その5からの続き。
(アルゼンチン対ドイツ)
// 予想
両チーム1点ずつ得点して延長戦に突入し、ドイツが追加点を挙げ、その後、アルゼンチンの猛攻をしのいで1 – 2 でドイツの勝利
// 結果
開始早々の前半3分に、ドイツがセットプレーで先制点。その後、アルゼンチンも徐々に攻勢を強めて、再三ドイツゴールに迫るが、あと一歩及ばず。すると、後半23分にミュラー、ボドルスキーとつないでクローゼがゴール。ワンチャンスをものにしたドイツが、その後は主導権を握り、さらに2点を入れて、4 – 0 でドイツの勝利
// 評価
勝敗は当てたが、大差での勝利は予想外。ただ、予想において、ドイツの実力を過小評価しなかったことは、プラス点。
先制点を奪ってから、ドイツが2点目を入れるまでは、基本的には、予想通りの拮抗したゲーム展開。しかし、アルゼンチンの攻撃を、ドイツがことごとく潰して、決定的チャンスを作らせなかったことが、ドイツの次の1点につながった。
アルゼンチンは、ドイツの強靭なディフェンスによって、次第に攻撃のバラエティを失っていき、個人技に頼った単調で散発的な攻めに陥ってしまった。
後半は、劣勢を挽回すべく、メッシがアシストではなく、自らゴールを奪いに行ったが、現在のアルゼンチンには、それを支える組織的な仕組みがなく、彼の力が生かされなかった。
結局、「メッシをどう生かすのか」という問題に、最後まで答えを出せなかったことが、アルゼンチンの敗北へとつなっがた感がある。予想の際、それまでの成績が素晴らしくても、個人と組織の融合など、チームに何か本質的問題点が残っている場合は、大きなマイナス要素と見るべきかもしれない。
過去四試合の得失点差と失点は、アルゼンチンが+8の2、ドイツが+7の2。しかし、結果は、4 – 0 の大差でドイツ。進化するドイツとメッシを生かせないアルゼンチン。その辺がこの大差につながったのだろうか。いづれにしても、この程度の数字の違いでは、勝敗予想の参考にはならないらしい。
(スペイン対パラグアイ)
// 予想
スペインが先制、パラグアイ反撃の時間帯に、カウンターでさら追加点を挙げ 2 – 0 でスペインの勝利
// 結果
パラグアイの堅いディフェンスを崩せないスペイン。再三カウンター攻撃を仕掛けるも、ゴールが遠いパラグアイ。後半の序盤には、両チームとも、PKを貰いながら、それを両チームとも外すという前代未聞の場面も。その後も、膠着状態が続いたが、パラグアイの運動量が落ちてきた後半38分、ペドロのシュートの跳ね返りを、再びビジャがシュートして決め、そのままスペインが逃げ切って、1 – 0でスペインの勝利。
// 評価
勝敗は当てたが、2 – 0の予想は1 – 0の結果に。スペインが追加点を挙げられなかった点が予想外。
試合の序盤、パラグアイは、自陣だけを堅く守るというより、むしろ前に出て、中盤からスペインにプレッシャーを掛ける戦術を選んだ。これが功を奏して、スペインは従来のパスサッカーが出来なくなり、攻撃のペースを乱されてしまった。
スペインがもたついている間に、パラグアイは、何度かカウンターからチャンスを作ったが、あと一歩でゴールを割れなかった。予想通りとは言え、この決定力不足が、パラグアイを最後まで苦しめた。
その後、徐々に動きが落ちてくるパラグアイを、スペインは、短いパス回しでさらに揺さぶり、後半終盤のゴールにつなげた。
ただ、パラグアイのディフェンスが、想像以上に効果的だったために、スペインの先制点が遅かったし、勝利を決定づける追加点も奪えなかった。
これまでの成績は、スペインが得失点差+3の2、パラグアイが+2の1。結果は、1 – 0でスペインの勝利。失点で優るパラグアイが、予想以上に強固な守備を展開して、後半までスコアレス状態が続いたために、試合の行方が分からなくなった。焦ったスペインに、自分のゴール前でファウルを犯すという、普段では考えられないミスが出た。
やはり、スコアレスで延々と試合が続くと、強豪チームであっても、ミスが出てきて、敗退する危険が大きくなる。失点率は、予想を立てる上で、重要な数字と言える。
さらに、パラグアイが序盤に展開したディフェンスは、スペインの武器であるパスサッカーをかなり長時間に亘って、封じ込めてしまった。パラグアイのマルティーノ監督は、賞を貰ったことがあるほどの名将だそうだが、相手のサッカーを分析して、これほど効果的な戦術を生み出したことには感銘を受けた。名将知将と言われている場合は、監督の力量も、予想の際に計算に入れるべきだろう。
事前に予想を立てると、当たり外れはともかく、色々な情報を頭に入れて試合を見るので、観戦がより面白くなりますね。
さあ、いよいよ準決勝。ドイツ対スペイン、ウルグアイ対オランダですね。アルゼンチン戦でのドイツ勝利を見事に当てたタコのパウル君。次の予想も気になるところですね(笑)。
(アルゼンチン対ドイツ)
// 予想
両チーム1点ずつ得点して延長戦に突入し、ドイツが追加点を挙げ、その後、アルゼンチンの猛攻をしのいで1 – 2 でドイツの勝利
// 結果
開始早々の前半3分に、ドイツがセットプレーで先制点。その後、アルゼンチンも徐々に攻勢を強めて、再三ドイツゴールに迫るが、あと一歩及ばず。すると、後半23分にミュラー、ボドルスキーとつないでクローゼがゴール。ワンチャンスをものにしたドイツが、その後は主導権を握り、さらに2点を入れて、4 – 0 でドイツの勝利
// 評価
勝敗は当てたが、大差での勝利は予想外。ただ、予想において、ドイツの実力を過小評価しなかったことは、プラス点。
先制点を奪ってから、ドイツが2点目を入れるまでは、基本的には、予想通りの拮抗したゲーム展開。しかし、アルゼンチンの攻撃を、ドイツがことごとく潰して、決定的チャンスを作らせなかったことが、ドイツの次の1点につながった。
アルゼンチンは、ドイツの強靭なディフェンスによって、次第に攻撃のバラエティを失っていき、個人技に頼った単調で散発的な攻めに陥ってしまった。
後半は、劣勢を挽回すべく、メッシがアシストではなく、自らゴールを奪いに行ったが、現在のアルゼンチンには、それを支える組織的な仕組みがなく、彼の力が生かされなかった。
結局、「メッシをどう生かすのか」という問題に、最後まで答えを出せなかったことが、アルゼンチンの敗北へとつなっがた感がある。予想の際、それまでの成績が素晴らしくても、個人と組織の融合など、チームに何か本質的問題点が残っている場合は、大きなマイナス要素と見るべきかもしれない。
過去四試合の得失点差と失点は、アルゼンチンが+8の2、ドイツが+7の2。しかし、結果は、4 – 0 の大差でドイツ。進化するドイツとメッシを生かせないアルゼンチン。その辺がこの大差につながったのだろうか。いづれにしても、この程度の数字の違いでは、勝敗予想の参考にはならないらしい。
(スペイン対パラグアイ)
// 予想
スペインが先制、パラグアイ反撃の時間帯に、カウンターでさら追加点を挙げ 2 – 0 でスペインの勝利
// 結果
パラグアイの堅いディフェンスを崩せないスペイン。再三カウンター攻撃を仕掛けるも、ゴールが遠いパラグアイ。後半の序盤には、両チームとも、PKを貰いながら、それを両チームとも外すという前代未聞の場面も。その後も、膠着状態が続いたが、パラグアイの運動量が落ちてきた後半38分、ペドロのシュートの跳ね返りを、再びビジャがシュートして決め、そのままスペインが逃げ切って、1 – 0でスペインの勝利。
// 評価
勝敗は当てたが、2 – 0の予想は1 – 0の結果に。スペインが追加点を挙げられなかった点が予想外。
試合の序盤、パラグアイは、自陣だけを堅く守るというより、むしろ前に出て、中盤からスペインにプレッシャーを掛ける戦術を選んだ。これが功を奏して、スペインは従来のパスサッカーが出来なくなり、攻撃のペースを乱されてしまった。
スペインがもたついている間に、パラグアイは、何度かカウンターからチャンスを作ったが、あと一歩でゴールを割れなかった。予想通りとは言え、この決定力不足が、パラグアイを最後まで苦しめた。
その後、徐々に動きが落ちてくるパラグアイを、スペインは、短いパス回しでさらに揺さぶり、後半終盤のゴールにつなげた。
ただ、パラグアイのディフェンスが、想像以上に効果的だったために、スペインの先制点が遅かったし、勝利を決定づける追加点も奪えなかった。
これまでの成績は、スペインが得失点差+3の2、パラグアイが+2の1。結果は、1 – 0でスペインの勝利。失点で優るパラグアイが、予想以上に強固な守備を展開して、後半までスコアレス状態が続いたために、試合の行方が分からなくなった。焦ったスペインに、自分のゴール前でファウルを犯すという、普段では考えられないミスが出た。
やはり、スコアレスで延々と試合が続くと、強豪チームであっても、ミスが出てきて、敗退する危険が大きくなる。失点率は、予想を立てる上で、重要な数字と言える。
さらに、パラグアイが序盤に展開したディフェンスは、スペインの武器であるパスサッカーをかなり長時間に亘って、封じ込めてしまった。パラグアイのマルティーノ監督は、賞を貰ったことがあるほどの名将だそうだが、相手のサッカーを分析して、これほど効果的な戦術を生み出したことには感銘を受けた。名将知将と言われている場合は、監督の力量も、予想の際に計算に入れるべきだろう。
事前に予想を立てると、当たり外れはともかく、色々な情報を頭に入れて試合を見るので、観戦がより面白くなりますね。
さあ、いよいよ準決勝。ドイツ対スペイン、ウルグアイ対オランダですね。アルゼンチン戦でのドイツ勝利を見事に当てたタコのパウル君。次の予想も気になるところですね(笑)。