自己の存在証明

定期検診で肝臓の機能が若干低下しているので次の検診は肝臓のエコーもいれると言われ
その日に仕事で失敗してそういう時に限って頭痛がきたりすると、夜に不安な気持ちになる
俺は潜在的に血が固まりやすい（血栓ができやすい）ので脳で血が固まるかもしれない
そうなると今日が最後の夜なんじゃないかと思ったりするわけだ

俺は余りにも皆に助けられすぎて、しかもその恩返しもまだ全くできていないという程できていない
そんな状態で死ぬなんて有り得ないし、俺の死体の発見が遅ければアルファも一緒に餓死するかもしれない
皆に助けられるだけ助けられて死ぬって事は俺は何の為に生まれて来たのだ、などとうだうだすることもある

とまあ、結局こんなことは考えても意味がないし
俺より不幸な人は幾らでもいる、極端な例だが君の肝臓を食べたいのヒロインの様に
でも自分にとっては自分が一番大切なのでつい感傷的になってしまうのだ
この記事もそれを愚痴ってスッキリしたいが為に書いている様なもので、別に同情してほしいという訳でもない
それほど不幸なわけでもないし、むしろ助けてくれる人が居る分幸運な方だとすら思える

自分は誰かの何かの支えになっているのか、そんなことは悩んでも意味がないのだ
結局のところ自分が信じた道を生きる事しか、俺にはできないのだから