性差医療

これは俺も全く知らなかったことなのだが

『同じ疾患に対する危険因子（リスクファクター）でも寄与度に男女差がある場合があること
同じ医薬品でも効果に男女差がある場合がある』

という事が分かってきているらしい

『いずれにしても男性を基準として作成した診断方法や治療方法をそのまま女性に適用した場合
最良の医療とはならない可能性がある。
性差医療とは、これらにおける男女差を研究し、医療に反映させようという行いである。』

wikipedia参照

しかしそれが分かってきているのに直ぐに統一している気配が無いのは
一般大衆には知らせなくてもいいと思っているのか
それとも、まだ男性中心の社会が根強く残っているのか定かではないが


今まで読んでいた小説を読みきった
これを知ったのもこの本からなのだが
本当に凄い、小説家というものは

俺は別に小説家になりたいと思っているわけではないが
人を感動させる文字列というものを書いてみたいと言う思いが少しばかり増した気がした

この小説はハッピーエンドでもバッドエンドでもないのだが
なんというか…終わり方が凄すぎる
泣けるような話じゃないのに少し目頭が熱くなったのを覚えている
俺はまだまだ未熟だという事を思い知らされる良いお手本になった

漫画やライトノベルが子供用の本という事
お母さんに

『もっと小説を読め』

と散々言われてきた意味がこの歳になってよく分かった

別に漫画の評価が下がったわけではない
ただ、全く別物なのだなと思った
『本』と、大別されてはいるが中身はそれはもう全然違うものなのだ