FF7Rをやると、現代の子供たちが育ちにくい理由が分かる

あの自動販売機はどうみても現代人風RPG改だよね
現代人風RPGというのは「ボス前にセーブポイント」「ボス前で全回復」の２種類（つまりボスのタイミングが丸わかり）
更にそこに自動販売機のおまけつき・・・それが「現代人風RPG改」
昔のゲームはダンジョンに全回復はあっても（基本ほとんどないけど）ボス手前にはなかったし
セーブポイントも中間地点とかはあるにしても、ボス手前には無かった
ましてやボス手前でアイテムが買えるなんてあり得ない
つまりダンジョンに入る時は「ザコと戦って傷ついてMP減って消耗品も減ってその上でボスに勝つ」という戦略が求められる
誰も助けてくれないのだ
もう一つ言えば難易度を選べるゲームがほとんどになったのも最近の主流
難しかったら難易度を下げれば良いだけ、どうやって勝つかという工夫を凝らさなくて済むのも現代風

インターネットもそうだけど、今はネットを探せばすぐに答えが見つかる
ゲームですらこんな「用意された答えを選らばされている」ようなゲームが多い
勿論そういうゲームばかりではないが、昔に比べて圧倒的に多いのは事実（というか昔はそんな親切なゲームは無い）

どういうことになるのかというと、現状で頭を使って捻りだす工夫みたいなことをしなくなってしまったのだ
無意識にすぐ「ググる」癖がついてしまっている
これは仕事をするうえではとても残念な癖
仕事をしている時に出てくる問題はネット上に載ってないものばかりだからだ
似たようなケースの似たような回答は出てくるかもしれないが、ピンポイントで全てのケースが当てはまるのはあり得ない
接客での問題なら、相手の性格や現状を理解した上での対応を求められる
そんなもの一つ一つのパターンに合わせての答えがネット上に載ってるわけがないし
目の前（もしくは電話越し）にお客がいるのにネットで調べてる暇なんて無い
対応マニュアルを探してる暇も無い（一瞬でも間が開けばそれで終わり）
つまり、一瞬で最善の回答を導き出す能力が必要になるわけだ

ゲームですらこんなヌルい（難しければいいという問題ではないが）仕様が流行る時代
ネットを調べたら何でも答えが出てくる時代（さっきと言ってること矛盾してるけど、違いは言わなくても分かるよね？）
今の若い人がある意味かわいそうではある