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日々好日

さて今日のニュースは

光市母子殺害差し戻し審判決

2008-04-21 16:21:40 | Weblog
99年の起きた光市での母子殺害事件、当時18才の被告が強姦目的で民家に押し入り、抵抗されたので母親を首を締め殺害、泣き叫ぶ幼児夕夏ちゃんを床に叩き付けて殺した疑いで逮捕、1審2審ともまだ若いので更正可能と言う理由で無期懲役の判決が出された。
上告された最高裁で、余りの非道さに裁判やり直し、高裁へ差し戻しとなった。
これに飛びついた死刑反対の弁護士達が大弁護士団を組み、聞くに堪えないおぞましい悪知恵と言われても仕方ない様な事を吹き込んだ疑いがあります。
始めは殺害を認めて居た被告が、調子にのり、有る事無い事並べ立てる様になり、
曰く母親の思いでとか、ドラエモンとか、事件の原因を捏造しだした。
被害者の木村さんは、1審判決が出た当時、余りの絶望感に裁判で裁けないなら、自分が殺してやるとつい口走り、世間の注目を浴びました。
あれから9年余りの歳月が経ちやっと、明日結審で最終判決が出ます。
本村さんは自分は決して死刑判決を望むわけではないが、この様な惨事を2度と 繰り返さない意味で、命には命でと言う現在の法制度の正当性は貫いて欲しいと
訴えています。
私も全く同感です。世界の趨勢は死刑廃止に動いています。現在死刑が執行されている先進国は日本と米国の幾つかの州とまで言われています。
しかしこれらの国では無期懲役は、猫かぶりで模範囚となり7~8年で特赦となり
仮出獄され、堂々と再犯を犯す日本等と違いしっかりした体制が確立されています
もし、ここで甘い判決が出たなら、被告の更正を誰が保障しますか?
恐らく弁護士達は、そこまで責任を負わないでしょう。
犯罪王国になりかねない由々しき事態にならないか心配です。
何れにしても明日日本の法曹界の良識が出されると思います。
それにしても、9年は長過ぎます。本村さんが強調された様に長ければ、はっきり
するものではなく、かえって記憶が薄れてしまう恐れがあると言う言葉は胆に命ず
べきと思います。


新聞紙上の伝聞事項

2008-04-21 12:22:58 | Weblog
新聞紙上には、暫定税率復活反対56%。後期高齢者医療制度の見直し、自民支持者67%が見直しが必要。道路財源一般化に15道府県連反対表明。暫定税率復活
全県連が全員支持。名古屋高裁の空自イラク活動違憲判断は鳩山法相、傍論にすぎ
ぬと言い放つ。(少なくとも暴論とまでは、言わなかった様です。)
自民党都道府県連幹部のアンケートは解散時期は来年予想が大半でした。
森元首相発言は解散は急ぐ必要なし。今月30日に税制改正案を、来月12日以降に道路整備費特例法改正案がそれぞれ衆院で再可決される。と曰(のたまう)う。
新聞にはそれぞれの立場の人が、いろいろ言ったと活字が踊って居ます。
私達はそれを直接聞いた訳ではないので、伝聞として、自分なりに解釈し理解
しようとします。当然マスコミに誘導される事も多いと思います。
その為に多くの新聞を購読し偏らない事も大切ですが、経済的余裕のある人は別にして、我々庶民は愛用の購読紙に限られます。
考えて見ると自分の考えと思っている事も随分マスコミやメディアに左右されて
アッチコッチ揺れて居る事が良く判ります。
それにしてもこの近頃の政治家の発言は酷い。頭に来る事ばかりです。
まるで人ごとみたいな発言があるかとおもえば、自分の正当性にのみ終始して
人の意見等お構いなしの政治家。もっともその位でなければ、政界では生き延びられないのかもしれません。
一番頭に来るのが、暫定税率がないと、すべてダメになると言う論法です。
道路道路と言って道路以外に使っている地方自治体、ゼネコンと結託し地元誘致の
道路建設に腐心する地方首長の暫定税率復活コールの合唱。
何故暫定税率に頼らないその土地にあった予算が組めないのか?
國にとっても同じ事、暫定税率を当てにしないで、無駄を省けば、今以上の
成果が期待出来る予算が組める筈です。
道路建設されればその何割かは地元負担、地方債発行で確実に負債は増えます。
もう道路に頼る政治は止めにして貰いたい。そうなれば財源というおいしい餌で
地方自治体を食い物にする国交省のやり方にメスを入れられるのではないか?
なんて伝聞に踊らされ、一筆啓上してみました。