散文的で抒情的な、わたくしの意見

大河ドラマ、歴史小説、戦国時代のお話が中心です。

実写版「悪魔くん」のオープニング 我が聖なる要求に答えよ

2017年08月22日 | ドラマ
多くの子供向け漫画、特撮は「エンディングテーマが悲しい感じ」なんです。

例えば「タイガーマスク」。「強ければそれでいいんだ、力さえあればいいんだ」というあのエンディング曲は哀しすぎます。

「元祖天才バカボン」、「41歳の春だから、元祖天才バカボンのパパだから、冷たい目で見ないで」。バカボンパパは41歳なのです。これも曲調は哀しい。

まあ「秘密のアッコちゃん」なんかは違います。エンディングは「好き好きソング」。相当シュールです。

実写版「悪魔くん」。白黒作品です。エンディングはハイテンションなんですが、オープニングは「わけわからない」のです。曲かどうかもわからない。呪文です。

「悪魔くんオープニング」
作詞:水木しげる、作曲:八手穀雄、歌:水島早苗

エロイム エッサイム
エロイム エッサイム
地の底よりふみ出でて
タマハリ タムハリ カビオラス
エロイム エッサイム ダギソロモン
我が聖なる要求に答えよ
エロイム エッサイム
エロイム エッサイム

俄然として歌っている水島早苗さんに興味がでてきますが、もう故人のようです。かなり活躍なさった「ジャズシンガー」。でもこの歌はまるで呪文です。

冒頭は古井戸のシーンから始まるのです。

今、10分ぐらい「意味」を検索したのですが「タマハリ」「カビオラス」「ダギソロモン」の意味はわかりませんでした。たしかヘブライ語です。「ソロモン」はソロモン王でしょうね。

DVDで聴いてみると、たしかに「我が聖なる要求に答えよ」と言っています。

変な話ですが、ふと「自分の聖なる要求」は何だろうかと、そんなことを考えました。



幼い記憶の中の大河ドラマ、時代劇

2017年08月22日 | ドラマ
一番遠くの記憶、自分の中の最も昔の記憶。なんなんだろうと思います。

幼稚園の入園式は覚えていません。幼稚園の送迎バスの記憶はなんとなくあります。

4歳、または5歳なんでしょうね。6歳の小学校入学式の記憶はかなりはっきりとしています。

大河ドラマ、親父が見ていたのでしょう。たぶん幼稚園から見ています。たぶん。

「勝った、この勝負もらった」と石坂浩二さんが言っていた。

おそらく「天と地と」です。

これが最も古い記憶。「太閤記」の記憶は全くないので「天と地と」がもっとも古い記憶です。

「おわり」と武将が言っていた。「終わり」だと思ってました。「尾張」は流石に幼稚園児にはわかりません。

仲代さんが物凄い形相で「陣ぶれー、陣ぶれー」と叫んでいた。

これはおそらく「新平家物語」ですから小学校になっています。総集編にはこのシーンがなく、NHKにもビデオが残っていないので。このシーンはたぶんもう永遠に見られません。

おそらくですが「南都焼き討ち」のシーンだと思います。

「信長様、猿も年をとりました」。老いた秀吉が非常に悲しげに言います。秀頼の成人は見られないという哀しみです。

これは大河じゃないかもしれませんが、よく覚えています。でも誰が秀吉を演じていたのか、顔が浮かびません。

これは明確に大河じゃないですが、洋装をした武人が剣を片手に馬にのり、鉄砲隊の中に突入していく。そして死ぬ。

洋装から考えて「土方歳三の死」だと思います。古い古い記憶です。

VHSテープが家庭に本格普及したのは1978年頃だろうと思います。

その前までは「大河ドラマは二度しか見られない」のです。本放送で一回、土曜日の再放送で一回。

小学生までは必ず二回みていたのですが、中学になると部活があり、土曜の再放送が見られなくなりました。でも時々はさぼって家に帰り、見ていたことを思い出します。