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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

目指せタコのパウル君・その5 ~ 準々決勝・答え合わせ

2010-07-04 18:50:19 | Weblog
オランダ、ウルグアイ、ドイツ、スペイン。

ベスト4出揃いましたね。予想は、ブラジル、ウルグアイ、ドイツ、スペインだったので、勝敗だけなら的中率75%。偶然ラインの50%はかろうじて超えたという感じでしょうか。

それでは、試合内容も含めて、予想と結果を比べてみます。

(オランダ対ブラジル)
// 予想
ブラジルが2点を先取、オランダも1点返すが追いつかず2 - 1でブラジルの勝利

// 結果
前半の早い時間いに、ブラジルが先制。その後も、ブラジルペースで前半終了。しかし、後半に入ってすぐ、オウンゴールをオランダに献上。さらに、オランダが追加点。焦りからか、ブラジルは主将のメロがボールを早く取ろうと、倒れた相手選手を踏みつけて退場。オランダペースのまま試合終了。2 – 1でオランダの勝利。

// 評価
ブラジルが先制して、試合の主導権を握るという予想は、前半までは当たっていた。しかし、前半の終盤、ブラジルは再三のチャンスでゴールを決めきれず、結局追加点を挙げることが出来なかった。これがオランダの反撃を招く結果となり、予想とは違う展開となった。

ブラジルは、カカの調子がいま一つで、得点力に厚みがなかった。要となる中心選手の出来を事前に読みきれなかったことが、予想が外れた原因の一つ。

また、オランダに逆転された後、気持ちの動揺からか、ブラジル選手の動きが精彩を欠き、退場者を出すまでに至ったことも想定外。ブラジルは、前回のドイツ大会でも、盤石の勝利を続けて勝ち上がってきたにもかかわらず、苦しんでいたフランスにあっさり負けている。

リードされたり、点が取れなかったときの、精神的弱さを計算に入れる必要があった。

過去四試合の得失点差と失点は、オランダ+5の2、ブラジル+6の2。結果は、2 – 1でオランダ。この程度の得失点差の違いは、勝敗予想の判断根拠にならないということか。

(ウルグアイ対ガーナ)
// 予想
堅守のウルグアイがガーナの攻撃を抑え込み1 - 0でウルグアイ勝利

// 結果
前半終了間際に、ロングシュートでガーナが先制。後半の早い時間にウルグアイがフォルランのフリーキックで同点に追いつく。延長戦後半の終了直前、ガーナはスアレスのハンドからPKをもらうが、ギャンが外して、逆転ならず試合終了。PK戦でウルグアイが勝って、ウルグアイの勝利。

// 評価
勝敗は当てたが、試合展開はまったくの予想外。原因の一つは、ウルグアイが守りから入らず、前半から積極的に攻めたこと。その結果、ディフェンスが普段より手薄になって、ガーナの先制点につながった感がある。

準々決勝で、戦術を大幅に変えてくるのは、第四試合のパラグアイでも見られた。また、決勝一回戦の日本も、デンマーク戦で使った、直接フリーキックを入れるスタイルを封印して、セットプレーを多用していた。

組織的堅守が売りのチームについては、ここぞという試合で、戦法を変える可能性を、考慮するべきかもしれない。

ガーナは、粘り強くウルグアイの攻撃をしのいで、延長の最後に決勝ゴールを決めかけた。これは、ガーナにとって、これ以外に勝機はないというほどの、最高の展開だったし、予想可能な試合展開だった。むしろ、そのままガーナが勝った方が、想定内と言えただろう。

しかし、その後は想像を絶する展開に。スアレスのハンド、ギャンのPK失敗は、もう神のみぞ知るという領域で、その予想は人知の及ぶ範囲ではないと思う。

決勝一回戦までの成績は、ウルグアイが得失点差+5失点1、ガーナが+1の3。結果は、1 – 1のPK戦で、ウルグアイの勝利。データ上ではウルグアイが断然優位だったが、内容的には僅差の勝ち。アフリカ勢ということから、一種の地の利が、ガーナにあったと見るべきなのかもしれない。


アルゼンチン対ドイツ、スペイン対パラグアイは、その6で。
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