乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
12月31日(日) [地デ] 19:15〜23:45『第68回NHK紅白歌合戦』に乃木坂46が出場
12月31日(日) [地デ] 23:45〜元日05:00 TBS『CDTVスペシャル!年越しプレミアムライブ2017→2018』
01月01日(月) [地デ] 18:00〜21:00 テレビ朝日『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2018お正月スペシャル』に、乃木坂46から生駒里奈、生田絵梨花、白石麻衣が出演
乃木坂46「インフルエンサー」の2017年日本レコード大賞受賞、本当におめでとうございます!
紅白歌合戦にしても、レコ大にしても、乃木坂は、すんなり初出場ではなく、何とか出たいと願ってから、1、2年はヤキモキする感じでした。
人気上昇と同じく、コツコツ、少しずつしか進めないけど、それでも着実に坂を上っていく感こそ、「乃木坂らしさ」と言える面があった。
「インフルエンサー」が優秀作品賞に選ばれ、初めてノミネートされたときも、下馬評は高かったものの、今回は出場という大きな一歩を記したので、レコード大賞は、来年、再来年あたりに獲れればなあと思っていました。
ところが、いきなりの大賞受賞で、今回は全然「乃木坂らしさ」がなく(笑)、ちょっと面食らいました。
2017年は、これまでと違い、色んなことが小気味良く、トントン拍子で進んでいく雰囲気があって、グループ結成7年目にして、大きく「花開いた」という印象を強く受けました。
レコード大賞受賞によって、「インフルエンサー」が、iTunes Storeトップソングで、前日の62位から、現在4位に大幅上昇。
また、YouTubeのMV再生数は、積み上げ速度が前日の9.3万回/日から、13.6万回/日に加速するなど、各種の楽曲指標を押し上げています。
今夜の紅白歌合戦とCDTV年越しライブのステージもまだ残っているので、こういった「効果」については、年が明けてから、まとめて分析したいと思います。
レコード大賞のステージは、参加しなかった伊藤万理華と北野日奈子に代わって、鈴木絢音と能條愛未が出演しました。
ただ、ポジション的には、まりっかポジに中田花奈、きいちゃんポジは鈴木絢音が入ったようです。
日本有線大賞の「インフルエンサー」では、まりっかポジに鈴木絢音が入りましたが、実は、誰がこの場所で踊るかによって、パフォーマンス全体のテイストが左右される可能性がある。
昨夜のレコード大賞では、止めポイントを明確に設定して、そこまで腕を力強く振り、身体を激しく動かす、いわゆる「パワーダンス」になっていました。
しかし、MV公開直後に生駒里奈がブログで次のようなことを述べています。
これからのテレビなどでの披露の時は
美しく滑らかに動くダンスが出来るようにしないとな!
振り付けの先生の踊り方が
とてもきれているのに穏やかで可愛くてセクシーなんです!!
あれを踊れるようになりたい!
てかならなきゃ!
(生駒里奈の2017/03/02_20:00ブログ)
この記事を初めて読んだ当時は、「振り付けの先生の踊り方」がどんな感じなのか、見当が付きませんでした。
ところが、テレ東音楽祭で「ヒム子」として乃木坂のステージ「乱入」するため、バナナマンの日村勇紀が、ダンスを教えて貰うシーンを観て、衝撃を受けました。
「インフルエンサー」の振り付けをされたSeishiro氏による模範ダンスは、手脚を高速に動かしながらも、あくまで「美しく滑らか」で、しかも背筋がしっかり立って、綺麗な姿勢を保っていて、「穏やかで可愛くてセクシー」と、まるで「天女の舞」といった風情だった。
ここで理解できました。
「インフルエンサー」のダンスは、高速ではあるけど、単なるパワーダンスではなく、繊細さや柔らかさとった、女性的な気品や可愛さセクシーさを目指している。
しかし、高速ながら、優美に見せるには、力強いダンス以上に、腕力が必要で、さらに、ハイレベルなセンスが求められる。
バナナマンの日村を前に、Seishiroさんは、いとも簡単にさらさらと踊っていたけど、それが出来る人は、そうそうはいない筈です。
実際、17th選抜で、高速ダンスを「天女の舞」にまで持っていけるメンバーは、伊藤万理華しかいなかった。
ただ、まりっかは、あまり目立たない3列目で、フロントと2列目のダンスが中心イメージを決定する、通常のフォーメーションでは、振り付けが意図した、優美な気品といったものは表現でなくなってしまう。
思うに、パフォーマンス中盤から、伊藤万理華をフォーメーション中央という、非常に目立つ位置に配する「秘策」は、こういう経緯で誕生したんじゃないでしょうか。
伊藤万理華に、柔らかさ、滑らかさ、伸びた背筋、動かない体幹といった、振り付けが本来目指したコアイメージを表現させ、それを全体ダンスに流し込んでいく。
観客や視聴者は、中央で「天女の舞」を踊る伊藤万理華を、かなりの時間眺めるので、ただ高速で力強いだけではない、「インフルエンサー」ダンスの真髄を心に焼き付けていく。
伊藤万理華のポジションとダンスは、「インフルエンサー」のパフォーマンスにとって、極めて重要な核だった。
しかし、まりっかの「卒業」によって、事態が急変する。
まりかのインフルエンサーは乃木坂1でした。
なんとか、紅白など披露する時、覇気が少なくならないようにがんばるからね!!
(生駒里奈の2017/12/24_10:30ブログ)
彼女が提供してきたコアイメージ、そして彼女がいたからこそ、敢えて設けたポジション。
伊藤万理華に代わり、これらを背負えるメンバーがいるのか?
有線大賞のステージでは、鈴木絢音がそこに入り、意外なことに、かなり上手くやってのけます。
あーちゃんは、まりっかのダンスを間近で眺め、その姿勢の良さに気づいたそうです。
この洞察が有線のステージに生かされて、体幹がぶれない、立ち姿の美しさを意識した踊りを、まりっかポジションで展開します。
振り付けコンセプトのコアのコアを押さえたことで、何とか様になるイメージを発信することが出来た。
一方、レコード大賞でまりっかポジションに入った中田花奈は、『乃木坂工事中』で披露したコアリズムダンスのように(笑)、動かない部分がないくらい、ダイナミックに全身を動かして踊るのが持ち味で、伊藤万理華のダンスを再現するには、タイプとしては、もっとも向かないメンバーです。
そのため、「天女の舞」という中核イメージをある程度放棄し、代わりに、ポイントごとにしっかりフリが揃うことを、優先させたのだと思います。
結果、これまでのステージと比べ、より「パワーダンス」の側面が強調されたパフォーマンスになった。
フリがよく揃うと、団結力が高まるので、レコード大賞という大きな舞台に臨むにあたって、そこが重視されたのかもしれない。
鈴木絢音を起用した場合は、全体ダンスが、まりっかの入った従来型に近くなり、中田花奈を抜擢した場合は、パワーダンス型に近くなる。
「インフルエンサー」パフォーマンスの方向性を決めているのは、実は、まりっかポジションに誰が入るかで、それほど伊藤万理華は大きな存在だったと言えます。
数時間後に迫った紅白のステージでは、レコード大賞と同じく、中田花奈が入るようなので、キレが重視された「パワーダンス」になる可能性が高い。
Seishiroさんは、乃木坂「インフルエンサー」のレコード大賞受賞を祝福するツイートで、以下のように述べています。
みんなの努力を本番ギリギリまでたくさん見てきました。
たくさん追求してくれて大事に踊ってくれてありがとう!
(Seishiro Akidomi 氏のツイッターアカウントより)
限られたメンバー、限られた練習時間の中で、乃木坂として、どんなパフォーマンスを披露するのか。
そこには、最初の振り付け意図を越えた判断がなされることもあって、「本番ギリギリまで」、答えを「追求」する必要があるのかもしれません。
ダンスの意図を理解することは、フリの手順を覚える以上に重要なことで、鈴木絢音は相当な素質を持っていると思います。
そして、運営スタッフは、あーちゃんの高い素質を見抜いて、有線大賞という大舞台で、まりっかポジに起用したのでしょう。
生駒里奈は、「美しく滑らかに動くダンス」と核心を読み取り、目指すべき方向を把握している。
また、生駒ちゃんは、『うたの夏まつり』で「サイレントマジョリティー」をセンターで踊ったとき、平手友梨奈のダンスのポイントを見抜き、その後、長く話題となったパフォーマンスを披露することになる。
さらに、舞台『すべての犬は天国へ行く』でメリィを演じたときは、無邪気さと残酷さが共存する役を、意識して明確に作り上げ、自分に求められているものの本質を理解する、桁外れの才能を、何回も見せつけている。
鈴木絢音や生駒里奈を始め、ダンスセンスのあるメンバーを選抜前列に起用すれば、伊藤万理華「卒業」というグループの大きな危機を乗り越えられると思います。
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// 最近のツイート抜粋
アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント
レコード大賞の「インフルエンサー」は、身体を激しく動かすパワーダンスで一つのやり方。ただ、この振付には、体幹を動かさず、ゆったり手脚を動かし、軽く仕上げる部分もある。伊藤万理華は、平手友梨奈と並び、こういった緩急、動静、剛柔の対比を表現出来る踊り手で、彼女が入るとダンスが締まる
10:21 - 2017年12月31日
乃木坂46「インフルエンサー」が、2017年日本レコード大賞受賞により、iTunesトップソングで順位が急上昇。現在9位で、今年3月23日以来282日ぶりのTOP10復帰。勢いを考えると、グループ初の1位獲得も視野に。紅白のステージでバナナマン日村とコラボするかどうかは、順位を左右する一つの焦点になる
0:04 - 2017年12月31日
生駒が前に出るシーンや桜井が座る場面はインフルエンサーの見せ場なので、紅白では端折ったり斜め撮りせず、正面から映して欲しい。伊藤万理華が受賞ステージにいないのは本当に残念。ここに至るのに、まりっかの力は不可欠だったと思う。彼女に代わる乃木坂パフォーマンスの新しい軸の登場を期待する
23:11 - 2017年12月30日
乃木坂46「インフルエンサー」、レコード大賞受賞おめでとう!歌謡曲っぽいアレンジの上、カメラはアップや斜めが多く、やや勝手が違ったけど、力強い踊りで、俯瞰で映ったシーンは良く揃った印象。iTunesトップソングは42位。紅白プラスでTOP10を狙える位置。欅坂は「風吹か」9位、「不協和音」127位
22:32 - 2017年12月30日
「インフルエンサー」で伊藤万理華が登壇すると、シャープな動きに目が釘付けとなり、残像効果か、全体ダンスも鮮やかな印象を受ける。今後の歌謡祭、まりっかが出ないなら、入念なリハが必要と思う。特段の音楽ファンでない、普通のお茶の間は見方が厳しい。個人的には、紅白で再度のサプライズを期待
16:55 - 2017年12月23日
まりっか、スーパーライブ出演、本当にありがとう!姿を見つけたときは、胸が熱くなった。さらに伊藤万理華が加わると、ダイナミックな動きがダンス全体を躍動させ、久々に鳥肌が立った。ステージ後、「インフルエンサー」のiTunesトップソングは圏外から90位へ爆発的に上昇。凄まじい効果が出ています
23:16 - 2017年12月22日
2017年の音楽シーンで、欅坂が乃木坂を越えたのは認めざるを得ない。平手友梨奈を中心とするパフォーマンスには圧倒的な魅力があった。しかし、それを上回るステージを実現して、真のライバルになりたい。万理華が卒業しても、乃木坂には豊富な人材が控えている。運営が選択を誤らなければ、必ず出来る
23:26 - 2017年12月21日
伊藤万理華には、ぜひ年末のステージに立って欲しい。パフォーマンスの要というだけでなく、個人PV、アンダー改革と乃木坂を支えてきたまりっかには、スーパーライブ、レコ大、紅白全出場というグループ初の晴れ舞台で、自身の卒業を華やかに飾って欲しい。あなたが浴びるべき光を存分に浴びて欲しい
20:14 - 2017年12月20日
有線大賞を逃したのは残念だけど、乃木坂独自の演劇的ダンスの可能性が拓けたこと、以前から逸材の呼び声高かった鈴木絢音が万理華「卒業」と同時に頭角を現したことなど、大きな収穫があった。聴衆を感動させることこそ最高の賞で、今回そこへ一歩近づけた気がする。今夜はネットを気にせず眠れそう笑
2:37 - 2017年12月5日
もう一つの収穫は万理華ポジに入った鈴木絢音が抜群に踊れていたこと。手脚の動きが速く、止めに力強さがあり、同時に体幹はゆったりキープという、このダンスの基本がしっかり出来ている。また踊りに応じて絶妙な表情を入れ、発するオーラが素晴らしかった。彼女は今後もこのポジ固定で良いと思う
2:34 - 2017年12月5日
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