本日は高畠那生先生の初回の授業でした。
「はじめまして。高畠那生です」
高畠那生先生は、ピンポイントギャラリーの絵本コンペで入賞。
また講談社の絵本新人賞で佳作を受賞され、その後に絵本作家としてデビューされました。
高畠先生の絵本は、ストーリーも面白く子どもに大人気です。
2年前ですが、マクドナルドのハッピーセットに付いてくる絵本『ブロロン どろろん』の作者です。
ハッピーセットの絵本は、親子間で問いかけのできる絵本になっていて、サイズも小さくおもちゃ感覚で遊べる絵本になっています。
最近『ブロロン どろろん』が、サイズも大きくなって小学館から出版されました。
書店に並ぶということで、表紙も更にインパクトのあるイラストに変更されたそうです。
印刷会社も違うので、色の発色も違いますね。
高畠那生先生の絵本は、絵を見ているだけでも面白く、ストーリーも分かりやすいです。
『みて!』は、文字をなるべく少なくして、絵を見て楽しんでもらう絵本です。
テレビ番組(映画)の中で字幕があると、字幕を追ってしまって、画面に集中出来なくなるなと感じ、
絵本も文字が多いと絵に集中出来ないと思ったそうです。
少ない情報の中から絵本を読んでもらいたいと思って『みて!』を制作されたそうです。
絵本作家になる前の話もお聞きしました。
はじめの頃は絵を描くときに、この人の絵が好きだな、こんな絵を描きたいなと思う絵本作家を見つけて真似て描いてみたそうです。
高畠先生の好きな絵本作家は、Maira Kalman
顔の表情、色の組み合わせが良いなと思ったそうです。
皆さんも好きな絵本作家さんの、何が良くて惹かれるのかをよく見て取り入れてみてください。
「高畠先生の絵本は、洋服とかもカラフルで素敵ですが、どんなお洋服にしようと、どう考えるのですか」という質問に
「ファッションのことは詳しくないので、ファッション誌を見て描いています」とおっしゃっていました。
また背景を見て洋服の色は考えるそうです。
この後は、実際に絵を描いていただきます。
画材も持って来てくださっていました。
絵の具は基本、アクリルガッシュの 赤・青・黄・黒・白の5色を混ぜて使われています。
紙はケント紙を使用します。
今回は皆さんのリクエストで、犬と猫の絵を描くことになりました。
まずは背景を塗ってから、犬と猫を描いていきます。
完成されるまで近くで見ることが出来て、皆さん大満足です。
完成したイラストは、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。
少し休憩をして、どういう風にお話を作るか、高畠先生のアイデアをお聞きしました。
ノートかスケッチブックに、32ページのコマ割りを描いて、
描きたいイメージで先に絵を描いていきます。
その絵からアイテムを見つけ、話の展開を考えるそうです。
例えば、動物→コンテナ→大きな船 この3つのアイテムから、大きな船に動物がコンテナで運ばれているという基本の話が出来ます。
10ページにコンテナが登場して、次のページに大きな船を描くと先に決めて、その前後どう展開するのかを考えます。
絵本は構図も大事です。
では、皆さんに好きな絵本を持って来て頂いたので、その絵本のページをノートに描き写してみましょう。
構図・文章の位置・流れを意識して描き写します。
構図が引いている・寄っているなど、なぜこうしたのか狙いが分かってきます。
ページをめくることを意識して、展開を楽しんでみてください。
絵本を制作する上で、構図に迷った場合は、自分の好きな絵本を見て参考にすると良いですよ。
次回の授業では、絵本を一冊仕上げてきてください。
何度も読みたくなるような面白い絵本に仕上げてください。
2ヶ月後ですが、時間がないほど良いアイデアが出ます。
皆さん頑張って!
授業が終わってからもダミー本の講評をしていただきました。
高畠那生先生、長い時間ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
絵本とイラストを学べる「絵話塾」からのお知らせです。
絵話塾のガイダンスを下記の日程で行います。
各回5名で興味のある方は、ギャラリーVie絵話塾までお問い合せください。皆さん待っています!
2022年絵本とイラストを学ぶ
絵話塾のガイダンス
4月16日(土)
p.m2:00~
4月17日(日)・23日(土)
p.m5:00~
4月24日(日)
a.m11:00~
………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807
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「はじめまして。高畠那生です」
高畠那生先生は、ピンポイントギャラリーの絵本コンペで入賞。
また講談社の絵本新人賞で佳作を受賞され、その後に絵本作家としてデビューされました。
高畠先生の絵本は、ストーリーも面白く子どもに大人気です。
2年前ですが、マクドナルドのハッピーセットに付いてくる絵本『ブロロン どろろん』の作者です。
ハッピーセットの絵本は、親子間で問いかけのできる絵本になっていて、サイズも小さくおもちゃ感覚で遊べる絵本になっています。
最近『ブロロン どろろん』が、サイズも大きくなって小学館から出版されました。
書店に並ぶということで、表紙も更にインパクトのあるイラストに変更されたそうです。
印刷会社も違うので、色の発色も違いますね。
高畠那生先生の絵本は、絵を見ているだけでも面白く、ストーリーも分かりやすいです。
『みて!』は、文字をなるべく少なくして、絵を見て楽しんでもらう絵本です。
テレビ番組(映画)の中で字幕があると、字幕を追ってしまって、画面に集中出来なくなるなと感じ、
絵本も文字が多いと絵に集中出来ないと思ったそうです。
少ない情報の中から絵本を読んでもらいたいと思って『みて!』を制作されたそうです。
絵本作家になる前の話もお聞きしました。
はじめの頃は絵を描くときに、この人の絵が好きだな、こんな絵を描きたいなと思う絵本作家を見つけて真似て描いてみたそうです。
高畠先生の好きな絵本作家は、Maira Kalman
顔の表情、色の組み合わせが良いなと思ったそうです。
皆さんも好きな絵本作家さんの、何が良くて惹かれるのかをよく見て取り入れてみてください。
「高畠先生の絵本は、洋服とかもカラフルで素敵ですが、どんなお洋服にしようと、どう考えるのですか」という質問に
「ファッションのことは詳しくないので、ファッション誌を見て描いています」とおっしゃっていました。
また背景を見て洋服の色は考えるそうです。
この後は、実際に絵を描いていただきます。
画材も持って来てくださっていました。
絵の具は基本、アクリルガッシュの 赤・青・黄・黒・白の5色を混ぜて使われています。
紙はケント紙を使用します。
今回は皆さんのリクエストで、犬と猫の絵を描くことになりました。
まずは背景を塗ってから、犬と猫を描いていきます。
完成されるまで近くで見ることが出来て、皆さん大満足です。
完成したイラストは、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。
少し休憩をして、どういう風にお話を作るか、高畠先生のアイデアをお聞きしました。
ノートかスケッチブックに、32ページのコマ割りを描いて、
描きたいイメージで先に絵を描いていきます。
その絵からアイテムを見つけ、話の展開を考えるそうです。
例えば、動物→コンテナ→大きな船 この3つのアイテムから、大きな船に動物がコンテナで運ばれているという基本の話が出来ます。
10ページにコンテナが登場して、次のページに大きな船を描くと先に決めて、その前後どう展開するのかを考えます。
絵本は構図も大事です。
では、皆さんに好きな絵本を持って来て頂いたので、その絵本のページをノートに描き写してみましょう。
構図・文章の位置・流れを意識して描き写します。
構図が引いている・寄っているなど、なぜこうしたのか狙いが分かってきます。
ページをめくることを意識して、展開を楽しんでみてください。
絵本を制作する上で、構図に迷った場合は、自分の好きな絵本を見て参考にすると良いですよ。
次回の授業では、絵本を一冊仕上げてきてください。
何度も読みたくなるような面白い絵本に仕上げてください。
2ヶ月後ですが、時間がないほど良いアイデアが出ます。
皆さん頑張って!
授業が終わってからもダミー本の講評をしていただきました。
高畠那生先生、長い時間ありがとうございました。
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絵本とイラストを学べる「絵話塾」からのお知らせです。
絵話塾のガイダンスを下記の日程で行います。
各回5名で興味のある方は、ギャラリーVie絵話塾までお問い合せください。皆さん待っています!
2022年絵本とイラストを学ぶ
絵話塾のガイダンス
4月16日(土)
p.m2:00~
4月17日(日)・23日(土)
p.m5:00~
4月24日(日)
a.m11:00~
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ギャラリーVie 絵話塾 村上政行
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