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なぜ歴史の授業は糞なのか

2022-01-04 06:55:54 | 歴史
遅ればせながら あけましておめでとうございます。
昨年 このようなブログに訪れていただいた方々には感謝に堪えません。
今年もあまり大した内容をUPすることもないでしょうが、できれば読んでやっていただけますと幸いです。

さてさて、ドラマなんかでは歴史というものは実に面白く演出され、書籍などでも様々な見解を目にして色々考えさせられますが、学校に行ってた頃に受けた歴史の授業というのはどうにも面白みに欠けますね。

理由は案外簡単で授業をするからには諸説を考えさせるより定説を覚えさせ評価を行わざるを得なくなる。
大きな流れを知ることは歴史教育では重要であるが、歴史で興味を抱かせるのは出来事のクローズアップや人物伝ではある。ただし、このスタイルでは収拾がつかない授業になってしまう。
また、歴史で客観的に学力を評価しようとなると、どうしても年号暗記が中心になってしまう。歴史を学ぶ上で本来年号というのはある出来事や体制が別の出来事や体制につながる経過を見る線としてと、同時期に他の地域で何が起きているかを見る面として活用してこそ価値がる。年号と出来事を点でとらえて意味があるわけないし、ましてや暗記する必要など皆無に等しい。資料ですぐに答えが出せることを暗記させることに価値があるかは甚だ疑問に思う。

一方で戦前の歴史は出来事や人物伝をそこそこ学べるが、忠臣VS逆賊の構図で特定の方向からしか見なくなる。平清盛・足利尊氏は実に魅力的な人物ではあるが皇室への忠義を中心にした人物評価のフィルターを通るから実際より小さく醜く描き出されることになる。
また、日教組は自国の支配階級の否定に余念がなかったからこれもくだらない歴史観のお披露目になる。

こうして明治以降学校で行われた糞同然の歴史教育は戦後輪をかけて糞になったのである。


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