカルツーリズム学習
  ②「医療通訳士」専科・・・100時間の集中講義&高度「医療通訳士技能検定試験」実施
  ③語学力は、TOEIC900点以上レベル
  ④「医療通訳士1級」取得者は、難病・重病患者の診察室・検査室・薬局での通訳・診断書や検査所見等の翻訳業務を遂行
  ⑤「医療通訳士2級」取得者は、健康診断での通訳・翻訳

(4)医療通訳士の現在の派遣状況(日本)
  (1)ライセンス取得者・講師等の多数を、国内の旅行業者の依頼で、病院現場に派遣。
  (2)医療関係の論文・書籍や雑誌、パンフレット等の中国語や英語・ロシア語への翻訳業務
  (3)米国・国際病院認証基準(JCI)の取得希望病院・介護施設等への通訳・翻訳サービス

(5)今後、インドの病院とどのような提携を望むか、提案内容
(1)医療通訳士を同行させる、又は駐在させるので、日本からメディカルツアーリストを送り込みたいから、受け入れてほしい。
(2)日本人駐在員向けに、病院専属の医療通訳士として当アカデミー卒業生を採用してほしい。
(3)メディカルツーリズム管理士と、病院側の協力・共同で日本人ツーリストの年間訪問計画を策定

以上

注:Wellbeのホームページ

2009年度、ウェルビーは中国進出16年目に、ベトナム(ハノイ本社、ホーチミン支店)現地法人を開設し、サービスを開始いたしました。中国内は本格的内需獲得を目指したビジネス展開に、一方で労働集約型企業においては、インドをも視野に入れた東南アジアへの軸足シフトの動きが始まっています。
緊急事故発生時にそばに人を配し、アシスタンスを行い貢献することを最大の特徴としている弊社は、今後の日本企業の展開に何とか追いついていけるよう一層の努力を続けてまいる所存です。
おかげさまでウェルビーは5200社を超える日系会員企業を有する規模に発展出来ました。
今後も皆様の企業活動の後方支援として貢献していくためには、常に激変するマーケット環境を把握しながら、提供サービスを改良し、高度な事故にも対応できる社員のスキルアップ、外部サービス機関とのシナジーを追求していくことが必要だと感じております。

2010年度に向けての大きな事業目標を以下の通り設定しております。

1. 多発する駐在員の死亡・事故に対処していくこと
=健診、緊急対応サービスの一体化、現地完結型の体制構築を目指す

2. 発生する緊急事故への対応範囲の拡大
=物流事故、盗難、インフルエンザ等の感染症の経営リスクに対するディフェンス
=素早い保険金カバーを目指した支援活動、独自の感染症対策サービスの提供

3. 生きた保険金を支払うための新商品の開発
=保険金を使った事故の復旧が出来るような保険商品、アフターサービスの開発

4. 基本サービスの強化
=医療サービスを今後ともウェルビーの中心サービスに据え、これを徹底的に磨く



世界のどこにもない、アシスタンス体制の追求、日本企業の後方支援に集中した体制作りを目指します。
中国についてはハードシップを見直される企業もだいぶ増えて参りました。ただ、一見先進国並みのハードがどんどん出来ていく中国ですが、事故対応などのインフラソフトは日本人にとってはまだまだの地域と感じています。

これから各国の発展やマーケット環境によって、どんなサービスが必要となってくるかは変化していくとは存じますが、今後ともどのように皆様の事業発展に貢献出来るのかを考え、皆様と一緒になって手を打っていけるような、信頼で結ばれたお取引関係になれますよう努力していく所存です。
何とぞよろしくお願い申し上げます。

ウェルビーグループ代表
ウェルビー株式会社会長
椎川 賢

















2011.10.26
インド講演会開催のお知らせ

ウェルビー会員の皆様
2011年11月22日(火)、寄生虫博士でおなじみの藤田紘一郎先生をお招きし、
インドのグルガオンで講演会を開催します。
入場無料、予約制です。
ふるってご参加くださいませ。
申込書含む詳細内容は、添付ファイルをダウンロードの上ご確認ください。
★2012年1月1日より、インドのグルガオン/デリーにてメディックサービス開始予定★

詳細PDFはこちら (187 kb)

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事故予防、事故発生時の緊急医療対応、費用面でのリスクヘッジである保険設計を三つの柱として、日系企業に人事面での危機管理支援を手がけています。








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