絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年2月23日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2019-02-23 21:17:14 | イラストじっくり塾
安齋先生、今日は3月3日まで教室の隣のギャラリーで行っているご自身の個展の話題からです。
明日のトークショーにも触れて、
「村上さんに●●について聞こうかなぁ」「でも聞くかも知れないし、聞かないかも知れないし」
まるで予告編のようで、明日も来たくなるような気持ちにさせてくれました。



今日の授業は、前回出ていた課題の発表と講評でした。
課題は「私はこれです!と言える作品を制作してくること。平面でも立体でもなんでもOK。テーマも自由」
ということでしたから、皆さん真剣に制作したものを持って来られていたようです。


さまざまな手法を使って絵本を完成させてきた人。


さまざまなタッチで一つのテーマのイラストを描いてきた人。


小学生の時以来○十年ぶりに木版画を作ってみた人。


星座がテーマだけれどちょっとひねった人物を描いた人。


ほっこりタッチのイラストで旅をテーマに描いた人。


ドラマティックなイラストでレコードジャケットを描いた人。


好きな映画のポスターを描いた人。

それぞれに的確なアドバイスをして、次回(4月6日)には仕上げて持って来るという課題が出ました。

今日の講評時の質問で「描きたくなくなる時はどうしたらいいですか?」というのがありました。
先生は、「ボクは絵を描くのが仕事だから、描きたくなくなるのはしょっちゅうですよ。そんな時は気持ちをどう持っていくかですね。自分のテーマに縛られてしまうのはイヤでしょう?例えば星座の絵だとして、12種類全部描くのはしんどいけど、1枚しか描けなくても良い絵が描ければモチベーションが上がってきて、自然と描けるようになったりもします。たくさん人に見てもらえる機会を作って、作品展にもどんどん出品するといいですよ」とおっしゃっていました。

また今日の授業では「ドラマティックに描く」というキーワードがたくさん出ました。
「ドラマティックさがちょっと足りない」「この絵はドラマティックだね」等々。

他にも
「絵をなめてかかるといけない。1点に集中して、その1点に愛情を注ぐように描こう。デートの前におめかしするように丁寧に」
「絵は、描いた自分も、それを見た人も楽しくなることが大事」
「目的は1枚の絵で話しかけること。それまでに目的がはっきりさせられるような方法を自分なりに模索して習得しよう」
など、名言が飛び出しました。



授業の始めは先生に作品を見ていただくということで皆さん緊張されていましたが、終わる頃には笑顔もたくさん。
皆さん次回はどんな仕上がりの作品を持って来られるでしょうか?
「はっちゃけた感じでね!」と、先生は「ししし〜」という例の笑い方でニコニコされていました。
本当にフレンドリーで楽しい安齋先生!!!次回(4月)にはもう今期最後になるなんて寂しいですね。


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