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日々好日

さて今日のニュースは

消費者庁

2008-04-24 11:03:08 | Weblog
政府は仮称、消費者庁の来年度創設に向けて今秋、法案提出するむね動きだした。
食品表示偽装事件、食の安全性に対する取り締まり、勿論中国産の農薬入り餃子
輸入問題やガス湯沸かし器で一酸化中毒死事件等々・・
現在監督機関がゴチャゴチャで縄張りがはっきりしないため、責任のぬすり合いや、業者側に立ち、少しも親身になって問題解決しないのが現状である。
特に食品関係では農水省と厚労省とは重複する事が多く、それぞれの規格を設け
別々に監督しています。
これを消費者の立場に立って、商品金融等の取引、製品・食品の安全、表示等を一元的な窓口、企画立案、法執行勧告出来る消費者行政全般の司令塔を作ろうと言う
のが今回の狙いだそうです。
早速米国産牛肉に危険部位が見つかった件、農水省と厚労省が別々に対応して居る
様です。輸入関係となれば外務省や通産省等が絡んで来るのでしょう。
これでは有利な交渉は覚束ない。ましてや数多くの大問題を抱えて居る厚労省に
とってはまたもや厄介な事件発生で手に余るのではないか。
こういった現状打破に一元的解決出来る機関が誕生すると言うのは歓迎すべき
誠に結構な事かもしれません。
しかし例によってお役人の縄張り根性で、寄って集って、潰しにかかり、出来てみたら力のない無用な長物を亦一つ誕生させたとなる可能性があります。
いつもそうですが、狙いは間違っていないのですが、出来てみたら全く機能しない
例をいくつも見せられています。
また現在同じ様な業務を行っている、独立法人や公益法人はどうするのか?
折角の福田首相の発案は評価しますが、まだ問題山積して居る様です。
今少し、国民の検討を必要とするのではないでしょうか?