菅首相は今月末期限の10都道府県の緊急事態宣言は6月20日まで
延長する事を発表しました。
今後の対策は感染拡大防止とワクチン接種の両面の対応を進める
事とした模様。
緊急事態宣言の10都道府県は危険度のレベル4段階で解除の目安
となるレベル3以下になるのは難しい様です。
危険度の指標となる10都道府県の10万人あたり新規感染者数は
下記の通りです。
沖縄100人・北海道77人・愛知45人・広島41人・福岡38人・岡山
32人・東京31人・大阪28人・京都22人・兵庫20人です
30人以下の大阪・京都・兵庫以外はレベル4相当。
もう一つの指標、病床使用率については下記の通り。
広島96%・沖縄79%・福岡79%・岡山69%・愛知69%・大阪65%
兵庫60%・京都58%・北海道57%・東京36%です
50%以下の東京以外は全てレベル4となります。
この様な状況では緊急事態宣言解除は無理な相談ですね。
一方ワクチン接種はやっと1千万回になった。
1日平均4万回となったのでこれを1日100万回接種とする。
全国民に2回接種すると2億5千万回となるのでまだまだ先は
長い。
今後は高齢者2度接種が終了した自治体には基礎疾患の人や
家族・更に64才以下の人までワクチン接種を行う。
企業の個別接種等も並行して行う方針。
其れにはワクチン・モデルナ製も活用するとの事です。
しかし自治体の大半は高齢者対象の1回目の接種が始まった
ばかりと云うのが実情の様です。
尚東京・大阪は緊急事態宣言でカラオケ店等は休業・飲食店等
午後8時まで時短・デパート等は土日休業、平日午後8時まで
映画館や博物館は午後9時までとなって居ます。
他の都市も大体同じ様な対応を取って居る様だ。