ようやくなんとか。。。

今日は某店主から聞いていた某川U川に行くことにしていた。

僕が釣りに行く距離としてはちょっと遠いが、たまには違う川に入ってみよう。

川に着いて用意をした。

車でも上ることはできるが、ちょっと幅が広くなった僕の車、キズはつけたくないので下の方に止めてMTBで上る。

他に車は止まっていないのを確認して上の方にMTBを置いて、釣り支度をして道を下る。

川に出たのは10:30。
数投するとすぐに22～23㎝くらいだろうイワナが僕のフライをゆっくり喰いに出た。
が。。。あまりに遅い、アワせ損なう。

それにしても、こんなに簡単に魚が出てくる川なの？
そう思いながら1つ上のポイントを通すと岩陰でライズ、19㎝と小さいが1つ釣れた。

少し釣り上ると、河原に新しい足跡を見た。
やっぱり釣りやすいだけあって人は入る川なんだろう、そう思いながら釣り上る。

それにしてもポイントらしいポイントはたくさんあるのに、その後は出ない。。。

う～ん、日曜日だから昨日の土曜日に入った足跡だと思うのに。

竿抜けしているポイントを狙おうにも、あまりに開けている川のためにそういうポイントがない。

ず～っとまったく出なかった。
自分の腕を疑った。。。先日に某店主は27㎝を頭に5尾釣ったという、某店主の腕前は見て知っている、どういうことだ？？？そんなはずはないが僕の方が腕が悪いってことか？

ずいぶん釣り上って、この川にしてはめずらしい竿抜けしているだろうブラインドスポットを見つけてフライを通すとようやく2尾目（22㎝）が釣れた。

おかしい。。。もしかすると今日の早朝に入った足跡なのか？

川の脇の道路にはひっきりなしに車が通る、やっぱりこれだけ釣りやすいと釣り人も多いんだろう。

人が入っていても、イワナなら前日、ヤマメなら数時間後であれば少しは釣りになるはず、最初に簡単に出たのにその後まったく出ないというのは、実は今日の早朝に釣りに入ったのかもしれない、最初魚が出たあたりは下の方だから、もう少し上から釣り出していた可能性が高い。

よくよく考えてみれば、この川でもし早朝5:00に釣りに入れば、僕が入った頃には帰っていて車がなくともおかしくはない。

にしても仕方ない。。。小さいの2尾だけかぁ。

そう思っていると、MTBを置いた橋まで来た。

橋から上はそんなに釣りができる距離はないが、釣れていないので橋上も釣り上った。

すると。。。出た。
今度はちょっと手ごたえもいい、25㎝のイワナだった。

写真を撮ってフライを付け替えて、もう一度同じ流れを通すとまた出た。

あれ？橋までとずいぶん違う。
もしかすると、今日の早朝に橋まで釣ったのか？橋のところにMTBを止めておいたので、後から来た釣り人も橋上に入っていると思って入っていないんだろうか。

堰堤までの短い間にもう2つ釣れた。

堰堤のところでは流れているところに流すとすぐに出たがアワセ損なった。

かなり大きい堰堤だが、こういうところは流れのところよりも実は流れていないところにイワナはいる、なんとなく目を凝らすと小さなライズらしい波紋が見えた。

ん？イワナが見える？！そこそこ大きい、たぶん喰っているのはとても小さな虫だが、マッチザハッチなんてのは自然の渓流域それも相手がイワナではよほどのことがないかぎり必要ないというのが僕の考え、僕は容赦なく＃12のパラシュートアダムスそのままキャストすることにする。（笑）

魚が見えるあたりまでは約15m〜くらいか、竿とリーダーの長さを差っ引いて約10ｍ～のラインを出してのキャスティング、僕の腕前で絶対にラインやリーダーが水面を叩かずに尚且つ精度のいいキャストができるギリの距離。

リーダーもラインも叩くことなくフライも静かに上手く着水した、しばらく水面に浮いているフライにはずっとなにも起こらないかったが、魚は泳ぎ回っているうちちょっと離れたところから僕のフライを見つけた。。。浮いてきた、咥えた。。。が、魚の動きが遅い遅すぎる。。。ちょっと待ってアワせるもののアワセ損なった。

さすがに鏡のような水面でのアワセ損ないはもうダメだろうと流れのある方をやってみた、そっちでも2～3度出たものの掛からない。

ちょっとして見渡していると、さっき魚が見えた方でライズがあった。

よーく見ると2尾見える、さっきのヤツとは別にも何尾かいるんだろう。

長い時間かけて勝負するために、9f-5Xを詰めて4Xのティペットで短くして使っていたリーダーを12f-5Xに替えた。

何度かキャストするが反応はない。
フライを小さくすることも考えたが、僕のところから見えないくらいの小さな虫を喰っているとはいえ、同じようなものなら喰ってくるのか？いや、同じようなものならホンモノにかなわないしそっちを選ぶだろう、それより大きいもの（大盛りのおいしいもの）がいればそっちを選んで喰う、そう考えて必殺の＃12のフックに巻いたソラックス（アダムス）を結んでキャストしていたあるとき、長い時間浮いていたフライが音もなく消えた。

喰った！？ウィングは水中に見えた、アワせてみた。
よし！掛かった！ちょっとデカい、フライはしっかりフッキングしてないようなのでムリすればバレる。。。何度か引き込まれながらやりとりしてネットに入ったイワナは30㎝あった。

その後に流れの方でもう1つ釣った後に堰堤全体を見回していると、ときどき落ち込みギリの小さなスポットにライズしているヤツがいることを確認した。

そこに何度かキャストしていると、イワナにしては派手なライズでフライに出たが、掛からなかった、残念。

夕方までいればもっと釣れるのはわかっているが、ちょっとは釣れたし、さすがにこれだけの山中となるとクマが怖いので15:00前に川を出た。

MTBのところに行くと、あれ？竿がない？
どうも崖を攀じ登るのに一生懸命で置いてきてしまったようだ、急いで取りに行くがどこにあるのかわからない。。。ようやく見つけてホッとした。(^_^;)

今日釣れたのは

19㎝　22㎝　25㎝　20㎝　23㎝　27㎝　30㎝　21㎝

上の方で載せていない魚の画像。

今年はキスも釣れないし、渓魚も釣れてなかったけど、調子悪いまでもようやくエンジン掛ってきたかな？なんとか釣りらしくなってきた感じだ。