舞鶴の春の風物詩といえば・・
ピチピチと跳ねる いさざ
そのいさざ漁の様子を
子どもたちを連れて、見に行ってきました。
川に設置したいくつもの仕掛け、
この仕掛けで、
産卵のため川を遡上してきたいさざを
つかまえます。
しかけに追い詰められたいさざは、
川にいくつも設置した専用いけすに離します。
このいさざ漁をしているところでは、
一般の人も直接買うことができます。
値段は、日によって違います。
3月初旬から4月にかけて
いさざの獲れる漁が多くなるにつれて
徐々に安くなっていきます。
3月の初旬・・お値段はまだ少し高めです。
「おっちゃん、1合 分けて~」
とお願いすると・・・
川に入り、いけすから、元気のいいいさざたちを
選んで持ってきてくれます。
「ほら、取ってきたで~」
気さくなおっちゃんたちです。
「お-。ピチピチの元気な いさざくんたち」
おっちゃんたちが、
いさざをすくって持ってきてくれると
子供たちは、興味津々で集まってきます。
「おっちゃん、ちょっとさわってもいい?」
「ええで~。ちょっと食べてみるか?」
「ええ~いいの~??」
次から次へとすくって
パクリ、ごっくん。 「おいしー(*^_^*)」
おいおい、それは ちょっと食べすぎやろ!
ビニール袋に 生きたまま 詰めてくれます
いさざが死なないように、横向きにして持って帰ってね。
ほらほら・・元気そうに泳いでるでしょ?
いつまで見ていても飽きない いさざくんたちでした。
●編集後記● 取材を終えて・・・
●編集後記● 取材を終えて・・・
毎年3月の頭から始まる「いさざ漁」
3月とはいえ、川の水は冷たく、
時折、小雪が舞うこともしばしば。。
また、3月は天気が変わりやすく、
雨が降ることも多いのです。
いさざ漁の漁師さんたちは、橋下で雨をしのぎながら
ドラム缶で焚き火をし、暖をとりつつ
作業をもくもくとしていました。
子供のころは、この川入り、
いさざ自分でとって食べていた人も多いのでは?
また、いさざがいつまでも元気に泳いでくるような
美しい川のままで
いつまでもいつまでもい続けられるよう
そして、舞鶴にはこんなにすばらしい
春のおいしさがすぐそばにあることを
子供たちへ伝えていきたいと
あらためて思いました。
※ 今回見学させていただいたのは、
二級河川 いさづ川
●いさざ漁スポット(兼 直売所)は
西舞鶴 伊佐津川の河口付近 相生橋の下あたり
(IMスポーツセンター前あたり) です
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